April 01, 2005

ペットボトルを何本載せるか

頑丈だが重いシティサイクルに乗っている方が、ロードバイクやMTBなど、スポーツタイプの自転車に乗ろうと自転車屋さんに行って選ぶ時、意外と見落とし易いことがあります。参考になる方もいらっしゃると思うので書いておきます。


自転車選びで、個人的には一番に気にしてもいいと思うのが、「重さ」です。チラシや店頭で、値段やギアの数などは書いてあっても、重量は書いていない場合もあります。詳しい人には言うまでもないことですが、一般的な人の間では、あまり話題にならないことなので、気づかない人も多いようです。初めての人は、一台一台持ち上げてみることもしないでしょう。

試しに自転車店の店頭で、シティサイクルと、数万円以上するような自転車を持ち上げて比べてみてください。値段が高ければ高いほど明らかですが、きっとその違いに驚くはずです。そもそも車輪がついているのに、わざわざ持ち上げるという場面は、普段あまりないかもしれません。しかし、走行上もこの重さが重要なのです。

往々にして、お気に入りの色やデザイン、ブランドなどで選びがちです。気に入ったものを買うのも、愛着を生むという点で大事ではありますが、重さも重視すべきです。価格的には、通常同じタイプの自転車だったら、軽ければ軽いほど値段が高くなってしまうのが悩ましいところではありますが、軽さのメリットは小さくありません。

強度と軽さという相反する要素を満たすには、素材や加工精度などにコストがかかるので高くなるのも仕方がない部分はありますが、ゆうにクルマが買えるような値段のものまであります。大きなコストをかけても軽くするのは、それほど走行性能の面での効果が大きいからです。競技などに参加する人でなくても、ネジ一本の重さにまでこだわる人もいます。

そこまではともかく、まず予算の範囲内で、なるべく軽いものを選ぶべきだと思います。出来れば13キロ以内、もっと軽ければ、それに越したことはありません。迷ったら軽い方です。乗ったらすぐわかりますが、こぎ出しの軽さ、坂を登る楽さ、スピードの出やすさ、加速など、全然違うのがわかるでしょう。もちろんサイズや部品など、ほかにも重要な部分はありますが、重さも忘れずにチェックしてください。

ただ重さと言っても、ピンと来ないかもしれません。でも例えば、2リッターの大きなペットボトルを5本とか6本、自転車の前後左右にぶら下げて走っているのをイメージしてみてください。これが一気になくなったら、如何に違うか想像できると思います。

実際に、シティサイクルと比べると10キロくらい違うことも珍しくありません。シティサイクルも、一般的に安ければ安いほど重いようですが、試しに、今乗っているシティサイクルの重さを量ってみてもいいでしょう。自転車を載せるような秤がなくても大丈夫です。抱えて体重計に乗り、体重を引けば重さがわかります。

テレビなどでマウンテンバイクのダートのレースを見たことはありませんか。ぬかるみの急坂を、選手が軽々と自転車を担いで駆け上がっています。街でも、その気になれば歩道橋を担いで渡るくらいは、わけもないことなのです。歩道橋でなくても、いざという時、軽いと何かと便利です。

特に持ち上げるような場所はないから、多少重くてもいいと考えるべきではありません。重さの違いが、走りの違い、ひいては自転車の楽しさにまでつながります。軽さと楽しさが比例するとまでは言いませんが、自転車の楽しさに大きく影響することも確かなのです。




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この記事へのコメント
よく考えてみると、アルミはあっても
クロモリのシティサイクルって見当たらないですね。
Posted by 通りすがり at June 23, 2013 13:23
通りすがりさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
全く無いことはないと思いますが、少ないのは確かでしょうね。用途やニーズ、価格などの点から合わないということなのでしょうね。
Posted by cycleroad at June 24, 2013 23:56
 
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