May 12, 2005

サイクリングのプランニング

川沿いは風が通りやすい自転車で出かける前に、今日はどこへ行こうか、地図などを見ながら、その日の走行プランを考えることがあると思います。そんな時、意外と見落としがちなことがあります。


それは、風向きです。風が弱い日ならいいのですが、結構風があるな、という日のコースは、出来れば風向きを考慮に入れたいものです。家を出るときは、たいしたことがなくても、行き先、例えば海沿いとか川沿いとかでは、強い風が吹いている場合も多いです。

最近は、ネットで局地的な気象情報なども見られるので、出かける前にチェックするのもいいでしょう。普通であれば、帰路が向かい風だと、疲れてくることもあって、つらくなります。行きはヨイヨイでも、帰りが向かい風だと、結構めげます(笑)。

局地的にはともかく、大きく見れば、風が吹く方角は傾向があります。まず、陸地と海の温度差によって風が吹きます。日中、太陽によって陸地も海も暖まりますが、陸地に比べて海水の温度は上昇しにくいため、陸地で空気が上昇し、海上で下降することとなり、地表では海から陸地に向かって風が吹きます。これが海風(うみかぜ)です。

一方、夜間になると陸地の方が海よりも冷えるため、海上で空気が上昇し陸地で下降して、地表では陸地から海に向かう風が吹きます。これが陸風(りくかぜ)です。実際に夜間走ることは少ないでしょうから、基本的には海風が吹いていると考えられるわけです。

例えば、川沿いを走るとしたら、行きに海に向かう方がいいことになります。海風と陸風が入れ替わる朝・夕は一時無風状態となり、それぞれ朝凪(あさなぎ)、夕凪(ゆうなぎ)となりますので、場合によっては上手く利用出来るかも知れません。夕凪を過ぎて遅くなると、風向きが変わってしまうことになります。

海の近くでは海風・陸風が吹きますが、山の近くでも同じような理由により、谷風(たにかぜ)・山風(やまかぜ)が吹きます。谷風は、日中、谷から山の斜面に沿って登るように吹きます。山風は、夜間、山の斜面に沿って谷間に向かって吹き降ろす風です。

そのほかに、季節風があります。冬と夏で風向きが逆で、持続的に吹く風です。冬場は大陸から太平洋に向かって風が吹くので、一般的には北寄りになるでしょう。逆に、夏場は太平洋から大陸に向かって風が吹きます。南よりの風です。これらに加えて、地域によって独特の風向きなどがあるかもしれません。

このような原則を知って、必要に応じて気象情報などをチェックすると、大まかに風向きが予測できるはずです。これを踏まえて、どちらの方面へ行くか決めたほうがいいと思います。もっとも、かなりの強風が吹くことがわかっているなら、あらかじめ中止も考慮すべきでしょう。特に、慣れないうちは。




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この記事へのコメント
はじめまして、クロタマといいます。
私は上り坂と向かい風が大嫌いです。

>かなりの強風が吹くことがわかっているなら

それが、一定方向なら風上に輪行して、
追い風ターボのルンルンサイクリングを企画してしまいます。
今年3月の利根川くだりはちょっと不満足な追い風でしたが。

こんごともよろしくお願いします。
Posted by クロタマ at May 12, 2005 23:00
クロタマさん、こんにちは。コメントありがとうございます。私も、多少の上り下りは仕方ないとしても、向い風は嫌いですね、強い横風もイヤですけど。そうですね、慣れれば輪行しての追い風サイクリングにすればいいですよね。無理して向い風を走ることもないですし。ただ、おっしゃるように、一定方向の風と仮定すればの話ですけど。実際には、単純な風ばかりじゃないですし、風向きも結構変わるときがあるので、行ってみないとわからない部分もありますよね。
こちらこそ、よろしくお願いします。
Posted by cycleroad at May 14, 2005 10:20
 
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