June 21, 2005

アイドリングを自動で減らす

環境省のHPへ自転車で、工場・倉庫街とか港湾地域とか、流通センターなどの場所を通ることがあります。道路沿いには延々とトラックが駐車しており、道路の左端を通るのが事実上不可能です。仕方なく、中央よりを走行することになりますが、人が降りてきたり、間から人が出てくることもあるので、気が抜けません。

でも、そんなことは、いいのです。


一番気になるのは、アイドリングです。エアコンを効かせるためでしょうが、一人しか乗っていないトラックで、積み荷待ちや仮眠の間、何時間もアイドリングしたままです。排気ガス臭いし、ムッとして暑いし、うるさいです。風の気持ちいい季節でも、周囲の車両の排気ガスが臭いので、アイドリングストップして窓を開けている車両は、かなり少ないと思います。

何も、自転車で通る人のことを考えろというのではありません。(考えて欲しいとは思いますが..)そんなことより、膨大な温暖化ガスを排出し、熱も排出し、エネルギーを無駄遣いし、空気を汚しているのです。もちろん、港湾地域に限りません。街の中心部でも、高速道路のサービスエリアでも、郊外のバイパス沿いでも、駐車してアイドリングしているトラックの数は、膨大なものになります。

昨日書いたチーム・マイナス6%の取り組みでは、1日5分のアイドリングを減らそうと提唱しています。1分以上停車するときにエンジンを停止しましょうと呼びかけています。もちろん、そうした取り組みも必要でしょう。アイドリングストップバスなど、信号待ちの間にエンジン停止する車両もあります。

でも、みんなが僅かのアイドリングを減らしているとき、トラックのドライバーは、何時間も延々と、CO2もNOxも煤煙も熱も放出しっぱなしです。チマチマとアイドリングストップする気を一気になくさせる行為です。これ、何とかならないのでしょうか。

いくら燃料を消費しようと一人一人のドライバーの勝手ですし、その環境に対する意識の低さを責めても仕方ないのかも知れません。そんなことより安眠して事故を防がなくては、などの言い分もあるでしょう。そして、そのトラックによる物流があるからこそ、我々の生活が成り立っていることも間違いありません。

しかし、トラックの配車の都合や、待機場所や駐車場の不足、ドライバーの仮眠の為に失われているものは、決して小さいものではないはずです。事実、温暖化ガスの排出は、物流部門で大幅に増大していると言います。ヒートアイランド現象にも無関係ではないでしょう。

トラックメーカーは、強制的にアイドリングをストップさせる車輌だって製作出来るはずです。例えば5分以上停止したままなら自動的にエンジンをストップさせる。ただ、そのままエアコンを作動させてバッテリーが上がってエンジンがかからなくなるのを防ぐ為に、別のバッテリーを搭載すればいいことです。

チーム・マイナス6%エンジンを止めたままでも長時間エアコンを動かせるようにして、走行中に充電する。これだけなら、容易に実現できるでしょう。エアコンといっても、建物と違って、小さな空間です。素人考えですが、断熱と密閉と効率を上げれば、充分実現出来ると思います。

もしバッテリーが無理なら、せめて、別に小出力の発電機を搭載するなどして、排出ガスを減らすことは出来るでしょう。今まで装備されていなかった余分な装置になりますが、長時間アイドリングの弊害を防ぐ機能として、是非搭載してほしいところです。

政府も、排ガス規制だけでなく、強制的アイドリングストップ装置の搭載を義務づけるべきです。自家用車にアイドリングストップを呼び掛けるのも必要でしょう。しかし、走行停止した僅かの間のアイドリングを止めさせる以上に、もっと取り組むべき部分があるのではないでしょうか。




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