July 20, 2005

自転車道でもたらされる未来

自転車道のもたらすものしばらく自転車道の話題から離れていましたが、このブログの主要なテーマでもある自転車道の話を書きたいと思います。


国も自治体も、自転車道の整備をもっとすべきだと書いてきました。それは社会のインフラの整備であるとともに、世界的な趨勢である環境対策であり、都市の渋滞対策でもあります。化石燃料の消費を減らすエネルギー対策であり、大気汚染の減少にも寄与するでしょう。そして、市民の健康を大きく増進することにもなります。

一人一人のレベルで言えば、自転車に乗るようになって、総じて運動不足が解消され、生活習慣病のリスクが減少し、健康的になる人がほとんどでしょう。それならば、全体としても、市民の自転車利用をより増やすための自転車環境の整備は、市民の健康に大いに役立つはずです。

足を動かすことは、脳の活性化にも良いそうですので、長期的に見れば、認知症のお年よりも減らせるかも知れません。介護が必要となる期間も減ると思われます。元気に働ける高齢者も増えるでしょう。このことは、国民医療費の増大を緩和し、年金や福祉の費用の低減に寄与するものと思います。

巷間言われているように、今後進む少子高齢化によって財源が減少し、その予算を捻出するのは難しいかも知れません。しかし道路建設と違って、今ある道路の改修ならば、大きな費用はかかりません。目先の支出より、今後急速にすすむ高齢化社会に対応するための長期的な費用対効果を考えるべきではないでしょうか。



もちろん、自転車道だけあればいいとは言いません。他にも優先すべき重要な政策はあります。しかし、大きく見れば私たちの幸せに寄与すると思うのです。大げさに聞こえるかもしれませんが、健康に長生きする生活にも役立つインフラです。我々市民の税金を、もっと私たち市民の幸せの為に使って欲しいと思います。

このブログを始めて、4ヶ月たちました。少しでも自転車の本来の魅力に気づく人が増え、自転車を本当に理解する人が増え、有益かつ有意義に乗る人が増えたらいいなと思って、毎日一歩ずつですが、文章を書いてきました。幸い、おかげさまで、当初に比べれば、かなり多くの方に見ていただけるようになってきました。

少しでも多くの自転車に関心のある方に、このことも考えてみていただけたらと思います。自転車には、様々な楽しみ方がありますし、人によって使い方も、考え方もいろいろです。自転車の走行空間であるインフラの整備に興味のない方もいれば、異論のある方も多いと思います。

決して押し付けるつもりはありません。自転車に興味があるのであって、自転車をとりまく環境には興味がないという方もいらっしゃるでしょう。ただ自転車や自転車道の持つ、社会的なポテンシャル(潜在的な威力や可能性)についても、思いを巡らせてみていただきたいのです。

そんな方が少しでも増えて、多くの人の間で認知されていくことが、自転車を取り巻く環境を向上させていくと思います。自転車道や自転車レーンも増え、安全で走りやすい道が増えるでしょう。単に正しく自転車のことを理解する人が増えるだけで、マナーが向上し、より安全になっていくことも間違いありません。

もちろんそれが即、社会の諸問題を解決するほど単純だとは思っていません。でも、少しずつでも自転車に乗る健康的で健全な考え方の人を増やす循環を生み、地球環境や省エネにも配慮し、持続可能な社会の形成を促し、ひいては、私たちの社会の未来に大きく貢献していくと思うのです。






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