August 08, 2005

意識が朦朧としたら手遅れか

ハンドル取付用ここのところ、ヒートアイランド現象で熱中症のために救急車で搬送される患者が、以前の2倍に増えているそうです。


確かに最近、熱中症はよく聞く気がします。ただ、そうでなくても、夏は熱中症に気をつけましょうと誰もが言いますし、気をつけているので自分は大丈夫だと言う人も多いでしょう。ところが、今まで熱中症にならなくて済んだのは、単に運が良かったからかも知れません。

ダボなしフレーム用熱中症というと、炎天下での運動に気をつけ、充分水分補給すれば大丈夫だと考える人が多いと思います。ところが、暑い日でなく11月でも死亡事故が起きています。また炎天下でなくても、かなりの割合で室内で起きており、大量に水分を補給していたにもかかわらず亡くなった方もいます。本当はかなり怖いと言えるでしょう。

私も、一緒にいた友人が熱中症になりかかったことがあります。暑い日で、大量に水分は摂っていたものの、手足が痙攣し始めました。結論的には、近くの食堂に入って、冷房で体を冷やす一方、梅干とレモンをたくさん食べさせたので、なんとか回復しました。(一応、後で病院にも行かせました。)

そう、水分だけでなく、汗として塩分が失われていたわけです。塩分が足りなくなると、体に熱が溜まるのに、汗が出なくなってしまいます。自転車の場合、走行中は風で汗が乾くので、汗が出なくなったのに気づかない可能性があります。本人は水分を摂取していたので、熱中症になるとは思っておらず、頭がボーっとしていたらしいのですが、単に暑いからだと思い、途中で自分から休もうともしませんでした。

後から知ったことですが、たまたま周りが気づいたから良かったようです。そのままだったら、もっと深刻な事態になった可能性があったと言われたそうです。事実、一人で自転車に乗っていて気を失い、道に倒れているのを通行人に発見され病院に搬送された例もあると言います。

誰にでも起こりえます。しかも、かなり危ない状態の手前でも、本人はそう感じません。だから、これだけ注意を促されていても熱中症になる人が絶えないのでしょう。気分が悪かったり、めまいがしたり、呼吸が速くなったりしているものの、水分は摂っているので、大丈夫だろうと思ってしまうのが落とし穴なのです。

過信もあるでしょう。そのうち水分補給しようなどと思っているうちに、意識が朦朧として正常に判断することができなくなってしまうのです。そして気を失ってしまい、発見されたときには呼吸停止、多臓器不全で死亡していたという例もあると言いますから怖いです。

めまいや疲労感、虚脱感、頭痛、吐き気、脈が速い、皮膚が蒼白、多量の発汗などのショック症状が見られたら、すでに中程度になりつつあります。症状は思いのほか、早くすすみます。場合によっては、躊躇せず助けを求める勇気も必要かもしれません。また腎臓などは、真っ先にダメージを受けるらしいので、大丈夫でも、念のため病院へ行くべきです。変に我慢して、後遺症が残ってもつまりません。

体力のある人でも、久しぶりに運動をした日、急に暑くなった日、疲れがたまっている時などは危ないと言われています。また、熱中症と言っても、熱虚脱や熱失神、熱痙攣、熱疲労、熱射病、日射病といろいろあって、顔が青かったり赤かったり、冷たくなる場合もあるそうですから、勝手に判断するのも禁物です。

水分補給も、のどが渇いた時では、本当は遅いのです。暑すぎてのどが渇かなくなる時もあります。強制的に、少なくとも30分間隔で水分補給すべきと言いますから、1時間で休憩しても頻度が足りないことになります。運動の前後で、体重が3%以上変動する人、例えば70キロの人なら2.1キロ以上体重の減る人は要注意で、より頻繁に水分補給が必要だと言います。

ボトルホルダーまた、なんと運動開始から30分でも起きる場合もあれば、運動終了後、しばらくたってからというのもあるそうです。ヘルメット、もしくは帽子などで直射日光を避けたり、風通しの良い服装などにも注意する必要があります。出来れば涼しい時間帯に出かけるのがベターです。

ヤフーなどにも地域ごとに熱中症情報が載っていますが、あまりに危険な日は、思い切って中止することも必要でしょう。自転車の場合は、アスファルトの照り返しで、さらに暑いこともありますから要注意です。

塩分ということで言えば、水分の吸収の早いスポーツドリンクの方がいいようです。ただ、ものによっては、100mlあたり数十kcalと高いものが多いので、1リッターも飲めば、ケーキ1個分になってしまいます。それでスポーツドリンクを嫌う人も多いです。

私も、あまり甘いのは好きではないので、お茶などを飲むことが多かったのですが、ナトリウムの補給には気をつけるようになりました。最近は、いろんな種類のドリンクも出ています。是非、飲料を持って出かけ、走行中にも水分補給しましょう。

何時間も連続走行して、どこかで売っていたら水分補給するというのでは、実は危ないのです。街乗りであっても、写真のようなホルダーを付けたり、背中のポケットにボトルを入れておくべきです。これは、非常に大切なことです。意識が朦朧としてからでは遅いのです。




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この記事へのコメント
トラックバックさせていただきました。もし道路の情報あったら宜しくお願いします!!
Posted by hana at August 08, 2005 22:34
hanaさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
クルマでは通ったことが何度かありますが、2号は確かに峠のようなところもありましたね、詳しくないのでお役には立てません。
本人達に現地で、トラックの運転手とかに聞かせた方がいいですよ。ナマで、リアルタイムの情報も聞けるでしょうし。通行止めなど規制もありえますからね。他に、飯が安くて旨いところとか、よっぽど役に立ちます。そういうのも、旅の醍醐味ですよ。
Posted by cycleroad at August 09, 2005 00:23
はじめまして。須賀です。
TBありがとうございました。

熱中症って、ほんまに危険ですね。(-_-
あたしも、あん時は水分を忘れたことを後悔しましたわ……。
いつも持ってるから、よけいにでしたわ。

ありがとです。
ではまた/
Posted by 須賀 at August 09, 2005 22:58
須賀さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、意外と怖いと言いますか、ちょっと油断したときに、体調でも悪かったりすると大変です。誰も、救急車で運ばれたり新聞に載ってしまうなんて考えてないはずですが、後を絶たないわけですし..。
Posted by cycleroad at August 10, 2005 07:31
トラックバックありがとうございます♪
昨日から、真夏の名古屋に出張に来ていてバックにペットボトルのお茶を入れてるんですが、今日からスポーツドリンクにした方がいいみたいですね。
それにしても暑い〜(;_;)

Posted by Wasabi at August 10, 2005 09:23
Wasabiさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
名古屋ですか。なんだか気象予報を見てますと西の方は、東より、さらに数度は暑いようですね。気をつけてください。熱帯夜も続いているようですし、夏バテにも注意ですね。
Posted by cycleroad at August 12, 2005 00:36
 
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