August 18, 2005

タイムマシンとしての自転車

ふだん、自転車に乗るのは、どこか目的地へ向かうためだったり、純粋に運動するためだったりします。


今の時代、何かの機会に引っ越しをした事がある人は珍しくないでしょう。入学、就職、結婚、転勤などで転居する人は多いはずです。しばらくは、元の街に愛着が残っていますが、やがて意識することも少なくなります。訪れる理由はなくなり、まず足を向けることもありません。そんな街が一つや二つ、あるのではないでしょうか。

転勤族でなくても、過去に何度も転居した経験がある人も多いでしょう。私は、生まれも育ちも葛飾柴又..ではないですが、東京とその周辺県なので、生まれた街や育った街、学生時代に一人暮らしをしていた街など、行こうと思えば自転車で行ける街がいくつもあります。ずいぶん、ご無沙汰している街もあります。

全く用事も理由もないのですが、そうした街に、ふと思い立って出かけてみるのも、いいものです。私も、たまに出かけます。もちろん電車と徒歩でもいいのですが、住んでいた地点だけでなく、街全体のあちこちを巡るには、自転車があると便利だったりします。

路地裏だって通れる昔よく行った定食屋がビルになっていたり、通っていた銭湯がマンションになっていたり、風景まで変わっていることもありますが、そこかしこに名残があって、懐かしさがこみ上げてきます。

通っていた床屋がきれいになっているけど、親父さんがまだいた!とか、店員さんは変わったけど、喫茶店が昔のまま残っていた!なんてこともあります。

記憶の糸を手繰りながら、路地をひょいと曲がったり、懐かしい通りをフラフラ走ることも出来るのが、自転車のいいところです。どこの店のおカミさんだったか思い出せないけど、街で懐かしい顔を見つけることも、意外とあるものです。

よく言われることですが、小さい頃に住んだ街だったりすると、サイズがイメージと違うこともあります。この塀、こんなに低かったのかとか、こんなに狭い道だっけ、などということがよくあります。

学生時代に住んだ街なら、道行く人が誰も目にとめない電話ボックスに、切ない思い出が詰まっていたりもするかもしれません。

知らない街、新しく出来た街もいいですが、自分だけの懐かしい場所、思い出が刻まれた街を、特にあてもなく、さまよってみるのもいいものです。名所旧跡を巡る旅もいいですが、自分の歴史を辿る旅も面白いでしょう。まるで、タイムマシンに乗ったかのような気分が味わえます。たまには、そんな自転車の乗り方もいいかも知れません。



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