September 15, 2005

どちらのリスクをとるべきか

先日、自転車に乗っていた時のことです。


前方から、よろよろと近づいてくる自転車があります。女性が顔をハンカチか何かで押さえているようです。ころんで怪我をしたのでしょうか、それとも事故?..と思うまもなく、ふらつきながら近づいて来て、見れば血もにじんでいるようです。大丈夫なのだろうか、と思った瞬間でした。

それは、ケガではないことに気づきました。血かと思ったのは、花か何かの柄のようでした。顔を覆って抑えているかに見えたのは、日ざしをよけていたのです。女性の顔は、そのハンカチで隠れて見えませんでしたが、近づくと年配の女性です。

本文と写真は関係ありません西日が強かったので、片手で顔全体を覆うようハンカチで抑え、片手でハンドルを握っていたのでした。かなりヨロヨロしており、どう見ても危なっかしい状態です。

おそらく無意識に日傘代わりにしていたのでしょうが、それよりもハンドルを両手で握るべきと強く思いました。スピードは出ていませんが、ハンカチで視界も狭く、あまり先まで見えていなかったはずです。

最近、相手が避けてくれると思って、前も見ずにメールを打っている人とか、安全確認もせずに、いきなり脇道から合流してくる人なども多いです。

その意味でも、前方が良く見えないのは、とても危険です。別に、この高齢の女性を非難したいのではありません。むしろ、前が見えなくて危ないですよ、と教えてあげたい気分でした。

日焼けやシミ対策で、女性なら皆、たぶん無意識にそうしてしまうのでしょう。日傘を前にかざして走行する女性もいます。しかし、前方視界をさえぎるのは、衝突や転倒などのリスクが伴います。また特に高齢の方は、骨折した場合、骨がつきにくく、それが原因で寝たきりになる例も多いと言います。

日焼けを嫌がったばかりに、寝たきりになったとしたら、後悔しきれないでしょう。本人は気づかずにしていることも多いので、出来れば家族が注意して、帽子やサンバイザーなどで前方視界を確保し、両手でハンドルを握れるよう、気をつけてあげたいものです。

サンバイザー最近、高齢者を狙った振り込め詐欺や、悪質リフォーム業者などがニュースになります。簡単に大金を手に入れようと、高齢者に対する詐欺を平気で行うことに、罪悪感の希薄な若者も増えているようです。

自分の祖父母だったら、どう思うのだろうと信じられない気もしますが、最近は、核家族化で身近に祖父母がおらず、高齢の方を敬ったり、いたわる気持ちの希薄な世代も多いのかもしれません。

逆に言うと、一人暮らしや夫婦だけの高齢者世帯も増えています。先日の台風の時も、高齢者世帯の避難や防災が問題になりました。空き巣や詐欺、悪質商法にも狙われがちです。詐欺や悪質商法は、どんどん新手の手口も出るので被害は続いています。くれぐれも気をつけて欲しいものです。

今日は9月15日です。平成15年から9月第三月曜日が敬老の日です。いたわるべき、祖父母や高齢の両親がいる方も多いと思います。詐欺に悪質商法に災害や火災など、気をつけたい事柄は多いですが、自転車の事故で死傷する高齢者も増えています。周囲は、自転車の乗り方にも注意してあげたいところです。


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