September 28, 2005

失われたゆとりを取りもどす

横断旗さて、この写真をご覧になって、どう思いましたか。

1.懐かしい!小さい頃、よくあったね。
2.これがどうした?家の近くにもあるよ。
3.何これ?何に使うの、見たことない。



おそらく、答えが分かれたのではないかと思います。ご存じない方のために、一応説明しておきますが、名前は「横断旗」というのが一般的な呼び方のようです。交差点などに備え付けられた箱の中に数本ずつ入れられ、横断歩道で持って横断し、クルマに注意を喚起するためのものです。使うのは、ほとんど子供だとは思いますが..。子供の横断の安全を見守るため、これまた呼び名はいろいろですが、交通指導員が持っていたりもしました。

この横断旗、確かに昔はよく見た気がしますが、最近都内近郊などでは、ほとんど見かけないと思います。ネット上では、都内でも新宿区に箱だけ残っているという記述があったりしますが、ほとんどゴミ箱のようです。全く使ったことのない方もいるでしょう。しかし、地域によっては、今でも普通にあるようです。地元のロータリークラブなどが寄付したりという記事も多々あります。

詳しく調べたわけではありませんが、日本も広いですから住んでいる地域によって、だいぶ違うようですね。私が小さい頃住んでいた地域にはありましたし、もう久しく見ていないので、なんだかとても懐かしい感じがします。

だいたい、横断歩道のどちらか側かに偏ってしまうので、旗がないと、向こう側から渡ってくる人がいるまで、待っていた記憶があります。大人が持たずに渡ってこようとすると、大声で旗を持つよう叫んだりして、必ず旗を待って横断していました。おバカな子供でしたね(笑)。もちろん、ごく小さい頃の話ですが..。

その当時、と言っても、すでに交通戦争とか言われ始めてから、だいぶ経っていたと思いますし、決してクルマが少なかったわけではありませんが、今よりは、横断歩道の手前で止まってくれる人は多かったような気がします。

黄色い横断旗再登場先日、横断歩道を渡ろうとしたら、クルマが凄いスピードで曲がって突っ込んできたことがありました。そこはたまたま人通りの少ない場所だったからかもしれませんが、それでも、そんなスピードを出すなんて、ほとんど狂気の沙汰です。でも、残念ながら時々います。私は幸い避けられましたが、お年寄りなどが渡っていたら、かなりの確率ではねていたことでしょう。

このごろは、見通しの良い横断歩道でも、信号がない限り、横断しようとしている歩行者がいても、その手前で止まろうとするクルマは、以前より少なくなった気がします。常に急いでいるような感じで、ゆとりがないドライバーも多いです。そこで止まらなかったとしても、どうせすぐに信号などに引っかかるわけですし、結果として速く目的地に着くわけでもないのですが、強引に行こうとします。

最近、千葉県の市川市で、横断旗を復活させたという記事を見かけました。今さらという気もしますが、見かけたら、けっこうなごむかもしれません。私は子供でしたが、当時も、横断旗を手にして横断しようとしている子供を見て、ドライバーも急ぐ気持ちが、ふとなごんでいたのかもしれません。

歩行者や自転車も気をつけなければなりませんが、ふだんハンドルを握るドライバーも、初心に帰って歩行者を優先する気持ちを思い出すべきですね。昨日も書いたひき逃げではありませんが、人をはねるリスクを考えたら、急いだりイライラしていて、いいことはありません。もう少し、気持ちにゆとりを取り戻したいものです。



ふと、横断旗のことを思い出して、個人的にはとても懐かしかったんですが、今でも毎日見てる人もいるでしょうね。かなり地域差が大きいみたいですから..。
世の中的には、ゆとりどころか、下手に行く手をさえぎろうものなら、発砲される時代ですからねぇ。和歌山もそうですし、埼玉では、信号待ちでいきなり、ですか。怖い時代です。

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この記事へのコメント
トラックバックありがとうございます☆

私は家から小学校に行くまでに
本当に小さな横断歩道が一つしかなかったので、
(しかも居住者以外の車は通行止めにされていた)
横断旗ってものがありませんでした。

だから、テレビとかで見ていて
うらやましいなぁ〜
なんて思っていた記憶があります。

信号無視は当たり前
みたいになってしまっている世の中で
子どもたちに交通ルールを守らせるには
横断旗は良いアイテムになりそうですね♪
Posted by saoringo at October 16, 2005 01:12
saoringoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですか。場所によってもいろいろですね。
確かに、子供たちに交通ルールへの関心を高めるアイテムとしても有効だと思います。
一方で、クルマを運転している大人の方に余裕がないと言うか、歩行者や自転車に対する弱者保護の姿勢が失われつつあると思います。
そうした大人に対して、あらためて歩行者の安全に対する姿勢を啓発するアイテムとしても使えないでしょうかね。
事故になれば確実に過失を問われるわけですし、事故を起こしてから後悔しても遅いことも、思い出してもらいたいところです。
Posted by cycleroad at October 16, 2005 01:36
はじめまして。
トラックバックからやって来ました。
人見知りなもので、「どなたかな?」と忍び足で。
横断旗について、こんなにキチンと向き合って
くださる方がいらっしゃって嬉しく思います。
「たかが旗、されど旗」....もっと多くの人が
関心をもって交通安全を意識してくれるといいですね。
年に2回でけですが私も「黄色いおばさん」を頑張ります!


....もし、またトラックバックできるような話題
がありました時は、ぜひぜひコメント欄に足跡を
お願いしますね♪
Posted by lonlimlim at October 19, 2005 16:54
lonlimlimさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
キチンと、と言われるとお恥かしい限りです。最近、私の周りでは見ないなと思ったのがきっかけなんです。
考えてみると私の子供の頃に比べると、みな先を急いでいるような気がします。単に昔がよかったと言うわけではありませんが、旗なんか使わなくなったぶん、横断歩道なんか眼中にない人も増えました。
交通安全は、自分のためでもありますから、黄色い旗を見て、余裕のなくなっている運転に気づく人が増えればいいですね。
次回はそうさせていただきます。
Posted by cycleroad at October 20, 2005 12:47
TBコメント恐縮です<(_ _)>
文中、ロータリーについて取り上げていただき
ありがとうございます。私もロータリアンですので
URLはそちらのブログの方を付けておきますね♪
Posted by 別冊編集人 at October 24, 2005 12:51
別冊編集人さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですか、ロータリーの活動をなさってるんですね。確かに、一般には、その活動があまり知られていないですね。駅前クラブだと思っていたというジョークも、あながちシャレにならないこともあるようですし(笑)。
Posted by cycleroad at October 25, 2005 01:23
 
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