October 11, 2005

滅多に起きないらしい出来事

パンク修理キットここ何日か雨や用事などで自転車に乗れませんでした。


当然、自転車はそのままだったのですが、なんと突然パンクしました。家の中でパンクしたのです。普通はあまりないと思います。私は自転車を室内に保管しています。と、言うと中には驚かれる方もいるのですが、スポーツ系の自転車に乗っている人なら、実は室内保管は珍しくもなんともありません。


パワーポンプ
ですから、誰かに悪戯されたという可能性はありません。しかも、ここ数日乗っておらず、最後に乗った時にも問題ありませんでした。普通ならぱ、スローパンクと言って、チューブの小さな傷穴などから、ほんの僅かずつ空気が漏れるパンクは起こりえます。

私もスローパンクの経験はありますが、今回は、たまたま、その前日にもタイヤの空気圧を確認していたので、スローパンクではありません。ですから、タイヤの空気が抜けているのを見て、とても不思議でした。

しかし、すぐスローパンクではない事が判りました。なぜなら、まさしくバーストという感じの激しいパンクの仕方だったのです。タイヤの表面に、長さ3センチくらいの亀裂が出来、完全に穴が空いています。タイヤのゴムがめくれ上がり、タイヤのゴムの中に編みこまれている繊維状のものが、引きちぎれて飛び出ています。小さな爆発があったような穴なのです。もちろん全く心当たりはないのですが..。

チューブ普通なら、パンクの原因となったガラスや金属片などをタイヤから取り除き、チューブの穴をふさぐか、チューブごと交換すれば修理はすみますが、タイヤ自体に穴が空いているのでそういうわけにもいきません。タイヤの穴の修復は不可能です。チューブはありましたが、替えのタイヤがないので、自転車店へ出かけました。

自転車屋さんで、ベテランの店員さんに聞くと、まさにバーストで、稀にあるんだそうです。その店員さんのキャリアが何年かは聞くのを忘れてしまいましたが、その店員さんのキャリアでも2回くらいしか見たことがないと言っていました。いい経験したねと笑っていました。

タイヤの空気圧は、きちんと測って管理していましたから、空気の入れすぎではありません。仕組みとしては、タイヤのゴムが、何らかの原因により一部分だけ薄くなった時、起きることがあるそうです。その弱くなった部分に空気圧が集中してかかるので、何の兆候もなく突然破裂するのだそうです。言われてみれば、穴の周りに沿って薄くなっている感じはしました。

タイヤが部分的に薄くなった原因は不明です。もちろん普通に乗っていて、そこだけ薄くなることはなく、最近はタイヤのゴムの性能もよいので、滅多に起きないそうです。しかも、そのタイヤは、比較的最近替えたばかりでした。新品とは言いませんが、持っている中では一番新しいものでした。空気圧の少ない状態で乗っていて、タイヤのゴムが疲労するような状況ならともかく、そんなこともありません。謎です。

相当大きな音がしたはずだよと言われて、思い出しました。二日前の夜中に、別の部屋にいたのですが、突然パンと大きな音がして、何かが落ちたかと思って見に行きました。でも何も落ちていません。大きな音だったのですが原因はわからず、まさか自転車だとは思わず、そのまま忘れていました。

パナレーサー タイヤゲージ
チューブにも裂け目ではなく、5ミリくらいの完全な穴が空いて、その部分のゴムはなくなっていました。破裂の際の力で、リム(ホイール)が曲がることもあるそうです。今回、リム(ホイール)のバランスも調べてもらいましたが、幸いフレもなく問題はありませんでした。私の場合は、穴が側面でなく接地面だったからかもしれません。

私も通常、パンク修理キットと予備のチューブにインフレーターは持って乗っていますが、さすがにタイヤの予備は持って行きません。万一、出先でこうなったら、応急修理はお札を使えという話を聞いたことがあります。結構お札って強いらしいです。

タイヤの穴に、内側から折ったお札をあてて、チューブを直して空気を入れれば、とりあえず乗れるというものです。やったことはありませんが、今回の状態だったら結構タイヤが崩れていたので、急場はしのげても、かなりキツそうな気はしました。

そう言えば、万一の場合を想定して、冒頭にあるようなパンク修理キットの中に、布のガムテープを少し切って、きれいに丸めて入れてあったのを思い出しました。今回は使うことにはなりませんでしたが、パンク以外でも何かの応急修理には役立つかもしれません。私としては、家の中での突然のパンクとは珍しい体験でしたので、一応こういうこともあるということで記事にしてみました。




◇ ◇ ◇

実は写真を撮ってあったのですが、うっかり携帯の操作ミスで消してしまいました。新しいタイヤとチューブを購入し、古いタイヤとチューブは自転車店で捨ててもらった為、現物も残っていません。普通にしていれば、滅多には起こらないことですから、とくに心配することではないですね。

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Posted by cycleroad at 07:00│Comments(0)
 
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