October 26, 2005

スポットライトを浴びるには

ロードレース自転車に限りませんが、プロのスポーツ選手になってスポットライトを浴びる、なんて夢を持つ人は少なくないでしょう。


ゼンフトさんしかしトップ選手になれるのは、ほんの一握りですから、そう簡単な話ではありません。さらにその中で勝って実績を上げなければ有名選手にはなれません。大多数の一般の人にとっては夢の夢、憧れの世界です。

でも、ちょっと待ってください。本当にそのスポーツが好きなら、違うアプローチもあります。自転車のロードレースファンの方ならご存知だと思いますが、ファンあるいは観客としてスポットを浴びて有名になるという手もあります(笑)。それも下手な選手よりよっぽど知名度の高い、世界的な有名人になれる可能性があります。

ディディ・ゼンフトさん(Didi Senft)というドイツ人ですが、通称の悪魔おじさんと言った方が通りがいいかも知れません。ツール・ド・フランスをはじめとする世界的な自転車レースの中継に、悪魔のコスチュームとシンボルの三つ又の槍を持って写るので有名な人です。世界一有名な観客と言われています。日本ではマイナーですが、欧米におけるロードレースの人気は絶大ですから、かなりの有名人です。

ゼンフトさん年齢は不詳ですが、自称バイシクルデザイナーでドイツに自転車博物館を持っているといううわさもあります。初登場したのは1993年頃らしいですが、以来悪魔ブームを巻き起こし、ヨーロッパなどで子供だけでなく大人でも真似する人が続出しました。道路に槍のマークが書いてあると、ほぼ確実に出没すると言われています。ちなみに大会によって槍の色が違うなどのこだわりもあるようです。

他の観客に記念撮影をせがまれて、気軽に応じることも多いみたいですが、あまりにも有名になってしまったので、スポンサーがついたり、テレビ局のリポーターの仕事をしたりという事が増えてしまいました。それで、逆に中継カメラから嫌われ、極力映さないようにされることも起きたと言います。

ゼンフトさんこういったレースや大会は、ファンにとってはある種のお祭りですから、着飾ったり、目立つことを楽しむ人も多いでしょう。顔やボディにペイントしたり、独自のコスチュームを用意する人もいます。しかし彼のスタイルは、そのオリジナリティー、コンセプト、パフォーマンス、アイデア、どれをとっても出色です。集団でならともかく、個人でここまで徹するには、度胸や愛嬌、何より熱意が必要です。普通はなかなか出来ません。でも有名にならずとも、こうした楽しみ方もアリでしょう。

似て非なるは、昨年のアテネオリンピックの男子マラソンで、先頭ランナーのブラジルのヴァンダレイ・デ・リマ選手に抱きついた、派手な格好のイギリス人です。この人は自動車レースのF1イギリスグランプリでも、コース内に進入しレースを妨害したことでも有名です。こうした世界中のヒンシュクを買う行為は言うまでもありませんが、他のファンからも好かれる名物男(女)を目指すべきです。目指すなら、ですが..。

ビッグ自転車ビッグタンデム

b/9/b9f0130fビッグタンデム

ところで、これらの写真は、この悪魔おじさんことディディ・ゼンフトさんの作った、世界一大きな(?)自転車とタンデム自転車です。大きいものは長さ7.8m、高さ3.7mです。デカけりゃいいってものでもないでしょうけど、よっぽど目立つのが好きな人なのでしょうか。ほかにもいろいろ珍しい自転車を作っているそうです。それも、何より自転車好き、ということのなせるワザなのかもしれません。



東京モーターショーが開催中です。行った人によれば、各ブース凄い人垣の中で日本メーカーの1社だけ悲惨なくらいガラガラだそうです。起こした不祥事の悪質性と、その後のウソの積み重ね、懲りない体質、進まない対策、ほとぼりがさめたと勘違いして驕った態度、相変わらず顧客を省みない対応、どれをとっても救いようがないと話していました。クルマ好きに総スカンを食っているようです。消費者を甘く見て死亡事故にもシラを切り続けたツケは重いということでしょうね。

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この記事へのコメント
悪魔おじさん、私も好きです。
先日UCIのレースを見ていたら悪魔おじさんが映って、

「おおっ、悪魔おじさんだ!」

と、そっちに興奮してしまいました。
お名前はディディ・センフトさんと言うのですね。
悪魔のコスチュームはロードレースで言うところの「魔物」とかかっているんでしょうか。
私も彼のようにオリジナルなロードレースを楽しみたいものです。
Posted by tshinnyo at October 26, 2005 23:07
tshinnyoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
悪魔おじさんファン、隠れも含めて多いかもしれませんね(笑)。
そうでしょうね、日本でも俗にいう「魔物が棲む」ってヤツでしょう。ドイツや他の欧米諸国でも、ことわざはそれぞれでしょうが、悪魔の仕業という感覚は同じなのでしょう。その辺が面白いですね。
何のスポーツでもそうですが、国家や民族意識むき出しにしたりせず、ユーモアのセンスやゆとりを持ちたいものですね。
Posted by cycleroad at October 27, 2005 12:10
 
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