November 06, 2005

すぐ近くに眠っているものは

キャリーバイク開催は11月3〜5日なのでもう終わってしまいましたが、一昨日ちょっと時間を作って東京サイクルショウ2005をのぞいて来たことは昨日も書きました。たくさんの自転車、新製品などが展示されていたので、全ての製品については到底紹介し切れませんが、目についたユニークな製品について、いくつか書いてみます。


ケースに入るケース入り相変わらず、フォールディングバイク、折りたたみ自転車もたくさん出展されていました。見慣れたオーソドックスなものから、ちょっと冒険的な試みのものまでいろいろ出展されています。以前、記事にしたスクートとは違いますが、スーツケース型に収納する製品などもありました。よりコンパクトにし、可搬性を追求しようという方向ですね。似たような製品は以前からありますが、ウェブサイトも製作中なので、新しい会社のようです。

以前紹介した、魔法の箒コンテストで入賞した作品(トライシクルボード)を製品化したものもありました。それが冒頭の写真の「キャリーバイク」です。以前記事にした時も、製品化されていることは知っていたのですが、サイトで見た限りでは、メーカーには失礼ですが、あまり現実的な感じがしませんでした。ところが、実物を見てみると、思ったより乗れそうな感じに見えました。


意外と言ってはなんですが、しっかりとした感じです。ただ、もともとのコンセプトからして、どれだけ日常の中で実用的かという話とは別です。使い方にもよります。しかし、先ほどのスーツケース型は収納するためのケースですが、こちらはスーツケース型のバックの中に通常の荷物を入れて運べるキャリーカートの形をした自転車です。

ですから、自転車を収納してしまうと、他に荷物が入らないというものとは違います。バッグを載せたまま走行することも出来る形です。キャリーカートで自転車を運ぶのではなく、キャリーカートが自転車に変身するというのは、よく考えると違うコンセプトですね。

この製品には試乗したわけではないので、走行性能まではわかりません。いかんせん前輪が小さいので、直進性やハンドル操作、乗り心地との兼ね合いもあると思います。それが理由か、左の写真の一回り大きいサイズも来年から販売するようです。3段変速で乗り心地がアップだそうです。


コロンブス自転車コロンブス自転車形状は違いますが、似たようなコンセプトの商品が次の写真です。もらったパンフレットには、イージーアップウェルビーイングコロンブス自転車と書いてあります。コロンブスの卵は言い過ぎだと思いますが、「移動と運搬の新しいトレンド」となっています。こちらは前後輪とも16インチで、それなりの走行性も期待できます。走行中は無用になりますが、キャリーカート時に安定させるためのキャスターが2輪ついています。

しかし、なんか雰囲気が違うなと思えば韓国の会社です。サイトには韓国語の動画(クリックすると音が出ます)もあって、スーパーまで自転車で行き、そのまま停めておかずに、たたんでカートにして買い物をする様子などが出ています。韓国語なので、私にはなんて言ってるかわかりませんが..。

中国や台湾のメーカーは当然出展していますが、韓国は珍しいです。なにせ韓国人は自転車に乗らないと言います。日本以上に自転車環境が良くないですし、坂が多いとも言いますが、伝統的なものもあるのでしょう。韓国に行くと明らかなように、子供と、大人が公園などで一部遊びやスポーツとして乗るだけで、日常的な足としてはほとんど使われていないようです。

イージーアップ社そんな韓国のメーカーは珍しいなと最初思いましたが、考えてみれば、よく例え話に出てくる靴メーカーと一緒ですね。その話とは、アフリカの発展途上国に派遣された2人の靴メーカーの営業マンが、現地の人が裸足で歩いているのを見て、一人は「この国には靴を履く習慣がない!すぐに帰る。」と本国に打電したのに対し、もう一人は「この国の人は誰もまだ靴を履いていない!無限の市場が広がっている。大至急、送れるだけ商品を送れ。」と本国に連絡したと言う話です。

出展企業を数えてみると中国と台湾合わせて60社程度に対し、韓国は2社です。韓国のメーカーにしてみれば、韓国国内の市場を拡大させるための、コロンブスの卵的発想の商品なのかも知れません。もちろんすぐ隣に、既存の大きな市場があるのですから、乗り込んでもくるでしょう。しかし逆に日本や台湾、中国のメーカーはどうなんでしょう。もしかしたら、すぐ近くに眠っている潜在的な市場を眠らせたままにしているのかも知れません。



フランスの暴動が拡大してますね。アフリカや中東ならいざ知らず、先進国でこれだけ暴動が拡大して沈静化に向かわないというのも驚きます。もちろん、日本のお隣の国々でも、日本に対する抗議のデモがエスカレートしたりすることもありましたが..。会場では中国語や韓国語もけっこう耳にしました。ご近所同士、お互いもっと理解を深めたいものです。

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