November 10, 2005

冬でも乗れる自転車のカタチ

雪上自転車類自転車と言うよりウィンタースポーツと言った方がいいと思いますが、雪上自転車類も、先週の自転車展に出展されていました。なぜ自転車類と書いたかと言いますと、実は似たものがたくさんあって、スノーサイクル、スノースクート、スノープル、スキーバイククロス、スノーバイク、スノーボブ、スキーバイシクル、ポールボード、スキーバイク、バイクボードなどの種類があるのです。


結局のところ、いくつかのタイプはありますが、同じカテゴリーでも正式な呼び方が定まっていなかったり、固有の商品名が有名だったり、いくつか呼び方があったり、いろいろ混在しているのが現状のようです。冒頭の写真の一番右はポールボード、スキー用具でも有名なK2のロゴが入っているのがスノーサイクル、重なって見にくいですが、その左がスキーバイククロス(SBX)です。

スノースクートスノーサイクルは、ハンドルとサドルにあたる部分があり、腰掛けて乗ります。足にも短いスキーをつけて、左右に足を広げて雪上に足をつけて滑るようです。安定するわけです。ポールボードは、自転車と言うよりキックボードに似た形で、サドルに当たる部分もありません。

こちらは、スノースクートです。ハンドルとフレームはありますが、やはり座って滑るものではありません。フランスで発明されて15年ほどですが最近愛好者や滑走できるゲレンデも増えつつあります。まだまだ珍しいスポーツですが、初めてでも比較的容易に滑れるようになるそうです。やはりハンドルがあるぶん、安心感があるのでしょう。初心者でも半日か1日もあれば、ほとんど転ばなくなると言います。

スキーサイクルは、スキーバイクやスノーバイク、スノーボブとも呼ばれるようですが、正直、その違いは、よくわかりません。基本的には同じか近いもののようですが、それぞれ多少の違いがあるのかもしれません。しかし、こちらは19世紀まで遡る歴史があり、直接は50年ほど前に考案されたシットスキー(座るスキー)やシングルトラックスキーが原型のようです。

スノーバイクこちらは確かに以前からありました。私もずい分昔に、このスキーバイクがスキー場の係員詰め所に置いてあるのを見た記憶があります。その当時はその存在を知らず、個人で作ったように見えたので(作ったのかも知れません)、ユニークな人がいるなあと、ずいぶん印象的だったのを覚えています。こちらも半日もかからずに乗れるそうなので、スキーが出来ない係員用だったのかもしれません。ちなみに折りたたみ式もあるそうです。

ところで、これらの雪上のバイクやバイシクル、またはサイクルですが、よく考えると、ハンドルとサドルくらいしか、自転車と共通点がありません。スノースクートなどはハンドルだけです。何と言っても、これら雪上自転車、(と言っていいのかわかりませんが、)と陸上自転車の違いは、タイヤやペダル、ギアやチェーンがないことです。(ちなみにブレーキもありません。)つまり、基本的には斜面を下るだけです。以前紹介した氷上自転車と違い、蹴って進むのは別として、自ら漕いで移動できないのです。

変り種自転車サイクルショーのような展示会を見てると、とてもイマジネーションが刺激されます。いろいろ見てるだけで、様々なアイデアが浮かんできて楽しいです。例えば、こうしたスノーバイクに、雪上での駆動力を与えることは出来ないでしょうか。キックボードならともかく、自転車なら自ら漕いで進みたいものです。でもチェーンとペダルとタイヤでは難しいかもしれません。

それなら別のプースに展示されていた、左の写真のタイプの自転車(何て呼ぶのでしょう?)のように進めないでしょうか。この子供向けの変り種自転車は、ボード部分に乗せた足を左右に開いたり閉じたりすることによって進みますが、スキー板を取り付けて同じように進めないでしょうか。形からすれば、急な下り斜面では、プルークボーゲンのように、ブレーキにもなりそうです。

上手くいけば、ウィンタースポーツとして、ゲレンデの斜面を下るだけでなく、雪が降った街中での交通手段になるかもしれませんね。冬場のサイクリング用として使えます。もし、メーカーの関係者の方とか見ていらっしゃったら、いかがでしょう。作ってみませんか?(笑)。



せっかくですので、先週のぞいて来た東京サイクルショー2005に出展していた自転車や関連する話題などを中心に、今週は記事にしています。ただ普通の自転車は全然取り上げないな、と言われそうです(笑)。もちろんたくさん出展されていましたし、興味もあるのですが、そうした一般の自転車のニューモデルなどは、メーカーのHPなどでも見られますし、他の方もブログで書いています。
どちらかと言うと、ほかであまり取り上げられていないものにスポットを当てたくなってしまうので、まあ私が書かなくてもいいかな、と思いまして。

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この記事へのコメント
初めまして。
スノースクートみたいなものは一回乗ったことあります。
自転車も冬用にスパイクタイヤがあります。アイスバーンでもしっかりグリップするそうですよ。
Posted by nori at November 11, 2005 00:22
noriさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
もしかしたら雪国のお住まいでしょうか。
私も見たことはないのですが、自転車のスパイクタイヤがあるのは聞いたことがあります。履き替えて、冬でも自転車通勤している猛者もいると聞きますね。
そういう意味では、普通のカタチの自転車でも冬に乗れるわけで、ちょっとタイトルが良くありませんでしたね。
Posted by cycleroad at November 11, 2005 21:24
住まいは関東です。
なので自分もスパイクは使ったことはありません。雪が積もった時はブロックタイヤの空気圧を下げて乗っています。そこそこ、グリップしますが、アイスバーンには歯が立ちません。
ここのブログおもしろいですよー!
Posted by nori at November 14, 2005 18:29
noriさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
関東でしたか。空気圧を下げるのは、クルマでも緊急の場合に使う手ですね。私は雪の日は最初から諦めてしまって、乗ったことはありませんが..(笑)。
関東では、少しの雪でも転倒事故が多発しますが、雪国の人は、凍ってつるつるの路面でも上手に歩きますから、多少の雪なら平気で乗れるのかも知れませんね。
お褒めいただき、ありがとうございまーす!
Posted by cycleroad at November 14, 2005 21:01
 
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