November 19, 2005

素人こその発想が生み出す物

カエル型昨日、見るともなくテレビを見ていたら、街の発明家が発明した自転車が紹介されていました。動物の動きを元に乗り物を作っている六車義方さんという方のものです。番組ではヘンテコな乗り物の発明家と紹介されていましたが、確かに変わった乗り物ばかりです(笑)。


冒頭の写真は、手と足をカエルの後ろ足のように動かすと前に進む自転車です。冗談のような自転車ですが、けっこうなスピードで走っていました。この方は買い物にも使っているそうです。六車発明研究所としてウェブサイトもありましたが、まだそこには載っていない乗り物も番組では紹介されていました。

パラグライダーと足ひれを組み合わせたものとか、魚が泳ぐようなカタチで、左右に身体を振ることによって進む自転車などです。イルカの尾びれの動きを生かした水上歩行器では、実際に川を渡ってみせていました。また、スタジオでも、自慢の「走る座布団」が紹介されていました。私は知りませんでしたが、フジテレビ系列のお昼の番組、「笑っていいとも」でも1週間使われたそうです。

イルカ型ほかにもテレビ大阪などでも取り上げられ、地元では浪速のエジソンと呼ばれて、結構な有名人らしいです。面白い人がいますね。時々、発明家か発明マニアか、はたまた単なる変なおじさんか、微妙な人が紹介されることがありますが、この方は真面目に発明に取り組まれている方のようです。番組では、ロータリーエンジンなどに特許をもっており、ワンダースケートなどのヒット商品もあると言っていました。

サイトを見ますと、発明は、決して大学や大企業の技術専門家だけが産み出すものとは限らないと書いてあります。歴史的にもライト兄弟やエジソン、グラハム・ベルらは専門家ではなく『シロウト』だったと言い、新しい技術革新を起こすのは広い視野を持ったシロウト発明家であると確信しているそうです。

今の時代の最先端科学である、半導体とか、ナノテクノロジーとか、燃料電池、遺伝子研究、バイオテクノロジーなどは、到底素人に手の出せる分野ではありません。乗り物にしても、戦後間もなくならいざ知らず、今さら個人でクルマを開発するのも困難でしょう。しかし、自転車なら扱えそうです。やろうと思えば、放置自転車を払い下げてもらい、溶接機や工具を使って試作も出来そうです。

座布団型もちろん自転車部品メーカーの研究所でなされるような発明は無理かもしれません。しかし、この方が書いてらっしゃるように、素人ならではの視点で、全く新しい発想から生まれるものは、専門家には生み出せないものかもしれません。ちょっと発明にチャレンジしてみたくなりますね。

バラエティ番組でしたから、現実的なもの、特許をとったもの、実用化間近のものもあるやに言われていましたが、紹介されませんでした。この方は、「ヘンテコ」と呼ばれるのをむしろ喜んでいるようでしたし、作品も面白いですが、遊園地にある変り種自転車の域を出ないような気がします。でも多くの「ヘンテコ」の中から「本物」が生まれるのかもしれません。

ナンセンスで、ジョークとしか思えませんが、走る座布団にしても、もしかしたらイノベーションにつながる発想なのかも知れません。普通そんなこと考えないような、思わぬところからブレイクスルーは生まれるのも事実だと思います。

座布団もちろん自転車でなくても、身の回りの生活の中に、発明のタネは無数に埋もれています。有名な洗濯ネットやダイエットスリッパなど、大ヒットした商品も、普通の主婦の発明です。私もそうですが、何かを使っていたり、乗っていたりして、ふと、いろんなアイディアが浮かぶことがあります。でも実際に試作したり、商品化に向けて企業に売り込んだりするなんてことは、まずしません。

この方によれば、過去の発明家に共通しているのは、異常なほどの渇望だそうです。動物園の動物のような無変化の生活からは、発明精神など生じようもないとも論じられています。誰でも持っている当たり前の欲望を長くもち続けるか、諦めて忘れてしまうかの違い、とも述べてらっしゃいます。またそれこそが、発明スピリットのすべてであり秘訣だそうです。発明でなくても、この方のように常にチャレンジするスピリットを持ちたいものです。



今話題と言えば、強度不足のマンションでしょうか。ひどい話ですが、コストダウン圧力ということなら、業界の構造的な問題なのでしょう。すると、氷山の一角という可能性まであるのでしょうか。韓国や台湾でも、以前強度不足のデパートや橋などが崩落した大事故がありましたが、何かの拍子に崩壊する建物や構造物が出るのでしょうか。強い地震でもがおきたら、あちこちで建物が崩れ落ちるなんていう悪夢がおきるのでしょうか。ううむ..。

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