November 22, 2005

みんなで守り維持しつつ使う

道路の穴よく通る道に、気になる穴が開いていることはありませんか。


クルマに問題にならない穴だと、まず補修してくれることはありませんが、自転車にとっては結構気を使うものだったりします。僅かな亀裂や舗装の隙間、逆に盛り上がりなど、ちょうど自転車で通るライン上にあって悩ましかったりします。

たまに、同じことを感じている人がいるのか、土で埋めてあったりしますが、またすぐ掘れてしまったりします。家の近くなら別ですが、よく通るとしても、いちいち対処するのは難しいですし、そもそも気にしだしたらキリがありません。どうしてもという場合、個人でアスファルトの補修は出来ませんから、しかるべき場所へ通報しなければなりません。

維持補修ただ、道路の管理者は、国道は国ですし、県道・市町村道・農道・私道、それぞれ管理者が違います。境目とか分担もわかりにくく、役所なのか警察なのか、土木事務所なのか道路公団なのか、よくわかりません。下手に通報しても埒が明かないことも多いはずです。

そうした苦情も多かったのか、国土交通省が「道の相談室」を開設しワンストップサービスを目指しているようです。ただ、別に地方別に同じ名前で「道の相談室」があって紛らわしいですし、地方自治体や警察などにも独自の窓口があって、まとめての対応をうたっていたりします。結局どこへ持ち込むのが適切で迅速か判然としません。認知度も低いです。

国道の陥没ならいざ知らず、地元の小さな道路とか、サイクリングロードの小さな穴を、国土交通省に通報するのは気が引けることもあるでしょう。やはり、地元自治体が一番通報しやすいかも知れません。しかし、通報したからといって、どれだけ迅速に対応してもらえるのかわかりません。

千葉県松戸市には、有名な、「すぐやる課」があります。全国700店以上展開している大手ドラッグストアチェーンの「マツモトキヨシ」の創始者、松本清氏が市長の時に作った事で有名です。どんな通報でも、とりあえずすぐ対応してくれるという、ありがたい課です。この松戸市ならともかく、個人的には期待薄のような気もします。

一応、どんな役所でも、舗装の剥がれや陥没、側溝の蓋の割れ、鉄製の蓋の曲がりやがたつき、ガードレール・街路樹・標識・街灯の破損など、場合によっては落下物から落書きまで、通報を受付けている場合が多いようです。しかし、修復までには、現場の確認からはじまって、何かと時間もかかりそうです。

そんな中で、神奈川県相模原市の取組みは評価できます。相模原市では、なんとデジタルカメラ付き携帯電話での住民から通報を受けるシステムを稼働しているそうです。携帯電話で撮影した破損具合の画像と報告から、ある程度事前に状況を把握できるため、下見に行く手間が省け、補修を迅速に行えるようになったそうです。

ちなみに、さらに進めて、コンパクトな道路補修キットを送るなんて手はないでしょうか。小さい穴なら、チューブに入った充填材のようなものでも充分のような気がします。子供の頃に使ったような、紙粘土とかブロンズ粘土のようなもので、密閉包装から出して穴を埋めると、素早く乾いて強度が保てるような素材もありそうです。希望すれば、それらを宅急便で送ってくれれば、通報者が自ら補修できて、さらに迅速、経費も削減できます。

gps特集そこまではともかく、相模原のようなシステムが広がっていくといいと思います。ただ、相模原市でも、まだまだ認知度が低いのか稼動率は低いようです。根本的な問題として、面倒くさいという面もあります。携帯写真メールはいいのですが、運用面が煩雑なようです。ちょっと気になったら止まって、パッと写真を撮ってメールするだけで、GPS情報により場所も自動的に通報され、1週間もしたらふさがっている、なんてなれば最高です。

今後、地方自治体も、必然的に電子自治体システムの導入へと向かうのは間違いありません。相模原市のこのシステムでも、担当職員の下見の手間等を省くことにより、人件費が1400万も節約できたそうです。人件費以外の経費節減を含めれば、それ以上だそうです。相模原市でも、将来的には、このシステムの仕組みをゴミの不法投棄対策や災害通報などにも利用することを検討しているといいます。そのほかの用途も出てくるでしょう。

相模原市がこのシステムにつけた愛称のセンスは、お世辞にも褒められたものではありませんが(笑)、経費節減にもなるのであれば、ますます仕組みとしては素晴らしいと言えるでしょう。ほかの全国の自治体も、是非取り入れて欲しいものです。




◇ ◇ ◇

プレジデントブッシュアメリカのブッシュ大統領が、わずか40時間というタイトなスケジュールの中で、中国北京滞在中に自転車に乗ったそうです。過去にも何度もニュースになっていますが、国内向けアピールや選挙対策のイメージ戦略でもなく、対中貿易が大きな懸案となる中で、首脳会談を重ねることの出来る時間を返上してまで乗っています。ブッシュ大統領、ほんとに好きなのかも知れませんね。

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