
私も映画は結構好きなので、そこそこ見ているほうだと思います。ハリウッドの話題作から、フランス映画や韓国映画まで、特にこだわらずに見ます。自転車が出てくる映画、自転車がテーマになった映画もありますが、どれくらいご覧になったことがあるでしょうか。
自転車の映画と言ったら、一般的に一番有名なのは「自転車泥棒」でしょうか。実際に見ていなくても、名画として名前くらいは聞いたことがあるでしょう。最近では、「メッセンジャー」や「茄子 アンダルシアの夏」などが挙がるかもしれません。と言っても、特に自転車に興味のない人にすれば、あまり知らない、覚えていない映画ということになりそうです。
ほかにも、マイナーですが自転車がテーマになっている映画はあります。やはりレースや競技、メッセンジャーなどを直接テーマにしたものです。かなりマニアックだったりしますので、自転車に興味がないと、あまり見ても面白くない映画かもしれません。
単に、シーンの中に自転車が出てくる映画ということであれば、それこそ無数にあるでしょうね。重要なアイテム、効果的な小道具として使われている映画も、意外とあります。その中で一番有名と言ったら、思いつく範囲では、やはりスティーブン・スピルバーグ監督の「E・T」でしょう。

なんと言っても、月を背景にした写真のシーンが象徴的で、有名です。もちろん見た人は多いと思いますが、そうでない方でも、ほかのユニバーサル映画のトレーラー(予告編)の最初などにも出て来ますので、誰もが1度は目にしたことがあるカットだと思います。
話はかわりますが、自転車が重要なポイントとして扱われているであろう映画に、「
自転車で行こう」というものがあります。私は見ていないので曖昧な言い方ですが、実はこの映画は、現在劇場公開されておらず、自主上映されている映画なのです。私が知ったのは、横浜カーフリーデーのプレイベントです。この「自転車で行こう」の上映会が催されていました。
直接、自転車の映画ではありません。それでも題名と、カーフリーデーのプレイベントだったので興味を持ちました。残念ながら予定があわず見に行けませんでしたが、サイトを見ると面白そうなので、また近くに来たら行ってみたいと思っています。興味がある方は、スケジュールにお近くの上映があるか、チェックしてみてはいかがでしょう。

ふだん、あまり考えたことはないと思いますが、自分で映画を上映するなんていうのも面白いかもしれません。サイトを見ると、けっこう気軽に出来るようです。何かのイベントを企画しようと考えてらっしゃる方、企業や団体の担当者の方なら、映画の自主上映会の開催という手もありそうです。

ところで、個人的には、例えばレンタルビデオ店の店頭で、パッケージに自転車の写真が入っていたりすると、なんとなく目がいってしまいます(笑)。最近は中国や韓国をはじめとするアジア系の映画などにも見ることがあります。
もちろん、それだからと言って、むやみに借りたりするわけではありません。全く主題と関係ない場合も多いです。自転車が出ているだけで判断するわけではありません。ただ、クルマに対して自転車とか、生活の中の自転車、という位置づけで扱われていることもあります。
そこには、現代のゆとりを失った生活に対するアンチテーゼであったり、素朴で生活のにおいにあふれる人情味であったり、環境や自然に対する自覚や警鐘があったりします。そうしたメッセージや言外の意味が自転車にこめられている場合も多いような気もします。そんな映画を見ると、なぜか共感するものが多い気がするのは私だけでしょうか。
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先日お知らせした「バイシクルフィルムフェスティバル」に、結局時間を作って行ってきました。いろいろ面白かったです。映画と同じで、見ていない方にその面白さを伝えるのは、なかなか難しい面もありますが、そのうち記事にするか、記事の中でおいおい触れていこうかなと思っています。
P.S もしお勧めの自転車映画がありましたら教えて下さいませんか。
Posted by cycleroad at 07:00│
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