December 23, 2005

画一化では生まれぬサービス

福岡のベロタクシー最近、日本各地に自転車のタクシー、ベロタクシーがお目見えしています。ニュースなどで話題になることも珍しくなくなりつつあります。主に都市部での営業のようですが、街で見かけることも多くなってきたのではないでしょうか。


名古屋のベロタクシー最近のニュースから拾うと、冒頭の写真が福岡、左は名古屋のベロタクシーです。でも、ふと気づくとみな同じ形をしています。他の地区もほとんど同じだと思いますが、すっかりおなじみになった、あの流線型の車体です。なぜみな同じなのでしょう。下の写真は、今年行われた「愛・地球博」で登場したベロタクシーです。左の3種類は国内のメーカー製で、一番右はドイツ製です。ドイツ製のデザインは優れていますし、嫌いではありません。でも他の3種のベロタクシーがもっと出てきてもいいように思います。

業界の事情はよくわかりませんが、ドイツ製が圧倒的なシェアを占めているようです。おそらく、価格や性能、納期など何か優位に立つものがあるのでしょう。車体にスポンサーの広告を入れやすいなどの理由があるのかも知れません。国産メーカーが、この市場に積極的に参入するつもりかどうか知りませんが、今後売り込みをかけ、シェアを獲得していく可能性もあります。

愛地球博の時のベロタクシー愛地球博の時のベロタクシー愛地球博の時のベロタクシー愛地球博の時のベロタクシー

まだ市場規模も小さいので、ドイツ製にそれほどの経済的優位性があるとも思われないのですが、単に右に倣え的に、最初から一車種に標準化する必然性もないでしょう。もっといろいろなデザインのベロタクシーが出てきてもいいと思います。他の国と違って、まだ、どれだけ根付くかも未知数です。サービスや営業形態も試行錯誤する段階でしょうし、地域によっても地形から交通事情までいろいろ違うはずです。そんな勝手な興味から、いろんなベロタクシーの可能性について考えてみました。

和風?人力車風?

この写真は、先日のサイクルモード2005の場内でデモンストレーションしていた車体ですが、大きな後輪が目をひきます。そのイメージからは、かつての人力車を連想させます。人力車は、現在でも東京の浅草をはじめ、観光地などで営業している例がありますが、歴史的な街並みにはマッチします。ベロタクシーに和風テイストがあってもいいですね。助手席を含めて人数も乗れそうです。

エコタクシー

こちらの写真のタクシーは、東京の武蔵村山市の福祉関係で実際に営業されてるようです。手作りっぽいですが、個室になってます。他にも、運転者との間に仕切りがあるものがありますが、こうした個室になっているベロタクシーというのも面白いかもしれません。

幌付き

逆に自転車なのですから、もっと風を感じられるようにする手もあるでしょう。強い日差しを防ぐために屋根をつけるにしても、この写真のような形なら風通しも抜群です。

幌付き

ただ、日本の場合は雨も多いですし、この写真や下の写真のように幌を必要に応じて畳むのが合理的かも知れません。

アジア系

アジア地域のベロタクシーは、以前にも少し取り上げました。シクロ、サームロー、トゥクトゥク、ベチャ、リキシャ、サイカー、トライシルク、トライショーなどですが、場所によっては、アジアンテイストも魅力的かもしれません。

前乗せ

すると当然、前に乗せるという形もあるでしょう。見通しが良くて、運転手の後頭部ばかり見てるより、ずっと楽しいはずです。上の写真はペルーのものですが、観光地なら、こちらのスタイルは有効な選択肢です。特等席のベンチに腰掛けたまま、ゆっくり街の風景を楽しんで満足してもらえれば、そのぶんの料金まで期待できそうです。

4輪4輪

3輪にこだわる必要だってあるでしょうか。パワーを2倍にして、スピードを上げるなら前二人か、後ろ二人がドライバーでも悪くないでしょう。速度を別にすれば、お客さんが3人の時は、ドライバーが一人降りて、走ってついて来る手もあります(笑)。

3列シート

クルマのタクシーでも、稀にミニバンのタクシーがありますが、3列シートで後ろ2列お客を乗せてもいいわけです。お客は常に2人以下とは限らないわけですから。でも、ドライバーが一人ではやはりキツそうです。

連結

坂道などもありますから、乗せるお客の人数を増やすのはあまり得策ではないかもしれません。それなら、自転車の場合は前2列ドライバーにしてしまうことも出来るでしょう。機関車の2重連結みたいですね。必ずしもスピードを出す必要はありませんが、2人なら登れる坂道も増えそうです。

7人乗り

以前にも紹介した自転車ですが、相変わらず乗っている人たちが楽しそうです。これならドライバー含めて7人乗れます。いっそのこと、お客にもペダルを漕いでもらうなんてダメですかね(笑)。



なんだか、多くの地域で記録的な大雪だったようですね。ご覧になってる方の中にも、雪かきで大変だった方もいらっしゃるかも知れません。停電になったところもあるみたいです。しかし久しく停電なんて経験してませんね。百目蝋燭なんかを常備している家も少ないに違いありません。なんだか懐かしい気もします。実際に大変な思いをされた地域の方には申し訳ないですけど..。

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この記事へのコメント
 リキシャ懐かしいです。昔、インドに数ヶ月旅行に行ったときに、よく乗せてもらいました。一緒に行った友人(女性)が「アタシにこがせて。」と言って、リクシャのドライバー(インド人)を乗せて走って笑った事があります。「重い」って言ってました。インド人ドライバーはとっても困った顔をしていました。
Posted by キルワニ at December 24, 2005 01:07
キルワニさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうなんですか、いいですねーインド。私はまだ行ったことはないのですが、ハマる人はハマるらしいですね。一度は行こうと思ってます。
確かに車体も古そうですし重そうです。気持ちはわかりますが、ドライバーは変な外国人だと思ったでしょうね(笑)。
最近はバイクも増えてるみたいで、いずれ無くなってしまうのかも知れません、残念ですが。
Posted by cycleroad at December 24, 2005 15:07
 
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