May 28, 2007

脚力と体力の差をどう埋める

今日は読者の方から頂いたお便りをご紹介しましょう。


それでは、自転車生活の悩み相談コーナーへ寄せられた質問のおハガキから。


「cycleroadさん、こんにちは。(中略)、家族でサイクリングに出かけるのですが、娘はまだ体力がありません。疲れてグズり出すと、帰り道が大変なのです。でも、家の近所を走っているだけでは面白くないと文句を言います。何かいい方法はないでしょうか。」

楽しいサイクリング

「(前略)、せっかくの休日にこそ、と思うのですが、妻から子供のお守を言いつけられると返す言葉もありません。子どもと一緒にサイクリングするのは嫌いじゃないんですが、やはり体力も脚力も違いすぎます。結局、全くトレーニングにはならないのが悩みです。」

家族でお出かけ

「(前略)、いまの彼女は自転車にも興味があります。よく二人でツーリングもします。でも遅いのです。彼女のペースに合わせ、いちいち振り返って確認するのも首が疲れます。つい、自分のペースで乗ってしまい、ふと気づくと遠く引き離しています。あわてて待っていると、彼女は薄情だと怒ります。このままではフラれてしまいそうです。僕はどうしたらいいでしょうか。」


この3通のお便りに共通する悩みは、一緒に走行する人との脚力の差ということになりそうです。当然それぞれ脚力は違うでしょうし、かと言って待ち合わせの場所を決め、それぞれのペースで走るのではなく、同じペースでずっと一緒に走行したいこともあるでしょう。

家族内の力関係や恋愛についてはアドバイスできませんが(笑)、一番手っ取り早いのは、タンデムの自転車に乗ることです。しかし、日本では公道での走行を禁じている都道府県も多く、一般的ではありません。あまり売っているのも見ませんし、子供さんの場合はサイズの問題もあります。

Tandem Rackタンデムラック

そんなとき便利なのが、このTandem Rackです。アメリカ西海岸のワシントン州にあるx2Cycle社の製品で、2台の自転車を連結してタンデム・サイクリングを楽しむためのアクセサリーです。これなら脚力の違う人と走行しても、離れ離れになることはありません。

Tandem Rackラックとしても使えるガッチリと固定されるわけではなく、ある程度フレキシブルな形で連結されます。でもロープでつなぐのとは違い、後ろの自転車で押すことも出来ます。連結はワンタッチで行えるので、必要な場所、例えば上り坂などの前でつないで、必要な時だけアシストするような使い方も出来るわけです。

どんな感じになるのか、文字で説明するより、こちらで動画を見ていただくのが早いでしょう。万一どちらかの自転車が転倒した場合はすぐ連結が外れるなど、安全性に考慮した独自の特許に基づく設計になっており、素材は軽くて強度のあるアルミ合金で出来ています。

一般にスポーツタイプの自転車には、ママチャリのような荷台がありませんので、必要な場合はシートポストなどにラックと呼ばれるアクセサリーを取り付けます。このTandem Rackは、そのラック型なので、荷物を括り付ける荷台としても使え、タンデムにしない時には連結部が収納されるのも便利です。

自転車を連結して走行するタンデムでサイクリング

タンデム自転車の購入と比べて、手持ちの自転車を使うぶん余計な保管場所も必要ありませんし、子供用の自転車などでも連結出来るのでサイズの問題もありません。特別に慣れが必要などと言うこともなく、誰でもすぐ連結走行できるそうです。

ディーラー募集中になっていて、日本での取扱業者はまだないようですが、同社のサイトからの通販は出来ます。ただ日本で連結して使うと普通自転車の扱いにはならないと思われますので、歩道では外す必要があるでしょう。ラックとしてシートポストにつけておけば、いざという時にも役立つかも知れません。

よそ見やふらつき等による子供の事故が未然に防げ、見守るため振り返る手間も不要になります。脚力の差は別として、タンデム走行するというだけでも楽しそうです。ただ、こうしたアイデア商品を使うのも手ですが、誰と一緒に走行するにせよ、相手への思いやりも大切ということは言えそうです。



今日はラジオのDJ風に書いてみました。実際にはブログ内に「自転車生活の悩み相談コーナー」はありませんし、送り先の住所も書いてありませんので念のため(笑)。

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