May 28, 2008

自転車生活に突然訪れる危機

私の友人の知り合いの話です。
聞いた話なので直接面識はないのですが、仮にA男さんとしましょう。都内某所に住み、少し前から本格的にロードバイクに乗り始めたそうです。いくつか経緯があって(そのいきさつは今回の話題と関係ないので省略します)、イタリアの有名ブランドのン十万円の自転車を買ったそうです。

ある日、突然の雨に見舞われたのですが、家まで少しの距離だったので全速力で帰宅しました。彼はマンションに住んいるのですが、多くのスポーツバイク乗りの例に漏れず、自転車を室内保管していました。適当な雑巾が無かったので、部屋に入る前に拭くことにし、軽く雨を払ってエレベーターに乗りました。

雨と汗で全身濡れてしまったので、早くシャワーを浴びたいと思っていると、途中の階から中年の女性が乗ってきました。A男さんは、その女性を見たことはありましたが、名前を知っている人ではありません。ただ、自転車を載せているのでエレベーター内は多少窮屈になっています。一応「すいません。」と声をかけました。

その女性はジロリとA男さんと自転車を見ましたが、何も言いませんでした。同じマンションに住んでいるからと言って、愛想がいい人ばかりとは限りません。次の階では子供が二人乗り込んで来ました。扉が開くなり勢いよく乗ってきたので、A男さんの自転車にぶつかりそうになりました。

マンション共用部その日はそれだけでしたが、A男さんがその出来事を全く忘れた頃、突然掲示板にある通達が貼り出されました。マンションの管理組合の理事会で、そのマンションのエレベーターに自転車を載せるのは自粛するよう求めることが決まったと言うのです。A男さんは、他に自転車をエレベーターに載せている人を見たことはありません。

明らかにA男さんを念頭に置いた措置だと思われました。突然、A男さんは、あの雨で濡れた日にエレベーターに乗ってきた女性の敵意に満ちた目を思い出しました。根拠はありませんが、あの女性に違いないと確信しました。自転車を載せて、ほかの住人と乗り合わせたこともありますが、あれほど敵意を感じたことはありません。

A男さんは9階に住んでいましたから、いくら軽いロードバイクとは言え、毎回階段で上り下りするのは大変です。なんとかマンションの管理組合の誤解を解いて、エレベーター搭載を容認してもらおうと、翌週末に管理組合(自治会)の理事長をしている住人のもとを訪れました。

「私は○○号室のA男と言います。趣味で自転車に乗っていますが、数十万円する高価なものなので、部屋に保管しているのです。エレベータで運ぶのを認めていただけませんか。」

「いや、住人から苦情が出てね、自転車を持ち込むなんて非常識なことを認めるなと言うんだ。エレベーターが傷つくし、汚れるし、他の住人が迷惑していると言っているんだよ。」

「いえ、私はエレベーターに傷をつけないよう細心の注意を払っていますし、汚してもいません。混み合っている時は先を譲っていますし、決して迷惑をかけているとは思えません。」

「そうかも知れないが、それは君が思っているだけで、他の人は迷惑に感じているかも知れないだろう。君にとっては普通のことかも知れないが、自転車のエレベーター持ち込みに嫌悪感を感じる人もいるんだ。」

「タイヤと靴で泥の付き方が変わるとは思えませんし、スキー板とかキャンプ用品とか、そのほか大きな荷物を運ぶ人と何ら変わらないと思うのですが。」

「スキー板とかキャンプ用品は室内に保管するしかないが、うちのマンションにはちゃんと駐輪場かある。なのになぜ、エレベーターに持ち込む必要があるのかと言うんだ。」

「いや、そのへんのママチャリとは値段が違いますし、盗まれたり、いたずらされても困ります。錆びてしまうのも困るので室内に保管しているんです。」

マンション「君にとってはそうだろうが、興味のない者にとって、百万円の自転車も五千円の自転車も変わりはない。外を走るものを室内に入れるなんて、到底一般的とは言えないんだよ。」

この理事長とA男さんは初めて話をしましたが、温厚な感じの方で、A男さんの言い分も辛抱強く聞いてくれています。多分に同情的な感じもします。しかし、A男さんも譲るわけにはいきません。なんとか理解してもらおうと思って食い下がります。

「確かに自転車を家の中に入れるなんてと驚かれるかも知れませんが、スポーツバイクに乗る人にとっては、それが常識なのです。海外だって..。」

「海外の事情がどうであれ、日本では一般的ではないだろう。少なくともうちのマンションでは苦情が出ているんだし、それは君のわがままと言われても仕方があるまい。」

「でも、誰にも迷惑をかけていないと思うんです。他の人の邪魔になっているなと思った時は『すいません。』と声をかけていますし、乗客が多い時は待ちますし、もちろん自転車で廊下を走り回るわけでもありません。」

「苦情によれば、雨に濡れたままエレベーターに乗せているというんだ。それに子供がぶつかったりしたら怪我して危ないし、壁や床も汚したと言うんだ。君も知っているように、エレベーターは共用部分なんだよ。」

あの女性が苦情を申し立てたのは明らかです。確かに、雨に降られて完全に雨を拭って載せなかったのは、A男さんの失敗だったかも知れません。しかし、気を使っていたのは間違いありませんし、多少は濡れたでしょうけど、汚したというほど汚れてはいないはずです。

「雨傘を持って乗る人と比べて汚したとは思えませんし、多少濡らしたかも知れませんが、それほど目くじら立てるほどのことではないと思います。子供にも注意を払っています。」

「そのあたりは平行線かもしれんが、共用部分に自転車を持ち込まれて不愉快に思っている人がいるのは確かだね。私たち役員でも話し合って、あの通達を出したんだよ。」

「しかし、自転車がダメなら宅配便の台車だって、子供をのせるバギー(ベビーカー)だって一緒ではないでしょうか。なぜ自転車だけダメなんでしょうか。」

「宅配便は皆がお世話になるし、ベビーカーを禁止するわけにはいかんよ。駐輪場のようにベビーカー置き場が1階にあるわけでもないしね。とにかく、今までエレベーターに持ち込む人はいなかったし、誰か一人に許すと、ママチャリでもなんでも持って上がる人が出ないとも限らない。駐輪場もタダではないし、空きもないからね。」

「...。」

「普通は部屋に入れないだろうから、皆がポーチやアルコーブなどに置くことになるかも知れない。やがて共用の廊下に置くだろう。通行の邪魔だしトラブルの元だ。駐輪場代を払っている人に不公平だし、子供のけがにもつながる。美観も損なうし、管理が行き届いていないということで、マンションの評価額が下がると言うんだ。」

「...。」

マンション「君はママチャリとは違うと言うだろうが、その境界は曖昧だ。ロードバイクは許してママチャリはダメと言うのも不公平だ。私のママチャリだって大切だし、いたずらされたくないと言われれば同じことだろう。みんなが持ち込み始めたらエレベーターに傷もつくだろうし、収拾がつかなくなることは間違いない。」

「そうならないうちに、エレベーター持ち込み禁止にすべきだと言うのには説得力がある。一度モラルが低下すると、それを是正するのは容易ではないからね。マンションは共同住宅だから、考え方の違う住民同士が、少しずつ我慢しながら生活しなければならないんだよ。」

「犬を飼えないのと一緒で、飼い主にとっては我が子同然でも、犬嫌いの人にとっては我慢出来ない。駐車場を確保できなければクルマを購入できないのと同様に、駐輪場が無かったり、駐輪場に置くのが嫌ならば買うべきではないのではないかね。駐輪場に置かないというのは身勝手だと言われても仕方ないだろう。」

「君には理解できんかも知れんが、犬を飼いたいなら犬が飼えるマンションか一戸建てに住むべきで、駐輪場におけない自転車に乗りたいなら、それ相応の設備があるところに住むべきだと言うんだ。そんなところは無いかも知れないが、少なくとも自転車の部屋への持ち込みは非常識ということだな。」

理事長の穏やかだが毅然とした話し方に、A男さんは反論も出来なくなっていました。後で知ったところでは、理事長のお孫さんがスポーツバイクに乗っていて、サイクリストの言い分もある程度分かっている人だったそうです。そのあたりも踏まえて理路整然と説明されては、返す言葉もありません。

「ただ、私も入居時にエレベーター持ち込み禁止なんて話は聞いていませんし、管理規約にも書いてないはずです。後から禁止されるのも不合理だし、納得できません。私だってマンションを購入したわけでから、何を持ち込もうが自由ではないですか。」

「管理規約と言うのは、住人が住みやすいように自分たちで決めていくものなんだよ。デベロッパーが決めることではない。もちろん管理規約に全ての状況を想定して規定してあるわけではないから、必要に応じて決めていくことになる。それが住民の自治というものだ。特にマンションでは重要なことなんだ。」

「住民にもいろんな人がいるだろう。話し合って、なるべく譲歩しあいながら、でも最終的には多数決で決めるしかない。きわめて民主的なシステムだ。君も理解できるだろうが、マンションには共同住宅として、住民の同意がどうしても必要になってくるんだよ。」

マンション「確かに、現時点では苦情を受けての、我々役員をしているもの達の決定だ。形としては住民への要請、お願いでしかない。しかし、我々は選挙で選ばれ、苦情処理もある程度委任されている。この問題も最終的には住民総会で決めるしかないが、多数決をとれば賛成多数で禁止になるだろう。君の要望が通るとは到底思えないね。」

「あるいは将来、認めるようになるかも知れないが、今は圧倒的多数で禁止されるだろう。私としては君に恨みがあるわけではないし、個人的には趣味で自転車を楽しんでいるのに気の毒だと思わないでもない。しかし、住民の大部分を敵に回すのは得策ではないと思うよ。」

ここまで言われては、A男さんも引き下がる以外にすべはありません。理事長には丁重にお礼を言って、その場を辞することにしました。

「そうそう、部屋ではなくバルコニーに置かれても困るよ。あそこは共有スペースの扱いだからね。緊急避難の時に邪魔になるから置いてはいけない決まりだ。」

「わかりました。どうもありがとうごさいました。」

実を言いますと、この話は聞いた話を元にしていますが、細かい部分は私の脚色です。つまり会話の細部はフィクションですが、概ね、このような話です。私も、今どきのマンションの管理事情に詳しいわけではありませんが、自転車がエレベーター持ち込み禁止になるのは決して珍しいことではないようです。

実はマンションで、自転車が問題となることは少なくないと言います。多くは駐輪場の不足や、それに伴う放置駐輪、出し入れなどに伴う住民同士のトラブルなどです。駐車場と比べて、駐輪場の不足は購入前に気づきにくいという事情もあるようです。

子供が生まれて自転車の必要台数が増え、各戸への割り当てでは足りなくなることもあるでしょう。中には駐輪場の不足から、共用自転車を企画するところもあると聞きます。駐輪場不足に関連して、マンション内への自転車持ち込みが問題となっているところも、決して珍しくはないと推測されます。

マンションこの話は後日談があり、A男さんは他の人にも相談したそうです。エレベーターは共用ですが、逆に言えば誰でも使う権利があり、自転車を禁止には出来ないのではないか、などの意見もあったそうです。ただ、例え法的にはそうでも、やはり住民の多くを敵に回すのも得策ではないし、そんなパワーもないということで諦めたそうです。

そして、その後再度理事長と相談した結果、非常階段を担いで登り降りするか、あるいは輪行袋に入れてエレベーターに乗せる場合は、あくまでも荷物だから文句も言えないのではないかという結論になりました。それでも文句を言う人は出てくるかも知れませんが、確かに輪行袋にいれてあれば、他の大きな荷物と変わりません。

それで、A男さんはしばらくの間、いちいち車輪を外して輪行袋に入れて登り降りしていたそうです。しかし、さすがに毎回では面倒なので、そのうち乗らなくなってしまったと言います。通勤などには使っていなかったので、毎日のことではなかったそうですが、確かに面倒です。仕方がないとは言え、気の毒な話です。

世界では、地球環境からも今後自転車の活用が大いに期待されているというのに、日本では、まだまだ自転車に対する意識、認知度が低いと言わざるを得ません。自転車の走行環境だけでなく、保管環境にも問題があるわけです。いくらスポーツバイクがブームと言っても、普及の足かせになる可能性も否めません。

おそらく、このブログを読んでくださっている方の多くは、A男さんに同情的な人が多いのではないでしょうか。しかし、そうしたスポーツバイクに理解のある人は、やはり全体から見ればマイノリティです。このブログも随分多くの人に見ていただけるようになりましたが、それでも自転車ブログなんてマイナーです(笑)。

いくらブームと言っても圧倒的大多数は、ママチャリに乗る人たちです。イコール駐輪場に止める人でしょう。室内保管なんて常識はずれと言われても仕方ありません。驚かない人もいるとは思いますが、それでも室内保管なんて「自転車オタク」の世界だと思っています。

A男さんの言うように、パリでもニューヨークでも珍しいことではないのですが、日本では異質なことの域を出ません。こうした人々の常識も、早く変わっていくといいなと思います。私も時々、室内保管、室内保管と書いているわけですが、自転車に興味のない方は読まないので、啓蒙にもなりません(笑)。

ところで、実は新しい試みも出てきています。



自転車ユーザーのためのデザイナーズマンション自転車ユーザーのためのデザイナーズマンションを開発/マツヤハウジング

マツヤハウジング(株)(東京都品川区、社長:久保棟男氏)はこのほど、「自転車に乗ろう」というコンセプトを掲げたデザイナーズ賃貸マンション「MITEZZAC6」(東京都板橋区、総戸数124戸)のモデルルームをオープンした。

同物件は、都営三田線「板橋区役所」駅徒歩3分、東武東上線「大山」駅徒歩9分に立地する、鉄筋コンクリート造地上14階建て、住居120戸、事務所4戸で構成するマンション。

都心圏内へ自転車で通勤する人をターゲットにしており、共用廊下には、各住戸専用の駐車場を設置。エレベーターは自転車の出し入れがしやすいものになっているなど、自転車ユーザーへの配慮を行き届かせた。1階のエントランスホール内には、自分で自転車のメンテナンスができるフリースペース「サイクルピット」も備えている。

住居は、見晴らしのよい高層階と、60平方メートルの広さの住戸やルーフバルコニー付の住戸がある低層階とに分かれており、間取りは1R、1LDKの全12タイプ。専有面積は23〜65平方メートル。


「幹線道路に面し、自転車で移動する都会的な生活を提供するマンション」というコンセプトで、自転車乗りにアピールする、さまざまな施設を用意しています。自転車置き場は各階の共用部分にあり、自分の住む住戸のすぐそばまでエレベーターで運べます。写真を見ると室内にもラックが用意されているようです。

各階に駐輪

エントランスホールにはメンテナンス用の共用スペースがあり、メンテナンス用のスタンドやスツールが用意され、壁面には、自転車をこぐフォームを確認するための鏡まであります。自転車乗りとしては、先進的な取り組みとして大いに評価できます。

室内保管もサイクルピット

しかし、まだ特殊な例であり、サイクリスト向けの例外的な物件です。これが他にも波及するとは限りませんし、こうした設備がマンション業界の標準になるといいとは思いますが、現時点では難しいでしょう。しかし、少なくとも、こうした物件が出てくるくらいには世の中も変わりつつあるわけです。

今、室内保管を望むサイクリストは決して多いとは言えませんが、それでも、スポーツバイクに乗る人は増えています。需要が増えていけば、供給も出てくるはずです。室内保管だって急速に常識になっていかないとも限りません。サイクリストが、当たり前に世間から理解される時代が早く到来することを期待し、また信じたいものです。



ふぅー、今回だいぶ文章の量が増えてしまいました。会話形式にしたぶん、冗長になってしまったかも知れません。長い文章、ここまで読んで下さって、ありがとうごさいます。

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この記事へのコメント
はじめまして、TNIシクロと申します。
大田区在住の40代です。
実は私もマンションに住んでいて、自転車を
エレベーターで運んでいます。(6階まで)
理事会の集まりには、必ず参加していますが、
ペット問題や騒音、スクーターの無断駐車などは
問題に上がりますが、自転車は駐輪場の話題くらいでした。
誰にも迷惑をかけていないつもりでも、
それは自分の目線であって、知らず知らずのうちに、
他人を不快にさせているのかもしれません。
待っている時、エレベーターに人が乗っていたら、
私は「どうぞ、行ってください」と
待つようにしています。
2〜3回待つこともあります。
私は、土日の午後くらいしか乗らないので、平気ですが。
高価で、雨風にさらしたくない気持ちを分かって
もらえる様、努力していきたいと思います。
長文にて、失礼しました。




Posted by TNIシクロ at May 29, 2008 10:55
自分が住んでいるマンションでは、各屋に、1台づつしか駐輪場がありません。オートバイの駐輪場もないです。
したがって、2台目以降の自転車は、またはオートバイは、必要な人は、エレベータに乗せて、自分の部屋まで運んでいます。(もちろん、共用部分におくことは厳禁です。)
今まで問題になったこともありません。
これから、2台目を購入しようとしていますが、十分に注意をしていこうと思いました。
Posted by shinobu at May 29, 2008 11:34
とても参考になりました。日本の自転車を取り巻く環境の縮図を見ているようで、改めて自転車が市民権を得る必要性を感じました。両方に言い分があり、判断が難しい所ですが、電車へ持ち込み可が増えてきている現状からすると、マンション他共有施設も自転車に対して、寛容に受け入れる必要性があると思います。
サイクリストマンションすごいですね!どんどん増えていてもらいたいです。
Posted by ベロモ at May 29, 2008 22:26
こんばんは。ウーム、非常にリアルなお話でしたね。思わず、この世界に入り込んでしまいました。

私も殆ど100%自転車通勤ですので、毎日マンションのEVを使っています。元々戸数が少ないのと、3Fですので殆ど他人とは会わないんです。しかし、昨日のように大雨ですとやはり気を遣いますね。入り口では完全なメンテナンスは無理ですし、若干は濡れてしまっています。オーナーと以前から知り合いというのもあって、特に言われた事はありませんが、違う見方があることを意識して今後は気をつけようと思いました。
Posted by nori at May 29, 2008 22:27
TNIシクロさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですか、問題となっていないのは幸いですね。もちろん、マンションごとに人も事情も違うわけですから、どこでも問題になるわけではないでしょうし、逆に言えばいつ問題にならないとも限らないと言えるのかも知れません。
人によって考え方、感じ方、あるいは好き嫌いは、時として大きく違うことがありますね。また、自分と違う感じ方があることに気付かないこともあります。
私も話を聞いてハッとする部分がありました。何か問題が起きてからでは遅いので、ふだんからの注意が必要な部分もあると思います。
特に自転車の違いや室内保管など、まだまだ知られていないと思います。少なくとも異質なものとして排除されないためには、ふだんから知ってもらい、理解してもらう努力も必要かも知れませんね。
Posted by cycleroad at May 29, 2008 23:36
shinobuさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですか、既に合意、あるいは暗黙の了解が出来ているのであれば気は楽ですね。
ただ、エレベーターの問題以外にも、共同住宅である以上、いつ何が問題になるかわかりません。ご近所同士でも必ずしも友好的な人ばかりとも限りませんし、ちょっとした行き違いとか、相手の虫の居所がちょっと悪かっただけで、トラブルに発展する例だって、少なくないと言います。
おっしゃるように、ふだんから気をつけ、用心するに越したことはないですね。
Posted by cycleroad at May 29, 2008 23:52
ベロモさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も、人の不幸と言いますか、一人の自転車乗りの気の毒な例をさらすことに、気がひける部分はあったのですが、少しでも多くのサイクリストに参考にしていただくことで、結果として少しでもトラブル回避につながるのであれば幸いです。
おっしゃるように、自転車の悲哀の縮図ですね。自転車は単なる趣味ではありますが、環境にも優しく、渋滞解消にも貢献するなど、自転車を許容する社会は、社会としても利益になります。そのことを、もっと世間が理解すると、自然と受け入れは広がっていくでしょうね。
サイクリストに照準を合わせているというだけでも画期的ですよね。私もサイクリストマンションの増殖を期待したいです。
Posted by cycleroad at May 30, 2008 00:25
noriさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
共同住宅に住む多くのサイクリストにとって、他人事ではないでしょうね。すでに扱い方や決まりが規定されているところならともかく、今後不利な規制を受ける可能性のある人は、大勢いるのではないでしょうか。
雨で濡れるなんて不可抗力だと思いますし、それを理由にするなんて不条理な気もしますが、不快に思う人もいるのでしょう。結局、対決したり主張するより、無用の摩擦はなるべく避けて、ふだんから気をつけたほうが賢明ということでしょうね。
自転車の室内保管なんて、世間にとっては全くの非常識でしょうから、多勢に無勢です。出来ればご近所の理解や味方も増やしておきたいものですね。
Posted by cycleroad at May 30, 2008 00:56
久しぶりにブログ見ましたので、コメントが遅れました。
でも、一言、言いたいので書き込みます。
私は、よく中国に行き、友人のアパートに滞在します。友人は、21階に住んでいます。エレベーターに乗ると、必ず自転車を持ち込む人に出会います。特に、朝の出勤時間帯は、必ずエレベーター内は自転車が入り込み、一度に2台も乗り込む事もよくあります。狭い中、人間5人と自転車2台、誰も文句は言いません。きっと、当たり前の光景なのでしょう。「赤信号、皆で渡れば・・・」と言う言葉が有名になった時がありました。皆さんも、勇気を持って、自転車をエレベーターで運びましょう!自転車にも「市民権」を・・・!
Posted by るー at May 31, 2008 22:59
るーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も基本的に自転車の「市民権」がもっと認められるようになってほしいと思います。また、設備を傷つけたり他の住人に迷惑をかけない限り、自転車をエレベーターに持ち込んでもいいと思いますし、高層階に住んでいるなら実際問題として持ち込まざるを得ないでしょう。
ただ、住人なのだから持ち込む権利があるとの態度をとると、他の住人とトラブルになる可能性も高まると思います。本文にあるように、なぜ駐輪場に置かずに持ち込むのか問われるような事態になることも十分考えられるでしょう。
自転車を室内に保管する人は、やはり日本では圧倒的に少数派ですし、「赤信号、皆で渡れば・・・」で規則を破るのも、他の住民の反感を買って、共同住宅ごとでは多勢に無勢で孤立しかねません。それもあまり得策ではないような気がします。
コメントが遅くなっても一向に構いませんよ。ぜひ、ご意見をお寄せ下さい。
Posted by cycleroad at June 02, 2008 12:31
はじめまして幾度か訪問させて頂いておりました。
私も、マンション住居中です。
一度だけ、エレベーター使用禁止物(自転車)について、議題されたことがあります。
しかしながら、狭い駐輪場ですと、子供用自転車を取り出すのに、危険を生じる。
ならば、自宅保管したい。
スポーツバイクに乗るものは、室内保管は当たり前。
壁は汚れないのか?
他の方に迷惑がかからないのか?
様々な観点から、話し合いがありました。
そのとき、ある方が仰った言葉があります。
もしご自身が、体に良い趣味を持っていたとします。其の趣味を妨げてしまう方が居たら、如何思いますか?

Posted by ピラータ at June 06, 2008 21:50
文字数の兼ね合いもあり、2度分けさせていただきました。
健康になるスポーツを、妨げるのであれば、キャッチボールも禁止、サッカーも禁止。ジョギングも禁止。全て禁止にするべきです。少年野球や、サッカーをする子供は、悪天候の中帰宅すれば、衣服は汚れ、シューズも泥だらけです。子供たちの自由も奪うことにもなります。
自転車を運ぶにせよ、すこし注意すればいいだけの話。
人の趣味まで取り上げる事までないでしょう?
お互いが、譲り合う気持ちを持ち続ければ、このことで、議論することは、今後もありませんよね?
と仰った方がおり、その後総会の出席者は、異議なしとなり、私のマンションでは、自転車や、スキー板、スノーボードなど持込は、自由になりました。A男さんの話は、一部のブームになっているだけで、文化にはならないことを意味しております。
良いスポーツにめぐり合えたのに、凄く悲しい結果です。
Posted by ピラータ at June 06, 2008 21:52
ピラータさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
それは素敵な住民の方がいらっしゃいましたね。サイクリストの味方だから言うわけではありませんが、一時的な感情に流されない冷静で思慮深い方なのでしょう。しかも、周囲を納得させられるだけの説得力があるというのも、スゴイことだと思います。
私も中立的な立場で客観的に見たとしても、さほど目くじらを立てるほどのことではないと思ってしまいますし、譲り合い、寛容の精神などと言うまでもないような些少な事にも思えます。
ただ、私の知る限りでは、実は意外にこうした事例が少なくないとも聞きます。特に自転車関連は、住民の意見の対立が起きることが多いという話もあるようです。外を走る自転車を持ち込むことに強い嫌悪感を持つ人が、ままいることも確かでしょう。(続く)
Posted by cycleroad at June 08, 2008 23:20
(続き)
昔と違って近所づきあいが少なくなり、隣人との関係を構築しようとしない人が増え、地域のコミュニティが崩れつつあるといった傾向とも無縁ではなさそうです。
また、自らの権利を声高に主張し譲ることのない人が増え、公共の場でのモラルの著しい低下が起き、信じられないような道徳心も協調性もない人の話も聞きます。
そうした世の中の風潮を反映している部分もあるのかも知れません。
もちろん統計などの裏付けがあるわけではなく、私の受ける印象というだけです。こうした事例が文化になるとは思いませんし、私の思いすごしであればいいとは思うのですが、危惧する部分があるのも確かなのです。
Posted by cycleroad at June 08, 2008 23:21
マンションでの保管ご苦労ですね。
私もロード・MTB・折りたたみ自転車に乗っています。
単純な発想ですが、輪行袋に入れて運んだらどうですか。
少し大きい荷物として、荷物ならエレベーターも利用しても当然良いのではないでしょうか?
Posted by まっちゃん庵 at June 10, 2008 12:29
まっちゃん庵さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね。輪行袋に入れてしまえば単なる荷物と見なすことが出来ます。
読み飛ばされてしまったかも知れませんが、本文中にもあるように、A男さんも再度の理事との相談の結果、輪行袋で運ぶことにしたのだそうです。ただ、結局は毎回車輪を外したりするのが面倒になり、自転車に乗ることに疎遠になってしまったそうです。
実際にも、輪行袋で持ち込んでいる人がいらっしゃるのでしょう。現実的な妥協策と言えるのかも知れませんね。
Posted by cycleroad at June 10, 2008 22:55
私は、公共施設(公民館)で自転車を館内に入れてはいけないと、守衛さん(当番性の受付係)に言われました。

そのときは、やっぱりマイノリティだから無理だと最初からあきらめていました。すぐにあきらめた理由は、公共機関だから、私のせいで参加している会合が施設使用禁止になってしまわないかと、ビビッていたからです。
すぐにあきらめないで、理由を問うて見るべきでした。

宅配便の台車、うばぐるま、車いす等、人間以外がエレベーターに乗ることはいくらでもありますね。

自転車置き場で盗難にあっても、施設側で責任をとってくれない以上、自転車を自分の目の届く建物の中に入れたくなるのは自転車の持ち主の当然の考えです。

駐輪場での盗難は当たり前、なおかつ、駐輪場に自転車を止めてくださいという言い分も当たり前ということであれば、自転車ってなんなんだろうと思います。

この問題、私なりに施設側にもう一度、問うてみようと感じました。なにごとも経験ですから。
Posted by ジェミニYとS at July 19, 2008 03:50
ジェミニYとSさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
公民館ですか。守衛さんも単に自転車を館内にいれるなんて非常識だ、という個人的な思い込みだけで言っている可能性はありますね。大多数の人が、自転車は外に置くものと思っていることは確かですから。
ただ、特に規則などで定めがないのであれば、説明すれば理解してもらえる可能性はありますし、少なくとも市民として、それを要望してみてもおかしくないと思います。おっしゃるように、すぐあきらめずに交渉する余地はありますね。
他の人の迷惑になるなど正当な理由があればともかく、公共の場でも、なんとなく常識的な措置として制止される場合は多いのかも知れません。だとするなら、サイクリストが少しずつ行動していくことで、世の中の常識も少しずつ変わっていくのかも知れません。
Posted by cycleroad at July 21, 2008 00:29
傘を忘れてびしょ濡れになった人は迷惑だからエレベーター禁止

靴に泥が付いていて迷惑だから土の上を歩いた人はエレベーター禁止

汗臭くて迷惑だから運動した人はエレベーター禁止

匂いがきつくて迷惑だから香水をつけた人はエレベーター禁止

子供は声がうるさいからエレベーター禁止

アガサクリスティ著
そして(エレベーターを使える人は)誰もいなくなった
Posted by 職人気取り at May 10, 2009 09:20
職人気取りさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに、気にしだしたらキリがありません。そのあたり、実質的な影響をもう少し客観的かつ冷静に見て、寛容な運用がなされるといいと思いますが、感じ方、考え方は人それぞれですので、難しい部分なのかも知れません。
要は、どのあたりに線を引くかということなのでしょうけど、やはり自転車を部屋に持ち込むなんて、と考える人が多いのも確かなのでしょう。
Posted by cycleroad at May 11, 2009 23:50
はじめまして。同様の問題を抱えており、独りよがりなことを言っているかもしれないという想いから、調べていたところこちらの記事に目が留まり、とても興味深く拝見させていただきました。

自分のところは、輪行袋を使っていようと部屋に自転車を置くこと自体も拒否されています。室内は自転車以外にも他のリスクは多くあるはずなのに自転車はダメと言われることに納得がいっていません。

コメントにいろいろあるように、室内への持ち込みは他の住民の印象や共有部分の破損等もあるかもしれないので、駐輪場でも雨風があまり当たらず他の方の自転車と接触しない場所を確保していただくよう交渉し、かつ理解を示してくれるように努めています。
Posted by HRK at October 20, 2009 12:47
HRKさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
輪行袋でもダメですか。それは厳しいですね。それでは納得がいかないのも、よくわかります。
ならば、自転車を分解して収納できる大型のトランクケースならどうなのでしょう。いちいち中を開けて確かめるのでしょうか。ケースならよくて袋がダメなら、その理由もよくわかりませんし、いずれにせよ不合理ですよね。
今のところ、スポーツバイクを室内に持ち込むような人のほうが少数派なのは間違いありません。何でも、広く知られる前は、世間に理解されないものなのかも知れません。
ただ、本文にあるようなマンションも出始めているわけですし、そのうち時代が追い付いてくることを期待したいところですね。
Posted by cycleroad at October 21, 2009 23:38
 
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