ロードレースを題材にした映画が9月に公開されます。
自転車と言うと、多くの人にとっては身近で生活に密着した存在、言わば日用品のようなものだと思います。もちろん放置自転車や、歩道を暴走する自転車といったネガティブなイメージを持つ人もあるでしょうし、ドライバーにとっては、時々歩道から飛び出す危なっかしくて邪魔な存在かも知れません。
趣味の自転車、生活必需品とは違うスポーツバイクに格好良さを感じ、自転車に乗ることをライフスタイルの一部としている人もいます。自転車を「クール」と感じ、ある種の文化としてとらえる人も増えてきました。特に若い世代を中心に、徐々に自転車のイメージが変わりつつあるように思います。
その傾向は、あちこちに現れ始めています。最近の原油高も追い打ちをかけていると思いますが、少子高齢化で、クルマを運転する人口は減り続け、特に都市部ではクルマの所有をやめ、公共交通などでの移動に移行する人が少なくありません。実際、今年3月末時点で4か月連続、全国の自動車保有台数は減っています。
自治体も行政経費削減のために、徒歩と公共交通で移動できるコンパクトシティを目指す動きが盛んです。まだまだ食品や生活必需品を買いにいくにもクルマが必要な地域は多く、地域によって程度の差はあると思いますが、クルマ離れは全国的に進んでいると言われています。
アメリカ型のモータリゼーションがずっと世界を席巻してきました。新興国では、まさにこれからクルマの販売が爆発的に伸びていこうとしています。しかし、日本ではクルマ経済が成熟を迎え、それに伴って人々の意識やイメージが確実に変化しつつあります。
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