December 12, 2008

パーティーへ演出も出前する

これから年末年始にかけては、お酒を飲む機会が増えます。


忘年会や新年会、クリスマスなど、さまざまなパーティーが開かれる楽しい季節と言ってもいいでしょう。気のおけない仲間や親しい友人とのパーティーや会食は楽しいものです。年末年始は帰省して、親戚や懐かしい旧友と飲み交わす人も多いかも知れません。

数人の集まりから大規模なものまで、パーティーにもいろいろあると思いますが、大変なのは幹事です。親しい友人と集まるだけなら、どこか店を予約すれば済むことでしょうが、人数が多かったり、何か目的のあるパーティーだったりすると、手配は簡単ではありません。

特に、ホテルやレストランなど以外、普通パーティーの開催に利用する場所でないところでパーティーをしようという場合は大変です。例えば屋外だったり、何もパーティー用の設備のない場所だったら、会場の設営から始まって飲食の提供まで、さまざまな手配をしなければなりません。

起工式とか、完成披露パーティーといったビジネス上の必要から、パーティーをプロデュースする必要に迫られる人もあると思いますが、出席者が、お互い面識のない人であるような場合も気を使います。内輪のパーティーとは違って、場合によっては何かアトラクションなどを入れて、会場を盛り上げることも考えなければなりません。

そんなパーティーのニーズを満たす出張サービスもあります。料理を出前したり、料理人やウェイターを派遣して、その場で調理やテーブルサービスを提供する、いわゆるケータリングサービスです。アトラクションも、マジシャンや芸人、歌手や生演奏などのプロを派遣してくれるようなサービスもあります。

ただ、こうした演出は、どこも似たようなものになりがちです。如何に、ありふれたものではない、他とは一味違うパーティーを企画できるかが頭を悩ますところかも知れません。そのあたりが幹事の腕の見せどころとも言えますが、なかなか簡単なものではないでしょう。

そんな幹事の強い味方になるサービスが、アメリカ・シカゴにはあります。なんと劇場が個性あふれるサービスを提供しているのです。シカゴ郊外にシアターを構えるレッドムーン劇場(Redmoon Theater)です。ふだんは公演を行っているシアターなのですが、希望すれば、パーティーへアトラクションを劇団員ごと派遣してくれます。

Redmoon TheaterRedmoon Theater

フードサービスもあって、調理やテーブルサービスもしてくれます。でも、ただの調理人やウェイトレスではありません。さすが劇団だけあって、ほかとは一線を画すスタッフたちが、独特な雰囲気を持って提供してくれます。同劇場のオリジナルでユニークなキャラクターたちです。下の写真はスカートがテーブルになっています。

スカートがテーブルスカートに料理が並ぶ

確かに、お姫様や魔法使いなど、物語から抜け出してきたようなキャラクターが飲み物や食べ物を勧めてくれたら楽しそうです。普通だったらウェイターは裏方ですので、視界に入らない、意識されないものなのでしょうが、こんなキャラクターたちだったら、意識しないわけにはいきません。

デザートのトレイは回転する前菜の皿が上下に動く

道化師や魔女がサービスしてくれるたげではありません。同劇場の派遣サービスがユニークなのは、自転車をうまく活用している点にもあります。独特の形の3輪車や4輪車が、ワインやオードブルなどをサービスにまわります。変わった形をした自転車を含めて独特な雰囲気を醸し出しています。

ワイン・バイクドライビンムービーズローズサーバー

傘の先にぶら下げられたワイングラスが回転するなど、動きにもいろいろな工夫が凝らされています。自転車にすることで、一度に運べる料理やお酒の量も増えますので合理的です。トレンチ(トレー)を持ちなれない人でも料理や飲み物を運べるという利点があるのかも知れません。(下の動画をぜひ見てみて下さい。)



普通に考えたら、ワゴンに載せて押して運ぶのがせいぜいでしょう。こんな大きな自転車は邪魔になりますから、なかなか使おうとは思わないはずです。でも速度はゆっくりに調整されていますし、屋内でもスペースに余裕があれば充分使えます。

独特の形、動きをする自転車はアトラクションの一部であり、サービスの道具であり、パーティーを盛り上げるアイテムになっています。なるほど、自転車にもこんな使い方があるわけです。パーティーには意外な取り合わせですが、独自に組んだ自転車を演出に使うというアイディア、案外ほかにも使えそうです。



忘年会のシーズンとは言え、リストラや中小企業の資金繰り不安などが広がり、今年はそれどころじゃない人も多いかも知れません。アメリカのビッグ3もどうなるのでしょうか。

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この記事へのコメント
自転車のカテゴリーをさらに広げるような特殊車ですね。
エンターテインメントとしての魅力を高めるために,自転車の機構を上手く使用していると思います。
イベント会場では,こういった需要はきっとあると思います。

ビッグ3を救済する法案は廃案されましたが,金融安定化法案により公的資金で救済すれば,ドルの弱体化でドル安が進むとされています。
円高がますます進むと,日本の主力である輸出産業はさらに痛手を受け,投資が縮小されて経済全体が冷え込むでしょうね。
就職戦線では,公務員や電力会社・医薬品業界への志望がさらに高まるでしょう。
不景気になれば,初期費用やランニングコストの安さを理由に,自動車から自転車のシフトがさらに進むと思います。

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Posted by nekki5149 at December 14, 2008 02:21
nekki5149さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
普通の人が乗ったりすることはないと思いますが、面白い使い方ですよね。
ゆっくり進むと共に、パーツを回したり上下運動させたりするにも、ペダルの力を上手く利用しています。劇場の関係者が自転車好きだったこともあって、製作されたようです。
もしビッグ3が破たんすれば、直接影響を受ける日本の自動車部品業界だけでなく、日本を含めた世界経済に与える影響は甚大でしょう。雇用や中小企業の資金繰りも悪化していますし、経済状況はますます深刻ですね。
応援ありがとうございます。
Posted by cycleroad at December 14, 2008 20:50
 
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