April 24, 2010

自分の身体を使うという発想

人類の歴史は発明と共にあったと言っても過言ではないでしょう。


発明クラブ古来から、数多くの発明がなされ、我々の生活を豊かに、便利に、楽しくしてきたのは間違いありません。歴史を変えるような発明から、身近なアイディアまで、その数は膨大な件数に上るはずです。そして、そのまた何十倍、何百倍の、モノにならなかった発明、日の目を見なかった発明があったに違いありません。

中には、発明と言っても思わず笑ってしまうようなものもあります。斬新な発想と、ナンセンスなものは紙一重です。そんな発明の数々を集めた、その名も“Totally Absurd Inventions America's Goofiest Patents!”というサイトがあります。「まったく馬鹿げた発明・アメリカのおバカな特許」のいくつかを見てみましょう。

Image Get The Shaft, totallyabsurd.com

ゴルフクラブのヘッドだけ付け換えるという発明です(笑)。これなら重いキャディーバッグは必要ありません。身軽にラウンド出来るわけで、ちょっと面白い発想です。ただ、ゴルフをやる方ならわかると思いますが、実際にはナンセンスです。

Image Remote Controlled Horse, totallyabsurd.com

馬の鞍には誰も乗っていません。遠隔操作で手綱をひいたり、鞭を入れたりする馬のリモコンです。これがあれば、誰でもジョッキーというわけです(笑)。競馬場でも、騎手は馬に乗らずにコントローラーを操作する、ラジコンカーのレースのような光景になります。一見、出来そうな気もしますが、難しいでしょう。

Image Scary Fingers, totallyabsurd.com


最近は爪を伸ばしている女性が多いですから、これはイケそうに見えますが、そもそも爪を出す意味があるのでしょうか(笑)。


Image Floating Furniture, totallyabsurd.com


狭い部屋を広く使う方法として、いかにも考えつきそうです。ヘリウムガスで浮かぶベッドです。寝るときは下ろして使います。ただ、いずれ部屋が散らかると、下ろす場所が無くなるのは目に見えています(笑)。

Image Hijacker Injector, totallyabsurd.com

ハイジャック犯撃退装置です。でも、マンガのように、ハイジャック犯が椅子ごと飛行機の外へ飛び出してしまうわけではありません。椅子の中に仕込んである注射器で犯人を眠らせてしまおうという寸法です。もちろん、ハイジャック犯が、ハイジャック後もおとなしく席に座っているという前提です(笑)。

Image Toilet Snorkel, totallyabsurd.com

なんで好き好んで、そんな場所の空気を吸うのか、インパクトのある絵です。実は、火事になった時、煙を吸い込んで意識を失わないため、トイレの配管の中の空気を吸うための装置です。これはこれで気を失いそうな気がしないでもありません(笑)。とっさに使えるかどうか、いずれにせよ、トイレにこもるより速く逃げた方が...。

Image Windy Wheels, totallyabsurd.com


自転車関係もあります。風を上手く利用出来たらラクでしょう。誰でも考えつきそうですが、残念ながらそう簡単にはいきません。

Image Flying Bike, totallyabsurd.com


自転車で空を飛べたら気持ちがいいだろうなとは思いますが、こんな装置ではイヤです(笑)。


Image Body Sail, totallyabsurd.com

ヨットはなかなか買えませんから、それならヨットになってしまおうという発想です(笑)。ヨットより、ずっと時間がかかって、ある意味優雅かも知れません。

Image Sky Skier, totallyabsurd.com

こちらは、鳥になってしまおうという、言わば古典的な発想です。人類長年の夢でした。飛行機によって実現した今でも、鳥のように飛びたいという願望はあります。しかし、エンジンもないのに、こんな羽根で空を飛べるとは、誰も思わないでしょう。

ところが、この単なるナンセンスな絵、このままの形ではありませんが、素材技術の進歩によって、あながちナンセンスではなくなりつつあります。下の動画をごらん下さい。




鳥と言うより、ムササビかモモンガのようでもありますが、生身の人間が滑空しています。最後はパラシュートで着地します。この時代の人が見たら、さぞ驚くことでしょう。

Image Be The Bike!, totallyabsurd.com

さて、発明に戻って、「ヨットになる」、「鳥になる」の次は、「自転車になる」です(笑)。自転車に乗るではなく、自分の身体を自転車のフレームにしてしまおうというアイディアです。これなら、折りたたみ自転車よりパーツも少なく、持ち運びには便利そうです。ただ原則として下りだけです。

Image Knee Skates, totallyabsurd.com

こちらも、発想としては似ています。スケートが出来ない人でもこれなら安定するでしょう。

Image Robo Skater, totallyabsurd.com

ローラースケートをしたことがある人なら、腕や他の部分にもローラーが付いていたら便利ではないかと、一度くらいは考えたことがあるかも知れません。身体に取り付けるだけなら誰でも出来ますが、これで走行するのはナンセンスでしょう..。と、普通は思いますが、実はこちらも実現してしまう人がいます。




近未来のSF映画にでも出てきそうな映像です。もしくは、ローラーマンとかの名前でヒーローもの映画かテレビ番組に出てきてもおかしくありません。




先ほどの、自分の身体一つでの滑空も、こちらの滑走も、自分でも出来たらさぞ爽快でしょう。ただ、どちらも誰にでも出来るワザではなさそうです。練習すれば可能なのかも知れませんが、危険が伴います。願わくば、こうした体験が、誰にでも安全で手軽に出来るようなボディスーツを誰かに発明してもらいたいものです。


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「おバカな発明」みたいな切り口、個人的には嫌いではありません(笑)。でも、バカバカしく見える発想の中から、世の中を驚かせるような発明が生まれることもあります。こういうのを笑ってしまうのは、凡人ということなのかも知れません。

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この記事へのコメント
ハイジャック椅子とトイレがツボです
どちらも一大事だというのにまったく緊張感が無いイラストの人(笑)
Posted by 職人気取 at April 26, 2010 08:08
職人気取さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ツボにハマったのがありましたか(笑)。
たぶん、一生懸命考えて、いい方法だと思ったんでしょうけどね..。
Posted by cycleroad at April 26, 2010 21:13
 南瓜の馬車の自転車版が欲しい。南瓜の絵が付いた福祉リフトカーは良く見掛けます。南瓜を自転車で牽引出来たらと思います。それってサイクルトレラーと言われそうですが、英語苦手なので日本メーカーから発売してくれると有り難いです。
Posted by ジャムおばさん at April 26, 2010 22:39
ジャムおばさんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
シンデレラの物語は普遍的な人気がありますから、自転車でけん引するカボチャの馬車は、女性にウケるかも知れませんね。
かと言って、それをけん引して彼女を迎えに行くのは微妙な感じもしますが..(笑)。
Posted by cycleroad at April 27, 2010 23:25
馬ではないが、アラブではラクダに乗るロボットジョッキーは実用に成ってるのをニュースで見ましたから強ち馬鹿発明とは言えませんね。
リンクは貼りませんが検索すると随分引っかかります。
系統樹と一緒で枝葉の方が興味深いものです。
Posted by はいどら at April 28, 2010 16:48
はいどらさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですか、それは知りませんでした。
なるほどロボットジョッキーですか。これが可能となると、人間のジョッキーは商売あがったりですね(笑)。ただ、違いとしては、ジョッキーに当たる部分が乗っている必要があって、手綱をひいたりムチを入れればいいというものではないのでしょうね。
やはり、優れた発明とおバカな発明は紙一重なのかも知れません。
Posted by cycleroad at April 28, 2010 23:26
最初の方はニヤニヤしながら見ていたのが、「自転車になる」発明の画像でついに声を出して笑ってしまいましたw
ばっちりキメたレーサー達が、四つん這いの土下座スタイルで下り坂を疾走していく様を思い浮かべると、また笑えますw

あと、画像とはちょっと違いますが、空飛ぶ自転車は「Fresh Breeze Flyke」というリカンベント式パラモーターがありますね。
リカンベントトライクに、パラグライダー用のプロペラエンジンを搭載した空陸両用の機体です。
地上では人力で、空ではプロペラエンジンで、行きたい所へ正に "飛んで" 行けるマーベラスな一品です。

日本では、クリエイティブウイングスという東京の代理店が販売しています。
Posted by say-hal at April 29, 2010 16:20
say-halさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
やはり、「自転車になる」がツボにハマりましたか。私も一番最初に、この絵を見つけて思わず笑ってしまったのが、このサイトについて取り上げることにしたきっかけです。土下座スタイルは言い得て妙というか、うまい表現ですね(笑)。
プロペラを背負って乗るパラグライダー、モーターパラグライダーがあるのは知っていましたが、それをリカンベントで乗る「Fresh Breeze Flyke」というのは知りませんでした。
なるほど、こんな空飛ぶ自転車があるんですね。これは、ぜひ一度乗ってみたいものです。面白い情報、ありがとうございました。
Posted by cycleroad at April 29, 2010 23:40
 
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