August 10, 2010

新たに開拓してみるのもいい

お盆休みにツーリングの計画を立てているという方も多いのではないでしょうか。


自転車の島に週末の郊外でも、この暑い中、元気に走行しているサイクリストと行き会います。それぞれ、ロングライドのツーリングだったり、峠道に挑んだり、あるいは輪行など、思い思いのスタイルで走っていると思います。単独だったり、集団走行だったり、距離もいろいろでしょう。

友人や知り合いなどと話していても、ふだん自転車で出かけるスタイルはいろいろのようです。綿密にコースを計画する人、計画なしに当日に思い立ったら出かける人、目的地だけ決めて適宜走る人、昼食場所や立ち寄りスポットまで決めておく人、当然ながら、そのスタイルはさまざまです。

いつも決まった練習コースがあるという人もいるでしょう。関東ローカルな例で言うと、ヤビツ峠とか、大井埠頭とか有名なスポットに走りに行くという方もあると思います。もちろん、大きな川沿いなどにあるサイクリングロードを走るという方も多いに違いありません。

当然、走りやすい道に足が向くでしょうし、お気に入りの寄り道スポットがあったり、定番になっているコースもあると思います。結果として、自然といつも同じ道を走るようになる人も多いのではないでしょうか。出かけるコースがマンネリになっているという方も多いかも知れません。

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自転車で走ることがメインなので、コースは同じでもいいという方もあるでしょう。それぞれですが、私は例え目的地が同じでも、なるべく違うコースも走ってみたいと考えるほうです。もちろん、選択の余地が少ない場合もありますが、多少遠回りでも、なるべく通ったことのない道を通ってみようと計画することも少なくありません。

地図好きなのかも知れませんが、新しいコースを考えて、この道を通って、こう出て、こう行こうなどと地図を見ながら、あれこれ考えて計画していると時間が経つのも忘れてしまいます。最短コースだけがルートではありません。知らない場所、通ったことのない場所でも、いろいろと想像しながら、地図を眺めていると飽きません。

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最近は、自転車用のサイクリングマップも多数出版されています。コースガイドも充実していて、目印や区間距離、沿道のお勧めスポットなど、役立つ情報が満載されています。ネット上にも情報が溢れていますから、ツーリングの計画を立てるのに不自由はしないでしょう。

私も、そうした情報を利用しますし、実際に走ります。でも、全く本の通りばかりでもつまりません。メジャーな、よく知られた道でない細い道などを通ることも少なくありません。信号が無くて交通量が少なく走りやすいとか、静かで情緒があるとか、雰囲気のいい店があるなど、思わぬ発見をすることもあります。

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現地で見つけて走ってみることもありますが、そうした道を探すのは、やはり地図です。自転車で走るなら道路地図が便利ですが、私は地形図なども見ます。多くの地図の元になっている地図ですが、そのものを使う人は少ないかも知れません。しかし、地形図は道路地図に載っていない情報も多く、興味深いものがあります。

道路地図は、市街地ではいろいろな施設の情報が書き込まれていて、とても便利です。ところが、郊外になると、ほとんど空白となってしまい、わずかに番地がところどころ書かれているだけだったりします。そういう場所では地形図のほうが情報が豊富です。

電子国土ポータル

等高線が入っていますので、山沿いでは標高差や傾斜のきつさもわかります。さまざまな地図記号が書き込まれています。慣れてくると、いろいろと読み取れるようになり、得られる情報は少なくありません。でも、地図記号なんて小学校で勉強して以来ご無沙汰という方も多いのではないでしょうか。

学校とか、警察とか、田畑などを表す、あの記号です。お寺や神社、病院や郵便局あたりは誰でも知っていると思いますが、知らない記号も多いのではないでしょうか。地図記号は不変ではなく、なくなってしまった記号や、新しく導入される記号があるのも、あまり知られていません。

最近導入されたのは、老人ホームや風車です。2006年に採用されました。記号のデザインは公募され、それぞれ小学生と中学生の図案が採用されています。風車は、風力発電用の風車ですが、どちらも近年になって増加した施設なので、記号をつくる必要に迫られたわけです。

答えはクリック。

中には、小学生の頃に習った記憶がないものも多いのではないでしょうか。全部で161もの記号があって、なかなか全部は覚え切れるものではありませんが、博物館とか、図書館がどういう記号か思い浮かばない人も多いと思います。自衛隊、電波塔、電子基準点なんていうのも、習った記憶がありません。

記念碑や煙突、高塔、渡船なんていうのもあります。地形図の中に、こうした記号を見つけると、ツーリングの計画の際に役立つ場合も多いと思います。走行中の目印としてチェックしておけば便利ですし、意外な場所に博物館があったり、記念碑や温泉マークがあるのを見つけて、立ち寄ってみようという気になるかも知れません。

山の中を通る送電線なんかも描かれていますので、目印に乏しい場所では役立ちます。神社は、かなり人里離れた場所にもあったりします。道路の通る場所が、針葉樹の森なのか、果樹園の中か、竹林なのかなども一目瞭然です。変わったところでは、ヤシ科の樹林なんてのもあります。珍しいものを見つけると立ち寄りたくなります。

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一方、なくなってしまった記号もあります。例えば電報電話局のマークは、今は使われていません。昔の電電公社が民営化され、NTTになった時点で廃止されました。銀行や信金のマークは無いので、民営化した郵便局も消える運命かと思えば、最近の郵政民営化の見直し論議を受けて、現在は様子見の状態だと言います。

民営化と言えば、国鉄もそうです。線路の記号は国鉄と私鉄に分かれていました。JRになって、全て民営となり、私鉄の記号だけになるのかと思えば、国鉄線の記号は、そのままJR線として残されています。人々の中にも、JRと私鉄と分ける感覚がありますし、分かりやすいことから残されたようです。



地形図は、大きな書店に行けば紙に印刷されたものが売られていますが、今は国土地理院のサイトで閲覧出来るので、気軽に見てチェックすることが出来ます。そのほかの地理関係の情報も豊富なので、興味のある方は見てみてください。公的な機関から情報や地理データが提供されているのですから、使わない手はありません。

書店では、古地図やいろいろなテーマに特化した地図も売られています。もちろん、カシミールなどのソフトウェアを使って、3Dマップにしたり、標高データや、GPSと連動させて走行軌跡の管理などをしている人もあると思います。自転車用のナビも発売されていますので、そうしたツールを使う手もあります。

地図好きかどうかによっても左右されると思いますので、誰にもお勧めとは言いません。分かりやすい国道などだけを使って走行するのもいいですが、新しいルートを開拓してみるのも一興だと思います。道路地図や地形図などを見て、たまにはオリジナルのツーリング計画を立ててみるのも面白いのではないでしょうか。


ブックオフオンライン


ノンアルコールのビール風味飲料が、かなり売れているそうです。自転車の時でも飲めて便利ですが、おいしいんでしょうか。私は家に帰ってから本物のほうが..。

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もちろん、ネット上にも使える地図サービスがいろいろ揃っている。

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この記事へのコメント
 素晴らしいツーリングガイド。
 このサイトと参考本数冊でツーリングのベテランになれそう。
参考になります。
Posted by daikaisui at August 11, 2010 16:04

こちらのブログのほうをリンクに載せてもらいます!
どうぞよろしくお願いします。
Posted by ウルティニア at August 12, 2010 16:46
daikaisuiさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
何か参考にしていただける部分があったならば幸いです。
地形図を見てツーリングの計画を立てる必要はありませんが、沿道の狭い範囲だけでなく、出かける地域全体にも視野が広がります。
ちょっと見方を変えることで、新しいものが見えてきたり、違った楽しみ方が広がったりすることもあるのではないかと思います。
Posted by cycleroad at August 12, 2010 23:23
ウルティニアさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
リンクしていただき、ありがとうございます。
ただ、恐縮ですが、いま現在相互リンクはさせていただいていませんので、あしからずご了承ください。
Posted by cycleroad at August 12, 2010 23:27
 仕事柄、ZENRINの住宅地図や道路地図はよく見ます。先日、レインボーブリッジのパーキングに入ると、首都高速の出入口の詳しい地図と車線図を貰いました。慣れない運転手には入り口合流が右からなのか左なのか、前持って分かっているだけで有り難いです。
 環八を自転車で通っていると、常時左折可の交差点で自転車の直進は難しいかなと感じます。歩道が切れて横断歩道橋だけになると、車椅子や子乗せ自転車や脚が弱くて横断歩道橋渡れない人は引き返すしか有りません。
 横断歩道が無くて、横断歩道橋しか無い箇所の道路地図が是非欲しいです。
 他に、自転車運転を商売としている方の協力して貰って、ここは危なくて自転車が車道が通れないとかの情報を集めた地図も欲しいです。そんな情報が集まって、改良を重ねれば、車道を走り易い自転車レーンが出来ると思います。
 港特別支援学校の前には大型車両の左折が多いです。直進する歩行者と自転車の事故が多かったみたいです。歩行者用信号が青の時は左折自動車が左折出来ない様に、自転車用信号は赤信号で直進のみ可の矢印が出ています。
Posted by ジャムおばさん at August 13, 2010 22:43
ジャムおばさんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに健常者であっても自転車や歩行者に優しくない場所は街に溢れていますね。バリアフリーの普及を目指すNPOが、そうした情報を掲載した地図を作っているという話は聞いたことがありますが、見たことはありません。
おっしゃるように、自転車にとって通りにくいとか、危険だとか、事故が多いといった情報を掲載した道路地図があれば、参考になります。
むしろ、そうした情報を市民から行政に上げることで、道路の改修が進むことを願いたいものですね。
Posted by cycleroad at August 14, 2010 21:26
早朝は秋の予感。
これから風も景色も絶好調となりますね!
集団走行が口コミの小さなお店を昼食場所や立ち寄りスポットとしているのを見かけます。ある店主は、他のお客様の迷惑を考えてほしいと言ってました。一人当たり¥300〜¥500程度の軽食をして冷水機の水は補給が間に合わない!休憩を店内で長時間とられて!常連さんに帰られてしまう。
昼食時間をずらせて来店していただければ幸いなのですと申しておりました。
走行中、見かけた塵を拾えとまで言いませんが、行動がちょっと違うだけで、いい結果を出すと思います。自転車の工夫、改善だけでなく目には見えない努力でサイクリングのプロになって自転車社会が壁にぶつからないようレベルを引き上げましょう。

Posted by 狼イマイ at September 11, 2010 10:56
狼イマイさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、これからは自転車に乗るにも絶好の季節です。
確かに、最近は自転車ブームのせいもあってか、大勢で集団走行している人も増えてきた気がします。
集団で行動すること自体は悪くないですが、そのことによって、他者に迷惑をかけたり、危険だったりする場合もあります。そのあたりの配慮が足りない人もあるのは否めないようですね。
お店に大勢で押し掛けて迷惑になっているのは、必ずしも自転車の集団に限らないと思いますが、おっしゃるように、自転車好きの集団であるなら、その自覚を持って、マナーにも気をつけたいものですね。
Posted by cycleroad at September 12, 2010 23:55
こんにちは。
飛騨里山サイクリングの松尾と申します。

いろいろな情報を発信されているようですね。とても興味深い内容がたくさんあり、これからも時々拝見させていただきます。

ところで、私たちは飛騨を拠点に里山を紹介するサイクリングツアーを行っています。よろしければ、相互リンクをお願いします。

私たちのブログやホームページをご覧ください。

よろしくお願いします。
Posted by 松尾 和久 at October 06, 2010 22:39
松尾 和久さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
飛騨ですか、いいところですね。私も友人がいるので、何度か訪れたことがあります。
まことに恐縮ですが、今のところ、相互リンクはお受けしていません。悪しからず、ご了承ください。
Posted by cycleroad at October 07, 2010 00:09
cycleroadさん,こんにちは.

遡って拝見していたところこの記事が目に留まりましたので,一言申し上げたいと思います.

サイクリングに国土地理院の地形図は絶対欠かせません.走った路線に赤のボールペンで書き込んで,その線がタコの足からクモの巣のように,やがてそれが1/5万の数枚では収まらず,1/20万地勢図数枚まで極細の赤サインペンの網の目が展開するのは大きな楽しみの1つです.

距離を割り出すには1/2.5万の地形図が便利で,私の地元・長野県北東部の分を中心に,その地図のコレクションも気が付いたら結構な枚数になりました.それで割り出した自転車の走行路線を交差点と交差点で繋ぎ合わせますと,総延長は上甲信越4県を跨いで7,100km以上になります.

大学入試センター試験の地理の問題で,毎年のように1/5万地形図に関連する問題が出題されるということは,中学や高校の社会科(地理)で必修になっているのでしょうか?

いずれにしても,サイクリングに地形図は“楽しくてためになる”学習効果が大きく期待できるでしょう.
Posted by マイロネフ at August 10, 2014 14:00
マイロネフさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
地図好きのようですね。地図好きにとって、地図上で計画を立てたり、帰ってきてから走行ルートを確認するのは楽しい作業です。
ただ、方向感覚がまるっきりダメで、地図を見てもよくわからない人もいますし、地図は苦手でルートも人任せなど、人によって地図に対する感度はずいぶん違うようです。
学校での勉強もあるかも知れませんが、先天的な好き嫌いがあるようにも思います。
最近はスマホやGPSもあるので、苦手な人にも親しみやすくなってきているので、サイクリングに活用する人も増えると思います。
Posted by cycleroad at August 11, 2014 23:32
cycleroadさん,ご返信有難うございます.

仰る通り,携帯電話等のGPSと地形図を併用すれば一層効果的かもしれませんね.
次回からはその手を試してみようかと思います.ただGARMINとかいうハイカラな装備までは未だ現時点では手が出ませんが・・・・・・(苦笑).
Posted by マイロネフ at August 12, 2014 14:41
マイロネフさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
使い勝手の問題はありますが、地図好きならばGPSやナビは、はまると思いますよ。
Posted by cycleroad at August 14, 2014 23:03
 
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