September 03, 2010

何より事故が起きないように

歩道での歩行者との事故は、全面的に自転車の過失とする基準が示されました。


少し長くなりますが、毎日新聞の一連の記事を引用します。


自転車事故:歩行者との事故、過失相殺認めず 自転車側に高額賠償

◇東京など4地裁「新基準」

自転車の車道走行ルールを厳格化するため道路交通法が改正された07年以降、自転車で歩行者をはねて死亡させたり重傷を負わせた場合、民事訴訟で数百万〜5000万円超の高額賠償を命じる判決が相次いでいることが分かった。これと並行して東京や大阪など主要4地裁の交通事故専門の裁判官は今年3月、「歩道上の事故は原則、歩行者に過失はない」とする「新基準」を提示した。高額賠償判決がさらに広がるのは必至の情勢となる一方、車道走行ルールが浸透していない現状もあり、今後議論を呼びそうだ。

高額賠償を命じた主な判決自転車は道交法で「車両」と規定され、従来、原則車道走行だが定着せず、歩道での自転車と歩行者の事故が急増。このため07年の道交法改正(施行は08年)で歩道を走れる条件を明確にし、車道走行のルールを厳格化した。高額賠償が相次ぐ背景には、この厳格化を司法が酌み、加害者の自転車に厳しい態度で臨んでいることがあるとみられる。

こうした流れの中、交通訴訟を専門的に扱う部署のある6地裁(東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸)のうち、京都、神戸を除く4地裁の裁判官は今年3月、法律雑誌で誌上討論。自動車やオートバイの事故では、歩行者側の過失の程度により車両側の責任を軽減する「過失相殺」の基準が東京地裁の研究会などにより示されているが、自転車にはないため、4地裁の裁判官は自転車にも基準の必要性を確認した。

その上で、横浜地裁の裁判官が、歩道上の事故については道交法で自転車の走行が原則禁止され、通行できる場合も歩行者の安全に注意する義務があると指摘。「事故の責任は原則、自転車運転者に負わせるべきだ」とした上で、運転者が児童や高齢者でも変わらないとし、他の3地裁も基本的に一致した。

「新基準」に、4地裁は「検討が必要」としているものの、あるベテラン裁判官は「各地裁は参考にしていく」と、その影響力を指摘。別の裁判官は「自転車には非常に厳しいが、自転車の台数増加など事故の要素が多くなっていることを受けたものだろう」と評した。

一方、自転車の交通事故を担当する弁護士は「自転車の車道走行は一般的に浸透していない」と新基準に疑問を呈する。さらに、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)のように所有者が強制加入する保険がないことから「加害者の資力が問題」と懸念を示している。

◇件数、10年で3.7倍

社団法人「自転車協会」の調べでは、全国の自転車保有台数は08年3月時点で約6910万台。最近10年で約398万台増えた。警察庁によると、09年の自転車関連事故は15万6373件で、交通事故全体の21・2%を占める。自転車事故の増減はこの10年ほぼ横ばいで、8割以上は対自動車だが、対歩行者事故に限ると、99年の801件から09年は2934件。10年間で3・7倍に激増した。自転車同士の事故も09年は3909件で、10年前の4・4倍に増えている。

自転車側が過失の大きい「第1当事者」となった2万4627件のうち、未成年の占める割合は39・6%。訴訟では13歳前後から賠償責任を負うとの判断が多く、未成年が高額な賠償を求められかねない実情が浮かぶ。これらを含め、自転車側に法令違反があったのは、自転車事故全体の3分の2に及んだ。

◇過失相殺

損害賠償訴訟で被害者にも責任や過失があった場合、その程度に応じ裁判所が賠償額を減らす仕組みで、民法に規定されている。例えば交通事故被害者の損害額が2000万円だったとしても、被害者に周囲の安全を確認しなかったなどの過失があり、賠償額から差し引くべき割合が20%と判断されれば、賠償命令額は1600万円になる。一般の訴訟では裁判官が事案に応じ自由に過失相殺の割合を決められる。(毎日新聞 2010年8月21日)




自転車保険:低い認知度 損保各社、販売中止 警察庁所管系も加入2%

自転車と歩行者の事故が10年間で3・7倍に増え、自転車側への高額賠償判決が相次ぐ一方、それに備える保険への関心が極端に低く、損害保険各社が3月までに「自転車総合保険」の販売を中止していたことが分かった。警察庁所管の日本交通管理技術協会が交付する「TSマーク」に伴う安価な自転車保険の加入率も現在2%。全日本交通安全協会が05年に約900人を対象としたアンケートでは「保険に加入」16・5%に対し「保険自体を知らない」が54・9%に上っていた。

自転車は、車やオートバイが強制加入させられる自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の対象外。自転車の車道走行のルールを厳格化するため道路交通法が改正された07年以降歩行者をはねた自転車側に対する高額賠償判決が相次いでいるが、自転車が保険未加入のため被害者に賠償が及ばないケースも生じており、保険における安全網構築の重要性が改めて浮かんでいる。

損保各社は80年から自転車総合保険の販売を始めた。自転車に乗っていて自分が死傷した場合と、他人を死傷させたり物を壊した場合のいずれも補償。年3000円の保険料で、最高2000万円の対人事故補償が標準的だった。

しかし、05年以降の保険商品簡素化の中、自転車総合保険も整理対象になり、3月で販売を中止。現在は、自転車事故やそれ以外も含めて他人の身体などに危害を与えた際に賠償する「個人賠償責任保険」を、火災保険などに特約として付けるよう勧めている。

「自転車保険のニーズはあり、方法次第でビジネスになる」(朝日火災海上保険の営業担当幹部)と将来性に期待を寄せる声もあるが、ある損保関係者は「保険料が安い割に支払いが多く、販売実績も少ない。経費を考えると特約として販売した方が効率的」と指摘。日本損害保険協会も07〜09年度、自転車の交通ルールや賠償について説明する冊子を12万5000部発行しPRに努めているが「『自転車に乗るなら保険に加入する』との認識は広まっていない」(損保関係者)という。

このため現在、自転車専用の保険は、学校など団体向けの販売や、生活協同組合連合会の組合員向けなどにとどまる。他保険の特約は、どの程度普及しているかは不明だ。

一方、日本交通管理技術協会は、自転車店での購入時や点検・整備時に1000〜2000円程度の手数料で「TSマーク」(有効期間1年)を自転車に張り、対人死傷で最高2000万円を補償する保険制度を展開している。だが、09年度のTSマーク交付枚数は約141万枚で、08年の全国自転車保有台数約6910万台のわずか約2%にとどまっている。

◇TSマーク

財団法人・日本交通管理技術協会が、警察庁の指導で自転車安全対策の一環として79年に交付を始めた。協会の検定に合格した自転車安全整備士(現在約6万人)が自転車店で点検・整備し、安全と認めた自転車に張る。TSは「Traffic Safety」(交通安全)の頭文字。82年から事故被害者の救済などを目的に、自分や相手が死傷した場合に補償する保険が付けられた。保険料は点検・整備料に含まれ、各店で料金は異なる。(毎日新聞 2010年8月22日)




銀輪の死角:自転車事故、救済システム未整備 勝訴も賠償なし 「自賠責あれば…」

自転車と歩行者の事故で、加害者側が保険に未加入だったため、被害者側が勝訴しても賠償を受けられないケースが出始めている。被害者からは「自転車にも車の自賠責保険のような制度があれば」との声も聞かれる。セーフティーネットの未整備は、被害者をさらに苦しめている。

◇歩行者側、裁判に5年超「ただ悔しい」
◇加害者側、自己破産「払えるわけない」

怖いのよ東京都品川区の女性(67)は03年4月、健康診断の結果を聞くため病院に向かう途中、自宅近くの狭い交差点で近所の男性(58)の自転車とぶつかり転倒、左足の太ももを骨折して3カ月入院した。夫は脳卒中で入院中。パートなどで一家の家計を支えてきた女性にとって、約80万円の治療費は大きな出費だった。

不幸は重なる。その年の大みそかに、茨城県に住む母が病気で倒れて入院した。平日は面倒をみるため痛む足を引きずりながら、母が亡くなった04年4月まで東京と茨城を往復する生活が続いた。

事故の際、女性は「はねられた」と思ったが、相手の男性は「自転車にまたがって止まっていたら女性がぶつかってきた」と主張し不起訴処分となった。「真実を明らかにしてほしい」。女性は05年4月、東京地裁に提訴した。1年半後、判決は「走行中の自転車が女性にぶつかった」と認め、男性に567万円の賠償を命じた。その約半年後の07年3月に2審も勝訴し、判決は確定した。

しかし、男性は保険に入っていなかった。女性は男性の給料を差し押さえようとしたが、男性は自己破産を申し立てて認められた。破産により賠償が免責されるかどうかの訴訟を最高裁まで争ったが、今年7月に敗訴が確定した。5年を超えた裁判で、手元に残ったのは費用の借金と箱いっぱいの裁判資料。今も足にはボルトが入る。年金収入だけでは家賃の支払いも大変で、将来も不安だ。睡眠薬に頼る日もある。

事故後、自転車とすれ違うと怖くて、近くに壁があるとへばりつくこともあった。自動車との事故なら加害者の自賠責保険で賠償され、たとえ無保険でも国による保障制度があるが、自転車にはそんな救済システムはない。「加害者は賠償するのが当然なのに。ただ悔しい」と言う。

一方、男性は「こちらは悪くない。警察でも検察でも自分の主張は通って(不起訴処分となって)いるのに民事裁判で負けてしまった」と語る。賠償額は法定利息も含めると800万円近く。「払えるわけない。保険に入っていればよかったと思うが。自己破産するしかなかった」と首を振った。女性がけがをしたのは気の毒だと思う。だが、自己破産で自身も従来通りの生活はできなくなった。「事故で家の中、がたがたですよ」。男性はつぶやいた。

◇保険加入義務づけ、半数「必要ない」

全日本交通安全協会が05年に実施したアンケートによると、自転車利用者に保険加入を義務づけることを「必要」とした人は33.1%で3人に1人程度。「必要ない」とした人は半数近くの47.0%にのぼった。このうちほとんど毎日自転車に乗る人では「必要」が22.5%にとどまる一方、「必要ない」は過半数の55.0%。利用頻度が高いほど事故などのリスクが高まるにもかかわらず利用者の意識に大きなギャップが生じている実態が浮かぶ。

義務づけが必要ない理由(複数回答)については81.9%が「利用者が自主的に考えること」としたが、「費用がかかるから」(24.4%)や、「自転車は死傷事故の加害者となることがほとんどない」(21.0%)というものもあった。

交通事故訴訟にかかわる弁護士からは「お金がない人ほど任意保険に入らない現状がある。自転車にも自賠責保険のような強制加入保険制度が必要だ」との指摘も上がる。(毎日新聞 2010年8月22日)




自転車事故:「自賠責制度の対象に」被害者団体が提言

自転車と歩行者の事故が急増し自転車側への高額賠償判決が相次ぐ中、交通事故の被害者団体の代表が国土交通省設置の懇談会で、自転車を自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の対象とするよう提言していることが分かった。保険未加入の自転車の事故で被害者が賠償を受けられないケースが生じており、自賠責保険という強制加入制度の導入で救済すべきだとの考えだが、国交省は消極的な姿勢を示している。

「自賠責保険は被害者救済が目的なのに、自転車は対象外として事故被害者を救おうとしないのは非常におかしい」。6月、国交省が99年から設置する「今後の自動車損害賠償保障制度のあり方に係る懇談会」で、委員を務める「全国交通事故遺族の会」の戸川孝仁副会長(65)が発言した。国が自転車を環境負荷の小さい新たな交通手段として位置づけ、今後も利用が広がることを指摘した上で「(自賠責保険の)制度を変えていく必要がある」と提言した。

遺族の会は交通事故犠牲者の遺族ら約1000人で構成し、政府や国会に交通事故の防止策を提案している。自転車事故の被害者からも相談が寄せられ、自転車利用者が重大事故と認識せずに現場を立ち去り、重傷を負った歩行者がまったく賠償を受けられないケースもあったという。

戸川副会長は「道路交通法では自転車も車と同じ『車両』なのに、自賠責保険への加入義務づけは車とバイクだけ。法の矛盾を改善し、自転車からも保険料を集めれば、被害者救済や事故防止対策の充実にもつながる」と指摘する。自身は93年に車の事故で当時9歳の次女を失った。「無責任に自転車を増やせば、多くの事故を招いた車と同じ状況になる」と訴える。

国交省自動車交通局保障課は「自転車の実際の利用台数が不明で、どの程度の保険料とすればいいのか推計できない。車検のような機会がなく保険料の徴収も困難」と否定的だ。国交省幹部も「論理的には可能だが、国民が受け入れるかどうか。任意保険の加入率アップを目指すべきだ」と慎重な立場を崩していない。

◇保険義務化に賛否二分…交通安全協調査

自転車保険の加入義務づけを巡り、全日本交通安全協会が05〜06年に学者や愛好家、自転車業者、自治体など51の個人・団体に実施した調査では、「必要」41%、「不要」55%と意見は二分された。学者の多くが支持した不要派には「経済性と手軽さが損なわれる」などの声があった。

交通事故に詳しい弁護士は「自転車は車に比べて事故の被害が軽いと考えられてきたが、時代は変わり、裁判でも自転車側に厳しい判断が示されている。強制加入保険を早急に整備すべきだ」と強調。損害保険会社の関係者は「民間の保険では収支バランスを考えなければならない。普及させるには自賠責の方が望ましい」と指摘する。(毎日新聞 2010年8月30日)



事故防止へこの報道を巡っては、いろいろな感じ方や意見があると思います。歩行者の立場から見るか、自転車の立場で考えるかによっても違ってきます。ネット上にもそれぞれの立場の、さまざまな意見が散見されます。法律的な問題だけでは一概に言えない部分もあるでしょう。

歩行者にしてみれば、歩道を暴走する自転車は危険極まりない存在です。ケータイを使いながら、ろくに前も見ずに、歩行者をぬうように走行にしていれば事故も起きます。歩行者優先である歩道を暴走して、人をケガさせたら過失相殺なしの原則100%の責任とするのは当然だということになるでしょう。

自転車側から見れば、脇から歩行者が飛び出してきたのが原因でも悪くないのかなど、不満も残ります。歩行者にも過失があるはずと考える人もいると思います。そして現状、車道走行が原則と言っても、車道は狭くて危険だから、歩道を通るのは仕方が無いということになるでしょうか。

車道走行が原則だからと車道に出れば、クルマが猛スピードで脇をすり抜けます。乱暴な運転のドライバーに脅威を感じる人も多いのではないでしょうか。邪魔だ歩道を走れと言わんばかりのドライバーもいます。違法駐車車両も危険な存在です。

ドライバーの立場からすると、自転車は邪魔な存在ということになるでしょう。信号無視や右側通行などルール違反も多いですし、後ろも見ずに突然道路を横断したり、フラフラしているなど危険です。車道走行の自転車が交通を滞らせていたりして、腹立たしく見ている人も多いに違いありません。

交通事故 撲滅へおそらく、自転車に乗る人でも歩行者になったり、ドライバーの立場になれば、見方が変わったりするはずです。それぞれの立場、気持ちがわかるぶん、相互理解が進んでも良さそうなものですが、お互いに反感を感じるばかりです。こうした状況は、どうして起こるのでしょうか。

一つには、原則が貫かれていないからだと思います。本来は弱者優先の原則から言って、歩行者は守るべき存在です。自転車にはその義務があります。同時にクルマにとって自転車は守るべき存在であり、自転車の車道上での権利を尊重し、クルマが一番譲らなければならない立場のはずなのです。

法律は、この交通弱者優先が原則となっていますが、行政は、実際には逆のことをしています。クルマ優先、クルマ中心の道路整備です。クルマを優先させるため、車道にいると邪魔な存在の自転車を歩道に上げてしまいました。今では自転車は歩道を走るものと思っている人が多数を占めます。

自転車を通すため歩道を広くしたぶん、車道は自転車が通りにくくなっている場合も少なくありません。車道をクルマ優先で走らせるため、歩行者と自転車を歩道に押し込めようとしているわけです。結果として自転車は歩道を走るようになり、歩行者と混在して、事故が多発することになってしまいました。

歩道内で自転車と歩行者を混在させたのが、そもそもの間違いです。交通弱者優先どころではありません。こうした原則をないがしろにする道路行政が行われてきた結果、人々の中にも歩行者優先の意識が薄れ、あるいは自転車と車道をシェアする意識がなくなり、お互いに反感を感じるようになってしまったと言えます。

交通安全呼び掛け本当なら、歩道を自転車が通るのは違法ですので、当然自転車の100%過失ということになります。そこに異論は出ないはずなのです。しかし行政が、弱者優先の原則と全く逆の道路行政を行ってきた結果、多くの国民も勘違いすることになってしまいました。

本来ならこうした反目は起きず、弱者優先の原則に反した行為に過失が認められることになります。その是非は論争になりません。つまり、法律で決めておきながら、行政が恣意的な運用をして、原則をないがしろにしてきた結果、こうした状態が生まれたのではないでしょうか。

そんな原則論を言っても仕方が無いと言われそうですが、現状のような道路行政が行われている限り、こうした問題は解決しません。高額賠償の問題も、事故が起きなければ発生しないわけで、何より、不幸の元である事故を防ぐことを考えるべきでしょう。

本来あるべき姿、自転車が車道を走行するようになれば、歩道上での歩行者との事故は起きず、賠償の問題も起きません。保険会社の自転車保険からの撤退とか、加入率の低さも問題にならないはずです。まず、本来あるべき姿に戻すべきであり、そのためにどうしたらいいかを議論する必要があると思います。

全ての道路に自転車レーンを設置することは出来ないとしても、今のような自転車を通すことを前提とした広い歩道は削り、自転車レーンにするなどの改善を進めるべきです。自転車が通りにくい車道の構造も改善することが必要でしょう。問題は現状をどう改善し、世界の常識でもある本来の姿に戻すかではないでしょうか。

注意呼びかけ個人的には、原則として車道を走行しており、やむをえず歩道を通る場合には、歩道を通らせてもらっているという意識で、歩行者を優先しています。万一に備え、賠償保険にも加入していますが、歩道で歩行者を優先している限り、歩行者との事故が起きる可能性は低いだろうと思っています。

自転車利用者の立場での不満もわかりますが、これだけルール無視で歩道を暴走する自転車が多い中、歩道上の事故で自転車の過失が厳しく問われる傾向は、ある意味仕方がないのではないかと思います。自転車に乗る人がルールを守り、特に歩道で暴走しない限り、それほど問題にならないことのような気もします。

むしろ、傍若無人に歩道を暴走する自転車利用者こそ、自転車の立場やイメージを悪いものにしており、善良な自転車利用者にとっても、迷惑な存在です。しかし、そうした暴走自転車を生んだのも、間違った道路行政に原因が求められるわけです。広い意味では、高額賠償を求められる加害者も行政の被害者かも知れません。

歩行者や自転車利用者がそれぞれの立場で、お互いにいがみ合うより、やはり行政の間違いを正すべきなのではないでしょうか。こうした問題が出てきたのも、道路行政の矛盾が限界に来ていることの表れのような気がします。これを一つのきっかけとして議論を進め、本来あるべき姿への回帰を目指すべきではないでしょうか。


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腕に日焼け止めを塗り忘れてしまって、1日で真っ赤になってしまいました。猛暑もそうですが、紫外線も強いですね。

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この記事へのコメント
はじめまして。スパイシーな記事をいつも楽しみにさせていただいています。
さて今回の「重大問題」、もっとみんなが事の重さと本来ルールを認識しておかないといけないですよね。私はスポーツ車でもママチャリであっても「シェア・ザ・ロード」を信じて車道左側通行を原則に行動していますが、それはそれでいろんな軋轢に出会って悩んでしまいますね。
以前もとりあげておられたように、自治体によっては局部的刹那的ハード対策を啓蒙しているところもありますが、「行政が恣意的な運用をして、原則をないがしろにしてきた結果」を真摯に反省し、「本来あるべき姿への回帰」つまりは行動の前提となる「理解・知識を正す」一斉行動を盛り上げるべきだと思っております。
きっと「よき自転車乗り」たらんと欲す人々は多いはずですよね。
Posted by 七九爺 at September 04, 2010 11:40
このような傾向が進んでいくと、そのうち、日本中の道路が京都の四条通みたく、自転車を完全に排除する方向に進んでしまうのでないかと危惧しています。
Posted by ほのおちゃん at September 04, 2010 13:06
”弱者優先の原則”
これを書いて頂いた事を、大変ありがたく思います。


はじめまして。
最も大事な事、それが弱者優先だと思います。
(交通弱者優先は自動車学校の本にも出ていたはずですが...)

私は、車に乗ります、ロードバイクにも乗ります、そして歩きます。
全ての人が理解しあえる事が重要なのですが、現実的には不可能でしょう。
しかし...


最近、ロードバイクで走行中に、大型クレーン車(ユンボと言うんでしょうか?)に、
逃げ場の無いところで、幅寄せをされ、生命の危機を感た事がありました。

あんな車両で裸同然の人間に幅寄せするなんて!殺人未遂と言って過言では無いでしょう。
その運転手が逆の事をされたら、どう思うのでしょうか?
その運転手の家族が同じように殺人未遂の行為を受けたとしたら、どう思うのでしょうか?

そういった事を全く考えられない人達が、
”自転車に乗ってる人達は危険だ...”、
”車を運転する人達は危険だ...”、
言い合いをしています。


お互いを気遣い、”譲る”、”譲ってあげる”、”待つ”、”待ってあげる”...
このような行為が為されるようになったなら、
素晴らしい世界になると思うのですが。
Posted by フィッシャー at September 04, 2010 22:19
歩道上の事故は自転車に責任がある。
というのはわかりますが、地方では自転車のほうが歩行者よりはるかに多数です。
誰も通らない歩道を空けておくよりも、積極的に自転車道として使うべきかなとも思います。
しかし、ドアからすぐに歩道という所ではママチャリといえども危険だし。どれが合理的なのかわかりませんが、自転車も車から守られるべきかとも。
ちなみに私は自転車では道路の左端は走りません。中よりにコースを取ります。
幅寄せされるよりは、追越をさせないほうが安全だろうと思うからです。車には対向車線があいたときに大きく距離をとって追い越してもらいます。追突される確率は増しますがね。
Posted by クラウド at September 04, 2010 23:45
こんばんは。
僕も万一のため、自転車の損害賠償保険には入っています。
考え方は才倉黄土さんとまるっきり同じです。
なにごとも弱者優先でうまくいくと思います。
ほとんどはドライバーもそう思ってくれています。
でもほんのたまにわかっていないドライバーや、意地悪なドライバーがいて、果敢に車の前で止まって(信号待ちの時だけど)考え方が間違っていることを正したり、車の前に出てドライバーごと車の写真を撮ったりします。
喧嘩になるかもしれないので、度胸がいりますが。
また赤信号を無視して走るローディもたまにいます。追いかけても向こうは赤信号で止まらないのでなかなかつかまりません。白バイのサイレンがほしい。
(*^ω^*)ポリポリ
でもなにより弱者優先の気持ちが大事ですね。
これからも周囲に注意しながら、ゆとり運転(自転車の)を心がけようと思います。
Posted by トンサン at September 04, 2010 23:49
歩道に自転車レーンを作っておいて歩道の事故の責任を重くするのは変に思えます

役所は歩道を走らせたいのか走らせたくないのか
「車道を走るのはダメだけど歩道の事故の責任を重くすれば自転車は気を付けて運転するでしょ」というノリで決めたように見えます
Posted by 職人気取 at September 05, 2010 20:37
七九爺さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
今のような、歩道上での無秩序な状態では、新たに本格的に道路で自転車に乗り始めた子供たちも、ルールやマナーが身につかない、身につけられない面があると思います。
子供たちにだけルールを守れと言っても、大人たちが守っていないのでは守る気にもならないでしょう。
きちんと秩序が出来ていれば、マナーを無視するような公徳心の低い人は多くないと思いますし、おっしゃるように、「よき自転車乗り」たらんと欲す人々は多いはずだと思います。
その意味でも本来あるべき姿へ回帰し、秩序を取り戻し、もう一度理解しなおすことが必要でしょうね。
Posted by cycleroad at September 05, 2010 22:46
ほのおちゃんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、自転車は危険なものというイメージばかりが先行し、場合によってはクルマの代替にもなる自転車の交通手段としての有効性が活かせないことになるなら残念です。
そうならないことを期待したいものです。
Posted by cycleroad at September 05, 2010 22:52
フィッシャーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も似たような経験、生命の危機を感じたことがあります。
明らかに意図的に幅寄せされ、いやがらせを受けたことも一度や二度ではありません。
こちらは特に邪魔になるような走行をしていた覚えはなく、単に目障りだったのか、面白半分か憂さ晴らしか何かだったのでしょう。
しかし、場合によっては重大な結果をもたらす行為なのに、そうした事態への想像が働かない人もいるのは確かですね。
おっしゃるように、譲り合いの心が広がれば素晴らしいことだと思います。
ただ、それ以前に、「ちょっと幅寄せしたくらいのこと」が、人の生命にかかわり、後から取り返しのつかない事態を招くことを、多くの人がもっと肝に銘じるような社会になってほしいものです。
弱者を保護する義務があり、それは自らが加害者となって、莫大な賠償責任を負うのを防ぐことでもあることを、よくよく理解してもらいたいと思いますね。
Posted by cycleroad at September 05, 2010 23:09
クラウドさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
誰も通らない歩道、歩行者の交通量が明らかに少ない場所に立派な歩道というケースはありますね。
それも自転車は歩道という道路政策を一律に進めてきた結果でしょう。そうした場所では、歩道をなくせとは言いませんが、もっと大幅に縮小して自転車レーンにすべきですよね。
道交法では自転車は左端を通ることと決められてはいますが、あまりに左端に寄りすぎていると、クルマは自転車を全く気にすることなく走行してしまい、かえって危険というケースは確かにあると思います。
ただ、自転車の権利の尊重とか弱者の保護の義務、道路をシェアするという意識がドライバーにあればいいのですが、そうした知識がなく、嫌がらせをするような人もいますから、充分気をつけて下さい。
Posted by cycleroad at September 05, 2010 23:23
トンサンさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、弱者優先の原則を徹底してこそ、秩序は保たれ、安全性が向上すると思います。
でも、行政自ら、それをないがしろにしてしまったがために、失ったものは大きいと言わざるを得ません。
わかっていないドライバーや、意地悪なドライバーが出て来るのも、そうした行政の結果、勘違いを広げてしまった面があるのは否めないと思います。
道路行政だけでなく、高度成長のために、道路の輸送効率こそ優先されるべきいう意識が日本人の中にもあったのでしょう。つまり、クルマ優先です。
そのあたり、日本全体で転換すべき時期に来ているのは間違いないような気がします。
Posted by cycleroad at September 05, 2010 23:35
職人気取さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに道路行政と司法の判断が、違う指向を示していて矛盾をはらむ形になっていますね。
おっしゃるように、自転車が気を付けて運転することを期待しているフシはありますが、この自転車と歩行者の事故の急増を見ても、間違いは明らかです。
やはり物理的に分離すべきだと思います。
Posted by cycleroad at September 05, 2010 23:47
こんばんは、記事にして頂きありがとうございます。

世界有数の自転車保有国でありながら、
徹底的な自動車優先、その他は適当という行政があまりにも長く
それらが積み重ねてしまったツケは、あまりにも大きくなり過ぎてしまいました。
それが改善されているかと思えば、歩道にペイントをして相変わらず自転車を押し込めたり。

NHKでオランダの自転車事情が特集されていましたが、
行政担当者が自転車に乗っていました。

「お上」がそういう目で見て考えて実行しないと、色々厳しいのかもしれません。
ハードウェアとソフトウェア、それぞれが充実して行ってくれる事を願います。
Posted by never at September 06, 2010 01:09
歩道と言っても千差万別です。電信柱や民家からの木が伸びて人1人がやっと通り抜けられる歩道から、大勢の人が行き交う歩道、国道の側の幅5m以上はありそうな立派な歩道まで有ります。
 先日、駅前の歩道を歩いていると、前の人が急に後ろを振り返り、子どもを乗せた自転車と接触していました。車道は駐車車両が多いし、バスが通るので危なくて自転車は走れません。私は交通事故に合わない為に一本裏通りを通っています。
 タンデム車を作っている人と話した事が有りますが、一番走り易いのが車道も歩道も区別無い道路と話していました。
 幅5m以上の歩道を線だけ引いて自転車レーンにするのは反対です。小さな子どもは自転車レーンを理解出来なくて入ってしまうと危険です。車道に飛び出さないか神経ピリピリなのに、その上自転車レーンまで気をつけるのは大変です。
 自転車が歩道か車道を走るかは、その道路状況と自転車の速度についてきめ細かく決めて頂きたいです。スポーツタイプの速度が出る自転車は車道、歩道が混んでいる駅前は車道、コンテナ車等の大型車両の通行が激しい道路で歩道が広い場合は速度落として歩道通行が良いと思います。
 スピード出るスポーツ車が歩道通れて、歩くより少しだけ早い福祉自転車が車道が危なくても歩道を通れないのは納得出来ません。原則車道と無理な道路が多すぎです。
Posted by ジャムおばさん at September 06, 2010 07:29
neverさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
少し日にちがあいてしまいましたが、この問題に関心のある方は少なくないようですね。
確かに、道路行政の矛盾と失敗が、結果としてマナーやモラルの崩壊を招き、事故の急増につながり、今そのツケを払わされていると言えるでしょう。
オランダの自転車事情の特集、私も見ました。おっしゃるように、未だに歩道に色を塗って自転車を押し込めようとしている日本の行政との差は大きいですね。
これまで歴代の、相当の数の議員や役所の担当者がヨーロッパに視察に行き、その報告も数々なされています。オランダの自転車政策の先進性を充分知っている担当者も少なくないと思います。
ただ、予算や議会の問題もあるのでしょう。行政の責任もありますが、市民の意識も変わらないと、なかなか政策に反映しないという面もありそうです。
Posted by cycleroad at September 06, 2010 07:35
ジャムおばさんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
種類にもよりますが、ほとんど歩く速さと変わらないような福祉用の自転車であれば、車椅子やシルバーカーと同じように歩行者扱いとし、原則歩道を通らせてもいいと思います。その割合は全体からみれば、ごく一部でしょうから、例外扱いしてもいいでしょう。
福祉用の自転車は別としても、現状で危険な道路なのに、いきなり全ての人に車道走行しろというのも無理な話です。
歩道走行を長く続けてきた為に、いきなり原則を守れとは言える状態でないのは確かでしょう。
しかし、あくまで本来あるべき姿に戻すことを前提として、道路行政を進めていくべきではないかと思います。
今、ほとんどの自転車が歩道を無秩序に通っていますが、法律では、歩道走行可の歩道に限られています。
現状でも、道路の状況に応じて、車道のみか歩道走行可なのか細かく決められているわけですが、ほとんど守られていません。むしろ、煩雑で混乱に拍車をかけている部分もあります。
道路に応じて走行場所を変えるのは、なかなか遵守されません。それよりも、原則が守れるような道路に改修していくことを考えたほうがいいのではないでしょうか。
Posted by cycleroad at September 06, 2010 07:45
出遅れご容赦を。

>一番走り易いのが車道も歩道も区別無い道路・幅寄せされるよりは、追越をさせないほうが安全
これは本当です。
「役人・デスクワーカーは曖昧さへのトレランス(耐性)が低過ぎる」「別々にすると仲が悪くなる」道路に応じて走行場所を変えるのが遵守されないのはそのこと自体無理があるからでは?そこまでして道という道にクルマをねじ込む必要あるのか?敢えて区分するのなら「歩行者とそれ以外」であり、決して「クルマとそれ以外」ではありません。それでもなお今日に見る本末転倒がまかり通るのは歩行者・自転車相手じゃカネにならないから!行政が誰の立場を優先するかは言うまでもありません。

>一本裏通り
私もそうしています。全てのケースに当てはまるわけではありませんが多くの人が感じ始めているのではないでしょうか、即ち「道は広げれば広げるほど不便になる」。私の住む町でも近年だだっ広い道路造成に合わせ区画整理と称して旧道が次々につぶされました。こういった「隙間」をなくすことは否応なしに自転車をクルマの攻撃に曝し、またそこから「自転車が、クルマが…」の堂々巡りにつながっていくこと必至でしょう。安全基準がドーノ、と推し進められるクルマの大型化、アレは技術の退歩です!保険屋にしてみれば契約者に死なれては商売にならないのでしょうが、操作誤っただけで人生ブチ壊してしまうイイカゲンなキカイを「しかたがない」と転がし続ける、オカシイと思うのが並の神経というものでしょ。

「分けるな・隔てるな」「力に訴えるな」「慣れを根拠にものを言うな」ハッキリ言える21世紀になって欲しいものです。
Posted by alaris540 at September 07, 2010 17:27
alaris540さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
いえいえ、出遅れなんてことはありません。
確かに、あまり厳密に分けないほうが走りやすいということもありますね。そのことも含めて、今の交通秩序の成り立ち、組み立て方を根本から疑ってみることも必要なのかも知れません。
道路行政も、経済的な利害が優先され、あるいは恩恵を蒙る業界、政治的な発言力の大きな業界の利益に左右されるだろうことは、容易に想像がつきます。
ただ、そうした近視眼的な政策が、結局は国家の健全な形成を阻害し、事故や渋滞や人的損失や公害や社会的コストを増大させ、長期的な経済成長を阻む要因になることもあるのではないでしょうか。
表通りに無理に自転車レーンを整備するより、道路そのものを使い分けることで、交通の分離を狙うのは有効だとは、私もかねがね思っています。
そうした方向で整備を進めている都市の実例も取り上げたこともありますが、確かに、そう感じている人は増えているのかも知れません。
クルマ産業の裾野は広く、景気や雇用に対する影響も大きいことから、エコカー補助金など、相変わらず政策が偏向するのも、経済を考えれば仕方がないことだとは思いますが、そうした、経済成長至上の政策が、国民を不幸にしている面もありますね。
クルマ至上みたいな部分も、そろそろ変えていくべきだと思いますし、人々もそう感じ始めているような気がします。
Posted by cycleroad at September 07, 2010 23:04
この世は、因果応報。
嫌がらせを目的とした幅寄せ等の行為をしたならその報いは必ず跳ね返る。本人に返るか本人の家族(配偶者や子供、親兄弟)に返るかは分からないが。
先日、甥っ子と歩道を歩いたが自転車が非常に恐ろしい。走る凶器と言っても過言ではない。本音を言えば、自転車は歩道を走るな!となる。やはり自転車も免許制にすべきであろう。違反者に対しては即時赤キップを切るべきである。
何の区切りもない道路は走り易い、私もそう思います。区切りがあるとその境界線ギリギリまで自分が走れるべき場所として当然のように主張するからではないでしょうか。その区切りが無くなると何処までが自分の領域なのかが不明になるので、その結果周囲に気を使い譲り合いの気持ちが生まれてくるからだと思われます。
何にせよ、先ずはインフラ整備が最優先ではないでしょうか?
Posted by 通行人Ω at September 10, 2010 01:42
通行人Ωさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
人を呪わば穴二つなんて言葉もありますね。単なる嫌がらせとか憂さ晴らしが理由で、下手をすると人を死亡させかねない行為をするなんて、あまりにも愚かなことと言わざるを得ません。
報いかどうかは別としても、莫大な賠償責任を負っても仕方がないでしょう。
確かに、区切りを曖昧にするという手はあるかも知れません。
ただ、走りやすいのは自分勝手な走行と紙一重の部分もあるでしょう。実際に、ルール無視の走行をする人もいます。
本来あるべき姿に戻すためには、私もまずインフラ整備が必要だと思いますが、そのコンセンサスが得られるかどうかですね。
Posted by cycleroad at September 10, 2010 22:53
私も、最近続出するこれらの報道は気になっておりました。加害者側である自転車搭乗者に同情する気は殆ど無いのですが、事故の状況や被害者の怪我の具合等を読むたびに非常に気の毒な想いを感じます。サイクルロードさんがいつも仰るようにマナーは自然と身に付くというものを願いつつ、急激に増加するスポーツバイクの暴走が目に付かない日はありません。やはり気になりますのは、バイク・服装・乗りこなし等どう見てもベテランのライダーが結構無謀な運転をするケースが多いということと、チームによっては信号無視なんて当たり前というものでしょうか。状況によっては気の毒な加害者も居るとは思いますが、高額賠償について日々報道される事で自転車搭乗者の危機意識が育つ事を期待しています。
Posted by nori at September 23, 2010 15:54
noriさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
少なくとも歩道上での事故については、加害者側への情状酌量の余地が小さいのは間違いないと私も思います。
しかし、事故ということに関して言えば、歩道に限らず交差点などでも起きますし、おっしゃるように自転車側のルール違反が目につくのは事実ですね。
ブームで急増する、乗り始めたばかりでマナーを知らない人もあるでしょうが、確かにスポーツバイクに乗るベテランであっても、法順守の意識が低い人はいます。
そうした人の目に余る行為が、世の中の反感を買い、せっかくの自転車の自由度の高さを狭めてしまう結果になるわけですが、ベテランであっても、そうした自覚を持つ、モラルの高い人ばかりではないのは間違いありません。
こうした傾向は、自転車に関してに限らず、今どきの世の中全般に言えることかも知れません。
人々のモラルに期待出来ない以上、高額補償のリスクという経済合理性に頼るしかないのかも知れませんね。
Posted by cycleroad at September 23, 2010 23:38
 
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