October 21, 2010

今からでも決して遅くはない

行政の無謬性ということが言われます。


無謬(むびゅう)とは、間違うことがないという意味です。行政の無謬、あるいは官僚の無謬とは、すなわち国がやることに間違いはないということです。もちろん、そんなことが無いことは、薬害や年金などの例を挙げるまでもなく明らかです。最近も、検察ですら正しいとは限らないことが暴露されています。

莫大な費用をかけてダムを建設し、完成して川を堰き止めたら、透水性の高い地層からみんな水が染み込んで抜けてしまい、全く水が溜まらなかったなんて笑えない話もあります。むしろ、行政の間違いは多く、本当にこれで国民の為を思っているのかと疑ってしまうような事例も少なくありません。

自転車道国の政策は、言うまでも無く国会議員が法律をつくることで決まります。でも、それは大枠であり、実際には、行政府が、政令や通達などで具体的に政策を実行していきます。行政は、当然ながら、私たちの生活に密接な部分にも広く及んでいるわけで、そこに間違いがあれば、大きな影響を受けることになります。

今の菅首相が厚生大臣時代に追及した薬害エイズの問題なども、結果的に行政の誤りが明らかになりました。しかし、何か問題が起きても、追及されない限り、行政の無謬性という虚構のもとに、官僚がその過ちを自ら認めることはありません。また、よほどのことが無い限り、責任が問われることもありません。

もちろん、一概に官僚個人の責任を問えるわけではないでしょう。ただ、水が溜まらない欠陥ダムをつくった責任をとって官僚が辞職したなんて話は聞いたことがないのも事実です。そんな中で、退官した元官僚が、自転車政策の誤りを反省しているという記事が載りました。毎日新聞から引用します。


銀輪の死角:元官僚、自転車政策「反省」 歩道走行40年放置

◇重大事故、高まる危険性

自転車と歩行者の事故急増について、元建設官僚で現在は自転車交通の研究に取り組む元田良孝・岩手県立大教授(59)が「政策的に自転車を軽視してきたことを反省している」と、毎日新聞の取材に語った。事故対策には自転車と歩行者の通行の分離が不可欠として「自転車専用の通行空間整備が必要。政府は腰を据えなければならない」と訴えた。

元田氏は75年に旧建設省入省。キャリア技官として道路行政全般を担当、土木研究所交通安全研究室長や大阪国道工事事務所長などを歴任した。98年に退官後、自転車道整備の歴史や利用実態などを研究する中で、自転車行政の不十分さを痛感したという。

官僚時代は、車の激増による渋滞深刻化を受け、車の円滑走行に向けた道路整備ばかりを考えていた。92年に「自転車先進国」とされるオランダを視察、整備された自転車道を見て、「こういうものがあることを初めて知った」と言う。

自転車レーン道路政策の分岐点になったと元田氏が位置づけるのは、「交通戦争」と称され、交通事故死者が史上最多の1万6765人、自転車乗車中の死者も1940人に上った70年。警察庁は車と自転車の分離による事故防止を目指して道路交通法を改正し、自転車の歩道走行も認めた。建設省も、道路の基準を定める政令「道路構造令」に、自転車も走れる幅の広い歩道として「自転車歩行者道」の規定を盛り込んだ。

元田氏は「自転車の歩道走行は緊急避難的措置だったのに、恒常化して40年間放置された」と指摘。本来は車両として車道走行を規定された自転車が歩道も走れるようになったことで、自転車を巡る交通法令は複雑化するとともに、あいまい化したという。「その結果、車道で自転車は邪魔者扱いされ、道路の狭さや用地買収の難しさから自転車の通行空間整備は後回しとなった」と分析。現在、歩道で自転車と高齢の歩行者が遭遇する機会は70年の70倍以上になり、重大事故の危険性が高まっていると指摘する。

研究の過程で、60年代後半以降に道路行政に携わった先輩の建設官僚OBら十数人にヒアリングしたところ、異口同音に「今考えれば自転車道も必要だった」と述べたという。あるOBは「自転車を歩道に上げたのは英断だったが、(その後の歩行者との事故増加を考えると)愚策だった」と振り返った。

地元高校生への交通ルール講習会や、自転車を取り巻く環境改善のため地域住民とのシンポジウム開催にも取り組む元田氏は「インフラ整備は時間がかかるが、行政は覚悟を決める時」と指摘する。一方、元田氏の調査では、盛岡市内のある高校で「自転車は歩道で徐行」という道交法の規定を知っていたのは4人に1人だけ。「歩行者優先は法律に明文化されているのに認識されず、守られていない」と、交通教育の必要性も訴えた。(毎日新聞 2010年10月21日)


私も、かねてから自転車の歩道走行は間違った道路行政だと、繰り返し書いてきました。日本だけを見れば、これが当たり前に見えますし、今でも日本では大多数の人が自転車は歩道を通るものと思っています。これは、この40年にわたる道路行政の誤りによるものであり、世界的にみれば非常識です。

諸外国の例を見ても、道路行政の大きな誤りであることは明らかであり、その点について疑いの余地はありませんが、この記事で、当の官僚もそれをわかっていたことが判明したわけです。退官後とは言え、それを正直に公表しているのは評価できますが、わかった時点で方針変更してほしかったと思います。

CO2削減へしかし、道路行政を預かる官僚が、自転車政策のあり方について92年になって知ったというのは、あまりに遅すぎます。ヨーロッパには、中世からの街並みや石畳の道路が残るような都市もありますが、遅くとも70年代には自転車レーンの整備が進められていた都市もあることを思えば、知るだけでも20年以上遅れています。

自転車を歩道に上げたことが英断だったかどうかは意見が分かれるところでしょう。仮に、当時の状況で仕方がなかったとしても、その後、「自転車の歩道走行は緊急避難的措置だったのに、恒常化して40年間放置された」のは、明らかに官僚の怠慢、過ちであり、そのことは厳しく責められてしかるべきです。

緊急避難措置が普通になってしまった結果、日本では歩道走行が当たり前になってしまいました。その結果、歩道走行に適したタイヤが太くてスピードの遅いママチャリが標準のようになり、圧倒的な割合を占めるという独特の市場構造が生まれました。誰もが自転車と言えばママチャリだと思ってしまうような社会です。

その結果、自転車のパフォーマンスは大幅に過小評価されることになり、せいぜい自宅から最寄り駅までか、近所のスーパーまでの交通手段となってしまいました。最近でこそ、その本来のポテンシャルを知り、会社まで自転車で通勤するような人も増えてきましたが、全体からみればごく一部です。

本当の自転車には都市交通として活用出来るだけの能力があります。別にママチャリがいけないと言うわけではありません。しかし、今までママチャリに乗っていて、遅いし、疲れるし、最寄り駅まで行くのがせいぜいだった人でも、本来の自転車に乗れば、軽々と遠くまで、速く行けることに驚くに違いありません。

世界では多くの都市で、地球温暖化の防止のためにも自転車の利用を進めています。しかし、日本で、本当の意味での自転車の活用が広がらない背景には、国民の自転車に対する誤った理解があります。この国民の誤解を形成したことも、道路行政の失敗による大きな影響と言わざるを得ません。

歩道で歩行者との事故が増加していることはもちろんですが、自転車とクルマとの事故の原因にもなっています。本来、車道の左端を走行していれば、ドライバーからも自転車が見えます。しかし、歩道を走行していると障害物の陰で死角になることが多く、また歩行者に紛れて、その存在にドライバーは気づきません

交差点で左折するときに、気づかず曲がってしまうわけです。歩道を走行してきた自転車は、横断歩道が青信号なのを見て、そのまま直進します。これによって、いわゆる左折巻き込み事故が起きるわけです。車道を走行していれば起きない左折巻き込みが、歩道走行のために起きてしまっているのです。

自転車も安全に渡れる交差点を一つ一つの事故に責任があるとは言いませんが、その背景に道路行政の痛恨の誤りがあることは間違いありません。これによって、多くの人命が失われてきたのも事実です。今、自転車が普通に歩道を走行しているのだから、それでいいのではないかという人は、そうした認識に欠けています。

車道走行は危険だし怖い、子供はどうするのだと言う人もいます。しかし、本来それが当たり前なのです。最初から車道走行であれば、誰もそんなことは言わないでしょう。車道で危険が無いとは言いませんが、それが自転車に乗るということであり、諸外国では、子供も道路を走行できる年齢に達すれば、普通に乗っています。

もちろん、クルマと自転車で事故が起きれば、その被害は明らかです。そのために、クルマは交通弱者を優先し、保護する義務が負わされているのです。ルールだけでなく、物理的にも交通弱者を保護するために、歩道が設置され、諸外国では自転車レーンも整備しているわけです。

この元官僚が言うように、インフラ整備には時間がかかりますが、歩行者やクルマとの事故を防ぐためにも自転車レーンの整備が必要でしょう。8千万台以上も自転車がある日本で、自転車の存在は無視できません。本来は整備されて当然であり、今までなかったほうがおかしいのです。

自転車を歩道に誘導する意図もあって、自転車の車道走行がしにくくなっていた部分も少なくないわけですが、その点についても是正していく必要があります。そうは言っても、簡単ではないと思う人も多いでしょう。しかし、同じ毎日新聞にはもう一つ、興味深い記事が載っています。


自転車レーン:6600キロ可能 主要道8割で設置容易−−国交省研究者試算

◇左側に線引くだけ

全国の都市部にある幹線道路3万キロ余のうち、車道の両端に歩道とは別に1・5メートル以上の余裕がある主要道約8100キロの8割強に当たる約6600キロで、自転車専用の通行帯「自転車レーン」を容易に設置できることが、国土交通省の研究者の試算で分かった。自転車と歩行者の事故が10年前の3・7倍に激増する中、両者の通行分離は急務だが、試算は、車道の両端に線を引くだけの自転車レーン設置により、主要道の大部分で両者の分離が可能なことを示している。

◇規定あいまい 自治体、二の足

試算は、国交省国土技術政策総合研究所の大脇鉄也主任研究官が9月、都市部にある国道や都道府県道などの幹線道路計約3万900キロを対象に行った。車の交通量や平均速度などを国が調べた全国道路交通情勢調査(道路交通センサス)を基に、「自転車先進国」である欧州諸国の自転車用通路の設置基準を当てはめるなどして、道路状況に応じた望ましい自転車通行の形を検討した。

自転車レーン3万キロ余のうち、幅1メートル以上の歩道があり、必要な車線(1車線標準幅3メートル)を確保しても車道両端に各1・5メートル以上の余裕がある主要道は約8100キロあった。試算の結果、このうち約1300キロは、1車線あたりの1日交通量が2000台以上で大型車の通行も多いため、柵や縁石などで物理的に車道と分ける「自転車道」を整備すべきだとした。

一方で、交通量が同程度でも、大型車が少ないなどの約6600キロについては、物理的な分離までは必要ないとして、自転車レーンの設置が適当と判断した。これは主要道の8割強、都市部の幹線道路3万キロ余の2割強を占める。残る約200キロは車の交通量が少ないことなどから、自転車が車道を走行しても危険性が低く、自転車用通路の整備は必要ないとした。

自転車道は柵などの工事が必要になるが、自転車レーンは車道左側に線を引くだけなど比較的安価で整備できる。ただし、道路の基準を定めた「道路構造令」に自転車レーンに関する規定がないため、事故が起きた場合に設置の根拠が問題になる懸念があるなどとして、自治体は設置に消極的な現状がある。警察庁によると、08年度末現在で自転車レーンは全国で178キロにとどまっている。

大脇主任研究官は「設置には課題もあるが、関係者や利用者で協議して実現できれば、自転車、歩行者、車の3者が今より安全に通行できる」と話している。

■ことば◇自転車レーン

自転車用通路は(1)車道や歩道と完全に区切った「自転車道」(2)車道左端を線で区切ってカラー舗装するなどした通行帯(車線)の「自転車レーン」(3)歩行者も通行できる「自転車歩行者道」−−の3種類がある。ただし、道路の基準を定めた「道路構造令」は(1)と(3)だけを規定。(2)は道路交通法で定める「車両通行帯」の一種で、幅1メートル以上なら設置可能だが、法律上の位置づけがあいまいなため設置が進んでいない。(毎日新聞 2010年10月21日)


歩道分離の自転車道6600キロもの道路で、容易に自転車レーンが設置出来るのです。もちろん、線をひくだけでも、自転車の車道走行の安全に大きく貢献するでしょう。法的にも、本来は自転車の車道走行が当然であることを、広くドライバーに認識してもらうだけでも違います。

大きな費用がかかるわけでもありませんし、すぐに取りかかってほしいものです。通常のメンテナンスで、道路の白線をひきなおす際に、少し変えるだけでも可能でしょう。まずは、簡単なところから手をつけることで、少しずつ市民の間にも認識が広がっていくと思います。

ただしその際、自転車レーンとはっきりわかるようにすべきです。せっかくの自転車レーンの上に違法駐車されないような法的な整備も求められます。歩道走行の習慣から、車道の逆走が増えたのも道路行政の失敗による悪弊の一つですが、左側通行が厳守されるよう、矢印を表示するなどの措置も必要かも知れません。

道路行政の失敗により、自治体は事故防止のために様々な試行錯誤を強いられているのが現状です。中には、歩道を色分けしてお茶を濁すだけで解決になっていないところもありますが、現状の曖昧な状態では、正式な自転車レーンの設置が躊躇われるのも事実なのでしょう。一刻も早く、国が指針を示す必要があります。

自転車走行空間の整備を今まで述べてきたように、官僚の間違い、あるいは無為に放置した結果、人命を含め多大な犠牲を強いることになったのは明らかです。今までの間違いを認め、謝罪しろなんてことは言いませんが、事故の防止や温暖化防止のためにも『道路行政を転換』し、自転車の走行空間の整備を進めることを表明すべきでしょう。

そして現状、地域によってバラバラな整備状況を改め、全国的な基準を作るならば、自治体も整備を進めやすくなるはずです。歩道に色を塗って事足れりと思っているような自治体も無くなるでしょう。広く国民に周知する上でも、体裁を統一することは重要だと思います。

自転車に関する道路行政は、誤ったまま40年間放置され、遅れています。しかし、今からでも遅くはありません。国民の安全のためであり、事故のリスクを減らすのは、ドライバーにとっても利益です。もちろん、今どきクルマの利用を減らせる部分については減らしていこうというのは、世界の趨勢でもあります。

今まで自転車の走行空間の整備を疎かにし、曖昧にしてきたことの弊害を正しく認識すると共に、本来あるべき姿、目指す形を広く周知していくことも重要だと思います。それによって、国民の間違った認識を改め、自転車通行の秩序を形成していくことも、結果的に道路行政を誤ってしまった官僚の責任なのではないでしょうか。


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先日取り上げた、賛否両論の対立する山形の自転車道は当面存続となったようですね。今の道路整備は間違っていたと官僚も認めている事実を、多くの人に知ってほしいものです。

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この記事へのコメント
cycleroadさん こんばんは。

自転車の問題...
最近は”歩行者と自転車”のような形で取り上げられる事が多くなったような気がします。
でもこれは、自転車 対 歩行者 だけの問題ではない事を、多くの方が意見しています。

ハードウェアの充実も必要で、急務かもしれませんが、
cycleroadさんが書かれているように、
ソフトウェアの充実 ”周知徹底”が最も優先されるべき事項だと
私も思います。

(軽)車両を運転するという事に どのように責任がついて回るのか、
全ての人が理解している必要があると思います。

ただこれが、未就学児童等に対してはどうするのだとなると、
”道路”の利用を制限するしかないでしょう。


先ずソフトウェアを、それに沿ったハードウェアを早急に整備する。
多くの人が、政策に期待しているとおもうのですが...。
Posted by fischer at October 22, 2010 19:50
こんばんは。こういう反省は元○○という人ばかりで現職の官僚が反省することなんて皆無ですよね。それがこの国の行政の最大の問題点でしょうね。無駄と知りながらもやめられないダムづくりや高速道路づくり。自浄能力が発揮できないような仕組みになっているからでしょうね。悲しいことです。
Posted by moumou at October 22, 2010 22:16
欧米と日本の大きな違いとして、日本の方が準幹線道路の道幅が相対的に狭いということも考慮すべきではないかと思います。

ついこの間、何かで見たのですが、日本の幹線道路に自転車専用路線を設けるのにはさほどのコストはかからない、というどこかのお役人の論文が出ていました。

個人的には、この自転車専用路線の整備がまずとりかかるべき策ではないかなと考えます。
Posted by 携帯メール配信 at October 22, 2010 22:57
fischerさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに歩行者との事故の問題は、ここのところ多く取り上げられるようになっていますね。
元官僚の方も書いていますが、歩道走行を認めただけでなく、その位置づけを複雑かつ曖昧なままに放置したことも大きなマイナスとなったのでしょう。
すなわち、ハードだけでなく、ルール的にも曖昧となり、自転車利用者のモラルハザードがおこり、今の秩序の乱れた状態をもたらしたのも確かだと思います。
今後の道路政策が、それらの反省にたち、今の無秩序な状態を一新するような方向で進められることを期待したいと思います。
そのためにも、方針を転換し、出来る部分から早急にとりかかってほしいと思います。
Posted by cycleroad at October 22, 2010 23:21
moumouさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
現職の官僚も、今までの行きがかり上、あるいはプライドからか、前言を撤回できない部分もあるのかも知れませんね。
しかし、自ら過ちを認めない一方で、いったん行政としての方針が転換されれば、切り替えも早いと思います。
そのあたり、政治判断なのか官僚がおぜん立てをするのかわかりませんが、今こそ英断を期待したいところです。
Posted by cycleroad at October 22, 2010 23:28
携帯メール配信さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに、日本の道路の幅が広いとは言えませんが、ヨーロッパも広いとは言えませんからね。古い街が多いこともあって、日本より狭いくらいです。もちろん、アメリカは、また事情が違いますが..。
引用した国交省の研究の記事と同じですね。簡単なのであれば、さっさと実行してほしいものです。
コンセンサスをとる必要もあるのでしょうが、今までの失敗を思えば、まず出来るところから、すぐにでもとりかかってもいいはずだと思います。
Posted by cycleroad at October 22, 2010 23:38
役所の人は自転車事故を乗ってる人のマナーやモラルだけの問題にしている人ばかりだと思ってので意外に思いました
Posted by 職人気取 at October 24, 2010 09:36
簡単な所から手を付けると言っても、物事そう簡単でもないかと思います。
自転車に乗っている人から見ると、実は簡単に手を付けられる道路と言うのは、線など引かなくても、走行に問題のないところであることが多いと思います。
本当は途中にあるトンネルとか橋に線を引いて欲しいのですが、そう言う場所は、幅が無いので、無理なことが多いと思います。
更に、市街地近くは、車も多いので、分離して欲しいけれど、車が多くて無理とか・・・。

要は根本の政策として、車より自転車を優先するんだと言う、基本方針を立てないと、問題は解決の方向に進まないような気がします。
でも、今の経済状況では、景気に悪影響とか言って却下ですかね?

期待しているのは、地方に限ってのことですが、高速道路を有効活用して、一般道路を根本的に改造(トンネル・橋も含めて専用道路を完備する)出来ないかなと夢見ていますが、私が生きている間は無理かな??


Posted by ヨッシー at October 24, 2010 10:28
秋らしくなってきた中、熱い話題が尽きませんね。ようやく機が熟してきたでしょうか。
手の届く道路整備とマッチする交通ルールの再徹底政策を、早く展開して欲しいものです。放置時間が長かっただけに慣性も大きいでしょうから、あらゆる手段でこれでもかというくらいに。正しい知識の徹底啓蒙とともに、現場で当事者がリアルタイムに感じて安全行動に誘導される工夫も。

無闇に時間をかけて欲しくはないけれど、全国的な基準や要領は具体化しておくべきだと思います。なのに、
「イヤホンやヘッドホンで音楽などを聞きながら自転車などを運転することについて、東京や大阪、福岡など34都道府県が、公安委員会規則などで禁止していることが、読売新聞の全国調査で明らかになった」とのことですが、
なぜ全国統一ではないのか、よくわからないです。もし制度化の仕組みや法体系が捻じれているならばその見直しも含めて、官の面目ではなく、民の安全のための政策展開を期待したいものです。
Posted by 七九爺 at October 24, 2010 17:55
はじめまして、こんばんは。

いつも読み応えのある記事を楽しみにしております。

線を引くだけで出来るのであればすぐにでも実行してもらいたいものです。
いつも通勤で走っておりますが、逆走してくる自転車には困っております。なまじ歩道を走れるようにしてしまったためにその感覚で走ってしまうのでしょう。
自転車も免許制にでもしなければルールは守れないのでしょうか。

七九爺さんも書いておられるように「ヘッドホン・イヤホンなどで音楽を聴きながら自転車の運転することが公安委員会規則などえ禁止していることが明らかになった。」と、ありますが、
道交法では音楽を聴きながら運転することについての規則が無いようですね。但し、危険であることが分かっているのでそれぞれの地域の公安委員会で禁止している。というようです。
確かに音楽を聴きながら運転していると危険です。車が近づいてきても気付かないですからね。
それも危険ですが、自分は携帯電話を操作しながら運転している方がもっと危険だと思います。
ろくに前も見ていないのに逆によく運転できるものだと感心しますね。
Posted by ろい at October 24, 2010 22:04
職人気取さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
わかってはいても、自らの過ちは認めないのでしょう。個人の責任が問われることがないこともあるのでしょうが、そういう意味では、稀なケースと言えるでしょうね。
Posted by cycleroad at October 24, 2010 23:11
ヨッシーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに、そういう見方もあると思います。でも、走行しやすくなることには貢献しないかも知れませんが、線を引いて自転車レーンの存在を明示するだけでも、ドライバーを含め、広く国民に周知するいいアピールになるのではないでしょうか。
今後は自転車の安全にも配慮していくんだと言う姿勢を示すことにもなります。
簡単なところからでも手を付けることで、自転車レーンの存在が当たり前のようになり、簡単には設置できない場所への設置を促進する可能性もあると思います。
今一度、交通弱者優先の原則を徹底していくことにもつながるでしょう。
もっと積極的に自転車を活用しようというムーブメントにもつながる可能性もあるかも知れません。
Posted by cycleroad at October 24, 2010 23:26
七九爺さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、今までとは方針を転換して、現状の無秩序な状態を変えていくことを、大々的にアピールして始めた方がいいと思います。
ルールの徹底やその啓蒙も必要ですし、物理的にわかりやすい形状なども工夫してほしいものです。
イヤホンやヘッドホンについてですが、道路交通法では安全な運転の義務を定め、具体的な禁止事項などは、各都道府県ごとの道路交通法施行細則などで決めるもののようです。いろいろと細かい部分もあるからでしょう。
警察法によれば、日本の警察組織は都道府県が主体となって設置されるものであり、おそらく地方自治との関係もあって、決めるのは都道府県ということなのでしょう。
法律的な部分はよくわかりませんが、傘さしや、携帯の利用など、以前からこうした禁止については、そういう仕組みになっているようですね。
Posted by cycleroad at October 24, 2010 23:38
ろいさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
自転車を免許制にしたとしても、違反がこれだけ多いと取締るのは難しいでしょう。取り締まりによって実効性を保つのは簡単ではないと思います。
逆走については、おっしゃるように歩道走行の延長で、罪の意識の無い人も多いのが問題ですね。その意味でも、自転車レーンを明示し、一方通行を表示すれば、少しはルールの周知に役立つのではないでしょうか。
だんだん左側通行する人が増えていくことで、走りにくくなって、逆走が減っていけばいいんですけどね。
携帯電話を操作しながら乗っている人については、私も非常に危険だと思います。道交法との関係については、上のコメントでも書いたとおりですが、いずれ近いうちに、全国で禁止されることになると思います。
すでに悪質なケータイ使用を取り締まっているという報道も目にしますが、焼け石に水の部分もあるでしょうから、すぐ無くなることを期待するのは難しいのかも知れません。
Posted by cycleroad at October 24, 2010 23:49
 
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