December 02, 2010

少しの工夫が可能性を広げる

今年も師走、12月になりました。


なにかと忙しくなる時期です。月別の交通事故の死者数では、毎年一番多くなるのが12月ですから、自転車に乗るにも、いつもより注意すへき時期と言えるでしょう。普段きちんと守っているのに、急いでいて、ついうっかり交通違反してしまった、なんていう時に限って事故が起きたりするものです。

日本は、歩行者であっても信号をきちんと守る人が多いと言われています。それでも、せっかちな人はいます。きちんと赤信号で待っているのに、まだ青に変わらないうちに、じれたように渡り始めてしまう人もいます。走るわけでもないので、さほど急いでいないと思われますが、やはり「せっかち」なのでしょう。

青信号に変わるタイミングが交差点によっても違うので、イライラするのかも知れません。そんな心情を考慮してか、たまに青信号に変わるタイミングを表示している信号機があります。数字でカウントしたり、棒状のサインが減っていく形状のものなども見ます。

青信号に変わるタイミングを知らせるのが有効なのであれば、こんな信号があってもいいと、砂時計表示の信号機をデザインした人がいます。ありそうでなかった、なかなかシャレたデザインです。青と赤を色でしか判断できないところに問題はありますが、最後は数字でカウントしてくれる親切設計です。

Sand Glass LED Traffic Lights, www.yankodesign.comSand Glass LED Traffic Lights, www.yankodesign.com

タイミングを知らせるのではなく、どうせ赤信号なのだから、ゆっくり待とうと思わせてくれる信号をデザインした人もいます。こちらは、さらにユニークです。赤信号の間は、ストレッチや体操をして、身体をほぐすことを提案しているかのようです。

青信号に変わる際には、左右をよく確認して渡ることも促しています。こんな信号を目にしたら、信号を待っている人たちも和むに違いありません。信号を待つ人たちが、そろってストレッチをし始めるようになったら、せっかちな人でも赤信号を待つのが、さほど苦痛でなくなるかも知れません。

(←再生すると図柄が変わります。)

最近は、信号機もLEDを使ったものに切り替わりつつあります。まだ、地域によって普及度には差があるものの、圧倒的に消費電力も少ないので、今後切り替わっていくのは間違いありません。せっかくデザインに自由度の高いLEDにするのですから、遊び心を取り入れれば、信号待ちも楽しくなりそうです。

既存のものでも、ちょっとした工夫により、シャレたものになる場合があります。同じものなのに、ほかにはないオリジナリティをアピールすることも出来るでしょう。そんな、ちょっとした工夫、アイディアを取り入れたグッズを、いくつか取り上げてみましょう。

Toolbelt, www.backcountry.com
Toolbelt, www.backcountry.com


おりしも、クリスマス商戦まっただ中ですが、男性へのプレゼントと言えば、ネクタイやベルトあたりが定番でしょうか。オーソドックスなものも悪くないですが、ちょっと普通とは違うベルトをプレゼントしてみるというのも、送り手の気持ちが伝わっていいかも知れません。

こちら、工具が仕込まれたツールベルトです。スポーツバイクだと、あまりベルトを締めて自転車に乗る人はいないと思いますが、自転車通勤をする人などには便利かも知れません。頻繁に使わないのに、かさばるツールキットを持ち歩くのも面倒ですし、ベルトのバックル部分で兼用出来ればラクです。

Wear Me Bag, www.thrilld.comWear Me Bag, www.thrilld.com

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自転車に乗っている時、途中で何かを発見して持って帰りたくなることはないでしょうか。例えば道路際で、とれたての新鮮な地元の野菜が売っていたりした場合です。でも、店は無人ですし、袋もリュックも何も持っていません。野菜なので、ポケットにも入りません。

そんな時、こんなジャケットがあったら便利です。このアイディアは、自転車に乗っている場合を想定しているわけではありませんが、イザというときのために、こんなサイクルジャケットを着ておくのもいいと考える人もあるのではないでしょうか。

SEIL bag, www.leemyungsu.comSEIL bag, www.leemyungsu.comSEIL bag, www.leemyungsu.com



夜、自転車通勤で帰りが遅い人なら、この“SEIL bag”はどうでしょう。左右へのターンシグナルだけでなく、いろいろなサインが出せて、クルマからの注意をひくこと間違いなしです。夜の帰り道が楽しくなるバッグと言ってもいいかも知れません。

自分の名前(サイン)を自転車のフレームにしてしまおうというアイディアもあります。自分専用の自転車、ある意味、究極のカスタマイズです。これなら、盗まれて乗りまわされていても、ひと目で発見できます。例えば、アンドレアという自転車が盗まれたなどと告知すれば、目撃情報も期待できるかも知れません。

Write a Bike, www.behance.netWrite a Bike, www.behance.net

Write a Bike, www.behance.netWrite a Bike, www.behance.net

Write a Bike, www.behance.net

日本人の感覚だと、公道で個人名を晒して乗ることには抵抗がありそうです。おそらく、役に立つのは選挙活動に自転車を使う候補者の人くらいでしょう。もちろん、漢字やひらがなをフレームにするのは、アルファベットの筆記体と比べて、かなり困難ですが、発想としては面白いものがあります。

こちらは、道路の縁石にポンプ、自転車用の空気入れを組み込んでしまおうというアイディアです。数百メートルから1キロおきくらいでいいですから、このポンプが配置されていたら、自転車利用者にとっては便利です。延々と続く歩道の縁石を何百個かに1個、これと入れ替えたとしても、そう問題はないでしょう。

Air StationAir Station



縁石と置き換えるというところがポイントです。ここにポンプがあるという目印は別として、基本的に邪魔になるわけではありません。足踏み式ですから、電源やエアコンプレッサーが必要になるわけでもなく、配線や配管も不要です。これも面白いアイディアです。

信号にしろ、自転車用品にしろ、ちょっとした工夫、アイディアによって、今までより便利になったり、安全になったり、楽しくなったりします。きっと、そんな工夫の余地は、身の回りにたくさん埋もれているはずです。信号待ちの間は、そんなものを探して考えてみても面白いかも知れません。


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そろそろ新型インフルエンザの発生が心配される季節になってきました。鳥から強毒性、なんてニュースも聞きますから不気味な感じですね。

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この記事へのコメント
色々なアイデアがあって、楽しいですね?

こんな信号機があれば、捜しに行きますよ!!
サイクルカウンターを見るためだけに、コペンハーゲンまで行きましたからね・・・。

自転車の新しい設備を集めて、町おこしをやったら受けるかもしれませんね?
Posted by ヨッシー at December 03, 2010 19:10
おはようございます。この信号、赤から青に変わるところでも黄色になるんですね、面白い。心理的に少し余裕ができるかもしれませんね。LEDのサインが出るこのバックいいですね。手信号は昼間はいいですが夜は殆ど見えないですからね。
Posted by moumou at December 04, 2010 08:14
なるほど、変化のある信号機なら青になっても咄嗟に出ず、どんな動きをするのかしらと見届けたくなります。
同じ意味でもワンパターンでない動きが加わると、それを楽しみに注目てしまいますね。
いろんな工夫に触れると、とても楽しい気持ちになれて、可能性にうきうきしてきます。バイシクルフレンドリーな工夫を具現化した町おこし、素的ですねえ。
Posted by 七九爺 at December 04, 2010 20:00
ヨッシーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
こんな遊び心のある信号機を採用する自治体があったら、たいしたものですね。
サイクルカウンター、ご覧になりましたか。
自転車にフレンドリーな街をスローガンとして掲げる自治体はあります。ポンプくらい設置してもいいと思いますが、なかなかそこまで導入する自治体はないのが現状でしょう。
やるなら、もっと徹底すれば、話題性から注目もされるでしょうし、面白いと思うのですけどね。
Posted by cycleroad at December 04, 2010 22:04
moumouさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
黄色信号の使い方は、国によっても違うようですね。いずれにせよ、青に変わるタイミングが分かれば、フライングスタートしなくなるののでしょう。
単に、左右のウィンカーにとどまらないところがシャレていて面白いですね。ドライバーが見ても、和むのではないでしょうか。
Posted by cycleroad at December 04, 2010 22:09
七九爺さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
毎回、絵柄が変わる信号も面白いですね。ユニバーサルデザインという意味から、色だけでしか判断できない信号は問題がありますが、そのあたりを考慮すれば、もっと絵柄にも自由度があってもいいような気がします。
自治体は、どうしても保守的で横並び志向ですが、ポンプだけでも全国に先駆けて整備するならば、その話題性から、広告宣伝効果だけでも馬鹿にならないとおもうのですけどね。
Posted by cycleroad at December 04, 2010 22:17
SEILbag
いいですね。
手信号してはいるんですが、ドライバーがちゃんと判ってるのかどうか・・・ただ、手を動かすことで何かするぞ。と思ってくれればいいほうです。

Air station
アイディアは面白いですが、実際には普及は難しそうです。
そういえば埼玉県ではコンビニと提携してコンビニに空気入れを設置しているようです。
http://mytown.asahi.com/areanews/saitama/TKY201010280596.html
自転車店では空気入れのサービスがありますが、自転車店自体が減っていますのでこういう取り組みは進んでくれると有難いですね。
自分は常に携帯ポンプ持ってるので使うことは無いかもです。
けど、B級グルメの地図には惹かれます(笑
Posted by ろい at December 05, 2010 13:12
 ユニバーサルデザインとの観点からすれば、色々な図柄の信号は知的障害がある人に分かりにくくなると思います。出来るだけ統一して欲しいです。

 一時停止の文字も「止まれ」「とまれ」「トマレ」と三通りあります。

 高速道路に間違って歩行者や自転車が侵入する事故が多いです。自動車専用道と駐車禁止の道路標識は似ています。「歩行者や自転車は危険なので立ち入れません」と消えかかった看板がある位です。その文字が読める知的能力があれば立ち入りません。

 問題となるのは、文字が読めない知的障害の人々にどう危険を知らせるかです。勿論、知的障害の人々から目を離せないのが大前提です。でも、直ぐに危険と分かる標識が欲しいです。

 一部では歩く姿に×印の標識が有りますが、全部の高速道路出入口には有りません。もっと分かり易い標識位つけて欲しいです。
Posted by ジャムおばさん at December 05, 2010 18:29
ろいさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに、手信号をきちんと理解しているドライバーばかりではないような気がしますね。
とくに夜はライト等で存在は確認できても、その意思まで判別できるような明るさがあるとは限りませんから、安全にも大きく貢献しそうです。
埼玉県がミニストップと提携して、「自転車の駅」として利用できる協定を結んだニュースは、私も記事で取り上げました。
空気入れを用意しておくくらい、大したコストもかかりませんし、観光PRと兼ねたところは、上手い方法と言えますね。他のコンビニも、こうした提携とは別にサービスとして設置してもいいくらいでしょう。
Posted by cycleroad at December 06, 2010 21:53
ジャムおばさんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
道路標識などは、警察権と地方自治の絡みもあって、各都道府県の公安委員会が決めている部分もあるようですね。
確かに基本的には統一すべきですし、あまりバラバラではマズイでしょう。ただ、今くらいの差異は、あまり問題にされていないようですし、許容範囲なのではないでしょうか。
色覚などの観点で、例えば色だけでしか、信号の意味が判断できないのは問題だと思います。
ただ、表示そのものに多少の意匠の違いがあっても、生活する範囲が全国に渡るわけではないですし、ある程度、地域の中で統一されていれば、とくに問題とはされないのではないでしょうか。
信号のデザインの新しいアイディアについての話です。道路標識の知的障害の人に対する配慮に関する問題とは、また別の話ではないでしょうか。
Posted by cycleroad at December 06, 2010 22:08
 
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