February 03, 2011

将来に禍根を残さないために

身近にあるサイクリングロードが、将来改悪されることになるかも知れません。


読売新聞に載った記事から引用します。


優先は歩行者?自転車?

サイクリング道に正反対の看板

健康志向で自転車の人気が高まる中、県内のサイクリングロードに立てられた看板に、利用者から戸惑いの声が漏れている。場所によって「歩行者優先」「自転車走行に協力を」などと正反対の内容が掲げられているためだ。いったい、どちらが優先なのか。現地を訪ねた。

歩行者優先■歩行者とトラブル 渋川市金井から埼玉県行田市にかけて利根川沿いに延びる約68キロの「利根川自転車道」。週末にもなると、思い思いのウエアに身を包んだ人たちがサイクリングを楽しんでいる。

途中、前橋市大渡町で、思わぬ立て看板が目に飛び込んできた。

 〈歩行者優先! 自転車は徐行〉

自転車で通りがかった30歳代の男性は「自転車道なのだから、『自転車』と『歩行者』を逆にすべきでは」と憤る。一方、会社帰りや休日のウオーキングに利用する50歳代の男性は「自転車が高速で走っていて危ない。看板とは逆の状況だ」と語気を強める。

県の県土整備部によると、利根川自転車道は県道で、道路法上は「自転車歩行者専用道路」。道路交通法では、歩行者と自転車がいる場合、歩行者優先となり、看板の内容は法的には正しい。

近年、自転車の通行量増加に伴って歩行者とのトラブルも増えたため、昨年春に看板を設置したという。同部によると、県が管理するサイクリングロードには同じ看板が計50基ある。

一方、前橋市の桃ノ木川沿いに13・5キロ続く「桃ノ木川サイクリングロード」の看板の一部には、こう記されている。

 〈歩行者およびマラソン練習の方は自転車の走行に協力してください〉

管理する市の担当者は「道交法上は歩行者優先で、表記は正しくない。どういう経緯で看板が立ったかはわからない」と話す。

同じサイクリングロードなのに、なぜ正反対の看板が存在するのか。NPO法人自転車活用推進研究会(東京都)の小林成基理事長は「交通政策における自転車の不在」が原因と指摘する。

日本の交通政策はこれまで、自動車対策が中心で、自転車と歩行者の関係に視点をおいた対策は後手に回ってきた。例えば、自転車の歩道走行は本来、特例的な措置で、1970年代以降、なし崩し的に広まったというのが実態だ。

近年、環境対策の一環で地方自治体は自転車利用を促すようになった。一方で自転車の走行ルールなどを体系的に定めた法律がないため、実際の道路に矛盾が現れているのだという。

自転車優先■人身事故も多発 事故も後を絶たない。県警によると、県内で2010年に発生した自転車側に原因がある人身事故は、歩行者を巻き込んだケースが30件、自転車同士が44件、単独が110件。同年5月には、徒歩で出勤中の女性が高校生の自転車にはねられて頭を打ち、5日後に亡くなる事故も起きている。

“自転車政策”の見直しは、今後、全国の地方自治体で広がる可能性がある。

民主党政権が提出した「地域主権推進一括法案」が開会中の通常国会で成立すれば、地方自治体は条例などによる独自の交通政策を定めることができる。法案が含む道路法の改正では、これまで国が持っていた道路の設置基準を決める権限の一部が、地方自治体に委譲されるためだ。

運用次第で、道路を色分けして自転車専用の通行スペースを確保するなど、歩行者との明確な「すみ分け」を進めることも可能だ。小林理事長は「自治体のやる気が問われている」と話す。(2011年2月3日 読売新聞)


川沿いなどに設置されたサイクリングロードで、自転車と歩行者との事故が問題となるケースが増えているのは、利根川に限ったことではありません。東京でも多摩川のケースなどがマスコミでもよく取り上げられます。このブログでも過去に取り上げましたし、おそらく各地で似た状況が起きていると思います。

大きな河川に沿って設置されたサイクリングロードは、県道や市町村道だったり、河川の管理道路だったりと、場所によって、法律上の位置づけは違います。しかし、この記事のように、「自転車歩行者専用道路」、いわゆる「自歩道」と呼ばれる種類の道路に分類される場合も少なくないと思います。

自歩道、つまり自転車も走行出来る歩道のことで、街中の歩道と扱いが変わらないわけです。自歩道はあくまでも歩道なので、歩行者が優先です。歩行者が歩いている歩道なのに、自転車が徐行せずに通り過ぎるのはけしからん、というわけです。

一方、自転車で通る人は、「サイクリングロード」を走っていると思っています。○○川サイクリングロードなどと名前がついているのですから、当然と言えば当然です。中には自歩道であることを知っている人もいるでしょうが、多くの人は歩道を走行しているという感覚がないのではないでしょうか。

川沿いの自転車道は信号もないですし、クルマも通りません。数少ない自転車の楽園として、スポーツバイクを存分に楽しもうという人も多いはずです。せっかくの「サイクリングロード」なのに、歩行者が歩いているのが邪魔だと考えている人も多いかも知れません。

自転車レーン街中の歩道だったら、そんなことをしない人でも、ベルを鳴らしたりすることもあるでしょう。追い越しざまに「邪魔だ。」と吐き捨てたりする人もいるようです。一方、言われた歩行者も、スピードを落とさない自転車に対し頭に来ており、そうしたきっかけでトラブルとなるケースも少なくないと聞きます。

記事にあるように、法律上は歩道なのに、○○川サイクリングロードとか、○○川自転車道と名前がついていることが誤解を招き、トラブルや事故の増加を招いている面があると思います。名前が書いてなくても、川沿いの道が舗装されて、クルマが通らないようになっていれば、自転車道と認識されるのは一般的でしょう。

法律上は街中の歩道と一緒と言っても、明らかに立地も見た目も違いますし、そもそも行政は、サイクリングロードや自転車道と名前をつけています。それを本当は歩道だから、自転車は徐行と言うのに無理があるでしょう。暴走する自転車を正当化するつもりはありませんが、わざわざ問題を誘発しているようなものです。

もちろん、歩行者が歩いていて、ちょっと予想外の動きをすれば衝突しかねないとするならば、徐行して声をかけて抜くなり、何らかの安全策をとるのが普通でしょう。スピードを落とさずに追い越して、何かの拍子で事故になれば、最悪相手の人が死亡することだってありえます。当然責任を負うことになります。

法律云々は別としても、事故になって相手を死亡させるなど重大な結果を招くかも知れないのに、平気でスピードを出しているのは、あまりに無謀と言わざるを得ません。そのリスクを理解していない自転車に問題はあるとしても、名前と実態が違うということも問題の背景にあるのではないでしょうか。

見通しもよく、走りやすくなっていれば、スピードを出したくなる、あるいは出てしまうのも仕方がありません。逆に言えば、そんな自転車向きに整備されたように見える道路を、歩行者と混在させているのが、問題の根本にあると考えることも出来ます。

そもそもサイクリングロードの名付けたのは、せめて川沿いの土手や河川敷くらいは、市民が自転車に乗りやすい環境として整備しようという設置意図があってのことなのでしょう。しかし、いったん整備されれば、歩行者も歩くことになるだろうことは容易に想像がつきます。

歩行者は、例え平行する道路に歩道があったとしても、見晴らしの良い、あるいはクルマが脇を通らない、広々として気持ちのいい河川敷のサイクリングロードの方を通りたくなるのが人情です。予測がつかなかったとしても、結果として混在している場所は、自歩道とせずに、歩道と自転車道に分けるべきではないでしょうか。

記事にもありますが、ここにも日本の道路政策の誤りが背景にあります。街中の歩道と同じ構造です。つまり、自転車と歩行者が混在しているのが普通だと思ってしまう感覚が根付いてしまっているのです。サイクリングロードを設置するにも、歩行者と混在させて平気でいる、行政の担当者に問題があるでしょう。

今回注目すべきなのは、その先です。民主党政権が提出した「地域主権推進一括法案」が成立すれば、地方自治体は条例などによる独自の交通政策を定めることができる、とあります。道路法の改正で、これまで国が持っていた道路の設置基準を決める権限の一部が、地方自治体に委譲されることになります。

この記事では、道路を色分けして自転車専用の通行スペースを確保するなど、歩行者との明確な「すみ分け」を進めることも可能だと書いています。実際は、色分けですみ分けなど出来た試しがありませんが、物理的に自転車道と歩道に分離するとか、新たに歩道を別途設置することも可能になるでしょう。

自治体も交通政策に取り組むしかし、そんな「わかっている」自治体ばかりとは到底思えません。予算も限られていますし、両者を物理的に分離した理想的な道路整備は期待薄です。むしろ、サイクリングロードの改悪になる可能性が高いのではないでしょうか。実際にもありますが、サイクリングロードにハンプやわざと段差をつけるなどの手法です。

つまり、強制的にスピードを落とさせようという方向です。行政の担当者には、歩行者と自転車が仲良く同じくらいのスピードで流れているのが理想の景色なのでしょう。しかし、自転車の利用者にとっては冗談ではありません。それでは自転車の意味がありません。

でも、「地域主権推進一括法案」が通れば、こうした自治体の考えがサイクリングロードにも反映した整備が行われても不思議ではありません。せっかくの川沿いや河川敷のサイクリングロードまで、自転車で通りにくくなってしまう可能性があります。

地方分権に反対するわけではありません。各地でその場所に即した整備がなされるべきだと思いますし、独自性があってもいいと思います。しかし、いくら独自性と言っても、自転車の本来の性能を生かせないような道路整備が行われてしまうのは、不幸なことだと思います。

欧米の都市で、都市交通として自転車を真剣に活用しようとしているのは、それが本来あるべきスピードで走行出来れば、十分に都市交通としての役割を果たすからです。日本のように、歩行者と混在して歩道を走っているのでは、時間もかかりますし、遠くまで行けません。都市交通としての機能を十分に果たせないのです。

日本の間違った理解の元に自治体ごとの道路整備が進めば、本来の自転車のポテンシャルを活かせなないものになる可能性が危惧されます。自転車で済む移動を自転車にすることで、渋滞を緩和したり、省エネや温暖化ガスの排出を減らすなど環境への負荷を減らすことにも貢献出来なくなるでしょう。

前回、国会質問に自転車の活用についてが取り上げられたという話を取り上げました。地方分権を推進するのはいいですが、その前に国は、まずあるべき道路のあり方を定め、道路政策を示すべきでしょう。少なくとも、これまでの間違った道路の状態や政策は正されるべきです。

まず、自転車が歩道を走るような状態を解消し、車道を通る本来あるべき姿にする道路政策の方針を示し、ある程度の標準化することも必要でしょう。歩行者と自転車を混在させるような間違った道路がつくられないようにした上で、地方分権を進めるべきだと思います。

このまま地方分権を進めてしまって、各地で間違った道路政策がバラバラに進んでしまえば、国としても損失です。欧米並みに自転車の活用を進めるためには、まずこのマイナス状態を普通の状態にまで戻すことが大前提であり、その前に地方分権が進んでしまうと、マイナス状態が固定されたり、拡大してしまう危険性があります。


暴走自転車に"ブレーキ"御堂筋で実験へ

歩道走行大阪のメーンストリート御堂筋で、マナーの悪い“暴走自転車”から歩行者を守ろうと、大阪市が新年度に「歩道では自転車を押して」と呼びかける社会実験を行うことが26日、分かった。

自転車通行量の変化を調べるのが狙いで「あくまでお願いベース」(市担当者)だが、市は指導員の雇用費や看板設置費など計2500万円を新年度予算案に計上する方針。市には以前から「歩行者が安心できる歩道に」という要望が多数寄せられており、対策に本腰を入れる形だが、果たして効果は―。

御堂筋を管理する国土交通省大阪国道事務所によると、御堂筋の心斎橋駅付近(中央区)の自転車通行量は、平成21年度で1日5820台。昭和52年度時点の8倍に達している。

沿道には商業ビルや海外ブランド店、飲食店などが立ち並び人通りも多いが、歩道は幅約4メートルと狭く、自転車は歩行者の間を縫うように走っている。(以下略)(2011年1月27日 産経新聞)


お願いベースで自転車を押してもらうのもいいですが、歩道を自転車が通るのが問題の根本にあるわけで、自転車は車道、もしくは自転車レーン、歩道は自転車走行禁止とすればルールもスッキリします。自転車走行を希望する場合は並行する市道への迂回を促すそうですが、指導員がいなくなれば元の黙阿弥でしょう。

間違った道路政策による歩行者の事故多発で、自治体も苦労しています。指導員を雇うなど、余計なコストもかかります。すぐに移行するのは難しいでしょうが、本来のあるべき姿であれば不要な労力や無駄なコストを自治体、結局は市民が負担させられているのも確かでしょう。


走行環境自転車事故防止へ府警指導強化 専従部署・専用レーンも

交通事故に占める自転車事故の割合が府内で増える傾向にあるなか、府警が、事故防止に向けた取り組みに力を入れている。道路交通法に違反した自転車運転者の街頭指導を強化し、全国初となる自転車事故防止専従部署も設けた。さらに、自転車専用レーンを設置し、効果を調べている。

府警のまとめでは、自転車が車や人にぶつかるなどした事故は2009年は3280件で、件数は06年の3638件に比べ減ったが、交通事故全体に占める割合は19.8%から21.9%に上がった。このため府警は昨年、自転車運転者への指導強化に乗り出した。(後略)(2011年1月30日)


自転車と歩行者の物理的な分離を考える自治体も増えています。歩道を自転車走行禁止にしたら、クルマとの事故が心配されますが、今まで車道走行しやすくしたり、自転車レーンを設置してこなかったのが問題であり、それを進めるしかありません。実は主要道の8割で自転車レーンの設置は容易だとする試算も出されています。

車道走行が怖いという人もいます。でも、世界では車道走行が当たり前です。最初から車道走行で、それが当たり前であれば、なんでもなくなります。慣れの問題です。今まで想定していなかったために危険な部分は是正が必要ですが、最初からそれが当たり前になれば、問題なく走行するようになるでしょう。


七日町通り:社会実験 自転車道を巡り、12日に臨時総会--七日町商店街 /山形

山形市の国道112号七日町通りの自転車道設置などの社会実験を巡り、実験主体の一つでもある地元の七日町商店街振興組合が12日に臨時総会を開き、組合員から出された自転車道廃止を求める要望の取り扱いを検討する。同商店街は個々の組合員では自転車道への賛否が割れている。

82組合員中32組合員が先月24日、「商店街として『自転車道廃止』を掲げてほしい」と要望書を提出した。組合の玉井恒理事長は「自転車道の是非にまで総会で踏み込むかは分からない」としている。

国土交通省山形河川国道事務所の武藤徹調査2課長は「組合が反対に転じた場合、実験を継続するかについて、河川国道事務所と七日町を含む地元3商店街や県警などで改めて協議することになる」と話した。(毎日新聞 2011年2月3日)




商店街の売り上げ減らした自転車専用レーン

鳥取市などが昨年11~12月に行った「街なか交通実験」の検証結果が26日、市内で開かれた実行委員会で報告された。商店街のにぎわいづくりを目的に、目抜き通りに自転車専用レーンを設けたが、通行量と商店街の売り上げがともに減少する皮肉な結果となった。

買い物客が自転車とぶつかる心配をせずに歩けるようにと、約4600万円をかけ、車道を鋼材で区切って専用レーンを作った。歩行者と自転車の通行量は平常時に比べ、駅前通りが5%、本通りは11%それぞれ減少。9店舗の抽出調査で、売り上げは前年同期を3%下回った。

歩行者(834人)へのアンケートでは、「安心して歩ける」などの理由で57%が「良かった」「どちらかといえば良かった」と答え、自転車利用者(661人)の53%も前向きに評価した。しかし、商店主(116人)の81%は「どちらかといえば」を含めて「悪かった」と評価。自由記述欄には「店先に車が止めにくくなり、来店が敬遠された」との指摘があった。

一般ドライバー(80人)の8割以上が運転に影響があったと回答。タクシー(73人)やバス(85人)の運転手も75%が「許容できない」とした。

これに対し、市側は歩行者アンケートの結果を基に「自転車の分離は商店街の魅力向上につながる」と総括。予算上、自転車分離をすぐに実施することは困難だが、将来の街路整備に取り入れ、にぎわいにつなげるためには▽レーンを歩道側に設置▽商店街に無料駐車場がない現状の改善――などの対策が必要だとして、来年度以降に検討する方針を示した。(2011年1月27日 読売新聞)


あくまで自転車は車道走行であり、車道に自転車レーンが設けられてもおかしくないのですが、今までそうではなかった為に、こうした論争も起きてしまいます。今までがイレギュラーな形だったわけで、それを本来の形に戻すことに異論が出るのは、既得権のように考えている人がいるからでしょう。

関係者全てが賛成する形は難しいと思います。それぞれの立場で希望を聞けば、意見だって分かれるに決まっています。国が公益性を元に、道路政策を決めてしまえば、自治体ごとに、いちいち利害の対立する関係者の調整を巡って、時間ばかりかかるという事態は避けられるに違いありません。

こうした各地の混乱や対立、不要な時間を省き、無駄なコストの負担を避けるためにも、国が交通政策をはっきり打ち出すことが求められていると思います。地方分権の推進の前に、必要な措置がとられ、全国各地のサイクリングロードが改悪されることのないよう望みたいものです。





日本相撲協会、いい加減もうダメでしょう。救いようがありませんね。解散させなければ体質は変わらないでしょう。国技の座も公益法人の地位も国技館も返上し、やりたければ株式会社で勝手にやらせるべきです。「大相撲」ではなく、プロレスみたいに「プロ相撲」で、いいのではないでしょうか。


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この記事へのコメント
こんにちは。

僕もこの記事は見ました。「サイクリングロード」って書いてあるのに、その実態は「自転車歩行者専用道路」。つまり歩行者と兼用の道路であって、自転車道じゃない。何も知らない自転車利用者は混乱してしまいます。

>行政の担当者には、歩行者と自転車が仲良く同じくらいのスピードで流れているのが理想の景色なのでしょう。
こういった考え方が出る背景は、「自転車=歩行者プラスアルファ程度の認識が原因」なんでしょうか?

1978年に自転車を歩道にあげてしまった悪法「道路交通法第六十三条の四」はここでも猛威を振るっているようです。ママチャリだけが自転車ではない。むしろママチャリは特殊な乗り物(買い物や通勤に便利な実用車)の筈なのににそれを知る人は少ないと思います。
Posted by さすらいのクラ吹き at February 05, 2011 16:16
 自歩道、サイクリングロードを分類すると、次の3つに分類できると思います。
 A:自転車も通行できる歩道:車道に併設されているので、自転車は無条件に徐行。高速走行したければ車道へ。
 B:自転車と歩行者以外通行できない道路(自動車等通行禁止):ルールは一般の道路と同じ。自転車は高速走行できるが、歩行者の近くでは安全な距離と速度で通行。歩行者も、自転車の走行に配慮する必要(マナーか?)あり。
 C:自転車専用道路:歩行者はやむを得ない場合に限り横断できる。
 実際のサイクリングロードはほとんどBですが、歩行者・行政はAと考え、自転車側はCと思っている。これは、やはり、自転車を歩道に上げたことが原因となっているのでしょう。
 ただ、私は、自分を含めた自転車側に、より問題が多いと考えます。郊外の非幹線道路は、ほぼBの状態(自動車はほとんど通らない)ですが、お世辞にも歩行者に配慮した方法で通行しているとはいえない自転車(ロード等含む)が多いです。
Posted by ひでさん at February 05, 2011 23:33
「そら見たことか」
先日の「国が云々」は全てのケースを杓子定規では決められないだろう、の意でカキコさせてもらいましたが…やはり地方にマットウな判断は期待出来ないのですね。

サイクリングロード自体「自転車の非日常化」=クルマのために自転車を道路から排除すべく考えられたモノではないでしょうか?そして「道は人が歩くもの」原理原則を外せない以上ひでさん様の仰るCは有得ず(ともすればクルマにイジメられた憂さを歩行者ではらす、になりかねない)、自転車は車道を走る可きで、ソレを可能にするためにはクルマを能率よく減らしていくほかありません。

>マナー
否定する気は毛頭ありません、絶対必要なものです。
しかし…マナーにせよモラルにせよ、それ自体が目的でないことは理解・注意が要ります。そんな言葉を持ち出す動機が不純、議論の本質をぼかす罠、とは考え過ぎでしょうか?「クルマのため、経済のため、ヤクショのためなんだからみんな我慢しろ」だとしたら由々しきことです。役所とヤクザを隔てるは公設か私設かの違いだけですし、極限状態でアテに出来るほど人間のモラルは強くありませんから。

>ロード等含む
競技は極めて限定された条件下で比べあうもの。対してそれぞれの人がそれぞれの事情のもと、それぞれの手段で往来するのが公道ですので本質が全く異なることを肝に銘じて自転車に跨りたいものです。公道の中にはトレーニングに使えるところもある「かもしれない」程度に捉えたほうがよいのでは。
Posted by alaris540 at February 06, 2011 14:24
話題が違うので別コメにしますね。

プロ相撲化、大賛成です。
相撲を競技・スポーツと呼べるのは学生相撲まで。大相撲は神事に則った芝居ですのでその裏で何が起ころうとも驚くに値しません。暴力団との関係を問うのもナンセンス、「暴力団と体育会系はいったい何が違うんだ?」。先日NHKラジオ第1で改革案を聴取者から募っていましたが全く以って無駄!また外国人力士が幕下上位を占める現況は当分の間続いて構わないと私は思っています。

「遅きに失した」公益法人格取り消しは相撲協会にとってむしろ喜ばしいことです。露骨に布教のためではないのでしょうが、大相撲は近代日本を狂わせた元凶・神道が根底にあるからにほかなりません。相撲協会が国家の庇護から離れれば違憲状態を解消、「日本は侵略戦争を再び起こそうとしている」との疑いを払拭出来ますし、力士も「好きな相撲を好きなだけできる」原点に立ち返れるのではないでしょうか…このテの議論がなかなか進展を見ないあたり、日本人の案外多くがそこにこだわっているから?

1991年F1日本GP、1位ベルガー・2位セナ・3位パトレーゼは倍率120倍の超大穴だった、とは英国ブックマーカーの話。大相撲も取り組みに掛かる賭けを闇扱いしないほうが健全では、と思ってしまいましたよ。
Posted by alaris540 at February 06, 2011 16:19
サイクリングロードにあらず自転車歩行者専用道路とは、残念ですね。
自転車の利便性を発揮させるためには、安全な交通のためには、自転車優先を明確にしたゾーン区分も必要だと思います。
私はクルマも運転しますが、軽車両たる自転車のときも防備を整えて極力車道を走行します。自分は慣れてきたつもりですが、クルマのほうは慣れてはくれません。市道を走っていても、邪魔者扱いや嫌がらせをされることさえあります。道路のつくり自体にも運転者にも、クルマ中心の道路行政による非常識な慣性は大きく、ママチャリの無法なふるまいもまかり通っています。それを払拭する明確な統一ルール指導を強く望みます。
その先には、車道を安全にシェアしいる大多数のマナーよい自転車とクルマを、河川敷の専用レーンを颯爽と走るロードバイクを、子供たちが見ながら素直に育っていくことを信じて。

交通なのか娯楽なのかスポーツなのか、スポーツなのか神事なのか芸能なのか。いずれにせよ、もし一部の不届き者のために性悪説にならざるを得ないとしたら、正統派にはとても不幸なことですね。
Posted by 七九爺 at February 06, 2011 21:19
さすらいのクラ吹きさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
自転車が歩きの延長という意識は、行政の担当者だけでなく、多くの日本人が持っているのではないでしょうか。
自転車は歩道を通る乗り物というのが常識のようになっているので、歩くのと同じ感覚で乗っていますし、車道に出る場合でも、歩行の延長なので、逆走も平気な人は少なくありません。
歩道を走るために低速でも安定している一方で、重くて遅いママチャリが大多数というのも、その背景にあるのでしょう。
おっしゃるように、悪法のせいですが、これでは、サイクリングロードでも自転車と歩行者を共存させるという考え方になるのも、むしろ当然なのかも知れませんね。
Posted by cycleroad at February 06, 2011 23:33
ひでさんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに、歩行者に配慮しているとは思えない人が多いですね。残念ですが..。
私も、より自転車側に問題があるとする見方を否定するつもりはありません。
歩行者に大怪我、あるいは死亡させる可能性まであって、実際にそうした事故も起きているのに、平気でスピードを出して、事故の危険を省みないというのは、あまりに無謀と言わざるを得ません。
例え自転車専用道路だったとしても、歩行者と事故になれば責任が生じるのは必至です。
その場合、より交通弱者である歩行者が保護されるべきであり、自転車の過失割合が高くなるでしょう。
感情的には、サイクリングロードなのだからと思っているのかも知れませんが、そうであっても、結局は自分も損をするわけですから、あまりに思慮を欠いた行動ですよね。
Posted by cycleroad at February 06, 2011 23:44
alaris540さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も各地の状況に詳しいわけではありませんし、場所によって、いろいろだと思います。
しかし、明確に定義されていないために、地域によっていろいろな解釈があったり、考え方があったり、思いこみがあってりするのではないでしょうか。
サイクリングロードが、自歩道となっている以上、私も車道を走ったほうがいいと思います。
歩行者で混んでいるサイクリングロードは、実際に敬遠しています。
混みあっている場所でもスピードを落とさないで突っ込んでくる自転車は、自転車同士でも事故になりかねませんし..。
確かにマナーは期待できないですから、物理的な分離や、明確に制度化する部分が必要でしょうね。
Posted by cycleroad at February 07, 2011 00:01
alaris540さん、もう一つコメントありがとうございます。
認めた3人以外、疑われた人たちは否定しているという話ですね。
しかし、どう考えても3人だけで八百長しても意味がないですから、他にも多くの力士が関わっていたのでしょう。
また、今始ったこととは到底思えませんし、もっと番付の上の人がやらない理由もないでしょう。
それを理事長は、過去には無かったと、まだ調査もしていないうちに言い切っているのですから、話になりません。
理事長以下、こんな相撲協会に、自浄作用を期待する方が無理というものです。
適当なところで、トカゲのシッポ切りにするつもりなのでしょうね。
本当に膿を出してしまったら、相撲をとれる人は、大幅に減ってしまうかもしれません。
相撲は見世物ですと開き直って、プロ相撲興行にしてしまえば力士のクビを切らずに済むのではないでしょうか。
Posted by cycleroad at February 07, 2011 00:16
七九爺さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も詳しい全国の状況はわからないのですが、自歩道扱いになっているところは多いのではないかと思います。
あまり歩行者が通らないので、問題になっていないところはあるかも知れませんが、構造的には同じなのではないでしょうか。

おっしゃる通りだと思います。ただ、ルール指導は大切だと思いますが、なかなか実効があがらないのではないかと危惧する部分があります。
やはり、クルマと自転車と歩行者と、それぞれの空間を確保するのが理想的です。
海外の事例などを見ると、それぞれの空間整備をする中で、ある程度自然にルールが守られるような形状というものは、あるのじゃないかと思います。
あえてルール無視すると、走りにくかったり、不便だったりするような形状です。
そんな自転車レーンを整備したり、サイクリングロードも、歩行者と分離させることで、なるべくルール指導しなくても、秩序が生まれるような方策をとってほしいものだと思いますね。
一部の不届き者のために正直者が馬鹿を見るのは、その通りだと思います。
でも、どちらも一部ではなく、むしろ多数になってしまっているというのはあるのではないでしょうか。
Posted by cycleroad at February 07, 2011 00:38
鳥取市などが昨年11〜12月に行った「街なか交通実験、ですが
これはちょうど、寒さがつらく、雨が多い時期、自転車の利用者が少ない時期にできたシロモノです
そりゃ商店街の売上は減るのも当たり前ですよ
春〜秋の中頃までの時期に出来れば、結果は大きく違ったことでしょう
鳥取県もそれを知った上で、あの時期レーンを作ったのではないか、と疑ってしまいます
自転車レーンができる=売上が減る、という記事をマスコミに書かせることにより
自転車に対してネガティブなイメージを植えつけよう、という作戦でしょうね。
また、日本人ドライバーは、あまりにも路駐・違法駐車に対して罪の意識が希薄すぎるといえるでしょう。
路駐・違法駐車は、事故を誘引するれっきとした反社会的行為であり、犯罪行為です。
実際に、違法駐車により起きた事故は全国で数多く起きており、
路上に違法駐車をして、後方を確認せずに開けたドアにより
自転車ライダーが死亡するという痛ましい事故も起きています。
なのに、マスコミは路上駐車や違法駐車を糾弾する記事を書かない。
自動車企業からカネを貰っているからといって、あまりにも腐敗が進みすぎです。

自動車に甘く、自転車や歩行者に甘いという先進国のメディアとは思えない偏向報道は今に始まったことではありませんが・・・詳しくは以下を御覧ください
http://d.hatena.ne.jp/delalte/archive?word=%BC%AB%C5%BE%BC%D6
Posted by 佐藤 at February 12, 2011 06:05
また、私が住宅街などの狭い道でヒヤッとすることが多い乗り物は、圧倒的に自動車です。
自転車の方は十分に横の距離をとってゆっくりスレ違ってくれるのですが
自動車となるとあの図体のデカさと殺傷性なのに、スレスレを徐行もせず強引にスレ違うという殺人未遂行為が日常化となっています
これは車道を走る自転車の人もよく体験していることでしょう
自転車が歩行者に当たっても、よっぽどの速度と打ちどころでなければ大怪我や死亡には至りません
実際に、自転車ぶつかって歩行者が死んだ数は、自動車の比ではありませんが
しかしマスコミは自転車の部分にだけクローズアップして報じており自転車に対してだけ厳しい目を向くよう国民を操作してますし
実際、自転車に厳しく自動車に甘い国民は多いのが悲しい現状です
もっとも多くの犠牲者を出している自動車をもっと非難して、車道の自転車に対して日常的になっている
強引なスレスレ追い抜き、煽り運転、殺人未遂的な幅寄せ・ウィンカー不指示や曲がる直前ウィンカーを厳しく取り締まり
しっかりした自転車道や自転車レーンを積極的に整備するよう、自転車が安全快適に走れる環境を整備してこそ
まっとうな政府と言えるでしょう。自転車ライダーはもっと役所、警察、議員にメッセージを届け続け要請し続けましょう。
そうしなければ、この自動車産業が強く自動車ドライバーの我侭がまかり通ってる日本では、
自転車にとって安全快適に走れる環境はそうそう実現しません。
Posted by 佐藤 at February 12, 2011 06:11
佐藤さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
自治体は、実験と称して短い自転車レーンの設置を繰り返していますが、今さら実験が必要なのか、甚だ疑問なのが正直なところです。
自転車の走行空間の整備が遅れており、その必要性は明らかなのに、中途半端なレーンをつくって行う実験に意味があるとも思えません。
自転車と歩行者の分離は歩道上での事故に有効なのも明らかなのに、何を求めているのかもよくわかりません。
おっしゃるように、私も、自治体が自転車レーンを設置しなくてすむような理由をつくるためではないかと疑いたくなるような、ひどい自転車レーン、あるいは実験の条件が設定されているような場合も少なくないような気がします。
ドア開放による事故は、先日も報じられていましたね。違法駐車が自転車を含めて事故を誘発したり、交通の流れを阻害して渋滞を発生させたりするなど、反社会的な行為であることは、論を待たないでしょう。
自分勝手なドライバーが公道を占有することは、人命を含めた多くの社会的損失を生むことも間違いありません。
ただ、スポンサーとしてのクルマ企業の存在が、どのくらい記者の記事を書く手をにぶらせるものなのか、私にはよくわかりません。
違法駐車はメーカーの責任ではないと思いますし、違法駐車するようなモラルの低いドライバーへの糾弾が、クルマメーカーへの直接の不利益にもならないような気がします。
違法駐車は糾弾されてしかるべきだと私も思いますし、マスコミの肩を持つつもりはないのですが、実際問題として違法駐車は常態化しており、その糾弾をしても、何を今さら、という感じで、記事になりにくい、というのもあるのではないでしょうか。
Posted by cycleroad at February 12, 2011 23:43
幹線道路の渋滞を避けるために住宅街の狭い道路に入り込んでスピードを出して走行するような、まさしく殺人未遂行為と言いたくなるようなドライバーがいるのは確かですね。
ただ、歩道を歩いていると、歩行者を縫うようにスピードを出して走行したり、携帯を使いながら前を見ていなかったり、無灯火だったりするような自転車もまた、脅威に感じる人が多いのは間違いないでしょう。
もちろん、数で言えばクルマによる死者が多いのは間違いないとしても、歩道で無謀な暴走をするような自転車利用者も批難されてしかるべきで、クルマより被害が軽いからと言って許されるべきではないと思います。
マスコミが昨今、自転車と歩行者の事故に注目して取り上げているのは事実だと思います。
しかし、マナーの悪い暴走するような自転車に対して厳しい視線が向けられるのは、マスコミが書かずとも、多くの人に実感としてあるのではないでしょうか。
また、暴走自転車に厳しい目が向けられたからと言って、それとはまた別の問題として、危険なクルマに対して甘くなるわけではないと思います。
交通事故死者の多さは、交通戦争などと呼ばれ、ここ何十年も報じられてきました。今さらマスコミが書かなくても、人々は当然、危険なクルマに対しては、厳しい目を向けているのではないでしょうか。
自転車に対する報道が増えたからと言って、必ずしも自転車に対してだけ厳しい目が向くように操作されているとは感じないような気がします。
マスコミの報道姿勢に対してはいろいろな見方があるでしょう。それをどう捉えるかは人それぞれだと思いますし、そのことに反論するわけではありません。
ただ、クルマの危険性は、言うまでもないことであり、最近は、傍若無人な自転車利用者の危険性を感じている人も増えている、両者は別の問題ということではないでしょうか。
Posted by cycleroad at February 12, 2011 23:56
 
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