September 19, 2011

自転車パーツの楽しい処分法

自転車には、いろいろ消耗するパーツがあります。


タイヤやチューブだけが消耗品ではありません。ブレーキパッドやワイヤー類も交換が必要ですし、チェーンやスプロケットなども磨耗します。自転車は細かいパーツのかたまりですから、そのほかにも、使っているうちに破損や劣化などで交換が必要になるものは少なくありません。

自転車趣味のベテランだと、半端に余ったパーツとか、交換したけどまだ使えるパーツ、予備のパーツなどが部屋にあふれている人も多いのではないでしょうか。もう使えないのだけれど、なんとなく捨てずに置いてあるパーツなんかもあるかも知れません。

消耗したパーツを再度使うことはないとしても、自転車のパーツとして愛着を感じる部分もあり、何かに使えないものか、リユース出来ないかと考える人も多いのではないでしょうか。そう考えるのは、「もったいない」という言葉を持つ日本人だけではないようです。

Etsy”は、自分で手作りしたものを世界中の人と売買出来るサイトです。さまざまな素材で作られた、たくさんの作品であふれていますが、その中には自転車のパーツを材料にしたものもあります。サイクリストが自転車の消耗品のパーツを何かに使えないかと考えるのは、万国共通のようです。

木材とか皮とか粘土とか、さまざまな素材から手作りされた作品が並んでいますが、自転車のパーツから作った作品に関しては、ハンドメイドの素材として自転車のパーツを使うというより、それぞれのパーツを使って何か出来ないかと考えるスタイルになるようです。

Recycled bike fork bottle opener, www.etsy.comRecycled bike fork bottle opener, www.etsy.com

パーツの形状から、どうしても発想が似るのでしょう。国は違っても、連想するものは同じだったりします。例えば、フォークを使った栓抜きです。修理や輪行などでタイヤを外した時、フォークの先端部から、なんとなく栓抜きを連想する人は私だけではないようです。

栓抜きと言ってもいろいろな形があります。子どもの頃、私の家にあった栓抜きの形が、たまたまフォークの先の形状に似ていたからだと思いますが、フォークの先を見ると、なぜか栓抜きを連想してしまいます。同じように連想したのか、フォークを栓抜きに加工している人が何人かいます。

Recycled bike gear bottle opener, www.etsy.comBike Fork Bottle Opener, www.etsy.com

日本では最近、酒類も飲料も、ほとんど缶やペットボトル、紙パックなどになってしまいました。飲食店などではビンで出てくることもありますが、家ではピン入り飲料を飲む機会、それも栓抜きで栓を開けて飲む機会なんて、ほとんど皆無という人が多いのではないでしょうか。

昔はビールでもジュースでも、みなビンでしたが、最近は重いビン入りの製品は淘汰されてしまい、今や道端に王冠が落ちているなんていうことも滅多に無いように思います。ただ、海外へ行くと、国によってはクルマ社会だからか、まだまだビン入り飲料が売られています。

日本よりは、栓抜きが身近な国も多いのだと思いますが、このフォーク栓抜き、作るそばから売れてしまうほど人気商品なのだそうです。レトロな感じがいいのでしょうか。作者の方も、当然自分の手持ちでは足りず、廃棄された自転車などから集めてきているのではないかと思われます。

Bicycle Chainwheel Wall Clock, www.etsy.comChain Ring Bike Clock, www.etsy.com

自転車には、チェーンリングやスプロケットなど、ギヤ、歯車も多く使われています。自転車を象徴するパーツの一つでもあります。この歯車からは、時計を連想する人が少なくないようです。時計の内部には歯車が使われていますから、その部分のイメージと重なるのでしょう。

Clock made from recycled Bike cassette gears, www.etsy.com
Bike chain and cassette cog desk clock, www.etsy.com

ほとんどが文字盤に使っています。当然ながら、60Tのものばかりではないわけですが、秒針の刻みを連想するからかも知れません。こちらは、フォークよりも素材が豊富だからか、たくさんの人が作っています。もちろん時計のメカの部分から作るのでは大変ですが、その部分は工作用のキットを使えば手軽に作れます。

Bike Chain Bracelet, www.etsy.comKEYCHAIN, www.etsy.com

チェーンもシンボル的なパーツで、量も豊富です。連結する数も変えられますし、アクセサリー類にはうってつけでしょう。ネックレスやブレスレッド、ペンダントヘッドなど、工夫次第です。逆にアイディアやセンスが問われるバーツかもしれません。

Bike Chain Bracelet, www.etsy.combike chain Pink Tagua Nut pendant, www.etsy.com

ほかに豊富に供給されるのは、なんと言ってもタイヤやチューブでしょう。素人でも一番加工しやすい素材です。こちらは、ベルトにしようと考える人が多く見られます。小さなアクセサリー類も作れますし、中にはカバンなどの大きな作品を作ってしまう人もいます。

Bike tyre belt, www.etsy.comBlown Bike Tube Unisex Belt, www.etsy.com

Hipster upcycled bike tube snap key chain, www.etsy.comBike Tube Holly Book Bag, www.etsy.com

ホイールやスポーク、泥除けなどを使ったランプシェードもあります。ホイールを大きな壁掛け時計の文字盤にしたものもありますし、いろいろなパーツを使ってカギの壁掛けホルダーを作るというのもアイディアでしょう。余ったパーツでも、アイディア次第で素敵な作品に仕上がります。

Hanging Spoke Ceiling Lamp Bike Wheel Hub Lighting Chandelier Bicycle Rim, www.etsy.comHanging Bicycle Fender Ceiling Chandelier Bike Lamp Lighting, www.etsy.com

Bicycle Wall Clock, www.etsy.comBurl a Steampunk Bicycle Gearhead Guy Key Holder Mask, www.etsy.com

なかには、芸術作品と言ってもいいような、完成度の高いテーブルランプを作り上げる人もいます。これはデパートで売っていてもいいくらいのデザイン、クォリティに見えます。陶芸など、他の素材と組み合わせてみるのも面白そうです。

Table lamp with recycled bike gear and sprocket, www.etsy.comCOASTER SET, www.etsy.com

ユニークなのが、このハンドルバーです。ただハンドルバーを吊り下げているだけですが、これを自転車の壁掛け用のラックに使おうというアイディアです。これは、作品を購入しなくても、余ったハンドルバーさえあれば、すぐに使えそうなアイディアです。

Handle Bar Bike Wall Mount, www.etsy.com



Handle Bar Bike Wall Mount, www.etsy.com

複数のパーツを組み合わせた、アートと呼んでもおかしくない作品もあります。角の生えた鹿の首を剥製にして壁に取り付ける飾り物がよくありますが、それを模した作品です。風刺と見ることも出来ますし、帽子やマフラーを掛けるなど、実用にもなりそうです。椅子も、さまざまなパーツが上手く使われています。

Bike Parts Antlers, www.etsy.comRecycled Bike Frame Bar Stool with Backrest, www.etsy.com

パーツの形状から、似た発想の作品も多いわけですが、独創的な作品もあって、見るだけでも楽しいものがあります。今はかなりの円高ですから、気に入ったものがあったら、購入にはチャンスかも知れません。もちろん、触発される作品があったなら、それを参考にして自分で作ってみるという手もあります。

自転車のパーツは、少し穴が開いたとか、磨耗したというだけで、大部分は原形のままなのに交換が必要になってしまうものが少なくありません。機械ですし、安全のためにも仕方がないわけですが、擦り切れて無くなるまで使うものではないだけに、なんとなく捨てるのがもったいないと感じる人も多いのでしょう。

そうでなくても、パーツは余ったり、溜まっていきがちです。人に譲ったり、オークションやフリマに出す手もありますが、不要パーツですから、なかなか買い手もないでしょう。そんなパーツは、手作りで作品に仕上げて売りに出すのも面白そうです。もしかしたら、思いもよらない価値が出るかも知れません。





しばらく雨になりそうですが、台風が過ぎたら、秋晴れの自転車日和を期待したいですね。


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この記事へのコメント
こんばんは。

なるほど。様々な作品がズラリと並ぶ。私の場合、廃チューブでリムフラップを作成して使用している。又、伸びて交換したチェーンでスプロケット回しを作成して使用している。
どれも、芸術作品とは全く方向が違うが再利用しているのに変わりはないだろう。
Posted by passerby Ω at September 21, 2011 20:48
passerby Ωさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
いろいろ自作されているようですね。本来のリユース、再利用で、何か実用的な用途に生かしている方もいらっしゃるでしょう。
もし、それでも余ったパーツがあったら、違う方向も試されてはいかがでしょうか。
Posted by cycleroad at September 21, 2011 23:19
 
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