November 06, 2011

自転車ブームの拡大を感じる

今年もサイクルモードへ行ってきました。


毎年、東京と大阪で開かれている国内最大の自転車の見本市、“CYCLE MODE international 2011”です。今年は、また一段とアクティブな自転車人口が増えた感じなので混雑が予想されましたが、案の定、大盛況でした。年々、マニアックな人向けだけでない、一般的なイベントになりつつある気がします。

私は、なんだかんだで毎年行っていますので、今年も記録を兼ねて、会場で撮ってきた写真を載せておこうと思います。毎年新しいモデルが出ることをのぞけば、そう大きく違うわけでありませんが、なかなか遠くて行かれない方もいらっしゃるでしょうから、多少でも雰囲気をお伝え出来ればと思います。

混雑サイクルモード2011

会場は幕張メッセです。出展ブランド600以上、展示される自転車は2千2百台以上となっています。かなりの枚数の写真を撮ってきましたが、個々のブランドやモデルについて、いちいち取り上げはじめたら、それこそキリがありません。

例によって、各ブランドのニューモデルの情報については、それぞれのメーカーのサイトでご確認いただくことにして、省略しようと思います。メジャーなブランドのニューモデル等については、多くの方がプログで取り上げていますし、雑誌などにも詳しく出ているので割愛させてもらい、その他について載せようと思います。

試乗待ちの列試乗コース

今年も各社の試乗コーナーには、ふだんなかなか試せないモデルに乗ろうと、大勢の方が並んでいました。どうしても待ち時間が長くなってしまい、試乗の数や距離的には不満が残る人も多かったのではないでしょうか。いろいろ比較検討するには、ちょっと混みすぎの感があります。

トークショーキープレフトコーナー

今年もステージでは、著名人や自転車芸人、タレントを招いてのトークショーをはじめ、いろいろなイベントが行われていました。観衆もかなりの数です。チーム・キープレフトによる交通ルール啓発コーナーにも、ずいぶん人が集まっていました。

キッズコーナー初心者コーナー。レッスンの合間なので空いている。

キッズ向けのコースやコーナーは拡大し、大勢の子どもたちが参加しています。子供向けのイベントやデモンストレーション、スクールなどが開かれ、例年より参加者も増えている感じです。スポーツバイク初心者向けの試乗前レッスンコーナーにも長蛇の列が出来ていました。(写真はレッスンの合間。)

トライアスロンエリア選手も来場

今年は、トライアスロン・エリアが大きく設けられていました。用具をはじめ、トライアスロンに関する情報が集められています。最近はさまざまなレースに出場する人も増えていますが、そのなかでもハードなものの一つとして、トライアスロンに挑戦とようという人も増えているのでしょう。

ハンドメイドの魔術師たちハンドメイド・バイク

もう一つ、今年会場の中央近くに大きなエリアが設けられていたのは、「ハンドメイドの魔術師たち」というエリアです。15人の手作り自転車職人による作品の展示と同時に、職人本人が常駐しており、直接話が聞けるようになっています。こうした職人たちの存在が広く知られるのに貢献する、いい企画だと思います。

今中氏元選手によるデモ

ほかにも、各メーカーやブランドのブースでも随時トークショーやデモなどが行われており、それぞれ観衆を集めています。あちこちで聞こえるマイクの音声や歓声、拍手が、会場の賑わいを増しています。いろいろ見ようとすると、イベントの時間をチェックしたり、あちこち移動が必要なので大変です。

シティサイクルフィクシー

自転車は、人気を反映してロードバイクが多いですが、もちろんいろいろな種類の自転車が展示されています。自転車通勤や仕事用を意識したもの、それから、やはり固定ギヤ、シングルスピードの自転車が相変わらず人気のようです。各社からラインナップされています。

MTBMTB

マウンテンバイクは29インチが目立っていました。

700Cのフォールディングフォールディング

フォールディングも定番から、極小車、変わったものまで多数出展されていました。

シングルスピード小径車

サイクルモード初登場と思われる新しいブランド、中小のメーカーも続々と登場しています。

ピナレロのエントリーモデルBMX

最近のブームを反映してのことだと思いますが、高級なブランドでも価格帯が拡大し、全体的にリーズナブルな価格のモデルも増えた感じがします。初心者にも買いやすいエントリーモデルがラインナップされたり、女性を意識したモデルが出されるなど、各社ともユーザー層の拡大に意欲的です。

木製荷物運搬向き

以前取り上げたことがありますが、木製の自転車など、希少性、趣味性の高いものから、日本では人気が無く、あまり売られていませんが荷物の運搬を意識したものまで、さまざまな自転車を見ることが出来ます。

車椅子+自転車トレイラー型

やはり以前取り上げましたが、車椅子と自転車を合体させた自転車や、子どもを乗せるトレイラー型の2人乗り自転車などは、試乗まで出来るようになっています。

シマノブースサイン会

シマノのブースでは、トレーナーに設置された自転車で、アルテグラの電動シフトを体験しようという人が列をなしていました。

ローラー試乗木製のトラック

競輪のコーナーでは、恒例の3本ローラーの試乗に希望者が途切れず続いていました。今年は、小型の木製のトラックも設営され、デモ走行などが行われていました。

相談コーナー出版社

地味ですが、プロショップによる相談コーナーもありました。なかなか街のショップでは相談できないこともあるでしょうから、使いようによっては価値があると思います。こちらは、比較的すいているようでした。

子供乗せトライクダウンヒル専用

子供乗せ用のトライクや、以前取り上げたダウンヒル専用バイクも出品されていました。

ハンモック型ハンモック型

なぜか写真のようなフレームの自転車もよく見た気がします。これは、シートポストで支えるのではなく、サドルが、ちょうどハンモックのような形で吊られています。シートポストからの突き上げがないので、馴染めば柔らかい乗り心地になります。お尻の痛みに悩む人には、選択肢かも知れません。

フォローミーCVT

ずいぶん前に取り上げましたが、無段階変速装置親子の自転車連結装置なども、展示されていました。

ビーチクルーザー悪路走破用

砂浜などに強いビーチクルーザーや、さらに悪路走破性が高く、雪道でも活躍しそうな太いタイヤを装着したモデルも試乗できます。東京だと、どうかと思いますが、雪国だったら有力な候補になるかも知れません。

ランドナーなど

今回は、ランドナーやシクロクロス、タイムトライアル、その他ツリーリング系の自転車などが例年に比べて目立っていたような気がします。人気も高まっているのでしょう。もちろん、ここでは省略しましたが、これ以外にメジャーなブランドの人気モデルが多数展示されていました。

サイクルモードは、どうしても新しい自転車が欲しくなってしまうというデメリットも大きいのですが(笑)、一度に多くのモデルを見たり乗ったり出来て、自転車好きにはたまらないイベントなのは間違いありません。混んではいるものの、初心者や、これから始めようという方も含め、見るだけでも楽しめると思います。

やはり、日本最大の自転車イベントです。自転車ブームが更に拡大しているのを、あらためて実感します。まだ、パーツや周辺機器、アパレル関係、自転車用品などもあるのですが、写真の枚数も多くなってしまったので、今回はここまでにして、そのあたりは、次回にあらためて取り上げることにします。





小惑星が大接近ですか。ぶつからなくて良かったですが、小さいと、直前まで発見出来ないものも多いというのが不気味です。

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この記事へのコメント
こんにちは、マルコです。

こんな展示会があるなんて知りませんでした。
どうして、宣伝がないのでしょうか?
あいにく、12,13日は別の予定があるので行けませんが、知っていたら、予定入れなかったかもしれません。

自転車に興味を持っていますが、どういう風に始めればよいのか、わからず、お店もどこにあるのか、わからない状態でした。

ようやく近所にお店を見つけましたが、専門ショップ独特の雰囲気に、なかなか店に入ることができませんでした。
何とか、自転車を注文しましたが、納車に3ヶ月かかるといわれて、いきなり肩透かしを食らってしまいました。

今もサイクル用品をどこで買えばわからず、自転車を注文したお店に相談しても、自分で調べろといわれる始末。

ランニングなら、一人出始めても、知らない人でも親切に教えてくれるのに、どうしてスポーツサイクルは一人で始めるにはこうも敷居が高いのでしょう。
Posted by マルコ at November 08, 2011 07:39
マルコさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ご存知なかったですか。私も前もって書けばよかったですね。このイベントも、もう7年目ですし、このブログをご覧になるような方は、先刻ご承知だろうということもあって、事前に案内を書くのを忘れていました。
一応、宣伝はしています。テレ東やテレビ大阪系列でのみ、ごく一部の時間帯ではCMも流れていたようです。
自転車マニアには人気とは言え、一般的に見れば、まだまだ一部の人向けのマイナーなイベントです。当然宣伝費も限られるでしょうし、露出が少ないのは仕方のないところでしょう。
そうでしたか、まさにマルコさんにはぴったりのイベントだったかも知れませんね。残念でした。
例えば、ゴルフを初めてやる人と比べれば、自転車は最初から乗れる人がほとんどですし、他のスポーツと比べて、私はそんなに敷居が高いとは思わないのですが、高いと感じる方も多いのかも知れませんね。
むしろ自転車の場合、ママチャリに乗った経験は大部分の人が持っているので、スポーツバイクと言われてもピンと来ないとか、そんなに違わないだろうと、興味を持たない人が多い気がします。
そして初めて乗ると驚くわけですが..。
ランニングする人は親切な人ばかりで、スポーツバイクに乗る人は意地悪な人ばかりだとは思えないのですが、周囲に詳しい人が少ない場合が多いというのはありうるかも知れません。スポーツバイクに試乗できるような機会も少ないですし..。
どう始めていいかわからない場合、今はたくさん入門書や雑誌の特集などが出ていますから、まずそのへんで情報収集すると、始め方もわかりやすいと思います。雑誌には専門店の情報も載っています。
スポーツバイクと言っても幅が広いですし、追求していくと、それぞれ置くも深いのですが、とりあえず始める分には、そんなに特殊なスポーツでないこともわかると思います。
Posted by cycleroad at November 08, 2011 23:57
>サイクルモードは、どうしても新しい自転車が欲しくなってしまうというデメリットも大きいのですが(笑)

ジャンボ宝くじに期待しましょう!(笑い)
私は、まず先に、小さくてもいいから自転車専用のガレージ
建てます。車と車庫の壁の隙間に自転車が入ってますから。
Posted by 英ちゃん at November 10, 2011 07:00
スポーツバイクは他のスポーツと違って初期投資がかなり高額ですから、慎重になってしまいますね。

ランニングの場合、ちょっとはじめるのだったら、ゼロからだって始めて、慣れてきたら、買い足しいくことができますが、スポーツバイクの場合、当たり前ですが、まずスポーツバイクを買わなくてはなりません。それがとても高価です。

情報収集のひとつとて、このコラムも読んでいるわけで、これからも情報をよろしくお願いします。
Posted by マルコ at November 10, 2011 07:50
英ちゃんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
自転車専用ガレージ、いいですね。私も、分散したり、いろいろ工夫したりして自転車を収納していますが、当然ながら限度があります。
その収容台数を超えて欲しくなってしまうのが難点です。単にニューモデルが出るということ以外にも、いろいろなタイプの自転車を買って乗りたくなってしまうのも、サイクルモードの目の毒といったところでしょうか。
Posted by cycleroad at November 10, 2011 23:52
マルコさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに、何も持っていなくても始められるランニングと比べると初期投資はかかるかも知れませんね。
今乗っているママチャリを、少しいい自転車に乗り換えるくらいのスタンスで始めるなら入りやすいですが、最初からある程度の性能のスポーツバイクを買おうとすると、値段は張ります。
でも、例えばゴルフなんかだとクラブやシューズなどを買うだけでなく、ラウンド費用や交通費もかかりますから、それと比べてランニングコストは低いのではないでしょうか。
このブログでは、なるべく自転車雑誌や他のブログが扱わないような話題を取り上げようと思っていますので、残念ながら、自転車を始めるための情報収集には役立たないかも知れません。
Posted by cycleroad at November 10, 2011 23:58
はじめまして。時々拝見させていただいています。

サイクルモード、行きたいと思いつつも、
今年はチャンスを逃してしまいましたので、
こちらのレポート、興味深く拝読させていただきました。

また寄らせていただきます!
Posted by 秋山 at November 17, 2011 11:42
秋山さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私の周辺にもいますが、行きたいと思いつつ行けなかったという方は、多いでしょうね。
レポートというほどの大層にものではありませんが、何か、参考になる部分があったならば幸いです。
また、是非お越しください。
Posted by cycleroad at November 18, 2011 23:01
 
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