May 31, 2012

今度の休日の天気が気になる

今月は雷雨や突風などが多く、天気が不安定な月でした。


本来なら今頃は自転車に乗るのに陽気がよく絶好の季節ですが、趣味や通勤で自転車に乗っていて、急な雨に降られたという人も多かったかも知れません。そろそろ自転車乗りにとって憂鬱な季節、梅雨も近づいていています。今年は長梅雨との予測もあります。

さて、5月は自転車月間でもあったわけですが、今月もいろいろ自転車関連のニュースが報じられています。世間一般には、ほとんど注目されることのないニュースも多いので、記録を兼ねて時々記事をピックアップしています。今回も、最近目に付いたものを取り上げておくことにします。


応援横断幕設置日本はBMX出場枠得られず=ロンドン五輪自転車


自転車の新田選手、五輪で「金」目指す


山本が2大会連続の自転車五輪代表確実に


渡辺選手の応援横断幕設置 五輪出場で、双葉町支所に



ロンドンオリンピックまで2ヶ月をきりました。あまり日本では人気が高くありませんが、ロードレース、トラックレース、BMX、マウンテンバイクなど、たくさんの競技が行われます。テレビなどでも扱いは圧倒的に小さいですが、自転車競技の代表選考のニュースも報じられています。


銀輪の死角:自転車横断帯、撤去へ 14年までに警視庁、都内の1万カ所以上 車道通行を推進

警視庁は17日、東京都内の交差点に設置されている自転車横断帯1万カ所以上を14年までに撤去する方針を決めた。自転車横断帯は、横断歩道の歩行者と自転車の分離を狙いとし、都内に約1万5000カ所設置されているが、自転車の車道通行を推進するため、基本的に撤去が必要と判断した。

自転車横断帯が設置されている場所では、自転車はそこを通らなければならない。78年の道路交通法改正で設置が始まったが、当時は自転車の歩道通行が容認されていたこともあり、自転車横断帯の多くは交差点を挟む歩道をつなぐ形で設置されている。

都内の「自転車横断帯」やめますだが、車道を走る自転車が横断帯を通って交差点をわたる場合、いったん左折して横断帯に入り、また右折して車道に戻らなくてはならない。このため、自転車の脇から交差点を左折しようとする車が自転車の側面などに衝突する事故が起きやすいと指摘されていた。

自転車横断帯が撤去されれば、車道を走る自転車は直進のまま交差点を通過できるようになる。歩道に自転車通行の指定がある交差点は撤去の対象外。今後、どの自転車横断帯を撤去するかの選定に入る。警視庁の担当者は「自転車が安全に車道を走行できるよう、早急に撤去を進めたい」と話す。(毎日新聞 2012年05月18日)


昨年秋の警察庁の通達で、自転車横断帯の撤去は示されていましたが、車道走行推進のため、実施の方針が固まったようです。事実上、形骸化している部分もあり、必ずしも意味があるかは別として、少しずつ自転車の走行環境の整備が、あるべき姿へと向かう「一歩」には違いありません。


自転車走行帯めぐり議論 岡山市実行戦略案 有識者ら懇談会

自転車走行帯めぐり議論岡山市がまとめた「自転車先進都市おかやま実行戦略」案に対する有識者らの意見を聞く懇談会が29日、同市内で開かれ、同案に示された市中心部の自転車走行帯の整備計画をめぐって意見を交わした。

自転車走行帯の整備計画は、短中期(5年以内)、長期(6年以降)の2段階で実施。整備手法は車道や歩道の形態に応じ、車道を縁石やマーキングで区切ったり、歩道に柵やカラー舗装などで表示する。懇談会は学識経験者ら委員11人のほか、国土交通省岡山国道事務所、県警のオブザーバーも出席。整備計画に対しては委員から「実現しやすい計画」との評価の声があった。

一方で、「車道を走れと言われても、お年寄りや子どもは危険」「歩道の自転車走行を認めると、自転車は車道を走る原則が普及しない」との指摘もあり、委員の意見も分かれる格好となった。市は来月18日まで募集している市民意見も踏まえて成案をまとめる。(2012/5/30 山陽新聞)


40年間も歩道走行で来てしまった結果、それが染み付いてしまって、行政の担当者ばかりか学識経験者でも、「車道は危険」と考えてしまい、なかなか固定観念が抜けないのでしょう。しかし、歩道走行を認めては本来あるべき姿へ戻せないことを理解する人も増えてきているようです。

これは岡山市の事例ですが、おそらく全国の都道府県や市町村の現場では、多かれ少なかれ、こうした議論がされているのでしょう。歩道走行なんて蛮行が普通に思えてしまう、40年間の悪しき道路行政の呪縛は、そう簡単に断ち切れないということなのかも知れません。


銀輪の死角:「安全な自転車環境を」白書に明記

政府が29日閣議決定した12年版「交通安全白書」は、今年度の計画で新たに「安全で快適な自転車利用環境の創出を図る」と明記した。現在の自転車事故防止対策についても初めて独立したページを割いて特集。有識者は「道路・交通政策で自転車に配慮する国の方針が決まったことになり、大変意義深い」と評価してい

白書は今年度の交通安全施策に関する計画で、道路交通環境の整備として「自転車通行空間の整備」と「全ての道路利用者に自転車の通行ルールの徹底」を盛り込んだ。昨年版の白書にはなかった記載で、自転車事故が社会問題化していることを踏まえた。

さらに、トピックスとして「良好な自転車交通秩序の実現に向けて」と題する特集を組んだ。警察庁が昨年10月に打ち出した自転車交通総合対策を中心に、自転車レーンの整備やルール違反の取り締まり強化など現在進められている取り組みを紹介した。

NPO法人・自転車活用推進研究会の小林成基理事長は「白書は、街づくりや道路整備の際、行政や関係者に自転車について考慮させていくための根拠になる」と話している。(毎日新聞 2012年05月30日)


各自治体の現場が混乱する中で、政府が明確な方針を示したのは、大きな進展です。自転車空間の整備という点にまで踏み込んでいるのは、少し前までは考えられなかった変化と言えるでしょう。自治体の担当者は国の動向を見ていますから、今後の自治体の対応、指針に少なからず影響を与えるはずです。


自転車交通 「車道走行」理解広げよ

自転車を利用しやすい交通環境の整備に向け、政府の有識者会議が提言をまとめた。「車道走行」をあらためて強調、安全に走行できる道路の整備を具体的に提案している。着実に進めてほしい。飲酒運転は自転車でも禁止である。車道の左側を走り、歩道走行は例外、信号無視も許されない。なぜなら自転車も車両だからだ。

自転車が関わる事故増加を受け警察庁は昨年十月、本来ルールである自転車の車道走行の徹底を決めた。安全対策を名目に四十年近く歩道走行を認めてきた方針を大きく転換した。提言案「みんなにやさしい自転車環境」は、国土交通省と警察庁が設置した有識者会議が四月にまとめた。

自転車通勤「車道を走る」原則を確認し、どんな道路整備や環境づくりが必要か有識者が提案している。これを基に整備を担う自治体など向けにガイドラインをつくる。提言では、全国で整備が進められてきた、自転車が走行できる歩道「自転車歩行者道」を原則整備しないことを打ち出した。この整備が続けば「車道を走る」との理解が広がらない。妥当な提案だ。

歩道は歩行者に返し、道路左側に整備する自転車道や専用レーンを走る空間とする。一目で走る場所が分かる道の構造も提案する。地域の道路事情に柔軟に対応しながら、自転車の走る空間を確保するためには車線を減らしたり、一方通行に規制するなど自動車優先の考え方の転換も求めている。歩行者、自転車、自動車が道路を共有する意識は必要だ。提言は車道を安全に走るための現実的な提案といえる。

ただ「車道は怖い」「歩道が安全」との利用者の誤解は根強い。米国のデータでは、歩道を走行して自動車と事故に遭う確率は車道走行時の六・七倍高くなる。交差点などで車道を走る自転車は車から見えやすいが、歩道走行だと視認しにくいからだ。

自転車が走りやすい環境を全国で整備するには、その責務を現場で担う自治体や警察の担当者がまず車道走行の必要性や安全性を理解する必要がある。自転車道をブツ切れに整備したり、途中で歩道に誘導するようでは安全上も問題である。警察官が自転車で歩道を走るようでは、車道走行がなかなか浸透しない。

自転車利用者にも理解を広げるには国も、自転車の走る空間が整備された車道の走行が安全で快適だと粘り強く説明すべきだ。(2012年5月23日 東京新聞 社説)


東京新聞の社説も、まず現場の自治体や警察の担当者が、車道走行の必要性を理解する必要があると指摘しています。自転車利用者に「車道の走行が安全で快適だと粘り強く説明すべきだ」と言うのもその通りで、国民の理解度を高めるべきです。

歩道走行でクルマと事故に遭う確率は車道走行時の6・7倍高いという事実も、世間では全く知られておらず、理解されていません。このことが広く知れわたり、歩道走行なんて本当は異常なことなのだということが理解されるようになれば、少しずつ車道走行の徹底に向かっていくはずです。


ソウル 銀輪文化走りだすか

ソウルを流れる漢江の河川敷に出掛けた。レジャー用の貸自転車に乗ってみて、韓国に来て一年余で初めて自転車に乗ったことに気づいた。ただ、私だけではない。当地では人と自転車の関係が近くないようだ。まず通勤、通学に使う姿は珍しい。前後に子どもを乗せた母親も見かけない。「冬のソナタ」の主人公のように二人乗りする恋人同士も現れない。駅前の路上駐輪もない。

韓国には「冠かぶって自転車に乗る」との表現があると聞いた。ふさわしくない、みっともないとの意味だ。冠は昔、成年男子が頭にかぶった。立派な大人が汗を流してペダルをこぐ姿は体裁が悪いとの見方が伝統的に残る。道路は車優先で危なく、女性には特に乗らせたくないとの考えも根強いという。

一方、日常の足ではなく、スポーツとしての愛好家はいる。都心で先日あったサイクリング大会は、参加した市民の多くが競輪選手さながら体に密着したウエアで決め、本気度が伝わってきた。

ソウル市長も出場。環境に優しい自転車での出勤も検討したいし、自転車専用道も増やしたいと話した。市民運動家として寄付文化を韓国に広め、動物園のイルカショーを動物虐待として中止した異色の市長だから、「普段乗り自転車人口」が拡大するかもしれない。 (2012年5月30日 東京新聞)


ニュースではありませんが、韓国には「冠かぶって自転車に乗る」という慣用句があるのを初めて知りました。韓国では、自転車に乗るのをみっともないとする文化があることは、過去にも何度か取り上げましたが、最近は自転車道の整備も進み、自転車への見方が変わりつつあるようです。


自転車と共にバスツアー サイクリストの要望に応えた旅を体験

自転車と共にバスツアー国際興業は、観光バスに自転車を積み込んで旅を楽しむ「サイクリングバスツアー」を4月にスタートさせた。サイクリングのために自転車を運ぶ手段は、列車に手荷物として持ち込む「輪行」が主流だが、観光バスなら発着地点や時刻を自由に設定でき、重荷を担ぐ負担が大幅に軽減される。サイクリストのわがままに応える贅沢なツーリングを、実際に体験してみた。(中略)

定刻通り午前7時に出発したバスには、ベテラン添乗員と、自転車走行時に最後尾を走るサイクルサポーターが同乗する。観光バスの中ではくつろいだり、仲間と盛り上がったりと、時間がゆったり流れていく。列車での輪行や、マイカーに自転車を積んで運転していく場合には、なかなか味わえない時間だ。(中略)

ゴールの「ヴィラせせらぎ」へ午後1時過ぎに到着すると、地元の名産「猪豚(いのぶた)」が振る舞われた。もちろんビールもOK。バスツアーだからこそ、帰りの運転を気にせずいろいろなグルメが楽しめる。

ツアーを担当する国際興業トラベルサービス部の飯田次郎さんは、「初めは『自転車愛好者へ交通手段を提供しよう』と企画したが、それだけではサイクリストの期待に応えていると言えない。検討を重ねていくうちにサービスが充実し、今のスタイルになった」と話す。同社は、世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」に合わせて開催されるサイクリング大会「エタップ・デュ・ツール」に日本から参加するツアーを16年間実施してきたノウハウがあり、サイクリストの要望をよく知っている。

今後は、自転車の積載方法をいかに効率化し、台数を増やすかが課題となる。現在は、車体下部の収納スペースが広い最新型バスを採用することで対応しているが、新しい収納システムの開発を自動車メーカーと共に進めているという。

帰りのバスで、さっそく次のツアーのコースを検討していた飯田さん。「今後も、バスだからこそ行ける郊外のルートを開拓するなど、観光とサイクリングとバスツアーを融合させ、参加者が満足できる企画を考えていきたい」と語った。

今回のツアー参加費は4980円(昼食・温泉はオプション)。現在募集中のツアーは、「南房総コース(千葉県)」「富士4湖めぐりコース(山梨県)」などで、4980〜5980円となっている。一部コースでは新宿駅からも発着できる。(2012.5.19 産経新聞)


五輪で「金」目指す輪行と言えば、普通は列車を思い浮かべますが、バスでの輪行ツアーを組む会社が出てきたようです。なかなか面白い企画だと思います。バスを使うことで大きく行動範囲が広がりますし、目的地に直行出来ますから、時間的なロスも少なくて済むでしょう。

ローカル線を乗り継いで、列車の接続の待ち時間をのんびり過すのも旅の醍醐味だと思いますが、あくまで自転車走行が目的であることを考えれば、ありがたい手段でしょう。これまで不便で行きにくかった場所へも行けるかも知れません。クルマのように、同じ場所へ戻る必要もありません。

汗にまみれたまま電車に乗って帰るのは気持ち悪いですし、周りに迷惑だったりしますが、温泉で一風呂浴びて帰れたりすれば快適ですし、便利です。正統な輪行派から見れば、軟弱で邪道かも知れませんが、いろいろな選択肢があるのは悪いことではありません。

こうしたサイクリスト向けサービスの登場にしても、すぐどうということではありませんが、自転車走行環境の改善にしても、自転車乗りにとっては、いいニュース、好ましい傾向と言えるでしょう。ただ、そんなことより気になるのは、今度の休日の天気というところでしょうか。





中国書記官のニュース、よくわかりませんが、やはり日本はスパイ天国ということなのでしょう。日本でもスパイ活動を阻止する法律が必要なのかも知れませんね。

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この記事へのコメント
世間で話題になる「自転車事故」とは、
それは「対自動車」なのか、「対歩行者」なのか、
明示しないまま議論を進めるのが「諸悪の根源」。

どこでどのように事故が起きるのか、それを把握しないままに
普段自転車に乗らない役人によって施策が進められてしまうため、
対面通行の自転車道というイミフなものに税金がつぎ込まれてしまう。
これではいくら消費税を上げても足りなくなる。
Posted by anonymous at June 02, 2012 13:51
自転車を載せたバスツアーはなかなかいい企画ですね。機会があれば参加してみたいです。
Posted by warabi at June 02, 2012 23:20
夜行列車がバスに駆逐されてしまった今こそ輪行できるバス、
チャーター便でだけでなく、夜行路線バスでも広がってほしい。
でも安全第一でお願いします。
Posted by anonymous at June 02, 2012 23:45
anonymousさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
自転車の事故のほとんどが交差点で起きており、その多くは歩道走行が原因ということは知られていませんね。
多くの人がイメージするような、車道走行していたことが原因でクルマと接触するような事故は僅かだと言います。
一方、歩道で歩行者との事故は増えていますし、それらを一緒に自転車事故と片付けるからいろいろと誤解がおきるというのは、仰るとおりだと思います。
必ずしも市民のためにならないようなハコモノを作ったりするのと同じだと思いますが、役人の都合で税金を使うためには、事故を明確に分析しないほうがいいのではないかと疑ってしまいますね。
Posted by cycleroad at June 03, 2012 23:25
warabiさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
面白そうですよね。便利で金額もリーズナブル、使い勝手が良いということになれば人気が出てくるでしょうし、今後コースが増えたり、他社が追随するなどして、メジャーな手段になってくるかも知れません。
Posted by cycleroad at June 03, 2012 23:29
anonymousさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ツアーバスでも遠距離の場合、夜行というオプションは当然考えられるでしょう。
ただ、あのような事故も起きていますし、おっしゃるように安全性が懸念されます。
都市間を移動する夜行路線バスに持ち込めるようにするのも、一つの手でしょうね。
Posted by cycleroad at June 03, 2012 23:36
自転車横断帯の撤去方針は、大いに評価します。
歩道脇の自転車横断帯は、自転車を車両として扱わず、歩行者の延長としてイメージさせ、歩行者を圧迫する諸悪の根源。自転車の利便性も大いに下げ、事故も拡大する。

しかし、毎日新聞の「歩道に自転車通行の指定がある交差点は撤去の対象外。」というのは、どんなケースか、意味がわからない。
また「(78年)当時は自転車の歩道通行が容認されていたこともあり、」とあるけど、自転車の歩道通行は今も容認されていて、より甘くなっている。相変わらず、記者のレベルの低さにあきれる。
Posted by man at June 07, 2012 13:40
岡山の例で上げていただいた、「車道は危険」という意見。実態はそう要素もあるでしょうが、日本国中「車道は危険」を受け入れている状況があると思います。「車道は危険」が事実なら、車道を安全にするべきで、道路管理者など行政などがそれを怠っているなら、責任問題で、事故があったら、裁判で訴えられます。
少なくとも道路管理者は、軽々に、自分が管理している道路が危険だなんて、口が裂けても言えないはず。それなのに、どの自治体も平気で言う状態。狂ってます。

自転車通行帯など不要で、★自動車★通行帯を作ってそっちに危ない自動車を追いやるのが正しいでしょう。
これが極論であることは承知ですが、そういう意見が出るぐらいの意識改革があるべき。いつまでも、被害者の立場の交通弱者が危険から逃げていては、安全は実現できません。危険な存在の交通強者を追いやる意識も当然有りで、最終的に利便性とのバランスで成り立つのだと思います。
Posted by man at June 07, 2012 13:54
manさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
40年も歩道走行で来てしまった結果、行政もその間違いに気づかず、感覚が麻痺してしまっている部分が多かったわけですが、ようやく行政も考え方が変わりつつあると言えるでしょう。
確かに、「歩道に自転車通行の指定がある交差点は撤去の対象外」だと、多くの横断帯は撤去されずに残ることになってしまいそうです。今後の推移を注意したいと思います。
現状の問題点やナンセンスな部分、車道走行の本来あるべき姿を理解できていない人は、まだまだ多いでしょうね。
Posted by cycleroad at June 08, 2012 23:15
manさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
たしかに、長く間違った自転車行政が行われ、それが普通になってしまったため、各所で混乱や間違った理解がまだまだたくさん残っていますね。
実際の統計などを見ると、自転車の事故は交差点で起きており、車道走行が危険とは言えないのですが、イメージ的な部分で車道走行が危険という間違った見方を前提にしてしまったいるのが問題だと思います。
日本でクルマを追いやれと言ったら極論となるのは間違いないと思いますが、言い方は別として、欧州などでは、歩行者や自転車優先の思想が徹底していて、事実上クルマの走行を制限するような考え方が当たり前になっています。
自転車走行スペースが足りないなら、クルマの車線を減らすのが当然という考え方、人の命や権利を優先するのが当たり前という考え方が広まって欲しいですね。
Posted by cycleroad at June 08, 2012 23:22
私は「車道が危険」という理由で、自転車に歩道を違法通行させる方針の行政に腹が立つので、責任問題で対抗する論点を持っていますが、cycleroadさんのおっしゃるとおり、統計を見ると、自転車にとって、車道は思われているほど危険ではないという事実もあり、実態とイメージが乖離しているから、自動車を制限するという発想も出てこないのかもしれません。

海外の自動車先進国に行くと、自動車が交通弱者とちゃんと共存していると感じます。オーストラリアでは、郊外の一般道で制限速度が100km/hで、一歩街中に入ると、歩行者レベルの、のろのろ運転。歩行者がぶつかっても怪我さえしないスピードです。日本は国土が狭いのもあるでしょうが、住宅地でも時速40km制限で、それをオーバーするのも当たり前。職場の近くの信号の無い横断歩道では、歩行者が手を挙げても止まる車は皆無の状態です。スピード違反をしていては、横断希望者が目に入らないでしょう。
自転車の正しいルールが知られていないのも含め、こんな違法状態が慢性化しているのはまさしく、交通途上国と言えるでしょうね。
交通弱者がそれを受け入れてしまっていて、声を上げないのも問題です。
Posted by man at June 12, 2012 21:50
manさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
先進国で交通弱者優先が徹底しているのは、私も感じます。基本的な考え方として、人が優先というのが当たり前であり、街中でスピードを出して走行するのは、すでに犯罪行為に近い、狂気の沙汰といった感覚、コンセンサスがあるのでしょう。
事故の危険性、そしてその重大性を考えれば当然ですし、真っ当なことだと思いますが、日本ではその基本的な部分が欠けていると思います。
クルマ優先が当たり前、やむをえないと思っています。クルマが住宅地でスピードを出していても、横断歩道で一時停止しなくても、危ないなとは思っても、黙認、むしろそれが普通のように思っていること自体、おっしゃるように問題があると思いますね。
クルマ優先を問題だと感じる人は増えていると思いますが、長年の習慣はなかなか変えられません。
こうした社会的な常識、コンセンサス自体について問題を明らかにし、それを転換する必要があると思います。
Posted by cycleroad at June 12, 2012 23:36
 
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