June 12, 2012

原発を再稼動する必要はない

政府が原発の再稼動に向けた動きを加速しています。


マスコミ各社の世論調査の中には、賛成と反対が拮抗する結果と伝えているメディアもあります。各社によって数字は違いますが、全般的に見ると、再稼動反対が上回っているものの、賛成する人も少なくなく、どちらとも言えないと判断に迷っている人も多いようです。

大飯再稼働「急ぐな」71%再稼動に賛成する理由は、電力が不足したら困るという点に集約されていると言えるでしょう。もちろん、停電が命に関わる人もいるでしょうし、中小企業などにとっては死活問題となる場合があります。日本の経済ということを考えれば、電力不足は大いに問題です。

そうした点から、再稼動もやむなしと考える人があるのは理解できます。原発稼動に反対していた橋下大阪市長も、経済界からの圧力を受けて容認に転じました。計画停電や大幅な節電の要請により、企業の経営に深刻な打撃が及ぶと経済界が心配するのもわかります。

しかし、だからと言って、果たして本当に原発を再稼動しなければならないのでしょうか。あれほどの事故を経験した今、安全性という点では、事故当時と何ら変わっていない原発を動かすより、例えば、火力発電を増やせば、原発を動かさずとも、電力不足は回避できるのではないでしょうか。

昨年の大震災と計画停電の混乱の後、東京電力は既存の発電所内などに、緊急設置電源としてLNGのガスタービンを設置、7月には稼動を開始させました。そうした例に倣うつもりになれば、関西電力でも同様の措置はいくらでも可能でしょう。

つまり、電力不足は困るからと言って、必ずしも原発を再稼動とする必要はなく、火力発電など他の手段を使うことも出来るわけです。ましてや、電力不足が懸念されるのは夏場のピークの一時期だけであり、秋以降は電力不足の懸念はなくなります。わざわざ原発を動かす必要はありません。

懸念払拭できぬまま 大飯再稼働実際、東京電力の原発は一基も動いていませんが、今年の電力の供給が逼迫するという話はありません。昨年手当てした緊急設置電源で十分対応可能であることを証明している形です。それを考えれば、多少依存度が高かったとは言え、期間もあったわけですし、関西電力でもガスタービンを設置すれば済むはずです。

野田首相が記者会見で言っていた言葉、さも、原発が再稼動しないと国民生活が守れないかのような言い方に、再稼動賛成派の人は騙されていないでしょうか。あんな理屈の通らない、口先だけのウソに騙されて、また原発の安全神話を復活させていいのでしょうか。

自然災害などがなくても、これまで原発はトラブルなどで何度も停止して来ました。一旦停止すると、点検などの必要性から、すぐには再稼動できません。その意味では夏に向けて再稼動しても、もしトラブルなどで止まったら、夏の電力不足は補えないことになります。

「大飯再稼働すべきと判断」原発は連続的に運転される安定電源のように言われますが、一旦トラブルなどで停止すれば、全く発電出来なくなります。その点で、実は安定していないことは、過去の例からも明らかです。今年の夏の電力不足を補うならば、なおさらのこと、LNGガスタービンを多数分散して稼動させたほうが合理的なはずです。

野田首相の言った、大飯原発の安全が確認されているなんて言うのは大嘘です。これは多くの専門家や国会の事故調査委員長、原子力安全委員長なども指摘しています。関西の首長なども異を唱えていますが、専門家も疑問を呈しているのに、素人の首相が安全だと言えるはずがありません。

野田総理は、私の責任とか、判断とか言っていますが、もし事故がおきても、責任がとれるわけがありません。実際に福島原発の事故で、政府の誰が責任を取ったというのでしょうか。事故によって近隣諸国や海洋汚染でも大きな迷惑をかけ、事故の解明もされていないのに、むしろ無責任極まりない発言です。

多くの専門家が指摘しているように、大飯原発はフィルターどころかベント用の設備がなく、事故の時の拠点となる免震重要棟もありません。防潮堤のかさ上げも行われていませんし、非常用電源も不十分なままです。ストレステストなどでお茶を濁しましたが、実質的には事故前とほとんど何も変わっていません。

判断のボールは国にある今まで何十年も稼動してきたわけですから、私もすぐ爆発するとは思っていません。しかし、あれだけの事故があって、せっかくの教訓が得られたのに、ベント設備も免震重要棟も無く、過酷事故が起きても何も対処できないような状態で稼動させるのは、あまりに無謀、無責任ではないでしょうか。

私は原発を再稼動させるべきではないと思いますが、百歩譲って再稼動するにしても、福島の事故の知見を生かし、いままで安全神話の元で不十分だった機能を拡充し、なるほど、これなら同じことにはならないなと国民が納得するような安全性を確保した上で再稼動させるべきでしょう。

事故の知見を生かすというならば、今の状態では全く不十分です。付近の住民の避難路も確保されていませんし、スピーディーが公表されなかった体制も改められていません。避難の計画や手段を確保し、イザという時にはヨウ素剤を配る計画くらいまで整備した上で再稼動すべきでしょう。

それを約束した原子力規制庁すら出来ておらず、政府の打ち出した30項目の半分も出来ていません。実質的には、ほとんど何も変わっていない中、再稼動させるなんて無謀もいいところです。こんな無理矢理の再稼動は、野田首相が原子力ムラの一員だと自ら名乗るようなものです。

総理は夏場だけの稼動では、関西府県民の生活が守れないと言いました。それに対し大阪市長は十分守れるとし、守れないのは電力会社の経営や利益だと指摘したのはその通りだと思います。電力不足の回避には、原発の限定稼動でいいはずですし、理屈になっていません。(もちろん火力の緊急設置電源でいいわけです。)

議論は平行線原発が安全だから再稼動させるのではなく、必要だから再稼動させるという、事故前の安全神話、原子力ムラの論理が繰り返されています。国会の事故調査委員長は、「国会から委託された独立した調査の報告をしっかり見て、なんで待たないでやるのかな。」と感想を述べています。

また、「世界のいわゆる先進国のあり方とぜんぜん違う方向に行っているじゃないの。国家の信頼のメルトダウンが起こっている」とも指摘していますが、まったくその通りだと思います。今、拙速に再稼動する必要はないばかりか、なし崩し的に再稼動させれば、将来大きな禍根を残すことになるでしょう。

首相は、化石燃料への依存やエネルギー安全保障のこともふれていました。それを目先の原発の再稼動の理由にするのは無理がありますし、これまで言明してきた中長期的には脱原発依存に向かわざるを得ないという方針とも相反します。それより、天然ガスの輸入先の確保や分散などに政府として取り組むべきです。

事実上の容認エネルギー価格が高騰して、国民の生活にダメージを与えると言うならば、発送電を分離し、競争原理を導入するなど、やるべきことは明らかです。そもそもアメリカや韓国の2倍とか3倍と言われるような高い電力料金こそ問題ではないでしょうか。

まず、原発による発電が安いと言わんばかりの言い方が間違いでしょう。原発が決して安くないことは、広く国民の知るところとなりました。今まで、原発の立地対策や研究開発など、国策として膨大な額の税金を投入してきたから、直接の電気料金が安く見えたにすきません。

各原発には、行き場のない使用済み核燃料であふれていることもわかりました。最終処分場すら確保できない状態で、今後使用済み核燃料の処理には膨大な費用がかかるのは明白です。今後増えるであろう廃炉の費用も莫大です。今は先送りしていて、その費用が見えていないに過ぎません。原発再開は高くつきます。

今後、日本国内に新たな原発を建設するのは、誰が見ても困難です。野田首相も含め、政府は中長期的に脱原発依存に向かわざるを得ないと認めています。それならば今、なにも国民を騙してまで、一基二基の原発の再稼動を急がないでも、むしろ前倒しで原発の廃炉を進めていってもいいくらいではないでしょうか。

大飯原発再稼働いまだに膨大な原子力関係予算を、高速増殖炉などの無駄なことに使っています。それより、世界に先駆け、次世代のエネルギーの開発に使う手はないでしょうか。ほかにも天然ガスなどの輸入先の分散や、シェールガスなど新しい資源の調達、メタンハイドレートの開発など、やるべきことはたくさんあります。

風力や太陽光は、すぐに基幹電力とはなりえません。でも、燃料を輸入する必要のない国産エネルギーとしての利用拡大が期待されます。地熱や小規模水力、潮力、バイオマスなど、利用できそうなものは利用して、エネルギーの供給源を分散することも大切でしょう。

いずれにせよ、なし崩し的に原発の再稼動を進めれば、原発の安全性を再確認する唯一の機会を失い、将来、原発事故を繰り返すことにつながるのは必至です。電力行政を見直したり、既得権益を守ろうとする原子力ムラを解体し、安い電力を供給して日本経済の活力とする機会をも奪うことにもなります。

国論を二分する問題と言いながら、反対の声を無視して強引に再稼動に向かうのは横暴としか言いようがありません。あれだけの事故をひき起こしておきながら、早々に再稼動すれば、世界中からの笑いもの、あるいは非難にさらされるに違いありません。

大飯原発再稼働を警告する声もそもそも、企業の自家発電の整備も進み、余剰電力や揚水発電などの活用で、15%ものギャップはないと指摘する専門家も少なくありません。当初15%の不足としてきた関西電力も、5%程度と不足する割合を下げてきていたところです。それどころか、電力は不足しないとの説もあります。

野田首相は大局的な見地もないのに、国民を欺き、する必要のない再稼動を決断したと大見栄を切るのは、本当に無能でなければ、意図して原子力ムラの利権を守ろうとしているとしか思えません。このまま再稼動に向かった場合、直接は阻止できないかも知れませんが、その時には選挙で民主党政権を終わらせるしかありません。

いろいろな考え方があるでしょうし、私の意見を押し付けるつもりはありません。しかし、原発を再稼動させなくても、電力不足は回避できるはずです。電力不足と脅されて、原発再稼動に賛成するしかない、あるいは、どちらとも言えないと考えている方は、是非よく考えていただきたいものです。

参考:夏に向けて必要なことは何か





アウェイの勝ち点1で上出来とすべきなのでしょうが、あの審判はないですよね。

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この記事へのコメント
私は、この夏だけなら、消極的に再稼働もありかと思いますが、長期的には、誰も意見は同じでしょう。原子力ムラの人以外は。
橋下大阪市長も、当初関西電力が足りないという根拠をちゃんと示さないから、嘘の原発必要論を疑い、反発していたのだと思います。しかし、それはおおむね払拭されたから、この夏だけの現実路線になったのだと思います。

今現在、原発が無くても、普通に生活でき、経済も大丈夫。
もちろん、夏場のピークは同じではありませんが、一年の内、ほとんどが、原発が無くても足り、今までの原発ありきの状態に戻る必要はないのは、誰でも解ることです。
それも、今は、予定外の原発再稼働停止状態であり、cycleroadさんのおっしゃるとおりガスタービン稼働や、計画的にやれば、夏場も原発無しで耐えられると考えるのが、自然ですよね。
とは言え、石油ばかりに頼ると防衛上の問題もあるので、自然エネルギー利用など、早急に火力発電以外の割合も増やすべきですね。それを、産業として成り立たせるのももちろん重要です。
Posted by man at June 14, 2012 01:37
おはようございます。
ちょっとあまりにも一方的なのでコメントしました。

(‥腓慮業の事故では一般人は誰も亡くなっていない(二次被害は除く)。逆に火力発電のほうが大気汚染で間接的に大きな害を及ぼしている。

∈得献┘優襯ーが軌道に乗るまでは原発は必要。

自動車、飛行機でも同じことを言ってください。
年間4000人以上が死亡しています(減少してこれだけです)
私も同じように自転車に乗りますから、こっちのほうを禁止にしたほうが絶対に社会的に良いとは思いませんか。
現実的には、自家用車での通勤のみ禁止にするとか。

じ業という使える設備があるのに、石油を使うという贅沢をして、他の国に迷惑をかけることがいいことでしょうか?

ド塒廚頁確疎紊里燭瓩飽貽100億円以上の無駄なお金が使われています。去年は年間4兆円近くですね。今年はどれだけのお金が飛んでいくでしょうか。結局、税金で補填することになるでしょう。

続く
Posted by ただのぶ at June 14, 2012 09:07
続きです。

Π貳屬金がかかる設置は終わっているのになぜ使わないのでしょうか。

太陽光発電は、これからたくさんの補助金が投入される予定。西欧では既に失敗。中国が席巻して粗悪なものばかり。

┻蚕囘には、コンクリートで固めて海溝に沈める、地下奥深くに永久保管で問題ありませんね。
しかも、稼動させようが、停止させようが、この問題はどちらにしてもありますので一緒です。単に量が増えるだけですね。今と同じ年数稼動させても倍になるだけです。

少なくとも、即時停止はありえません。どれだけのリスクを許容するかの話です。ゼロリスクは世の中にはありません。
原発は、他の発電と比べてリスクが低いと思いますが。

先の大戦が起こった原因の一つはエネルギー問題です。
また、石油ショックのときに、原発は更に増やされました。
資源が乏しい日本にとって、原発は必要。

最後に、日本の原発の再稼動ばかり問題にせず、中国、韓国の原発に文句を言ってください。原発反対の方は、なぜかそちらはぜんぜん触れません。戦争反対と一緒です。自国の軍事力は無くせと言うくせに隣国の強大な軍事力は知らん振り。

私は、九州に住んでいますから、どちらかと言うとそっちのほうが怖いですけどね。

文章が荒くなってしまいましたがご容赦ください。
Posted by ただのぶ at June 14, 2012 09:07
僕は原発をやめない政党には票は入れません。
まさにcycleroadさんのおっしゃるとおりです。
政府だけではなく、新聞・テレビのマスコミもダメダメです。
なぜこの動きを糾弾しないのかと、マスコミのダメさ加減にがっかりしています。
僕もブログで訴えないといけないなぁ。
一般市民の意見をもっと表明して行かなければ。
Posted by トンサン at June 14, 2012 09:12
火力発電所には「安全委員会」なるものはないと思いますが。
「安全だ安全だ」と言うのなら、「安全委員会」の設置は必要ないでしょう?
使用済み核燃料の捨て場所がないままで「安全」とはいかに?
原発の敷地内に原発関連団体の家族用住居を建てて住んでもらいましょうよ、そこまで「安全だ」と言うのならね!
首相公邸も原発敷地内に!
いっそのこと、議員宿舎や国会議事堂もその中に・・・!

風をきって自転車で走る事が出来ない国とはなんぞや?

Posted by 二浪独河 at June 14, 2012 15:48
原子力発電再稼働に反対です。
いわゆる「原子力ムラ」を構成する、利益団体の定義は明確ではありませんが、大きな利益を享受している企業体と予想されます。
インターネット上での反対意見の開示も必要ですが、対「原子力ムラ」に対する具体的アクションとして、自分のサーバーを自然エネルギーを主に利用しているサーバー会社に移転する。 GoogleやAmazonなどにみられる利益提供している巨大企業群などの「企業広告」を自分の作成しているサイトに表示させないなどの、具体的なアクションも取れると思います。
Posted by 原子力ムラに対抗するために at June 14, 2012 17:50
 原子力発電の再稼働については色々な意見がありますが、
今の冷温停止状態が続いたとしてもリスクは同じということを
忘れていないかということです。
 また、絶対安全と言うものはこの世の中にはないと言うこと
です。自動車でもそうですし、銃器なんかでもそうです。問題は
それをどう管理するかだと思います。
 電力自由化の話も出ていますが、その問題点についてマスコミ
は全く触れていません。サンフランシスコの大停電時に空港の
ターンテーブルが動かず4時間も待たされた経験があります。
 どのようなものでもリスクはあります。自転車に乗ってても
人を傷付けるリスクはありますよね?その為に交通ルールがあり
保険があるわけで、原子力問題についても事故の際はどうするか、
規制をどうするか等を積み上げるべきだと思います。
 ちなみに私は現時点での再稼働には消極的です。理由はまだ
環境が整っていないからです。但し原発が再稼働しない場合の
リスク(料金値上げ、計画停電)は受け入れるべきでしょう。
 リスクのないものなんて何もありません。
Posted by yoko at June 14, 2012 19:40
福島の事故でまきちらされた放射性物質は一体何年したら人体に悪さをし始めるのでしょうか。私は千葉県柏市で働いております。ここは原発事故のホットスポットとされているところでニュースでも取り上げられております。実際いたるところで除染作業が行われております。今は体に異変はない。しかし5年10年して被爆による健康被害があらわれたらそのとき国は間違いなく居直る。被害者は国を訴え何年にもわたる裁判裁判が終わる前に原告は寿命でこの世に別れを告げる。国も東電も責任をとるつもりはない。とりあえずてっとりばやく電力が確保できればそれでいいのだ。後始末は後の世代に、何とかしてくれるでしょう。でもそれでいいのですか?いいんですよね。自分たちさえよければ。次の世代はいま何も決めれない。先代の負の遺産を背負う運命にあるのだ。
Posted by たにぐち at June 14, 2012 23:00
manさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
長期的な国民の反対意見があったとしても、なし崩し的に再稼動させれば、なし崩し的に全国に広がり、寿命は次々と延長され、元の木阿弥という可能性が否定できません。
そのうち、国民の危機感も失われ、経済性の論理から、安全への備えも進まず、再び、あるいは別の形での事故が起きる可能性も否定できないでしょう。
橋下市長は経済界からの要請に応えたのでしょうけれど、関西電力の情報開示姿勢には、まだ納得していないようです。
関電が15%と言い張っていた不足も、専門家の指摘などを受け、5%程度まで下げてきていましたし..。
今現在、原発が無くても足り、原発稼動状態に戻る必要はないことは、誰でも解っているにも関わらず、野田首相は、他の原発も個別に判断していくと言明しています。
不必要ならば、この言及の必要はないはずです。つまり、今後原発の再稼動を広げていく予定であることを言っているようなものです。当然それを見据えてた体制があることを、バラしているようなものです。
石油ばかりだと安全保障上の問題がありますが、天然ガスだとホルムズ海峡依存は減らせます。
エネルギー安全保障の観点からは、別の対策を進めるべきで、それだから原発というのでは、安全が確認されたから原発というのではなく、必要だから原発という、事故前までの状態と何ら変わらないことになると思います。
Posted by cycleroad at June 14, 2012 23:28
ただのぶさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
反論も歓迎いたします。いろいろな意見、考え方があるでしょうし、私も自分の考え方が100%正しいと思っているわけではありません。
いろいろ意見を交わすことで、また考えが深まっていくでしょうし、その意味でも違う意見を聞くことは有益だと考えています。
ご指摘の点、ご質問についてお答えしようと思いますが、ここでは紙幅の関係もありますので、新たに記事にしようと思います。そちらに書くことに致します。
Posted by cycleroad at June 14, 2012 23:34
トンサンさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
政府、国会議員、マスコミにも、電事連や、いわゆる原子力ムラといわれる利権組織から、大量にお金が流れているからでしょう。
マスコミには、CMや番組スポンサー料として大きなお金が流れており、マスコミも企業である以上、利益も無視できないということなのでしょう。もちろんマスコミとして問題ですが..。
私も、自転車ブログに書く話題ではないと思うのですが、あえて記事にしました。
自転車に乗る以前に、生活や生存の基本として必要なことであり、無視できないことでもあります。
私がブログにかいたところで、なにかに影響を及ぼすわけではないですが、読んだ方に何か考えてもらえるかも知れません。
過去の同様の記事に対しても、リンクで紹介して下さったり、この意見には共感するなどとブログに書いて下さる方もいらっしゃいます。
この問題について、少しでも考えるきっかけになればと思い、書いてみました。
Posted by cycleroad at June 14, 2012 23:43
二浪独河さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
おっしゃる通りですね。さらに、安全を検証し確保するための委員会というより、安全だと宣伝する委員会でしかなかったと思います。
この点が、事故の背景にあった、事故を起こす土壌をつくったのは間違いないでしょう。
文字通り、原子力ムラを作るわけですね(笑)。いや、笑い事ではなく、そうしたら真剣に安全を確保しようとするでしょうから、いいかも知れません。
本当に、風をきって自転車で走る事が出来ない国にはしたくないものです。
Posted by cycleroad at June 14, 2012 23:46
原子力ムラに対抗するためにさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
具体的に定義されたものではありませんが、原子力ムラには、企業だけでなく官僚や国会議員、大学や研究機関など、広範囲に広がっていると思います。
結果として原子力関連の仕事に関わる会社にいたとしても、利益を確保するため、原発を稼動させようと画策するのでなければ、ムラの人とは言えないと思います。
具体的なアクションと言っても、原発は巨大な利権ですし、サーバーの移転など微々たるもので、あまり意味をなさないと思います。
やはり、直接の行動は選挙で投票することでしょうね。
Posted by cycleroad at June 14, 2012 23:49
yokoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
冷温停止という言葉が使われていますが、それは本来通常の場合に言う言葉で、福島原発では、いまだに大量の放射性物質が漏れ出した状態にあります。
爆発当初の状態からは、温度を下げ、ある意味安定した面もありますが、依然としてリスクの高い状態であることは間違いないですね。
建屋が吹っ飛び、露出した状態で、また地震や台風がきたりしたら、どうなるかわかりません。
先般、大きな被害が出たような竜巻がおきたら、放射性物質もろとも、建屋が吹き飛ばされるに違いありません。
私も、こんな状態で、まだ事故の検証すら出来ない中で、原発の再稼動はすべき出ないと思っています。
原発が再稼動しない場合の料金も、正当なものであれば受け入れる必要があると思います。
しかし、今の電力会社のあくまで原発を再稼動に持っていこう姿勢、そのために、あらゆる画策をする費用を上乗せした料金は、容認できません。
Posted by cycleroad at June 14, 2012 23:55
たにぐちさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
今でも原発の被害は甚大ですが、今後起こる可能性のある被害も考えられますね。
低線量被曝については、専門家でも見方の分かれるところで、どうなのかよくわかりませんが、仮に病気被害が出たとしても、それと原発との因果関係を立証するのは、非常に困難だと思われます。
いまだに広島や長崎の原爆の被害者認定が争われているくらいですから、そうなったら、おっしゃるように非常に長引く問題となるであろうことは容易に想像できます。
後始末から最終処分も含め、次世代の負担ということも、よく考えなければなりませんね。
Posted by cycleroad at June 14, 2012 23:59
原発は他の技術と同列に語るのは間違ってると思います。
まして車や飛行機の事故件数と比較するなど意味がありません。

それらの事故で、国あるいは周辺国まで巻き込んで
危機的状況にはならないでしょう。

原発は100%無事故でなければならないと思います。(つまり無理)
100年に1回、1000年に1回でもあの規模の事故はあってはならないのです。

多くの人間にとって、リアルに想像ができるのが
せいぜい50〜100年後の世界ではないでしょうか。

原子力は人間の時間軸をはるかに超越しています。
人間にはコントロールできない物と私は思います。
Posted by 佐藤 at June 15, 2012 09:18
佐藤さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私もそう思います。原発事故のリスク、その影響は比べものになりません。
今回の事故は大惨事です。しかし、あまり触れられませんが、この程度で済んだという側面があるのも専門家が指摘するところです。
多くの人が巻き込まれ、復旧も困難で、長い年月がかかり、長期的に住めなくなる地域が出て、地球規模で影響が広がるなど、規模や影響において、比べようがありません。

私も原発の安全対策は、あまりにお粗末だったと思います。現在の技術では制御が困難な部分があるのも、その通りでしょう。
ただ、100年前、200年前に、今の技術を想像だにできなかったことを思えば、未来において、必ずしも人間にコントロール出来ないとは限らないと思います。
科学の進歩の速さを考えても、今は予測も出来ないような進歩が起こるでしょう。人間にはコントロールできないと諦めるかどうかは、また別の議論のような気がします。
Posted by cycleroad at June 15, 2012 23:43
勿論、再稼働反対です。
あきれて物が言えない状態です。
又、次世代に借金だけでなく、放射能汚染を残すのは、犯罪!
世界中に汚染をまき散らしたのに、自分で処理できない核廃棄物を山積みしますかね?
しかも、福島の4号炉は未だに危機的状況とのことです。
Posted by ヨッシー at June 16, 2012 10:16
ヨッシーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
電力不足を脅しの材料に、なし崩し的に再稼動を狙う、筋書き通りの展開なのかも知れません。
電力が足りないなら、ガスタービンでいいと思いますし、燃料費が高騰して経済を圧迫すると言うのなら、莫大な原発予算のうち、不要なプルサーマルなどの費用を削って補填すればいいと思います。
最近は燃料価格も下落傾向ですし、円高も進んでいるので、昨年同様、もうひと夏くらい緊急設置電源でしのいでもいいと思うんですけどね。
Posted by cycleroad at June 16, 2012 23:45
主が全く原発の事を理解していないことがすごくわかりました。
Posted by 原発賛成 at August 21, 2012 12:35
原発賛成さん、こんにちは。
意見が違うのはわかりますが、そんな個人への中傷、捨て台詞のような言い方でなく、どこに異論があるのか言ってほしいですね。
保安院や東電の担当者を含め、原発のことを理解していると思いこんでいる人が、その思い込みのせいでこの事態をひき起こしたのは明らかだと思います。
原発に賛成する人の意見も尊重したいと思いますが、反対する人は理解してないというような言い方しか出来ないから、世論の支持も得られないのではないでしょうか。
Posted by cycleroad at August 23, 2012 23:28
 
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