June 15, 2012

なぜ電力不足だと原発なのか

前回の記事に、いろいろコメントをいただきました。


前回、自転車ブログにふさわしい話題ではありませんが、大飯原発再稼動の問題を取り上げました。先般のマスコミの世論調査で、原発再稼動に賛成の方が意外に多いと感じたのがきっかけです。メディアによって調査の方法も違い、数字も違っていますが、個人的には一部意外な数字がありました。

「再稼働再考を」民主119人が署名また、前の記事で書いたとおり、なぜ「電力不足だと原発」になるのか、素朴に疑問を感じていたからです。足りないのは夏場のピーク時の昼間の一部の時間帯だけです。原発でなくても用は足りるはずです。そのことを、マスコミなどでも誰も発言しないのが不思議です。

前回の記事:「原発を再稼動する必要はない」

もちろん、いろいろな意見があると思います。それが悪いと言うわけではありません。私も自分の考え方が絶対正しいと言い張ったり、他の人に押し付けるつもりはありません。私も、いろいろな考え方を知ることが出来ますので、あえて異論のコメントを書いていただいたのは、ありがたいと思います。

いろいろな意見を知ることで、この問題に対する理解も深まっていくでしょうし、他の人の意見を聞くことは有益だと思います。ただ、そのコメントを見ると、よく伝わっていない部分、説明不十分なところ、わかりにくい部分もあったようです。

原発再稼動に賛成する方の中には、前回の記事にいただいたコメントと同じように感じた方もあっただろうと推察します。そうした方々に対する補足の意味も含め、改めて寄せられた反論や質問に答える形で、もう少しこの問題について書いておきたいと思います。

「ちょっとあまりにも一方的なのでコメントしました。」と、箇条書きで反論していただいた、ただのぶさんからのコメントを引用し、その反論や疑問にお答えしたいと思います。


1.福島の原発の事故では一般人は誰も亡くなっていない(二次被害は除く)。逆に火力発電のほうが大気汚染で間接的に大きな害を及ぼしている。


昔と比べ大幅に改善されてきたとは言え、火力発電の大気汚染の害がないとは言いません。しかし、福島原発の事故では、いまなお多くの人が避難生活を強いられています。農家や漁業者、畜産業者、その他の事業者でも、大きな被害を受けている方がいます。中には命を絶つに至った人まであります。

海水浴客でにぎわうビーチいまだに世界の多くの国が日本の農産物の輸入を禁止しており、風評被害は農産物ばかりか工業製品にまで及んでいます。工業製品ですら、放射線量の測定結果を添付しなければ許可しない国があるのです。また、来日する外国人観光客は激減し、いまだに元の水準には回復していません。

被災地だけでなく、世界には日本自体が危ないという印象を持つ人もいて、日本中の被災地以外の観光地まで大きな被害を受けています。そして、これによって倒産、廃業に追い込まれる人もいます。そのほかにも影響は甚大であり、書ききれません。これでも、原発の事故の影響が火力発電の害より小さいと言えるでしょうか。


2.再生エネルギーが軌道に乗るまでは原発は必要。


私は、原発の代わりに再生エネルギーを使えとは言っていません。天然ガスの緊急設置電源です。再生エネルギーではなく、夏場のピーク時だけ、緊急設置電源などを活用するだけで、今のままの体制でも十分エネルギーの供給体制はとれると思います。再生エネルギーは別の問題です。


3.自動車、飛行機でも同じことを言ってください。年間4000人以上が死亡しています(減少してこれだけです)私も同じように自転車に乗りますから、こっちのほうを禁止にしたほうが絶対に社会的に良いとは思いませんか。現実的には、自家用車での通勤のみ禁止にするとか。


クルマなどの問題については、他の記事にさんざん書いています。ここで比較する問題ではないですし、論点がぼやけて意見の理解を妨げるのでやめています。


4.原発という使える設備があるのに、石油を使うという贅沢をして、他の国に迷惑をかけることがいいことでしょうか?


逆に、石油を使うと他の国に迷惑でしょうか。少なくとも産油国は潤いますし、どこの国でも石油を使っているのに、日本だけ使うなという理由は何でしょうか。また、結果として原発を爆発させ、レベル7の事故として広範囲に放射性物質を飛散、流出させました。そのことは迷惑と考えないのでしょうか。


5.不要な燃料代のために一日100億円以上の無駄なお金が使われています。去年は年間4兆円近くですね。今年はどれだけのお金が飛んでいくでしょうか。結局、税金で補填することになるでしょう。


現実問題として原発が稼動できない以上、必ずしも不要な燃料費とは言えないでしょう。原発が安いように思っている人は、いまだに多いようですが、違うと思います。国策として原発を進めてきたための多額の税金など、電気料金として反映していないため、安く見えているということもあります。

原発事故後初水揚げまだ処分方法、処分場すら決まらない最終処分費用をはじめ、将来の廃炉費用など見えていない経費もあります。これ以上原発を動かして、厄介な使用済み核燃料を増やし、高額になるのは間違いない処分費用を増やすより、火力発電に切り替えたほうが結果として安くつくという見方をする専門家もあります。

いまだに原発関係の予算は減らされておらず、膨大な額です。核燃料リサイクルなど、多くの専門家が疑問を呈するものにも莫大な費用が使われています。こちらのほうが、よっぽど無駄な費用だと指摘する人も少なくありません。不要な燃料代と言うのは、偏った見方だと思います。

原発を動かせば不要な費用ということでしょうけれど、原発を動かしたがために、事故処理から廃炉、損害賠償まで含めて莫大な費用がかかってしまいました。目先の費用に目を取られると、実は膨大な無駄な費用を発生させるリスクがあることを考えれば、いちがいに無駄とは言い切れません。

内閣府原子力委員会でも、使用済み核燃料の処分方法について議論されていますが、最終処分の方法や費用によっては、これ以上原発を動かさずに、このまま火力を使っていたほうが、結果として安上がりだったということだってありえない話ではありません。


6.一番お金がかかる設置は終わっているのになぜ使わないのでしょうか。


今、広く認識されることになった、もし原発に福島のような過酷事故が起きた場合、莫大な費用がかかるということがあります。設置したからには有効に使おうと言うだけで使っていたら、再び事故が起き、莫大な復旧費用、廃炉費用、賠償費用がかかる可能性があると誰もが知ることになりました。

安全性に問題があったのは明らかです。五重の安全対策どころか、やすやすと破られてしまいました。このまま使っていて、もっと深刻な苛酷事故が起きたら、更に莫大な費用がかかる可能性すらあります。それどころか、日本に壊滅的なダメージを与えかねないからこそ、多くの人が反対しているわけです。

こんな事態が起きたのに、まだ、せっかく設置されたのだからという理由だけで使い続けるなんて主張はありえません。電力会社、原子力ムラの人ですら、さすがにそうは言わないと思います。もちろん、国民の多くも思っていないでしょう。論外だと思います。


7.太陽光発電は、これからたくさんの補助金が投入される予定。西欧では既に失敗。中国が席巻して粗悪なものばかり。


太陽光発電の開発もすべきだと思いますが、太陽光で代替しろとは言っていません。ここでは書いていませんが、代替できるとは思っていません。少なくとも当面は無理でしょう。2.と同じで、その反論は筋違いです。また、太陽光発電では能力不足だから原発だ、というのは理由になっていません。


8.技術的には、コンクリートで固めて海溝に沈める、地下奥深くに永久保管で問題ありませんね。しかも、稼動させようが、停止させようが、この問題はどちらにしてもありますので一緒です。単に量が増えるだけですね。今と同じ年数稼動させても倍になるだけです。


それは、認識不足ではないでしょうか。理由は、ここでは書ききれませんが、技術的にも問題は山積です。無害になるまで何十万年も安定的に埋めて管理するのはきわめて困難です。特に日本のような地震国では安定的な地層に埋設するのは難しいでしょう。

脱原発を政府に要請海洋投棄については、深刻な環境汚染をひきおこす懸念からロンドン条約が締結され、各国が批准しています。同条約では1975年の改定で高レベル放射性廃棄物が海洋投棄禁止となり、1993年には全ての放射性廃棄物の海洋投棄が禁止となっています。

最終処分の見通しは立っておらず、トイレのないマンションに例えられるゆえんです。その金額によっては、処理費が倍になるだけと片付けるわけにはいかないと思います。一刻も早く原発の商業利用をやめ、火力に転換したほうが、よっぽど安上がりということもあるのは、上でも書いたとおりです。


少なくとも、即時停止はありえません。どれだけのリスクを許容するかの話です。ゼロリスクは世の中にはありません。原発は、他の発電と比べてリスクが低いと思いますが。

先の大戦が起こった原因の一つはエネルギー問題です。また、石油ショックのときに、原発は更に増やされました。資源が乏しい日本にとって、原発は必要。

最後に、日本の原発の再稼動ばかり問題にせず、中国、韓国の原発に文句を言ってください。原発反対の方は、なぜかそちらはぜんぜん触れません。戦争反対と一緒です。自国の軍事力は無くせと言うくせに隣国の強大な軍事力は知らん振り。私は、九州に住んでいますから、どちらかと言うとそっちのほうが怖いですけどね。


日本の原発は全て既に停止しています。リスクゼロがありえないのは当然です。リスクをどう見るかの問題だと思います。少なくとも現状では、日本の国民の多くが今のままではリスクが高いと考えているのも事実でしょう。原発が他の発電と比べてリスクが低いとは到底思えません。

資源の乏しい日本に原発が必要と考えられてきたのは確かです。しかし、その前提であった安全神話がウソだったことがバレてしまい、原子力ムラと呼ばれる利権構造、地域独占による利益構造、政治やマスコミへの影響力行使など、問題が多いことが白日の元にさらされました。

私はヒステリックに原発反対を叫ぶつもりはありません。しかし、原発が必要だから再稼動というのでは、事故の教訓が何も生かされないことになります。少なくとも、安全性が高まり、国民の多くがそれを認めたので再稼動というようにすべきだと思うのです。

日本がこのような状況で、他国の原発に文句を言えるはずがありません。それこそ笑いものです。そうでなくても内政干渉です。しかし、今回の事故で単なる内政問題とは言えず、場合によっては地球規模で影響が広がることが明らかになったわけで、世界的な議論が必要というコンセンサスになりつつあると思います。

免震棟、9原発で未整備日本の憲法9条絡みの戦争反対論とは、本質的に全く違う議論です。理由は長くなるので割愛しますが、戦争反対と一緒ではありません。仮に再稼動するのであれば、安全性を納得できるレベルに高めた上で再稼動すべきで、その技術が確立すれば、中国や韓国の原発も当然取り入れる方向に動くはずです。

大飯原発の安全性を見直したと言っていますが、内容はお粗末です。せいぜい電源車を配備したくらいでしょう。それも崖下に配置するなどの不備を指摘され、こっそり再配置しています。建屋の扉にシーリングを施したくらいでは、福島のような津波での浸水は防げないでしょう。防潮堤もかさ上げされていません。

福島と同じ事故が起きた場合の対策としても、ベント装置がない、免震重要棟がない、非常用電源が切れた後の外部からの補給、救援体制が確立されていないなど、不備は数多くあります。仮にそれらが整ったとしても、それは福島のような事故だけに対する対策に過ぎません。

地震や津波だけでなく、テロとか竜巻など他にも脅威はいろいろあります。福島で安全神話が、いとも簡単に破られた以上、抜本的に見直すべきだと思います。今回の地震では制御棒が入ったから良かったですが、実は過去に制御棒が入らなかったり、脱落する事故も起きています。

一部は隠蔽されていましたが、最近明らかになりました。このことは、ほとんどマスコミも伝えていないと思います。仮に地震で制御棒が入らず、原子炉が停止できずに核反応が暴走すれば、福島の事故どころではありません。人類の危機と指摘している専門家がいるくらいです。

全国には老朽化している原子炉も多く、中性子を浴びて、想定以上に脆くなっているものがあると言われています。沸騰水型のマーク1など、構造的な問題が指摘されている炉もあります。実は活断層が近くにあることが指摘されている原発もあります。問題は山積です。

二浪独河さんからは、このような意見もありました。


原発の敷地内に原発関連団体の家族用住居を建てて住んでもらいましょうよ、そこまで「安全だ」と言うのならね!首相公邸も原発敷地内に!いっそのこと、議員宿舎や国会議事堂もその中に・・・!風をきって自転車で走る事が出来ない国とはなんぞや?


文字通りの原子力ムラを作るわけです(笑)。いや、笑い事ではなく、技術者や事業者を原発の隣接地にでも住まわせることを義務付けたら、本当の意味での安全を確保しようと真剣になるでしょう。皮肉のようでいて、案外優れた方法かも知れません。本当に、風をきって自転車で走る事が出来ない国にはしたくないものです

福島第一原発では、爆発当初の状態からは、温度を下げ、ある程度安定した面もありますが、依然としてリスクの高い状態であることは間違いないでしょう。建屋が吹っ飛び、露出した状態で、また地震や津波、台風や、先般大きな被害を出した竜巻が直撃したら、放射性物質もろとも、どうなるかわかりません。

東京臨海部、東部で高濃度放射性セシウム検出低線量被曝については、専門家でも見方の分かれるところですが、仮に病気被害が出たとしても、原発との因果関係を立証するのは非常に困難だと思われます。いまだに広島や長崎の原爆の被害者認定が争われているくらいです。非常に長引く問題となるであろうことは容易に想像できます。

私は、感情的に原発の再稼動反対を叫ぶのではありません。このままの再稼動には反対ですが、原発が必要だとする意見にも理解できる部分があります。でも、安全性を置き去りにし、まだ暫定的な安全どころか全くの不十分な段階での、原発の再稼動には賛成できません。

関電が主張する電力不足の恐れについても、本当は足りると指摘する専門家も少なくありません。原発を動かさなければ、いずれ廃炉になり、債務超過に陥ることを恐れる企業の論理でしかないと思います。その点を政府が配慮すれば、電力会社の本音として喜んでリスクのある原発は放棄し、火力などに注力するに違いありません。

仮に本当に不足だったとしても、事故から1年以上の猶予があって、この事態は誰もが予想したのに、天然ガスのガスタービンなどの臨時の電源を措置して来なかった関西電力の怠慢、あるいは確信犯的なサボタージュが責められるべきではないでしょうか。

野田総理の国民の説明は、一見まともに見えますが、よく聞くと矛盾だらけです。安全性は暫定的と言いながら、安全が確認されたと言い切っています。国民生活を守るために必ずしも原発が必要ではなく、臨時電源でも十分です。必要だと言い張るだけの再稼動であり、よくよく考えれば、国民の多くは納得できないでしょう。

見えない敵再稼動容認という声の大きい地元の大飯町ですら住民の7割近く、福井県では8割以上が安全性には不安を感じています。脱原発依存の旗を下ろすわけではないと言いながら、今後、他の原発についても個別に判断するとしており、なし崩し的な拡大を狙っているようです。

この夏を原発2基で乗り切ったら、少なくともそれ以上の原発は、その安全性に国民が納得するまで動かす必要はないと思います。国論を2分する問題と認めているわけですから、放射性廃棄物の最終処分や、次世代の負担ということまで含め、国民がよく考えて判断すべき問題です。

さすがに弁が立つと言われている野田総理です。雄弁に国民に訴えたように見えますが、中身はお粗末、矛盾だらけであることは多くの識者が指摘しています。本気で言ったのであれば、頭がおかしいとしか思えません。単に政治的な都合だけの再稼動です。このことが彼にとって高くつくことを思い知らせるべきです。

私は、国民的な議論を進める上でも、ただ感情的に賛成と反対を言い合っているだけでは、不毛な対立が先鋭化するだけだと思います。私もご多分に漏れず、この事故が起きてから原発について深く考えるようになりました。それまでは必要悪くらいにしか感じていませんでした。

でも、関心を持って調べれば調べるほど、問題が多いことがわかってきました。実は非常に危険があり、リスクが高い面もあることが見えてきました。私は専門家ではありませんので、ここに書いたことの多くは、専門家が指摘していることの受け売りでしかありません。

関西電力大飯原発しかし、多くの人の考えやその根拠などを調べたり確認する中で、客観的に見て当を得た指摘をまとめると、少なくとも、今の状態で再稼動するのは問題だとの結論に至っています。いったん立ち止まって、解決できる問題も多いのに、なし崩し的に再稼動したのでは、それすら進まなくなります。

その意味でも、この政権の原発再稼動は最悪の判断だと思います。普通の感覚ならば、まだ事故から1年しか経っていないのですし、ここは臨時電源などでしのいで、慎重に安全性を確認し、規制庁やいろいろな体制が整ったところで、国民の判断、選挙を受けてから進めるべきでしょう。

それを電力不足を演出して再稼動に持ち込むなんて、国民を愚弄しているとしか思えません。私は騙されてしまっている国民も多いのではないかと思うのです。この問題は日本や日本国民の将来を左右します。それを目先の利益の論理しか働かない経済界の圧力で決めてしまうような政権は断じて許せないと思います。

長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいた方には感謝いたします。原発再稼動については、さまざまな意見があろうかとは思います。しかし、二度とあのような事故を起こすべきではないという点では一致できるはずです。そのために何が必要なのか、少しでも多くの人に考えていただきたいと思います。





高橋克也容疑者が捕まって良かったですね。なんだか近くにいる気がしていた人も多かったのではないでしょうか。警察もホッとしたことでしょう。

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この記事へのコメント
ほその「総理、最終処分の件ですが、10キロ圏内に全ての原発の廃棄物を持ってくるということでよろしいですね。」
のだ「いいね。消費税の次は原発問題。あ、いけね、普天間、普天間」

首相官邸にて家政婦は見た。
Posted by たにぐち at June 17, 2012 08:46
月は原発のごみ捨て場

になると僕は予想しています。
埋めても危険は無くならない。
地球外のどこかに持っていくしかないと思います。
宇宙空間だと引力が無いので、移動する可能性がある。
月ならば一度持っていけば、ずっとそこにある。

何千年後・何万年後の人類は月を見上げて
「なんてことをやってくれたんだ、祖先は・・・」と嘆くでしょう。
廃棄物が生物にとって無害なものにできるまで、原発を利用してはいけないと思います。
Posted by トンサン at June 17, 2012 15:34
コメントに対する返答ありがとうございます。

早速ですが、


>火力発電の大気汚染の害がないとは言いません。しかし、福島原発の事故では、いまなお多くの人が避難生活を強いられています。農家や漁業者、畜産業者、その他の事業者でも、大きな被害を受けている方がいます。中には命を絶つに至った人まであります。


繰り返しになりますが、福島の原発事故では、
一般の方々は誰も亡くなっていません。
仰っている事例は二次被害であり、あくまでも人災です。
原発事故は、そんなに多発する事故ではないことから、
このような状況になっただけです。
こういう時こそ、政治家、識者は冷静に行動するように呼びかけるべきだったということです。



△蓮仰る通りですね。

について、
貴方のこのブログは、自転車に関して有意義な情報をたくさん書かれてあるので1年ぐらい前から見さしていただいておりますが、車に関して即時廃止と記載されている記事は見たことがありません。
少なくとも「即」廃止はダメだと言っているのですよ。


>逆に、石油を使うと他の国に迷惑でしょうか。少なくとも産油国は潤いますし、どこの国でも石油を使っているのに、日本だけ使うなという理由は何でしょうか。また、結果として原発を爆発させ、レベル7の事故として広範囲に放射性物質を飛散、流出させました。そのことは迷惑と考えないのでしょうか。

火力発電の比率が高い国に迷惑だと言っているのです。
そして、放射能を飛散・・・と言われていますが、
誰も亡くなっていません。火力発電の方が被害は大きいです。

続く
Posted by ただのぶ at June 17, 2012 16:21
続きです。


>現実問題として原発が稼動できない以上、必ずしも不要な燃料費とは言えないでしょう。

だから稼働させましょうということです。

>まだ処分方法、処分場すら決まらない最終処分費用をはじめ、将来の廃炉費用など見えていない経費もあります。

今辞めても後で辞めてもこの費用はそう変わりませんね。
今辞めることによってこの費用は掛からなくなるのですか?

Δ砲弔い
仰ってある賠償の費用は、騒ぐから高騰するのです。
それだけの話です。廃炉は、今辞めても将来辞めても費用は変わりません。

Г砲弔い
これは仰る通りです。

┐砲弔い
ロンドン条約については知っております。仰る通り、現段階では無理です。手段はやろうと思えばあるということです。
現段階では、海溝に沈めるか、地中に埋めるか、宇宙に放出するかの何れかだと思います。
それは、今辞めても後で辞めても変わりません。

>日本の原発は全て既に停止しています。リスクゼロがありえないのは当然です。リスクをどう見るかの問題だと思います。

だから、誰も亡くなっていません。
この事実は動かないのですよ。
現実を見ましょう。確かに原発が怖いのは私も一緒です。
それから原発の事故と人災は分けて考えましょう。

続く
Posted by ただのぶ at June 17, 2012 16:49
長くなりすみません。これで最後です。

>日本の憲法9条絡みの戦争反対論とは、本質的に全く違う議論です。

本質的に一緒です。日本だけ原発を廃炉にしても危険はあります。少なくとも、中国韓国も一緒に原発廃炉でしょう。
そこまで書かれてあれば私は言いませんよ。ソフトバンクの孫さんは韓国に原発を辞めようと言ったみたいですね。
そんなことを聞くはずがありませんが。空論です。

津波による災害があまりにも甚大だったために、
福島の原発事故のイメージに被るだけでしょう。

最後になりますが、

私は、原発はこれからもずっと必要だと思っています。エネルギーを得る手段はたくさんある方が、リスクが低いと思うからです。

しかしながら、原発を古いものから順次廃炉にしていく、将来、原発を全部停止してほかの手段でエネルギーをまかなうというのは、それが決まれば、それでもいいと思います。
しかし、今すぐに停止は反対です。

メタンハイグレードが実用化されたら、原発もかなり割合を低くしていいかと思います。

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1209.html#sequel

また、ロンドン条約で海溝に沈められない、地中に埋めようにも、どこの自治体も反対するでしょうから、恐らく、停止してもこのままでしよう。この状態であれば、稼働させている状態と変わらないですよね。

リスクがそこまで低くならないにもかかわらず、余分に石油代がかかる。こんなバカらしいことはないですよね。

再稼働させて、考えればいいことじゃないですか。
なぜ、それがだめなのか理解に苦しみます。
Posted by ただのぶ at June 17, 2012 16:55
お久しぶりです。

原発の再稼動、とても腹立たしいニュースです。
唯一の被爆国なんて言って毎年原爆ネタの報道をしてる国で、よく恥ずかしくないものだと思います。

僕はこの件に関して、火力とどっちが効率が良いかとか、環境に優しいかなんて関係無いと思います。

つまりは原発を動かした方が、ある特定の人が儲かる。
それだけだと思います。
利権ってやつですね。

地元の人が賛成したのは生活のため、おそらく止まると不都合な経済構造にされてしまっているのでしょう。

これから先、もしも事故が起こって福島みたいになっても、地元住民は何も言えませんね。
自分たちで動かしてくれって言ったんですから。
愚かな国です。

この国は時代の大きな分岐点に立たされた時、いつも間違った選択をする。
そして大きく遠回りをして、やっと正しい方に動き出す。

橋下さんもなあ、、、
後から夏だけだなんて付け足しても遅いよ。
結局ただの龍馬かぶれだったか。。。
Posted by ぶーちょ at June 17, 2012 19:03
今回の議論とても興味深く読ませていただいております。
私自身は今回の原発再稼働に賛成しかねます。
今回の事故で誰ひとりなくなっていないとしても、
この事故に対して払ってきた、そしてこれから払うべき代償はあまりにも大きすぎると思います。

ですので、今回の福島の原発事故では一般人は誰もなくなっていない。だから、原発を再稼働してもいい、という論理が、私にはどうも釈然としません。
他のみなさんはどのようにお考えでしょうか?

ただのぶさんが九州地方にお住まいということも関係するのでしょうか。やはり、関東在住の私のような者とは問題の捉え方がまったく異なるのかなぁと、感じています。
Posted by alex at June 17, 2012 19:32
私は仙台在住です。

妻と小さな子供が二人います。
福島第一からは150kmほどです。正直ゾッとしました。

この地で頑張って作ってきた生活基盤が一瞬でくずれます。
福島では今まさにこの状況です。

あの事故は人ごとではなく、自分はギリギリで今の生活が
維持できていると感じています。

感情で語るべきでないと良く聞きますが、
自分の生活圏で原発事故が起こっても同じことが言えるでしょうか。

やみくもに反対と言っているのではないのです。
ただあまりにも安全対策がおざなりになっているのが腹立たしいのです。

日本の中枢とはこの程度なのかと失望しているのです。
Posted by 佐藤 at June 18, 2012 17:00
たにぐちさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
本当に、そんな会話が交わされているのではないかと疑いたくなります。
野田首相の会見にしても、あれほどの事故を経験したのに、平気でまた安全神話の復活させるような対応をするなんて信じられません。
本当に頭がおかしいか、国民をなめて、押し切ってしまえと内々に話し合ってやっているとしか思えませんね。
Posted by cycleroad at June 18, 2012 22:53
トンサンさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
高レベルの放射性廃棄物を無害化できる技術が確立されない限り、何十万年も責任を持って管理できると考えるのは、人類の驕りと言わざるを得ないでしょう。
私は、使用済み核燃料を地球外に持ち出すのも、かなり困難だと思っています。一度に少量しか運べず、コストも莫大です。何より、打ち上げを一度でも失敗しようものなら、高レベルの放射性廃棄物を地球上にバラ撒くことになってしまいます。リスクが高すぎます。
また安全に地球外に持ち出せるようになったとしたら、わざわざ近い月に捨てる必要もないわけで、宇宙の彼方に向けて発射してしまうほうが合理的です。宇宙的視野では倫理的な問題があると思いますが..。
「なんで、こんなものも処理できなかったんだ、祖先は..。」と笑ってくれるようになるといいですね。
Posted by cycleroad at June 18, 2012 23:05
ただのぶさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
いまだに多くの人が避難生活を送られており、帰還の目途すら立たない人も大勢いる中で、一次被害では誰も亡くなってないから..と言う気には、私はなれません。二次災害も元をたどれば事故が原因です。
結局、原発事故の被害と火力発電の比較について何を基準に判断するかは、人によって違うということなのでしょう。

私も即廃止すべきとは言っていません。少なくとも対策が不十分なまま再稼動すべきでない、納得いくような安全性が得られるまで、緊急設置電源でもいいのではないかと思うのです。

廃炉費用は同じでしょうが、放射性廃棄物は、運転するのに比例して増えていきます。
仮に最終処分方法が決まったとしても、膨大な時間と立地対策費や掘削費用、処理費用、管理費用などにより、下手をすると、火力発電で代替するよりよっぽど高くなる可能性がある、それほど困難な問題だと専門家が指摘しています。
現状では、最終処分の方法すら確立していない以上、そのことは現時点で誰も否定できないと思います。

あれほど簡単に多重防護を破られた以上、(本当は多重になっていませんでしたが)再稼動させるなら、安全性を見直すべきだと思うのです。
いろいろ関心を持って調べるにつれ、実は原発の安全性が心許ないことを知るようになりました。多くの専門家も、そのことを指摘しているのは周知の通りです。
安全神話に縛られて、安全なのに危険性に対処するのはおかしいという奇妙な理屈に自縄自縛となり、対策できなくなってしまったのです。
地震や津波対策も、何度も見直すチャンスがあったことが明るみになっています。
(続く)
Posted by cycleroad at June 18, 2012 23:14
(続き)
そりゃ、あれほどの事故や大津波は、そうそう起こらないでしょう。
しかし、リスクは大地震や大津波だけではありません。震度6程度の地震は、いつでもありえますし、活断層も発見され直下型地震の問題もあります。テロや航空機墜落、その他いろいろあります。
地域独占により、いわゆる原子力ムラを形成し、政治献金、スポンサー料まで発電原価に上乗せし、原子力行政を牛耳る構造も問題だと思います。

それまで、僅かでも放射性物質が漏れたら大騒ぎだったのに、運転中の原発としては世界初の惨事、レベル7の事故を起こし、膨大な量の放射性物質を飛散させました。いまだに、その被害に多くの人が苦しんでいますし、長く続くことになるでしょう。
世界中を震撼させ、ドイツなどは脱原発に踏み切りました。
これほどの事故を起こしておきながら、事故の調査や分析すら済んでいないのに、そのまま再稼動させるほうが、私には理解できません。国際的にも到底理解されないと思います。

私は、即廃止と感情論で言っているのではありません。この機会を逃せば、高まる安全性も高まらないでしょう。せめて、この機会に十分な安全性の見直しと議論をした上で再稼動するか考えるべき、それまでは緊急設置電源でもいいのではないかと言いたいのです。

結局は、この件をどう見るか、どう感じるか、ということだと思います。私が正しいと言いたいわけではありません。考え方の違いなので、お互いの主張は平行線のままなのかも知れません。
私は上のように考えるということで、ただのぶさんの意見を非難したいわけではありません。
あえて反対意見をコメントしていただいたおかげて、私もより理解を深められたことは、ありがたいと思っています。
Posted by cycleroad at June 18, 2012 23:25
ぶーちょさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
原子力ムラの利権構造、原子力行政を牛耳り、安全性や透明性を捻じ曲げる仕組み、それを支える電事連などの献金やマスコミへのスポンサー料があることもわかりました。
さらにその元となる電力会社の地域独占や、唯我独尊、情報の秘匿、電力料金の決まり方など、いろいろなものが明らかになりました。
おっしゃるように、まさに巨大な利権構造であり、これこそが今回の事故の背景にあるのは間違いありません。

地元の雇用の問題にしても、大きな人口のある市町村ではないのですから、それこそ代替電源による発電所などの雇用の受け皿はつくれないものなのでしょうか。

確かに、これだけの事故が起きた後、しかも明らかに安全性に不安があり、再稼動に賛成している地元住民ですら、大半が安全性には不安を感じているにもかかわらず、再稼動を容認したという事実は重いものがあるでしょうね。

この大きな遠回りは、再びの事故として壊滅的なダメージになりかねません。何とか引き返して新たな道を選びなおしたいものです。

橋下市長を擁護するわけではありませんが、一人の市長に対する期待だけでは無理があるのも確かでしょう。
やはり、私たち国民が、この政権にNOを突きつけていかなければならないと思います。
Posted by cycleroad at June 18, 2012 23:38
alexさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
自転車ブログにはふさわしくない話題にも関わらず、興味を持っていただき、皆さんにコメントしていただいていることは、うれしく思っています。

これから払うべき代償が、まだまだ見えていないから、わずか一年と少ししか経っていないにも関わらず、再稼動に賛成する人も少なくないのかも知れません。

今回の事故で関東の住民も含め、リアルに恐さを感じたり、情報の隠蔽などの理不尽さを感じたり、もちろん避難生活を余儀なくされた人、計画停電や物資の不足、その後の混乱などを体験した人と、そうでない人では温度差があるのは確かかもしれませんね。
Posted by cycleroad at June 18, 2012 23:49
佐藤さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
理不尽にも、一瞬にして故郷も生活の基盤も失ってしまった人が大勢いるわけで、いまだに避難生活を余儀なくされ、生活の再建や帰還の目途すら立たない人が、原発再稼動をどう感じているのだろうかと思ってしまいますね。

いわゆるホットスポット、線量が高いとされた地域や、食の問題もあります。
まだ、どれくらいの状況で、どれくらいの影響が起こりえるか、専門家でもよくわからないとされていることも、多くの親を心配させているところでしょう。

安全神話を作り上げ、安全性をおざなりにしてこの事態を招き、事故対応を間違い、国民に情報を隠し、しかも国民にウソをついて再稼動する、最悪です。
Posted by cycleroad at June 18, 2012 23:56
こちらこそありがとうございます。

>私は、即廃止と感情論で言っているのではありません。この機会を逃せば、高まる安全性も高まらないでしょう。

仰ることは分かります。
多分、このまま再稼動してしまうと安全性とか議論されない可能性があると思われてのご発言だと思います。日本人は移ろい易いですから。
私はそれでも再稼動してから議論し続けるべきと思います。

>地域独占により、いわゆる原子力ムラを形成し、政治献金、スポンサー料まで発電原価に上乗せし、原子力行政を牛耳る構造も問題だと思います。

上乗せするのは当然だと思います。逆に上乗せし過ぎないように規制しているのだと思います。また、原子力行政を牛耳ると言われますが、これは、何にでもいえますね。こういった集票、利権、商売、経済を汚いものだと思っていませんか?ある意味やむを得ないものと思います。

>ドイツなどは脱原発に踏み切りました。
電力会社から賠償請求されています。
今後を見守りたいところです。

>結局は、この件をどう見るか、どう感じるか、ということだと思います。・・・あえて反対意見をコメントしていただいたおかげて、私もより理解を深められたことは、ありがたいと思っています。

確かに仰るとおり、お互いが同一の確定した資料を見てという前提であれば、各個人のどう見るか、どう感じるかだと思います。
私もいろいろと考えさせられました。
こちらこそ、長々とありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
Posted by ただのぶ at June 19, 2012 09:52
ただのぶさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
正当な利益の上乗せではなかったので、総括原価方式には、今批判が集まっています。かなり不適切な費用が含まれていたことも明らかになっています。
地域独占なのに多額の広告費が計上されてマスコミに流れたり、福利厚生などを迂回して政治献金に使われたりすることで、電気料金が利権強化に使われていました。
このことが結果的に事故を招く土壌となっていたことが明るみに出たわけで、実際に今、国民の大きな批判の的になっているわけです。
これは到底正当性を主張できるものではなく、ましてや安全対策が放置されることになり、結果として事故が起きている以上、いま非難にさらされているのも当然でしょう。
東電を事実上国有化し、徹底的なリストラや総括原価方式の見直し、発送電分離など電力行政の転換が議論されているのも、そのためです。
集票、利権、商売、経済が汚いとか青臭いことを言っているのではありません。
この点については、ご自身の意見とは別に、客観的な事実や社会の動きを踏まえて発言されたほうがいいと思います。

再稼動賛成とか反対と言いあっているだけでは、不毛な対立が先鋭化するだけで、お互いの理解も深まらず、得られるものもないと思います。
意見の違いはあっても、再び悲惨な事故を起こさないために何が必要か、国民的な議論が深まっていくことを期待したいものです。
Posted by cycleroad at June 19, 2012 23:40
以前にもちょっとお邪魔したことがあります。こんばんは。

僕自身は30年来の原発反対派ですが、まず反対賛成議論以前に政府、電力会社は原発のこれま
で実際の費用、今後の見通しとその費用について明らかにすべきです。
都合の良いことだけを語り、不利なことを隠し、すでに起こってしまった事故についても誰も
責任を問われていないという異常事態のままコトが進んで行くのは間違いだと思います。

公正な情報が開示された上で、メリットやリスクについて開かれた場で議論されるべきではな
いでしょうか?その上で多数決を取れば良いのです。

本来、単純であるべき話を大人の事情とやらで複雑に見せかけようとするのは、そこにインチ
キやズルがあるからです。

現在、原発に賛成している人も反対している人も、この国、この土地でずっと幸せに生きたい
という前提に変わりはないはずで、本来対立すべきではなく、同じ方向を向いてこの国の舵を
取ってゆく立場なのだと思います。

などとキレイ事を自分に押し付けるのもちょっと限界かなと感じている今日この頃です。
Posted by ひろにゃんof風琴屋 at June 20, 2012 21:35
ひろにゃんof風琴屋さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
おっしゃる通りだと思います。電力会社に情報を開示する姿勢が無いことで、市民はより一層不信感を高めています。
平気で顧客を敵に回し、それが平気なのも、独占企業ならではの余裕なのでしょう。

私も再三書いていますが、この構造を放置する限り、本当に事故を起こさないようにする体制にはならないと思っています。
東京電力は、昨年計画停電という議論になった途端、それまでウェブ上にあった発電能力の記載を一切隠してしまいました。
値上げの説明にしても、僅かな割合しかいない世帯を標準家庭として値上げ幅を少なく見せるなどの姑息な手段を弄していることが世間から批判を浴びています。

国民は、再稼動の是非の前に、二度とあのような事故を起こすべきでないという点で一致し、まず情報の開示、そして事故を起こさないための体制の改革を求めていくべきだと思います。
Posted by cycleroad at June 20, 2012 23:30
福島県出身、東京在住のものです。興味深く読ませていただきました。福島県にかかわる者としては、震災や原発事故に対して、真剣に考えてくださる方がいることがとてもありがたいと思います。

原発事故では確かに死者は出ていませんが、フクシマというブランドは完全に死にました。正直、それまでは影の薄い県だったと思いますが、もう全世界でフクシマといえば原発事故or放射能と連想される有名な日本の地名になったと思います。

福島県のものとしては、それが非常に悲しいです。同時に、自分に子供ができたら申し訳ないとも思ってしまうだろうと考えています。

私個人としては、しかし、原発即時廃止を訴えたいわけでもありません。ただ、今回の再稼働に関しては反対です。福島の事故での反省を全くしていないとしか言いようのない安全基準の緩さには、あきれてものも言えません。なにより、もしもの事態に責任を取るのはいったい誰なのか。事故が起こっても、たぶん、その時責任を取る人はいないのでしょうね。再稼働やむなし、と言っている人も含めて。
Posted by はるくいん at June 24, 2012 14:09
はるくいんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
今回の規模の地震や大津波は、そうそう起きることではないかも知れません。しかし、震度6程度の地震でも施設の破損は起きているわけで、場合によっては震度6程度の地震でも、送電施設や配管などの周辺施設が破壊されれば、今回のような事故が起きることも十分ありうることが、わかってきました。
また今回の場故を招いた背景にも、いろいろ問題があるのは明らかです。
福島の原発事故を受けて、今後の原発をどうしていくべきかという問題は、日本全体で考えるべきだと思います。
海外から見れば、フクシマイコール日本という見え方もあるわけで、日本ブランド自体の毀損も大きいのは間違いないでしょうね。

今回はレベル7の過酷事故でしたが、不幸中の幸いで、これで済んだという部分も指摘されています。裏返せば、もっと酷い状態もありえるわけです。
再び日本のどこか原発事故が起きれば、日本は壊滅的な状態になるでしょう。
それを防ぐために、やらなくてはいけないことが山ほどあるのに、なし崩し的に再稼動するのは最悪だと思います。
Posted by cycleroad at June 24, 2012 23:53
 
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