September 04, 2012

隠れている空間をさがし出す

最近、趣味として自転車に乗り始めたという人も多いと思います。


新しくスポーツバイクを買って、最初に問題になるのは保管場所かも知れません。自転車が趣味でない普通の人は驚きますが、スポーツバイクの場合、室内保管は珍しくありません。盗難防止や、錆びを防ぐなどの理由から、家の中で保管する人も多いと思います。

一般の常識から言えば、自転車は玄関先とか、集合住宅なら共同の駐輪場などに置くのが普通です。おそらく、大多数の日本人は自転車を部屋の中に入れるなんて考えもしないでしょう。最初は室内にあること自体、違和感を感じるでしょうから、家族の理解を得るのがまた一苦労という人も多いかも知れません。

それなりに場所をとりますし、形的に収まりが悪いというのもあります。なるべく邪魔にならない場所にスタンドをつけて置くという人が多いと思いますが、問題は複数台になってきた場合です。1台あれば充分じゃないかと思うでしょうが、そこは趣味ですから(笑)、えてして台数が増えてしまうものです。

最近は室内保管用の自転車ラックが売られるようになってきましたから、それらを利用して収納している人もいるでしょう。かく言う私も、すでに複数台保管しているのですが、今後の更なる増殖に備え、今回はネット上で見かけた室内保管の例を見ながら、室内保管について考えてみたいと思います。

Very Nice Bike RackIndoor Bike Storage

もし、壁面が大きくあいているのであれば、こんな具合に、自転車をインテリアのように飾ることも考えられます。これが出来ればオシャレですが、そう上手くいかないのが現実でしょう。(写真をクリックすると、リンク先のサイトで更に写真が見られるものもあります。以下も同じです。)

デュアルタッチバイクスタンド

現実問題として考えられるのは、ラックなどを使って縦に2段収納することでしょうか。高くなるぷん圧迫感が出るのは否めませんが、平面的には変わらずに済みます。2台くらいなら、壁に沿って立てれば、それほど邪魔にはならずに置くことが出来るでしょう。

Bike racks in the front room壁掛けバイクラック

自転車を縦にして収納というのも、当然考えられるところです。右のような市販のフックが売られていますので、部屋の隅の壁にでも取り付けられれば、複数台でも並べて収納することが可能です。横にしたまま並べるのと比べ、体積は同じですが、平面積的には省スペースと言えるでしょう。

ストッパースタンドディスプレイスタンド

壁にフックが取り付けられない場合は、縦に立てかける自立式のスタンドも売られています。並べるとまっすぐにならない場合もありますが、簡単に場所を移動できるのが利点でしょう。右側のものは、場合に応じて縦にも横にも出来るようになっています。

Cycloc bike storagecycloc

上部だけでも空いている壁面があるならば、壁掛けという手も考えられます。いつも同じ方向を向いて座るのであれば、案外目障りにならないかも知れません。場所によっては圧迫感を与える感じになりますが、廊下だとか、案外未利用の壁面が隠れているのではないでしょうか。

バイクハンガー4壁掛けラック

市販のフック、ラックも最近は種類が増えてきました。壁面に取り付けられるならば、選択肢になると思います。海外のサイトには、下のようなシャレた棚も売られていますが、現実的には、なかなか取り付ける場所を探すのが大変というところでしょうか。

The Bike Shelfwall mounted bike rack - reclaimed wood

左上、神棚を連想させなくもないですが、さすがに神棚から吊るすわけにはいかないでしょう。右上は、引き出しのようにも見えます。家具の引き出しを利用することも可能でしょうが、他の引き出しが開けられなくなってしまうのが難点です(笑)。

Handle Bar Bike RackHandle Bar Bike Rack

パーツとしてハンドルバーが余っているなら、これをラックとして流用することも考えられます。壁面に取り付けるスタイルだけでなく、壁にクギが打てない場合には、天井の縁とか鴨居などからワイヤーなどを使って吊り下げることも考えられます。

DIY Wall Bike hangerBike Rack

左上は、ハンドルバーを窓のところに取り付けています。窓に吊り下げるとは意表をついたアイディアです。右上は、ハンドルバーではなく、クランク部分を使って梁からぶら下げています。余ったパーツも使いようによっては、収納に役立てることが出来るというわけです。

Bike Frame Bike RackBike Frame Bike Rack

ハンドルバーだけではありません。古いフレームを使ってラックを製作することも可能です。いらなくなったフレームをカットするくらいなら、素材によっては加工も可能だと思います。右は、雨にぬれないよう、軒先に吊るしておくための金具として使っています。

Emilio De Soto IIMulti-Bike Compression Super Rack



スペースさえ確保できるのならば、ラックの自作も可能でしょう。梁や鴨居などにフックなどを取り付けてぶら下げて収納できます。壁面にクギを打てない場合は、右上のように、天井と床で突っ張って木を渡すなど、いろいろ工夫が考えられると思います。

Track Mounted - Sliding Bike RackGarage Ceiling Bike Rack

もし可能であれば、天井から吊り下げるという手もあります。天井からタイヤにフックをかけて、逆さまに吊るす方法も考えられますし、右上のようにサドルの部分で吊り下げることも可能でしょう。もちろん、吊り天井などの場合、素材や強度を確認することが必要になります。

吊り収納

ロフトや吹き抜けの部屋、階段、床の間の上方、下がり天井、廊下やドアの上、間仕切りの上のほうなど、頭上を探してみると、案外ふだん気がつかないデッドスペースが眠っている可能性があります。壁に沿って一台吊るすくらいならば、うまく隠れる場所があるかも知れません。

Wall mounted bike rackバイクホルダー




ドアの裏というのも意表を突く場所ですが、場合によっては、ドアを開けた後ろ側がデッドスペースとなっているケースがあります。ふだん開け放したままのドアの後ろなどへ、市販のフックなどを使って収納するとい手も考えられるかも知れません。

BOOKBIKEBOOKBIKE

本棚やクローゼットなどの家具を利用して、上手く収納できないでしょうか。上部にフックさえ取り付けられれば、利用できる場合もあるでしょう。普通は考えないでしょうから、もしかしたら1台分くらいスペースが隠れているかも知れません。

Photo by lowtechatmo,licensed under the Creative Commons Attribution ShareAlike 3.0 Unported.

こちらは室内ではありませんが、倉庫や流通などで使うパレットを2枚組み合わせて自転車のスタンドとして使っています。ベランダなどに置く場合、使えそうなアイディアです。板の間隔もありますが、ホームセンターなどで手に入る、スノコなんかも使えるかも知れません。

最近始めた人は関係ないと思うでしょうが、今後増殖する可能性は充分あるはずです(笑)。立体的に考えると、意外に使っていない空間が見つかるかも知れません。あらかじめ考えておけば、突然の事態にも対応できます(笑)。何かヒントになるものはあったでしょうか。





最近は薄型になっていますから、テレビを買い換えた場合のテレビの後ろなんての狙い目かも..(笑)。


このエントリーをはてなブックマークに追加




Amazonの自転車関連グッズ
Amazonで自転車関連のグッズを見たり注文することが出来ます。

にほんブログ村自転車ブログへ
 自転車・サイクリングの人気ブログが見られます。













この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/cycleroad/51904656
この記事へのコメント
自転車の理想的な保管は、突き詰めていくと、室内保管になりますしね。
雨、紫外線、湿気、いたずら、盗難……こうしたリスクが最も低いのは、やはり室内保管です。
自転車を長持ちさせたいのであれば、断然室内保管といえます。

どうしても室内保管ができないのであれば、自転車カバーを用いての室外、できれば屋根下等の直接雨があたらない場所で、地面が土など湿気を放出しない場所がよいでしょうね。

ただ、やはり室内保管が理想的です。

しかし、こうして
壁に引っ掛けたり、天井から吊り下げたり、ドアに固定したり、本棚にも! まさにアイデアですね。

『なるほど、これならば、うちでも自転車室内保管できそう!』

という方も増えるのではないでしょうか。
デッドスペースの有効活用は、よく整理整頓のジャンルで聞く言葉ですが
この度紹介された自転車室内保管のアイデアは、それを具現化している優れたアイデアだと思います。
日本でも、もっともっと自転車室内保管が浸透して、それが普通になってもよいとも思います。

いつでも自転車とそばに、いつでも眺めることができ、いつでも手を伸ばせば触れることができる、これは素晴らしいことです。

ちなみに、私は自転車に乗ったり手入れするのも好きですが
国内外の自転車室内保管の画像を集めるのも趣味のひとつでもあります。
自転車室内保管の画像は
「なるほど」「うまいなあ」
というアイデアを見つけることがよくありますし、
私自身、いろいろな自転車を見ること自体、好きだということもあるかもしれません。
Posted by 佐藤 at September 14, 2012 07:39
佐藤さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
趣味でスポーツバイクに乗るようなサイクリストにとって、室内保管は何の違和感もないことだと思いますが、一般の人にとっては、相当の違和感があるのも一方の事実だと思います。
室内保管については、集合住宅でのトラブルについての記事なども、ずいぶん前に書いたりしています。
そうした記事にも、未だに検索サイトなどからアクセスがあったり、コメントがついたりします。
やはり、自転車の室内保管なんて、思いもよらないことという普通の人は多く、軋轢があったりするといということなのでしょう。
家族の顰蹙をかっている人なんかもいるだろうなと思います。
多くの知らない人には室内保管が異常なことではないことを知っていただきたいのと、台数が増えるなどして、室内保管に悩んでいる人に、何か参考になればと思って記事にしてみました。
Posted by cycleroad at September 15, 2012 23:22
 
※全角800字を越える場合は2回以上に分けて下さい。(書込ボタンを押す前に念のためコピーを)