March 15, 2013

活用の変化が生み出すニーズ

円安・株高が進み、企業の景況感も上向いています。


春闘の集中回答日には、定昇や一時金アップなど満額回答も相次ぎました。これが実体経済の回復につながるかは不透明ですが、景気回復やデフレ脱却への期待感は高まっています。今回は、最近の自転車の産業面に関するニュースを中心にピックアップしてみます。


自転車産業振興協会が2012年度自転車生産状況を発表…生産台数は8.3%減

自転車生産状況自転車産業振興協会は3月1日、2012年度の自転車生産状況を発表した。2012年の自転車生産台数は101万416台で、前年110万1894台に対し、8.3%減となり、金額ベースでも、402億円と前年428億円に対し6.1%減となった。

車種別では、台数ベースで軽快車が、対前年比11.0%減(6万899台減)、その他が6.0%減(8697台減)となったほか、増加傾向にあった電動アシスト車も5.4%減(2万1882台減)と、全ての車種で減少している。

平均単価は、軽快車で1万9325円(対前年比333円増)、電動アシスト車は7万1758円(505円増)、その他は2万4196円(23円増)と、いずれも若干ながら上がっている。(2013年3月5日 レスポンス)


震災後に自転車に乗る人が増えましたから、昨年の生産は増えていたのかと思えば、そうではないようです。調べてみると、日本で流通する自転車のおよそ9割が輸入となっています。確かに、量販店で大量に販売される格安ママチャリをはじめ、大部分が中国製です。

一方のスポーツバイクで人気モデルの多くも海外ブランドです。欧米ブランドで、世界最大の生産国である台湾で生産する例も多いようですが、いずれにせよ輸入です。台数的には自転車大国の日本ですが、国内生産ということになると、必ずしも販売台数とは結びつかないのでしょう。


自転車輸出2012年実績、大半がアジア・アフリカ向けの中古自転車

自転車産業振興協会は、2012年の自転車輸出状況を発表した。

自転車輸出2012年の自転車輸出台数は298万台で、対前年比11.4%増、金額ベースでは39億円で、対前年比10.2%増となったが、その平均単価が1296円、輸出先がアジア・アフリカという地域から推察できるように、輸出自転車のほとんどは日本で使用された中古自転車であると思われる。

国別では、ガーナ:58万台、カンボジア51万台、タンザニア33万台、ミャンマー33万台が上位を占めている。前年に対しては、ミャンマー:対前年比74.3%増、イラン56.5%増などが増加を示している一方、ベトナムなどは64.6%減と減少している。

地域別では占有率で、カンボジアやミャンマーなどのアジア地域が201万台で67.6%、ガーナやタンザニアなどのアフリカ地域が95万台で32.1%と、この両地域で輸出全体の99.7%を占めている。(2013年3月5日 レスポンス)


では、輸出はと言えば、平均単価1千3百円、ほとんどが中古のようです。当然ながら、放置自転車として撤去され、所有者が受け取りに来ないものを廃棄する代わりに輸出しているということなのでしょう。仕入れも限られるので、円安だからと好業績が期待されるということでもなさそうです。


駐車場の駐輪場転用に注目 自転車通勤 オフィス街の放置自転車が深刻化

自転車ブームに乗って、自転車通勤のビジネスマン(自転車ツーキニスト)が増えている。一方で、オフィス街の放置自転車問題が深刻化。地価が高い都市部に自治体が十分な駐輪場を整備するのが難しい中、空車が目立つ駐車場の駐輪場への転用策が注目されている。

条例改正を

日本最大のビジネス街、丸の内を抱える東京都千代田区。数年前から放置自転車が深刻化し、同区によると、JR東京駅と有楽町駅など区内主要駅付近では1日に計2436台にも達する。目立つのは、ロードバイクと呼ばれる長距離走行に適した自転車だ。

そもそもオフィス街では自転車通勤者は想定されていない。JR東京駅周辺にビルを所有する三菱地所(千代田区)によると、自転車通勤者が少ない冬場の今も同社所有の駐輪場(計350台)の8割が埋まり、「官民問わず、オフィス街の駐輪場は圧倒的に足りない」(同区)のが実情だ。

そんな中で注目されているのが、都市部の駐車場の有効活用策だ。都立日比谷公園(同)の地下駐車場の一部を活用し、2月にオープンした自転車ツーキニスト用室内駐輪場「HIBIYA RIDE」((電)03・3591・1462)は、専用ラックに約120台もの自転車を収容できる。

駐車場の駐輪場転用に注目開発を手掛けた「NEXCO東日本」(同)によると、もともと駐車場として使用していなかった会議室や倉庫などの遊休場所を活用して設置した。シャワーやロッカーを備え、利用料は月額1万5千円から。高めの利用料にもかかわらず、利用客は増えつつある。

一方、オフィス街のビル管理者などからは「駐車場の一部を有効活用できないか」との声も聞かれる。ただ、既存の大規模ビルの駐車場の一部を駐輪場に転用するには、床面積に比例して駐車場の数を義務付ける都条例があり、現状では不可能だ。このため、周辺自治体などからは条例改正を望む声が上がる。

不法駐輪対策にも

駐輪場増設に知恵を絞る京都市では平成21年度から、駅前などの小規模駐車場を駐輪場に転用する企業に最大400万円を助成する制度を開始。「市の財政事情が厳しい中で駐輪場という箱物を作るのは難しい」(同市)ことから発案された。

これを受け、駐輪場でのビジネスを目指す企業が応募。百貨店の商用駐車場やコインパーキングなどが33カ所の民間駐輪場として生まれ変わり、繁華街の不法駐輪は3分の1に減った。NPO法人「自転車活用推進研究会」(東京都杉並区)の小林成基理事長は「都市部には車より自転車で通勤する人が目立ってきている。官民が協力し、駐輪場を増やしてほしい」と訴えている。(2013.2.26 産経新聞)


自転車部品は別ですが、日本の自転車製造は、あまり大きな産業ではありません。でも、多くの人が頻繁に利用するものだけに、その関連は広い分野に及びます。最近は、職場まで直接の自転車通勤をする人が増えていますが、そのことが都心の駐輪事業という新たなビジネスを生み出しているようです。

規制緩和で、駐車場の一部、空きスペースやデッドスペースを活用する形で自転車を駐輪させられるようになれば、駐輪場不足に悩む利用者にも、駐車需要の減少に悩む事業者にも好都合でしょう。さらに街の迷惑駐輪が減ることになれば、一石三鳥です。


【JAPAN SHOP13】自転車のコインロッカー、8月から販売開始

自転車のコインロッカー東京ビッグサイトで開催された「JAPAN SHOP2013」(3月5日〜8日)で、東京都葛飾区の中小企業、GXコーポレーションは自転車のコインロッカーを出展。今年8月から販売を開始するという。

自転車のコインロッカー東日本大震災以降、東京都心では自転車が見直され、自転車通勤する人が増えている。なかには1台10万円を超えるような高級自転車に乗っている人も少なくない。その人たちの心配事は、自転車が傷つけられたり、盗まれはしないかということ。

「そういう人が安心して駐輪できるようにと、自転車のコインロッカーを開発したわけです。決済はスイカやお財布携帯でもできるようにしようと考えています」と同社の島戸常晴専務は話し、そのためのシステムを業者に現在依頼しているところだという。

1台用のコインロッカーの大きさは幅115cm、奥行70cm、高さ200cmで、自転車は縦置き。荷物などを置けるスペースも十分確保されている。 価格は今のところ未定だが、1台分が30万円ほどになるとみられる。同社はこれからビルのオーナーや駅前に駐輪場をつくろうとしている業者などを中心に売り込んでいく計画だ。(2013年3月11日 レスポンス)


こうしたコインロッカーを使えば、建物内の遊んでいる空間とか、デッドスペースなどを使って、屋内への駐輪スペースの設置が進む可能性も広がります。既存の駐輪場では盗難や損傷が心配な利用者も、ロッカーに入れる形ならば安心でしょう。これは新たなサービスとして支持されるかも知れません。

都心のランナーズステーションやフィットネスクラブなどが自転車を預かり、シャワーやロッカーなどのサービスを提供する動きも広がっています。駐輪だけでなく、自転車通勤向けのスーツだとか、バッグ、アクセサリー類など、自転車本体も含めて新たな需要が生まれているようです。


電動アシスト自転車に新たな商機

電動アシスト自転車の市場が拡大している。親子乗りなどの個人用だけでなく、法人向けに自転車を運搬・配達用にカスタマイズするビジネスも好調。東京の「シゲオ−」は、去年の売り上げが前年比20%と事業が拡大しています。

電動アシスト自転車に新たな商機全日空は、空港での荷物運搬用に、酒販売チェーンカクヤスは配達用に利用し大幅なコスト削減につなげています。個人用でも「サイクルベースあさひ」が大阪・豊中市に電動アシスト自転車専門店をオープン。売れ筋は日本メーカー製で価格は10〜13万円だと言います。

トップシェアの「パナソニックサイクルテック」の工場にカメラが初めて入りました。工程の大半は国内工場で、日本流のものづくりを貫いています。実は、電動アシスト自転車には、国の規制によって日本独自の規格があるため特殊な技術が必要で、日本市場は海外勢から守られていると言えます。

ただ最近、中国資本の「ラオックス」による低価格ブランドが登場。日本の販売店などと組んで新規参入して、ビックカメラでは売れ筋ランキングに入って来ました。一方で、海外進出の動きも。歯磨き粉で知られる「サンスター」は、もともとは自転車部品のメーカー。原点回帰で得意のモーターに絞り、急拡大するヨーロッパ市場進出を、これまで以上に加速させる計画です。(2月15日 テレビ東京)


自転車を運搬に使おうという動きも拡大しています。宅配便など、市街地での荷物運搬手段として利用する例は知られていますが、空港で航空機とターミナルの間の手荷物運搬用に使われているとは知りませんでした。燃料費は一台あたり、年間500万円の経費削減になると言います。

一度に運搬できる量は、従来のエンジン車と比べて大幅に少ないでしょうから、かえって人件費がかかりそうにも見えます。でも、ローカル路線など荷物が少ない場合もあるでしょうし、他の空港への導入も決まっているそうですから、充分に代替になるのでしょう。

日本の電動アシスト自転車は日本独自の規格で、海外の事業者から見れば非関税障壁となっています。それでも参入する外国資本があるのは、やはり日本の自転車市場の規模が大きく、しかも単価の高い電動アシストとなれば、充分に魅力があるということのようです。


楽天、リヤカー付き自転車による人力配送のエコ配と提携、15%出資して協業

楽天株式会社は8日、宅配サービスを提供する株式会社エコ配との資本・業務提携を発表した。楽天がエコ配の株式15%を取得して株主になるとともに、東京都内における楽天の一部配送サービスにおいて協業を開始した。

エコ配は“エコロジー&エコノミーな宅配便サービス”を掲げ、リヤカー付自転車を用いた“ほぼ人力”による配送や、電気自動車を用いた配送などを東名阪エリアで展開している。

資本提携に伴う協業の第1弾として、楽天マート株式会社が運営する食品宅配サービス「楽天マート」において、東京における配送体制強化のための協業を開始した。今後、エコ配が事業を展開する他の大都市圏での連携も検討するという。(2013/3/8 INTERNET Watch)


リヤカー付自転車を用いた、ほぼ人力による配送の会社に楽天が出資しています。将来有望と見ているということなのでしょう。少なくとも都市部では、従来のようにトラックばかりではなく、自転車による配送が広がる可能性は充分にあると見ることが出来そうです。


ボルボが世界初の「自転車検知機能付フルオートブレーキ・システム」を発表

自転車検知機能付フルオートブレーキ・システム

ボルボ・カー・グループは、2013年ジュネーブモーターショーにおいて世界初の『自転車検知機能付フルオートブレーキ・システム』を発表。歩行者検知機能を備えたすべての車に、この自転車検知機能が組み込まれる予定だという。

新機能である「自転車検知機能付フルオートブレーキ・システム」は、現在の歩行者検知およびオートブレーキ技術の改良版であり、『歩行者・自転車検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム』と呼ばれることになる。今後は歩行者検知機能を備えたすべての車に、自転車検知機能が組み込まれる予定だ。

事故データによると、ヨーロッパにおいて交通事故で亡くなったサイクリストの約半数は、車との衝突によるものであり、この数値は、ボルボの新しい歩行者・自転車検知技術で減らすことが可能。高速画像処理機能を含む新しい高度なソフトウェアにより、現在の歩行者検知およびオートブレーキ技術を拡張して、サイクリストの一定の状況にも対応できるようになった。

自転車検知機能付フルオートブレーキ・システムボルボ・カー・グループのマーケティング・セールス&カスタマー・サービス担当上級副社長のダグ・スペックは、「歩行者との衝突を避けるための当社のソリューションは、業界において独特のものです。当社は、対応可能な物体および状況を増やすことにより、自動車の安全分野におけるリーディングカンパニーとしての立場を確固たるものにしています。さらに、当社は、衝突しない車を設計するという長期的なビジョンに向けての取り組みを続けています」とコメントしている。(後略 2013.03.07 @DIME)


日本の産業とは直接関係のない話ですが、走行中のクルマが自転車を検知してブレーキをかけるシステムがヨーロッパで発表されています。ヨーロッパではクルマの設計にも自転車を意識せざるを得なくなっているという背景があるようです。今後の動向によっては、日本へも波及してくるかも知れません。


ロンドンの甃 ボリスの自転車王国

金髪のボサボサ頭がトレードマークの英国の人気政治家、ボリス・ジョンソン・ロンドン市長(48)が、ロンドンを「世界でも最も魅力的なサイクリストの街にする」とぶち上げ、話題となっている。

自らも自転車で通勤する市長が先週明らかにした計画では、自転車専用の高速レーンや橋を建設、裏道から「静かな道」を経由して中心部の専用レーンに行けるよう、10年かけて数百キロに及ぶ道路を整備しようというものだ。

予算総額は9億1300万ポンド(約1310億円)というから半端ではない。総延長24キロの欧州一長い専用レーンもできるという。

「自転車に乗り換えれば交通渋滞も減り、人々に力を与え、健康にもいい。より幸せにもなる。すでに多くの人がそのことを実感している。重要なのはより安全にすることだ」

そう語る自転車好きの市長は、ロンドンで自転車の共有システムを設けて自転車ブームをもたらした。だが、車道を走らなければならない自転車に関わる事故は毎年増大し、「安全」を高めることが急務だった。

英国は昨年、自転車レースの最高峰ツール・ド・フランスで初優勝を飾るなど追い風が吹いている。ロンドンを自転車王国に大改造するボリスの「破天荒な夢」が、どう実を結ぶか注目したい。(2013.3.13 産経新聞)


ロンドンの取り組みについては、これまでにも何度か取り上げています。今はじまった話ではありませんが、いくら自らも自転車で通勤する自転車好きのボリス・ロンドン市長とは言え、当然ながら自分の趣味や夢物語で出来る話ではありません。ロンドン市民の自転車に対する理解や支持があるからこそ出来る政策です。

ロンドンは名物とも皮肉られる酷い渋滞に悩まされてきました。また、ロンドンの地下鉄は車内が狭くて混んでおり、ラッシュ時には、ホームまで進むのもたいへんです。世界最古というだけあってシステムも古く、頻繁に止まったり遅れたりします。都市交通に問題が多いことも背景にあります。

そうした状況に加え、ロンドン五輪というきっかけもあって、大幅に自転車の走行環境の整備が進みました。こうした整備は、市民の賛同があったからこそ出来るわけで、決して『破天荒な夢』ではなく、現実的で合理的な都市交通の問題解決策という側面もあります。

ロンドンに限らずヨーロッパでは、自転車が有効な都市交通の手段であるという理解、コンセンサスがあります。オランダやデンマーク、ドイツなどの、いわゆる自転車先進都市と呼ばれるような街だけでなく、フランスやイタリア、スペインなどの都市にも、程度の差はありますが、広がっています。

ヨーロッパでは、渋滞や原油価格の高騰だけでなく、環境や健康などの面からも、自転車の活用が当たり前のように進みつつあります。そのことがボルボのクルマの設計姿勢にも反映していると言えるでしょう。自転車を都市の交通手段として見直す傾向は、今後、日本でも広がる可能性が充分あると思います。


明治期の三輪車か 越谷の元自転車店で発見

明治期の三輪車越谷市内の元自転車店で、100年以上前の明治期に鍛冶職人が製造した可能性がある貴重な三輪自転車が見つかった。一般財団法人「日本自転車普及協会自転車文化センター」(東京都千代田区)の調べでは、同様の三輪自転車は国内に数台しか残されていないといい、市教委が保存の検討を始めた。

三輪自転車が見つかったのは、2002年に廃業した同市中町の前田自転車店。高さ95センチ、全長135センチ。車体は鍛造鉄製で重量23キロ。前輪にペダルが取り付けられ、ペダルとスポーク、サドルは木製。タイヤの代わりに木枠に鉄の輪がはめ込まれている。

元経営者である前田康夫さん(90)が体調を崩して施設で生活しているため、元従業員で近くに住む三輪岩男さん(68)が店舗を改装した住宅を管理している。

三輪さんは「物置の古い自転車を誰かに見てもらってほしい」と前田さんから指示された。越谷市郷土研究会(宮川進会長)に写真を見せ、宮川会長が県立歴史と民俗の博物館に問い合わせたところ、同センターを紹介され、鑑定を依頼。

その結果、同センターの学芸員、谷田貝一男さんは「フレームがハンドル部分にU字形に付いていることやサドルを支えるU字形のバネは、明治10年代に流行した自転車の特徴」と話し、明治期の職人が製造した可能性のあることがわかった。

三輪さんによると、前田自転車店は1900年(明治33年)頃に初代の経営者が開店したという。三輪さんは「当時は修理のために鍛冶屋も兼ねていた。初代経営者が作ったのではないか」と話す。

市教委は三輪自転車を寄贈してもらう方向で三輪さんと協議を進めており、生涯学習課は「さび止めなどを施して、市が保存・管理している同市大間野町の旧中村家住宅で夏頃にはお披露目したい」としている。(2013年3月5日 読売新聞)


100年以上前の自転車が、よく残っていたものです。この頃と比べれば当然ですが、昭和の高度成長期の頃と比べても、昨今の自転車は飛躍的に進歩しています。最初は自転車だったのがオートバイになり、クルマへと発展していったと考える人も多いと思いますが、自転車は役割を終えた過去の遺物ではありません。

時代と共に、オートバイ、そしてクルマにとって代わられた部分はありますが、自転車も昔と同じではありません。仕組み的には、そう大きく変わったように見えませんが、いろいろと進化しています。素材技術や加工精度も上がり、その走行性能は大きく向上しています。

おそらく、あらためて自転車に乗って、自分の子供の頃と比べ大きく進化していることを実感する方もあるでしょう。ママチャリしか乗ったことのない人もスポーツバイクに初めて乗ると驚きますが、日本人の多くは、本来の自転車のポテンシャルを誤解している部分があります。

もちろんブームの面はあると思いますが、自転車で勤務先まで通勤することが、充分に現実的で速く、効率的であることを知る人が増えたのも事実だと思います。単にブームだから自転車通勤しているのではなく、それが便利で快適で楽しいから続けている人も多いはずです。

つい最近まで、最寄り駅までではなく職場まで自転車通勤する人なんて、自転車オタクか体力の有り余った暇人くらいにしか思われていなかったのと比べれば隔世の感があります。自転車のポテンシャルを理解し、その都市交通の手段としての有用性に気づく人は確実に増えていると思います。

そのことが、単なるブームでなくトレンドとして、ライフスタイルの変化として、日本での自転車の活用を広げていくことでしょう。時代の変化に伴い、市街地での運搬などにも、これまでの変化と逆行する、あるいは回帰する形で自転車の利用が見直されていく部分が増えていくに違いありません。

こうした変化が一過性のものではないと感じて、新たなビジネスを始めたり、投資をする企業も増えているのだろうと思われます。自転車関連の産業が景気を浮揚するなんて言うつもりはありませんが、その今後の動向に注目してみても面白いのではないでしょうか。





今年のお花見の日程は、かなり繰り上げる必要がありそうですね。

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