September 05, 2013

自転車の可能性を狭める概念

日本では、ステレオタイプな見方をする人が少なくありません。


つまり、自転車と言えばママチャリのことであり、買い物や子供の送り迎え、最寄駅までのアシ、あるいは中高生が通学に使うものといったイメージで、ほぼ固定観念のようになっています。電動アシストや折りたたみ自転車もありますが、スタンダードな自転車と言うとママチャリです。

最近でこそ、ニュースなどでスポーツタイプの自転車が話題になったりしますが、日本では圧倒的に大多数の人がママチャリに乗っています。特に自転車に興味の無い人であれば、自転車イコール、ママチャリとなってしまうのも、仕方のないことなのかも知れません。

しかし、世の中にはたくさんの種類の自転車があります。さらに、それを改良して新しい使い道や性能を引き出そうとする人も大勢います。これまでにも多くの例を取り上げてきましたが、今回は、最近見かけたものから、一般的な日本人の固定観念を崩すような自転車を取り上げてみたいと思います。

Sistema Noomad, www.noomadbike.comSistema Noomad, www.noomadbike.com

ふだん、子供を乗せるベビーカーやバギーを使っている人で、子供を乗せるシートを取り付けた自転車と使い分けている人も多いと思います。こちらは、バギーに変身する子供乗せ自転車です。一台二役なので、場所に応じて変形させて使うことが出来ます。



Sistema Noomad, www.noomadbike.comSistema Noomad, www.noomadbike.com

例えば大型のショッピングセンターへ行くような場合、バギーを押して歩いて行くのは遠いが、自転車で行くと、とめてから施設内を歩き回るのがたいへんというようなケースもあるでしょう。これなら、駐輪場にとめずに変形させて、バギーとして施設内でも使うことが出来ます。両者は別という固定観念は崩されます。

Vagabond de carrito a bicicleta, www.smartbikes.esVagabond de carrito a bicicleta, www.smartbikes.es

トライク、3輪自転車は、ふだん乗る時に不便と感じる人があるかも知れません。こちらは、前輪を交換することで、普通の自転車をトライクにし、大きな荷物を運べてしまうというパーツです。子供を乗せることも出来ます。以前似たコンセプトを取り上げましたが、こちらは既に商品化されていました。



普通の2輪の自転車だと、どうしても載せられる荷物の量や大きさは限られます。荷物やを運ぶにはトライクのほうが有利で、子供を乗せるにも安定しています。しかし、両方買うのは予算や置き場所の問題もあります。そんな固定観念を見事に覆してくれます。パーツ交換だけで両方のいいとこ取りが出来るわけです。

Vagabond de carrito a bicicleta, www.smartbikes.esVagabond de carrito a bicicleta, www.smartbikes.es

パーツ交換なしで、ふだんは2輪のように走行し、必要な時だけトライクにしようと考える人もいます。こちらは後ろが2輪のトライクですが、ふだんは閉じて2輪車のように走行できます。そして荷物を運ぶときに安定して運べるよう、3輪にするわけです。1輪のトレイラーを連結するので4輪と言うべきかも知れません。

Sustainable Cycle, www.yankodesign.comSustainable Cycle, www.yankodesign.com

Sustainable Cycle, www.yankodesign.com
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リカンベントという自転車があります。寝そべったようなスタイルで、ペダルが前方についています。普通の自転車とは違うポジションでこぐわけで、全く別のタイプの自転車です。その常識を覆して、両者を一緒にしようと考えた人がいます。しかも、途中で乗ったまま変形します。

Variable Frame Bike, www.yankodesign.comVariable Frame Bike, www.yankodesign.com

ずっと同じ姿勢だと疲れることもありますが、これなら姿勢を大きく変えられます。リカンベントは風の抵抗が少なくなるのでスピードを出すのに有利ですが、坂道に弱く、姿勢が低いぶん視界が悪くなります。周囲からの視認性もよくありません。これなら、必要に応じて臨機応変に弱点をカバーできるわけです。



Variable Frame Bike, www.yankodesign.comVariable Frame Bike, www.yankodesign.com

自転車を走行するためでなく、ツリーハウスに上るための人力エレベーターに使うことを考えた人がいます。ペダルをこぐ力で、自転車に乗ったままエレベーターのように上っていきます。ペダルの力でカゴを上げ下げするのではなく、自分が上っていくというのがミソです。

Bicycle-Powered Treehouse Elevator, makezine.com

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自転車は坂道も含めて水平方向に移動するものですが、垂直方向にも移動できるわけです。これは固定されていて、このツリーハウスの昇降にしか使えませんが、この方式を使って、汎用の自転車エレベーターを作ることも出来るのではないでしょうか。

Bicycle-Powered Treehouse Elevator, makezine.com

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自転車で走ってきて、そのまま専用のエレベーターに乗り込んでセットすると、ペダルをこぐ力でエレベーターが上昇する装置です。自転車を降りて、かついで階段を上らなくてもすみます。高低差のある崖のような場所でも、自転車に乗ったまま上れたら便利ではないでしょうか。



ほかにも、例えば集合住宅に住んでいる人が、道路面から直接、自宅のベランダに上れたら便利かも知れません。室内やベランダに自転車を保管している人でも、共用のエレベータや階段をかついで上らなくても、自宅に自転車に乗ったまま上がれます(笑)。

自転車に限ったことではありませんが、身近な道具、誰もが普通に使っているものについて、そういうものだと固定観念が出来てしまうのは仕方がないところでしょう。しかし、そのことに気づき、固定観念を捨て去ってみると、何か新しいもの、面白いものが生み出せるかも知れません。


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2020年の五輪開催地決定が迫るにつれ関心が高まっています。決まるといいですね。

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