November 10, 2013

普通は知らない自転車の世界

子供からお年寄りまで、幅広い世代の人が自転車に乗ります。


先週出かけたサイクルモード、今年で9回目ということですが、始まった頃は、ふだんからスポーツバイクに乗っているような人たちが多く、バイヤーや関係者を除けば、来場客の年齢層が若かった印象があります。今よりもっとマイナーで、一部のマニアが集まるという傾向が強かったのでしょう。



でも最近は、子供連れのファミリー世代も多く、キッズのコーナーやスクールまであります。中高生もいますし、リタイヤ後に自転車を始めようという世代、団塊の世代と思しき夫婦など、年配の方も多く見かけるようになりました。電動アシスト自転車を試乗して選ぼうという人もあるのでしょう。



また、若い世代の中でも、BMXから固定ギヤなど、いろいろなスタイルの自転車に乗る人が増えています。そんな幅広い趣味や世代の人が訪れる傾向を反映してか、自転車本体やグッズ・用品などのバリエーションも広がっているようです。今回は、もう少しサイクルモードについて触れておこうと思います。



会場には、自転車用のファッション、ウェア類からアクセサリーなども数多く展示されていましたが、今年は例年に比べてシックな色使いのものが目立っていた気がします。従来のスポーティなものばかりでなく、カジュアルなウェアも多く見られました。



自転車用のウェア、サイクルジャージなどは、当然ながら自転車に乗りやすいようにつくられています。風の抵抗が少ないように身体にピッタリとフィットするデザインや背中のポケットなど、機能性が重視されています。派手な色使いも視認性という点ではメリットがあると言えます。



しかし、ふだん自転車に乗るときに、よく見るような色使いのサイクルジャージは派手すぎて着にくいという人もあるに違いありません。あまりに身体にフィットしているのは恥ずかしいという人も少なくないでしょう。年代的にも、もう少し落ち着いた色のものが欲しいとのニーズもあるはずです。





サイクルジャージなど、自転車用のウェア類もスポーツ志向のものばかりでなく、カジュアルなもの、オシャレなものなど、選択の幅が広がってきているようです。スポーツバイクに乗る人が、さまざまな世代、いろいろな好みの人に広がってきているのを反映しているのだろうと思います。



ファッション性ばかりではありません。これからの時期、汗をかいた着衣が冷たくならないような機能的な素材が求められます。速乾性や透湿性などを考慮したウェアに加え、最近は発熱素材とか消臭素材など、新しい機能を加えたものが登場してきています。



この時期、寒くなるにつれて何を着るか迷うところですが、自転車ウェアは、走行シーンにあわせた温度調整のため、簡単に着脱できる重ね着が便利です。アームカバーとかネックウォーマーなどを効果的に使うのが有効とされていますが、そのほかにも機能性を考慮した、いろいろなタイプのウェア類が提案されています。





ウェア類も含め、アクセサリーなどには女性客を狙ったファッショナブルなものが多数出展されています。自転車本体にしても、カラフルなものが出ています。メーカーのロゴが入った、よくある普通のフレームでなく、豹柄とか蛍光色があってもいいでしょう。自転車のフレームにも個性が求められていくのかも知れません。



毎年恒例の女性向けコーナーには、いかにも女性が好みそうなアクセサリーなどが展示されています。フレームへのデコレートや、コーディネート、カラーリングなど、男性客向けとは明らかに違うトーンのものが並んでいます。女性の来場者も増えている感じがします。



雨の日に自転車に乗る場合、日本では、あまり見かけませんが、ポンチョの形のレインウェアは、もっと使われてもいいと思います。傘を差して走行するのは法律で禁止されているからというだけでなく、安全面や機能的にも、使ってみれば意外と便利なのではないでしょうか。



電動アシスト自転車は、年を追うごとに市場が拡大、出荷台数が大きく伸びているということですが、会場でも展示が増えています。よくあるママチャリ型や子供乗せ用だけでなく、ロードや小径車、三輪車の電動アシストまで出ています。高齢者のアシとしての需要も高まっているのでしょう。



高齢者向けの電動アシスト付き4輪の自転車というのもありました。東京近郊でも場所によってはスーパーが撤退し、いわゆる買い物難民が出る地域が増えていると言います。高齢化社会に向けて、こうした乗り物の需要も顕在化していくのかも知れません。



ママチャリでない自転車に乗る人が増えていることで、自転車の保管用ストレージの需要も増えているのでしょう。近年は、保管庫やラックなどの展示もよく見るようになりました。レース出場などで、愛車を送ったり、押入れにしまったりするにも便利な自転車の収納ケースもあります。



ずいぶん前に記事で取り上げたことがありますが、36インチタイヤの自転車が展示されていました。遠近感がおかしくなったような感じですが、笑ってしまうほどのタイヤの大きさです。アメリカでも、かなり珍しいはずです。もちろん日本では見たことがありません。これを日本で乗ったら大注目されるでしょう。



その他にもたくさんのアイテムやサービスなどの展示がありました。3回にわたってサイクルモードについて取り上げましたが、自転車グッズ、アイテムなどが、これだけ一堂に会している場は、なかなかありません。特に自転車趣味でない一般の人には、まず目に触れることのないものがたくさんあります。



街の自転車屋さんは品揃えが少ないですし、スポーツバイクの専門ショップでは、スポーツ系のパーツやアイテムに偏る傾向があります。最近は一部にアンテナショップやファッション・スタイルを提案するようなショップもありますが、まだまだ数が少ないですし、あまり一般の人は行かないと思います。



その意味では、ロードバイクから電動アシストまで、子供向けから高齢者用まで、人気ブランドから新興メーカーまで、幅広いタイプの自転車や、豊富なパーツ、自転車用品が集められ、一度に見られて、試して比べられる機会というのは、自転車趣味でない一般の人にも役に立つ面があると思います。



駅までのアシとか、買い物、送り迎えなど、必要に迫られて自転車を使っているだけという人なら、たくさんの驚きや、知らなかった世界があるに違いありません。これから趣味の自転車を始めようという人だけでなく、単に自転車を使っているだけという人が行っても興味深い面があるのではないでしょうか。



ママチャリしか乗ったことのない人でも、まず乗り方から教えてくれますし、ママチャリでも使える用品やアクセサリーも少なくありません。試乗すれば、本来の自転車のポテンシャルに驚くと思いますし、あまり自転車に興味の無かった人でも、自転車生活が便利になったり、自転車に乗るのが楽しくなるかも知れません。



サイクルモードは、自転車が趣味の人が行くイベントだとは思いますが、会場に行ってみると、特に自転車が趣味ではないように見える人も少なくありません。自転車好きや、自転車趣味でない人も、多少でも興味がわいたら、試しに一度行ってみてはいかがでしょうか。





宇宙空間に出て聖火リレーって、火が燃えないのに意味あるんですかね。地上でも消えたりしてるみたいですし、火は関係ないんでしょうか(笑)。

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