February 26, 2014

趣味の範囲を広げ新鮮にする

人によって、いろいろな趣味があります。


ゴルフや釣り、読書に音楽、旅行や山歩きといったメジャーなものから、ディープでニッチなものまで、実にいろいろな趣味を楽しむ人がいます。でも、中には全く趣味が無いという人もいないわけではありません。定年退職して時間があり余っているのに趣味もなく、家でゴロゴロしているだけなんて話も聞きます。

現役世代にとっては、時間がタップリあるなんてうらやましい限りですが、何もやることがないというのも苦痛なのでしょう。奥さんとケンカになり、果ては熟年離婚になってしまうなんて話もあるやに聞きます。特に、ずっと仕事ひと筋できた人、仕事が趣味という人に多いようです。

ならばと再就職しても、それまでとは立場も権限も全く違う仕事をしなければならず、年下に命令されるのも苦痛です。地域のコミュニティーに参加しても、会社時代の役職をひきずって偉そうだったり、理屈ばかりで動かなかったりして、周囲から嫌われて浮いてしまい、居所がなくなる人が少なくないといいます。

夫源病夫源病昨年末、友人と飲んだ時に聞いた話ですが、その友人の父親もそんなタイプだったそうです。仕事関係以外の交友や趣味が少なく、定年になってずっと父親が家にいるため、母親のほうが体調を崩してしまったと話していました。最近耳にする、「夫源病」で通院するようになってしまったのだそうです。

夫源病というのは、文字通り夫が原因でおこる病気のことです。夫の問題行動を揶揄する言葉なのかと思えば、そうではなく、実際に頭痛、めまい、不眠、うつといった症状が出る、れっきとした病気なのだそうです。夫の言動に対する不平・不満がストレスとなり、妻の身体に変調が現れるのです。

ネットで調べると、妻のストレスになる夫の行動が列挙されています。例えば、人前では愛想がいいのに家では不機嫌で上から目線で話をする、家事はしないが文句ばかり、「誰に食わせてもらっているんだ」が口癖、妻の予定や行動を逐一チェックし、妻が一人で外出するのを嫌うといった例が載っています。

子どもの悪いところは全て妻のせいにする、妻が高熱で寝込んでも食事の支度を迫る、自分は夜遊びをしても妻には許さない、感謝や謝罪の言葉は一切ない、自分では家事の手伝いをする良き夫だと思っているが、何をやっても中途半端、といったものもあります。なるほど、これでは妻のストレスがたまるのも道理です。

未熟な夫ストレス友人の父親がどうだったかは知りませんが、夫にしてみれば、長年連れ添ってきた妻であり、今までと同じように接しているつもりなのかも知れません。しかし、こうした言動が一日中、毎日続くとなれば、妻が夫源病になるのも無理はないでしょう。重い症状がでる場合もあるようです。

友人も、父親が何か趣味を作って、外出するようになればいいのだが..と話していました。いろいろ勧めたそうですが、今ひとつ興味がわかず、家でテレビばかりだと言います。なかなか急には趣味もつくれないのでしょう。これでは運動不足になって健康にも良くありません。両親の仲も心配になります。

友人の父親が一番興味を示したのが、絵を描くことでした。一時は絵画教室にも通い、外にスケッチにも出かけていたと言います。でもその後、出かけることがなくなってしまったそうです。どうやら、出かけるのが面倒になってしまったようだと話していました。

友人が父親から断片的に聞いた話から推測すると、スケッチブックに鉛筆だけでは面白くなく、かと言って油絵の道具一切を持って出かけるのは大変、家で静物画ばかり描くのもつまらないということのようです。昔から、絵を描きたい気持ちはあったようなので、一番有望と思われただけに残念がっていました。

油絵の具セット私も何枚か油絵を描いたことがありますが、たしかに油絵の場合は荷物が多くなりがちです。イーゼルにキャンバス、筆や絵の具や油類などを入れた道具箱、それに折りたたみの椅子なども必要になります。友人の父親は運転をしない人なので、これらを全て担いで絵を描きにいくのは重労働です。

写真を撮ってきて家で描いてもよさそうですが、それでは気持ちが乗らないのでしょう。スケッチだけでは物足りないのもわかります。風景画といっても、家の周りばかりでは面白くなくなるのも仕方のないところです。直接聞いたわけではありませんが、おそらくそんな感じなのだろうと思います。

さて、前置きが長くなってしまいましたが(笑)、初めて見たとき、この友人の父親の話を思い出したのが、この、Barry Howard さんのトレイラーです。絵を描くのが趣味で、この少し大きめの自転車用トレイラーに、油絵用の道具一切を積んで出かけます。

BARRY HOWARD, theaimlesslywanderingartist.blogspot.comBARRY HOWARD, theaimlesslywanderingartist.blogspot.com

でも、それだけではありません。走行時はたたんでありますが、とめた状態では、上方向に高さが伸び、ちょっとした部屋になります。簡単な料理が出来るよう簡易型のコンロがついており、食事をするためのテーブルなどもあります。夜は眠るためのベッドルームにもなります。

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トレイラーの下部には、日帰りではない遠方への旅行のため、衣類や食料などを収納するスペースが設けられています。ベッド用のマットレスも3枚に分けて収納されます。古いミニバンや教会のオルガンなど、いろいろなものから部品をとり、リサイクル材料を使って自作されています。

BARRY HOWARD, theaimlesslywanderingartist.blogspot.comBARRY HOWARD, theaimlesslywanderingartist.blogspot.com

積んである画材で、青空の下で絵を描くことが出来ますし、雨が降れば中で描くことも出来ます。言ってみれば、走るアトリエです。トレイラーの横に書かれているのは、「旅するアーティスト」です。こんなトレイラーがあったら、誰でも絵を描きに出かけてみたくなるのではないでしょうか。

BARRY HOWARD, theaimlesslywanderingartist.blogspot.comBARRY HOWARD, theaimlesslywanderingartist.blogspot.com

自転車で走り回り、どこでも好きな場所にとめて描けます。荷物を全部積んだまま、気に入った景色、いいアングルを探しまわることも出来ます。これなら、描く風景に飽きることもないでしょう。きっと行く先々で注目を浴び、絵を描いていれば話しかけられたりもするのではないでしょうか。

BARRY HOWARD, theaimlesslywanderingartist.blogspot.comBARRY HOWARD, theaimlesslywanderingartist.blogspot.com

絵が好きな人なら、こんな自転車で、気ままに旅をしながら絵を描けたら楽しいに違いありません。このトレイラーの所有者、Barry Howard さんは、絵画を愛し、旅を愛する、さまようアーティストと名乗っています。なかなか素敵な趣味と言えるのではないでしょうか。

BARRY HOWARD, theaimlesslywanderingartist.blogspot.comBARRY HOWARD, theaimlesslywanderingartist.blogspot.com

これなら、先の友人の父親のジレンマの解決策になるかも知れません。ここまで大がかりなものでなくても、自転車をちょっと改造し、絵の道具や椅子などを載せて出かけるという手は考えられます。先日は、すぐ違う話になってしまいましたが、今度会ったら友人に話してみようと思います。

以前、自転車を上手く改造して、釣りの道具の一切を積んで港の埠頭を移動している人を見たことがあります。釣りもスタイルによっては荷物が多くなりますし、クルマでは埠頭の先まで入っていけない場合がほとんどです。自転車の機動力が役立つということなのでしょう。

走る絵描きを見た記憶はないですが、自転車に画材を積んで出かける人も実際にいそうです。釣りであれ、絵画であれ、まず趣味のための自転車の改造から楽しい作業になるに違いありません。絵に限らず、何かの趣味に自転車を組み合わせてみるという手はありそうです。





寝不足は解消しましたが、なんか物足りない感じがしてしまいますね。

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この記事へのコメント
テントとシュラフを積んでツーリングしたいね。www.gizmag.com/bridgestone-pedal-assist-trike/29881/
Posted by sharetheroad at March 01, 2014 14:02
sharetheroadさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
単体だと、ちょっと積載能力が限られる気がしますが、絵の道具一式くらいなら積めそうですね。
Posted by cycleroad at March 02, 2014 23:39
 
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