March 22, 2014

自転車グッズを改良する意欲

最近は「クラウド」のついた言葉をよく聞きます。


クラウドコンピューティング、クラウドサーバー、クラウドサービスといったIT用語ですが、インターネットに接続されたデータセンターなどで運用されているサーバ群、システムのイメージを雲に例えるところからきています。このクラウド“ cloud ”という単語の意味は、「雲」です。

クラウドファンディングという言葉も聞くようになりました。日本語では同じクラウドですが、こちらのクラウド“ crowd ”は、「群集」という意味です。不特定多数の人がインターネット経由で資金提供を行うことから、文字通り、群集からの資金調達ということになります。

クラウドファンディングで有名なのは、アメリカの“Kickstarter”でしょう。アメリカ経済の強さの源泉はいろいろありますが、旺盛な起業意欲とそれを支える資金調達手段の多様性も、その一つであるのは間違いありません。“Kickstarter”のサイトにはたくさんの事業アイディアにあふれています。

今どきのIT関連ばかりではありません。生活に密着した身近なものもたくさんあります。これまでにも取り上げてきましたが、その中には自転車関連のアイディアも少なくありません。今回は、自転車のアクセサリーのアイディアをピックアップしてみたいと思います。

Trigger BellTrigger Bell

こちらは、自転車用のベルです。必要もないのに、むやみにベルを鳴らすことは法律で禁じられています。そのため、あまり使う機会はないと思いますが、装着していないと法律違反ということになります。ハンドルバーやステムなどに取り付けている人が多いのではないかと思います。

Trigger BellTrigger Bell

ただ、実際に鳴らそうとすると、取り付け場所によってはハンドルから手を離す必要があったり、ブレーキを操作しながらでは鳴らせない場合も多いのではないでしょうか。危険回避のため、緊急の時こそ鳴らすべきで、鳴らしたことで危険を回避できるかも知れないのに、それでは意味がありません。



この“Trigger Bell”なら、ブレーキ操作しながらでも鳴らすことが出来ます。コンパクトで邪魔になりにくいのも利点でしょう。ベルは滅多に使わないし、邪魔だしカッコ悪い、なるべく目立たないようにしたい、という人にも好都合なのではないでしょうか。

Bike Accessories that Click and LockBike Accessories that Click and Lock

こちらは、自転車に装着するシステマティックなアクセサリーです。ベースを荷台に装着し、必要に応じてケースを取り付けたり、バッグを提げたり、チャイルドシートを取り付けたり出来ます。どれも簡単に着脱できる一方で、しっかりと固定できるようになっています。

Bike Accessories that Click and LockBike Accessories that Click and Lock



チャイルドシートを使っている人は、ずっと装着したままという人も多いに違いありません。でもそれだと子どもを乗せない時には邪魔ですし、そのぶん荷物が載らない、載せにくいということもあるでしょう。これなら、必要に応じて簡単にアクセサリーを切り替えて使えることになります。

Bike Accessories that Click and Lock



装着するケースは、キャスターや持ち手がついており、キャリーカートのように使うことも出来ます。大きさを調整することが出来るのも便利です。取り外して買い物カートとして使ったり、重い瓶入り飲料なども運べるなど、買い物や荷物を運ぶには優れたアクセサリーと言えるでしょう。

CoglyCogly



こちらは、スプロケットを掃除するためのアイテムです。ギヤとギヤの間の掃除しにい場所にも、ボロきれが届きやすくなります。片手で使うことが出来、手が汚れにくいのもメリットです。ちょっとした工夫ですが、こうしたメンテナンス用具があってもいいでしょう。

SHELFIESHELFIE

室内保管用の自転車ラックをデザインした人もいます。サドル部分で支えるのは、駐輪用ラックではよくある支え方ですが、壁掛けラックではトップチューブを支える形のものが普通です。あまりなかった形かも知れません。ヘルメットも置けて、全体としてもスタイリッシュです。

Bike Sunglass Holding DeviceBike Sunglass Holding Device

サングラスやアイウェアを自転車のフレームに保持しておけるアイテムです。この方は、トライアスロンの最中にサングラスを落として失敗した経験から、これを開発したと言います。好みが分かれるところだと思いますが、これまであまり考えてこなかったアイテムではないでしょうか。

The Infinity PedalThe Infinity Pedal



新しいタイプのビンディングペダルを開発した人もいます。簡単に固定できて機能的、稼動部分は一つだけというシンプルな構造、デザインで、およそ190グラムという大幅な軽量化も実現しています。こちらは特許まで出願しています。

KoldRushKoldRush

こちらは、ヘルメット内の温度を下げるアイテムです。たしかに真夏の炎天下を走行していると、ヘルメットの中が蒸れたり、暑さで頭がボーっとなることがあります。そのまま走行して熱中症になったり、気を失って落車したりなどの事故を防ぐアイテムということになります。



そこまでするか?という話ですが、たしかにレタスよりはいいでしょう(笑)。炎天下の走行がより快適になるのは間違いありません。果たしてどのくらい需要があるかは、わかりませんが、暑くて仕方がないので頭を冷やしたい、こんなアイテムが欲しかったという人もありそうです。

KoldRush

人によって、これは面白い、欲しい、なるほど便利というアイテムから、気持ちはわかるけど自分には不要、ちょっと微妙といったアイテムまで、評価が分かれるものも多いと思います。気づかなかったけれど、言われてみれば今まで不便だったというものもあるかも知れません。

すでにたくさんの自転車アクセサリーがある中で、新たなヒットをとばすのは難しいでしょう。ただ、ニッチなアイテムだったとしても自転車に乗る人は世界中にいます。それを思えば、意外な大ヒットにならないとも限りません。「雲」をつかむような話ですが、「群集」の支持で大化けしないとも限りません。

それにしても、いろいろなことを考える人があるものです。同じ自転車乗りでも、不便や不満に思う部分がいろいろと違うというのも面白いところです。必ずしも共感するものばかりではありませんが、そのアイディア、発想を見ているだけでも、なかなか興味深いものがあります。

少しでも不満や不便、不足があれば、それを改良してやろうという姿勢、意欲には見るべきものがあります。ニーズが見込め、事業化出来るものばかりではないと思いますが、次から次へと出て来るアイディアに、旺盛な事業化意欲を感じさせます。そのあたりは見習うべきなのかもしれません。





ウクライナ情勢、ロシア制裁が、燃料価格高騰など世界経済に影響を及ぼす事態にならないといいのですが。

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この記事へのコメント
今回紹介された製品は
いまひとつかもしれません(失礼)

しかしチャレンジ精神は大切ですね。


Posted by ロードバイク初心者 at March 26, 2014 12:06
ロードバイク初心者さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
必ずしも魅力的と思っていないのは私も同じです。客観的に見ても微妙で、出資者の支持が広がっていないものもあります。
むしろ、そうしたものを取り上げたのは、本文に書いたように、事業化意欲の旺盛さを指摘したかったからです。
いろいろな部分にこだわる人がいるもので、当たり前のことですが、同じ自転車乗りでも、関心の方向は人それぞれだなと思ったので、あえて自分で魅力的とは思わないものも含め、とりあげてみました。
Posted by cycleroad at March 26, 2014 23:40
 
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