November 14, 2014

自転車シティで良くなる部分

前回は、東京を自転車都市にする計画について取り上げました。


NPOの自転車活用推進研究会による「+1 LANE PROJECT;TOKYO自転車シティ化計画」です。その後、クリック数は順調に伸びているようです。ただ、東京都の人口1千335万人、あるいは全国の自転車保有台数の8千650万台から見ると、まだまだ少ない数と言わざるを得ません。

+1 LANE PROJECTこのブログを見てくださるような趣味の自転車乗り、自転車好きの方ならば興味を持つ人の割合も高いと思いますが、ふだん自転車に乗る一般的な人の多くに知られているとは言えない状況でしょう。東京の、ひいては日本の自転車環境を良くしていくには、もっと多くの人の賛同を得なければなりません。

そのためには、趣味の自転車乗りにとどまらず、ふだん自転車に乗る多くの人に自転車レーンが必要だとのコンセンサスが醸成されなければならないでしょう。日本では、長らく自転車を歩道走行させる道路行政が行なわれてきた結果、自転車レーンについて、あまりピンときていない人も多いに違いありません。

なぜ自転車レーンが必要なのか、自転車レーンが出来たら何が変わるのか、どのようなメリットがあるのか、といった部分が、いまいち理解されていないこともあるでしょう。そのあたりを、もっとアピールし、あるいは説明し、一般の人たちへ賛同者を広げていく必要がありそうです。

知られていない点、理解されていない点、あまりピンときていないだろう点はいろいろあると思います。自転車に対する固定観念のようなものが邪魔している面もあるでしょう。それらについて、思いつくままに挙げてみると、おおよそ、次のような点が考えられるでしょうか。

●自転車レーンのネットワークは、自転車での移動を便利にします。

TOKYO自転車シティ自転車は最寄り駅までのアシではなく、東京の都市部を移動する都市交通として機能するポテンシャルを持っています。今のように歩道走行していては、遅くて危険で実力を発揮できませんが、専用レーンのネットワークが構築されれば、速くて便利な都市の移動手段として、自転車の活用に大きく貢献するでしょう。

●東京に新しい交通網をつくる事になります。

従来の公共交通以外の移動の選択肢を提供します。現在の電車や地下鉄、路線バスなどのネットワークとは別に、新しい都市交通網をつくるのに等しい効果があります。同時に、地下鉄やバスなどの公共交通を補完する、さらに細かく張り巡らされたネットワークにもなります。

●従来の公共交通とは違った利便性を提供します。

今までなら、いったん地下鉄などの駅まで歩き、違う駅まで移動して、そこから歩いていたような場所でも、ドアツードアで結びます。このことで、今までより速く移動できるケースも増えるでしょう。渋滞するクルマと比べても速くなる場合もあります。

●沿道の商業施設にも経済効果が波及する可能性があります。

今までの鉄道やバス、地下鉄利用のルートでは通らなかった場所、それらの駅から遠い場所を、人々が行き交うことになり、交通の流れが変わることで、商店街などに新しいお客が訪れる可能性があります。少なくとも、そうした事例が海外にはあります。

●今までより自転車の活用を促進し、その利便性を向上させます。

TOKYO自転車シティ今でも自転車で移動する人はいますが、専用レーンが張り巡らされることで、誰でも安全・安心、快適、より速く走行できるようになって、自転車を使うメリットが拡大します。自転車レーンのネットワークと共に、自転車シェアリングが導入されれば、他府県からの来訪者、観光客も便利になります。

●放置自転車が減る可能性があります。

自転車レーンで速く快適に移動出来るようになれば、最寄り駅には向かわず、直接目的地に向かうケースも増えるでしょう。地下鉄や鉄道の駅に集中していた自転車利用が分散し、駅周辺の駐輪場ニーズが減って、放置される自転車が減る可能性があります。

●自転車と歩行者の事故が減るはずです。

現状で、歩道上で混在している歩行者と自転車とを物理的に分離することになり、両者の事故は減るでしょう。なにより、歩道を安心して歩けるようになります。一方、自転車の走行空間が明示されることで、車道走行する自転車の安全性も高まります。自転車は車輌で車道走行すべきであり、本来の姿を取り戻すことになります。

●自転車とクルマの事故も減ると予想されます。

車の運転席からの自転車の見え方欧米に比べ、日本で自転車の事故が多くなっているのは、自転車が歩道走行するからだと言われています。自転車とクルマの事故の大部分は交差点で起きており、歩道走行する自転車がクルマから視認しにくいのが原因で出会い頭や巻き込みが起きます。これが車道走行になれば減ると専門家は指摘しています。

●クルマのドライバーにとってもメリットです。

クルマメーカーなどでつくる日本自動車工業会も自転車レーンの整備に賛同しています。車道上で自転車と共存を促し、車線を分けることでクルマと自転車の事故が減ることは、当然ながらドライバーにとっての利益になります。そのことはクルマ産業にとってもプラスと考えられているのです。

●東京オリンピックでの渋滞対策になります。

これはロンドンオリンピックで見事に立証され、世界的に注目されました。クルマより自転車のほうが場所をとらず、道路を移動できる人の数を増やすことになります。渋滞するクルマより速い自転車を利用する人が増えれば、クルマの利用が抑えられて、渋滞が緩和されることにもつながります。

●観光客にも利便性を提供し、観光客の誘致にも貢献します。

自転車シェアリング等と組み合わせれば、海外からの観光客にも便利な移動手段となります。東京を直に感じながら移動できるので、これまでの観光バスなどとは違う魅力が得られるでしょう。従来の観光スポットと違う場所も見られます。世界的にも自転車での観光の人気は上がっています。

●歩道上を自転車が暴走しているという、世界的に見ても恥ずかしい状況が改善されます。

東京オリンピックで多くの外国人が来訪するでしょう。でも、自転車が歩道を、歩行者を縫って走るような危険な状態では、安心して歩くことも出来ません。世界的にも類を見ない、自転車の歩道走行が認められているという、この東京の野蛮な状態は、「おもてなし」以前の問題です。これは改善すべきです。

●人々の健康に貢献します。

自転車レーン自転車は理想的な有酸素運動で、ダイエットにもいいですし、心肺機能を高めたり、認知症にも効果があるとの研究もあります。自転車レーンによって、安全で乗りやすくなれば、人々は今より自転車に乗るようになるでしょう。知らず知らずに市民の健康が増進し、生活習慣病などの改善にも大きな効果が見込めます。

●エコで経済的でイメージアップにも貢献します。

言うまでもなく、化石燃料を燃やさずエコで環境に優しく、燃料費がかからず経済的な移動手段である自転車のメリットが拡大します。環境負荷を減らす観点から、自転車は世界的にも見直されています。東京も自転車都市として知られるようになれば、そのイメージアップにもなるでしょう。

●公害を減らし、居住環境の向上になります。

ディーゼル車の排ガス規制などで一時期よりは良くなったとは言え、まだまだ有害な排気ガスは健康の脅威であり、沿道住民のぜんそくなどを引き起こしています。クルマの流入を抑制し、そのぶん自転車を活用すれば、大気汚染や騒音、ヒートアイランド現象などの軽減になり、東京の居住環境、職場環境も向上するでしょう。

●買い物難民の解消や、高齢者にもメリットがあります。

従来の商店街が衰退し、東京23区などでも買い物難民の発生が指摘されています。自転車レーンの整備で、よりラクに遠くへ行けるようになれば、この状況の改善にも役立つでしょう。高齢になって運転免許を返上する助けとなる可能性もあります。

●自転車走行の秩序が出来る可能性があります。

自転車レーンが出来て、車道の左側を通行するようになっていけば、逆走などは減るでしょう。多くの人に逆らって走行するのは困難だからです。欧米などの事例を見ても、みなが自転車レーンを流れに沿って走るようになれば、自転車通行の秩序の形成につながるものと思われます。


こうしてみてみると、自転車レーンを整備して困ること、デメリットは少ないのではないでしょうか。中には、自転車レーンが整備され、車道走行を強制されると怖くて困ると思う人があるかも知れません。しかし、それは長年、歩道走行に慣れてしまったから感じるだけで、自転車レーンが出来ればきっと変わるはずです。

むしろ、ラクに走行できるようになるでしょう。歩行者との事故のリスクも減ります。自転車レーンで走行空間が確保されれば、クルマとも分離されます。本来の姿に戻るだけであり、欧米では誰もが当たり前に車道走行しています。生まれた時からなので当然です。慣れれば、日本人もそれが普通になるでしょう。

今まで、間違った道路行政が40年以上の長きにわたって続けられてきた結果、自転車はクルマから邪魔者扱いされ、歩行者からは危険視され、肩身の狭い思いをしてきました。そのことで遠慮がちになり、自転車の走行空間を要求するなんて思いもよらない人もあるかも知れません。

しかし、人数は定かではありませんが、日本では8千7百万台もの自転車があって、多くの人が日常的に使っています。決して限られた少数の人のためのものではありません。これだけのニーズがあるのに、欧米と比較しても、これまで整備が遅れていたことこそ、むしろ問題でしょう。

クルマ、自転車、歩行者、それぞれの安全・安心のためにも自転車レーン、自転車走行空間が整備されるべきだと思います。それが進めば、結果としてネットワークになっていきます。自転車の走行空間の充実を、今こそ求めていくべきではないでしょうか。




首相の帰国前ですが、解散は規定路線のようです。でも、選挙費用は1回で650億円、まだ2年なのに..。

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この記事へのコメント
東京に新しい交通網をつくるとありますが、それこそ自転車レーンの整備を進めようとしない理由の一つが隠されているのではないでしょうか。
公共交通事業者(特に路線バス)にとって、自転車は客を奪い、自分たちの安全な運転を邪魔する「敵」ですらあるのです。横浜市・大阪市など交通事業を経営する自治体の露骨な自転車弾圧策や新潟県加茂市の「児童自転車禁止令」もその現れですし、そこのところの事情は最近Twitterで話題の書き込みでも伺えます。
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/9470119/
自転車レーンの整備が進めば事故のリスクが減るかもしれませんが、政策的な低速化が著しい路線バスからますます客が逃げていくようになり、そのへんに脅威を感じているのでは。あるいはバス停ごとにレーンを分断して(実例あり)業者の既得権を護持する方向に進む可能性もあります。
Posted by ほのおちゃん at November 15, 2014 21:17
あまりにも理想論過ぎるような感じもするね。
とにかく、物事には順番が有り、先ず第一は安全。とにかく歩行者、自転車
、自動車の三者の走行帯の完全分離を交通の輻輳するところからしていく。
走行帯の切れ目は一番危険なところだから、速やかに解消していく。
今は、今ある自転車利用者の安全確保に全力投球すべきだ。
Posted by なななな at November 16, 2014 13:56
ほのおちゃんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
たしかに路線バスにとって、自転車レーンの整備は商売敵かも知れません。しかし、民間の事業者が言うならともかく、自治体が自ら運営する路線バスの採算を優先し、そのために自転車レーンによる市民の利便性や安全性の向上を否定するとしたら、それは本末転倒でしょう。
バスも市民が乗るものですが、自転車も多くの市民が使うわけで、自治体はそのニーズに応えるのが当然の話です。
そうでないとしたら、それは認識違いも甚だしく、自治体の姿勢が厳しく問われてもおかしくありません。
Twitterの書き込みは、バスが時速50kmぐらいで走行している時に右から抜くという、危険で交通ルールを無視した自分勝手で迷惑な、一部の自転車乗りの話であって、それはまた別の話でしょう。脈略がありません。

ちなみに、本文で述べているのは可能性を指摘しているのであって、「嘘も少なからず混じってる」というのは言いがかりです。可能性を指摘しているのは私の意見であり、嘘とか本当という話ではありません。
社会的な効用については、専門家が指摘、世界での実例などからの類推であり、「マニア目線のもの」との指摘は全くの見当違いです。マニアックな話題ではありません。
多くの人の間で、「自転車は最寄り駅までの脚」となっているのは否定していません。自転車レーンができれば、目的地まで行ける場合も出てくると言っているのです。
いろいろな意見があるのは否定しませんが、認識、前提から間違っています。
ご自身が、いかに偏見があって、普通に文章が読めていないか、客観的な理解・認識をしていないか、確認されたほうがいいと思います。

Posted by cycleroad at November 16, 2014 23:48
ななななさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
理想論ではありません。可能性を指摘しているだけです。全て実現するなんて言っていませんし、そう考えているわけでもありません。
各方面の専門家が指摘している点や、統計、研究結果、世界各国の実例など、これまでの知見を元に、その可能性を列挙しているだけで、理想ではなく、あくまでも可能性です。

順番を述べているのでもありません。まず安全が求められるのは、その通りですが、それが第一とかいう話をしているのではなく、自転車レーンの効用や可能性を述べているのです。
Posted by cycleroad at November 16, 2014 23:56
可能性を言っているだけでは、事は進みません。要求実現のために、いかようなやり方をするか考える時ですね。特に行政や政治に物を言うときはね。
Posted by なななな at November 17, 2014 20:30
東京五輪が開催し、東京に訪れた外国人観光客が、歩道上の暴走自転車にひかれるという事故が発生したら、五輪開催都市としての東京の信頼に関わる問題となってしまうように感じます。
そういったことを防ぐために今から自転車を車道に移すことは有効に思えます。
Posted by ぶらいんどけーぶ at November 17, 2014 21:11
ここ数年の自転車行政の流れを見て考えたのですが、
分断された各々の自転車レーンの接続がかなり難航していて、
このままでは2020年のオリンピックまでの実現に黄信号が灯っているのでは。

歩道上を多くの自転車が走行していたり、
初めからそこに信号が無かったかの様な信号無視や
右側走行の方が多いなどといった、交通の蛮行が当然の如く横行していると
その中で車道左側通行の走行という、何ら変哲も無い原付と同様に守っていても、
中にはその状態を後ろ指差し嘲笑するといった者も出現するといった珍現象も見掛け、
何故かその自転車が痛々しく滑稽に見えてしまうという、
不思議な交通現象がまだまだまかり通っている地域を
偶然にも例外なのかもしれませんが、
少なからず見てしまって実現性について少し疑問に思った所です。

比較的達成への難易度として優しそうな方法の1つとして、
既存の河川敷のサイクリングロードの細切れに寸断された部分を舗装接続して、
さらにロンドンのテムズ川に採用された水上自転車道路を、
台風なやゲリラ豪雨などの気象条件に合わせてカスタマイズしていき、
各部を接続するだけでも大半のものを既存のものを代用する事ができ、
費用も所要時間もかなり効率的ではと考えていますが。

都市間までの連続した自転車用道路が1つでも完成すれば、
自転車レーンの必要性や都市交通の1つとしての理解のための呼び水ともなり、
実現への一歩にまた近づいていくのではないでしょうか。
Posted by 走りすがりのママチャリ乗り at November 18, 2014 01:04
ななななさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私はこのプロジェクトの関係者ではありません。ここでは、考える材料として、その可能性を指摘しているだけです。
あまりピンときていない人や、読者に呼びかけているのであり、行政に対して何か言っているのではありません。私が行政に意見を提出するわけでもありません。可能性だけでは進まないって、筋違いの指摘でしょう。
私は専門家でも何でもないですし、検証されていることでもありません。単にこれまでの知見を元に私の予測を述べているに過ぎず、可能性にならざるを得ません。その効用を断定的に言うのは、むしろ無責任でしょう。
ずいぶん、わかったかのようにおっしゃってますが、そもそも個人のブログの文章に対し、見当違いのコメントです。
何か勘違いされてないでしょうか。
Posted by cycleroad at November 18, 2014 23:22
ぶらいんどけーぶさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
不備があるのを直す必要があるわけですし、その絶好の機会でもあります。
五輪のためだけではなく、本来あるべき状態に戻すわけですから、やらない手はないと思うのですけどね。
Posted by cycleroad at November 18, 2014 23:30
走りすがりのママチャリ乗りさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
おっしゃるような「都市間までの連続した自転車用道路」もあればいいと思いますし、河川敷のサイクリングロードを接続してルートにするのも有効だと思います。
ただ、都市部で、網の目のようにつなかがるネットワークが、都市部での移動手段として有効だと思います。
「都市間までの連続した自転車用道路」は、例えば自転車通勤には便利ですが、それと都市部での移動とは、また少し違うと思います。そちらだけに関心が集まってしまうなど、必ずしも呼び水になるか疑問もあります。
ロンドンでは、都市と郊外を結ぶ自転車ルートと、都市部の道路の自転車レーンを同時に整備しています。
これまでの都の道路行政、いまだに歩道上につくろうとしている姿勢は、根本的に転換される必要があるでしょう。
黄信号というより、まだ始まっていないということだと思います。
Posted by cycleroad at November 18, 2014 23:39
こうしてみると自転車シティ化は良いことづく目ですし、積極的に推進されるのが本来なんですよね。本当にすばらしく列挙されたと思います。
上のほうで公共交通と自転車は商売敵だという意見もありますが、ヨーロッパ等では自転車をそのまま公共交通に載せられるシステムを整えており
しっかりとした共存ができております。エコを考えれば自転車と公共交通は兄弟のようなものなのですから、タッグを組んで、自家用自動車抑制を推進させていくべきなんですよね。
脱車社会 ドイツの取組 http://fanblogs.jp/sakurabunama/archive/253/0

また、何事もはじめは理想や構想から始まるものです。現代の、この異様な自動車中毒社会だって、自動車産業の構想が実現したものでしょう。そして、それは持続可能性からして破綻が目に見えており、自転車が未来の乗り物として注目されているのが現在の状況です。
どんどん自転車シティ化をすすめてまいりましょう。市民らは遠慮無く市長や知事、議員、行政等に声を届けつづけ、より良い健康的で安全な自転車シティを作ろうではありませんか。
Posted by greentoptube at November 22, 2014 18:08
greentoptubeさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
世界が自転車の活用に目を向け始めているのは事実ですが、かと言って、必ずしもクルマ社会が破綻するとは思えません。
化石燃料を使うクルマは長期的には淘汰されるかも知れませんが、EVや燃料電池車などが開発され、クルマも変化していくと思います。
長距離の移動や流通、そのほかさまざまな面で、クルマの恩恵を受けている面があるのも確かでしょう。
ただ、都市部においては、渋滞するばかりのクルマの利用は効率的とは言えなくなっています。そのような場所では、クルマの流入を制限し、徒歩や自転車を優先し、居住環境の向上をはかるという考えが、欧米で増えてきているということだと思います。
自転車シティも、自転車以外を排除していく街、排他的な考え方と捉えられると、反発する人も多いと思います。
そうではなく、実際問題として、利用者の多さに比して、圧倒的に不足している自転車通行空間を増やしながら、うまくすみ分けていくことを考えるということだと思います。
Posted by cycleroad at November 22, 2014 23:49
 
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