July 21, 2015

歩道を徐行で通るということ

自転車が当たり前のように歩道を走っています。


日本ではお馴染みの光景ですが、世界的に見れば異常なことです。自転車が車両の仲間として車道走行なのは世界共通の常識であり、自転車が歩道を堂々と走行している国は日本くらいです。もちろん、日本でも法律上は、自転車は車両であり車道を走行することと決まっています。

それを法改正によって、例外中の例外として歩道を通れるようにしたのが昭和45年(1970年)、本格的に歩道を通らせるようにしたのが昭和53年(1978年)の道交法改正と言われています。それまでは、日本でも自転車が歩道を走るなんてことは許されていなかったわけです。

歩道で死傷事故相次ぐ改正が行なわれた背景には、急激なモータリゼーションなどによって、交通事故が多発したことがありました。当時は、再三にわたって「緊急避難的政策である」との答弁がなされたと記録にあります。道路整備を急ぎ、すぐに本来の状態、すなわち車道走行に戻すはずでした。

緊急避難というのは、例えばギリシャが銀行の破綻を防ぐために、ATMでの引き出しを1日8千円に制限するような政策のことです。緊急なので、仕方なく制限するけれど、可及的速やかに元に戻すのが当然という了解があるのは言うまでもありません。

日本の場合、その緊急避難を40年近くにわたって行なってきたわけであり、政治や行政の怠慢、緊急避難と言っておいて、それを平気で続ける感覚は異常と言わざるを得ません。ギリシャ国民だって、40年も8千円しかおろせなかったら怒るだけでは済まないでしょう。

異常な状態が長きにわたって続いてきた結果、それが当たり前、常識のようになってしまいました。日本人は多くの人が歩道走行が当たり前だと思っています。しかし、本来はとても異常なことなのです。外国人から見れば、先進国とは思えない、およそ信じられないような野蛮な状態です。

最近でこそ、自転車は車道ということが言われるようになり、知識として知っている人は多くなりました。それでも実際問題としては、『車道を走るなんて怖くて出来ない。』という理由で、歩道走行を正当化し、公然と続けている状態です。

自転車ルールこれが、いかにおかしいかは、自転車を原付バイクに置き換えてみればわかります。歩道を原付バイクがブンブン走っていたら、誰もが異常だと思うでしょう。車道は危険だからと原付バイクが歩道を我が物顔で走っていたら、『冗談じゃない』と怒るに違いありません。

しかし、原付バイクも自転車も似たような重さ、スピードであり、衝突した時の衝撃度から言えば、さして変わりはありません。見慣れてしまっているため、何とも思いませんが、本来ならば、原付バイクが歩道をブンブン走り回っているのと同じくらい危険で異常なことなのです。

自転車で歩道走行している人の、『車道を走るなんて怖くて出来ない。』という言い訳が、原付バイクと置き換えてみると、いかに自分勝手で、理不尽で、許されないことかわかるはずです。異常な状態でも、長らく続けてきてしまった結果、日本人の感覚が麻痺してしまっているのです。

どうしても歩道を通る場合は、徐行しなければなりません。本来、歩道は歩行者のためのものであり、歩行者優先は当然です。歩行者の邪魔にならないように徐行し、必要ならば降りて押して歩かなければなりません。ベルを鳴らしたり、スピードを出して歩行者を縫うように走るなんて論外です。

徐行というのは、すぐに止まれるスピードです。時速で言うと6キロとか8キロ、早足くらいの速度です。もちろん、歩行者の通行を妨げてはいけませんから、歩行者並みの時速4キロくらいで通行する必要がある場合もあります。つまり、歩くのと同じような速度ということになります。

どうしても歩道を通るなら、自転車は歩くようなスピードでなければならないわけです。普通、自転車は、ゆっくり走るようには出来ていません。日本独特の自転車であるママチャリは、比較的低速でも安定するようになってはいますが、それでも歩くような速度で走行するようには出来ていません。

ところで、歩道走行とは直接関係ありませんが、まさしく歩くようなスピードの自転車を開発している人たちがいます。



自転車のバリエーションで、2輪以外に3輪や4輪などいろいろありますが、これはゼロ輪の自転車です。もはや自転車ではなく、歩行機とでも言うべきかもしれませんが、ペダルをこいでいる姿は自転車です。まさに、歩くように進む自転車ということになります。

オランダの彫刻家、テオ・ヤンセン(Theo Jansen )氏の影響を受けているようです。テオ・ヤンセン氏は、1990年に風力で動作するストランドビースト(砂の生命体)と呼ばれる作品を発表したことで有名です。テレビCMなどで一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。



テオ・ヤンセン氏は、彫刻家、アーティストであると同時に物理学者でもあります。キネティック・アート(kinetic art)、動く、または動くように見える美術作品を作ることで知られています。風の力で、無機的な物体が歩くように動く様子は、見るものを魅了します。



このキネティック・アートのメカニカルな部分に、多かれ少なかれ触発された人は少なくないようです。風ではなく、ペダルをこぐことで機械的に組まれたアシが動きます。もちろん、テオ・ヤンセン風でないウォーキング・バイシクルもあります。



こちら、前輪は車輪ですが、駆動する部分は歩行のような仕組みになっています。



音がうるさいのが難点ですが、こちらも見事にペダルの力を歩行に転換しています。



ちなみに、こちらは自転車ではなくスケートボードです。モーターの力を使っていますが車輪はなく、やはり歩くような機構で動くスケートボードです。こちらは、歩くスピードより、さらに遅くしか動けませんが、ユニークな発想をする人がいるものです。

どれも面白い動きをする、楽しい乗り物になっています。アートとして見てもユニークな作品と言えるでしょう。チャンスがあったら乗ってみたいものです。ただ、面白いですが、どう見ても実用的とは言えません。ふだん、自転車として乗るには遅すぎます。ストレスがたまるのは間違いありません。

そう考えると、歩くような速度の自転車、すなわち、歩道で徐行することは、実際問題としてナンセンスということがわかります。徐行していたのでは、実用にならず、自転車を使う意味がありません。どうしても、ある程度はスピードを出したくなるでしょう。

歩道で、法律に則って徐行するのは現実的ではありません。実際問題として守られておらず、そんな規定はナンセンスということになるでしょう。徐行を前提に歩道通行を認めるのは、結果として歩行者を危険に陥れています。徐行していたら起きないはずの歩行者との事故が実際に多発しています。

ルール違反やはり、徐行などというグレーゾーンを設けるのではなく、車道走行させて歩行者と分離すべきなのです。欧米では当たり前のようにそうなっています。40年も前に緊急避難と言い、可及的速やかに道路整備を行なうと表明していたのですから、間違った行政を、そこまで含めて是正すべきです。

本当はとっくに道路整備が出来ていなければならないはずですが、40年もサボってきてしまった結果、そのようになっていません。それどころか、歩道走行を前提に道路整備をしてきてしまった結果、歩道を必要以上に広げ、かえって自転車が車道走行しにくくなっている場所も少なくありません。

政府は、40年来の道路行政の誤りを遅ればせながら、車道走行の原則を徹底していくことに大転換しました。しかし、それに伴って必要となる道路の整備が追いついていません。歩道走行に慣れてしまった市民が、車道は怖くて..と言うのは身勝手な論理ですが、道路整備が必要な部分があるのも事実です。

行政の無謬性という考え方が根強く、いったん拡幅して整備した歩道を狭くすることには抵抗もあるでしょう。しかし、歩行者の利用が少ない歩道まで広くしておく必要はありません。場合によっては歩道を削ってでも、自転車が車道走行しやすくすべきであり、いわば長年の道路整備の間違いを正すべきです。

徐行すれば歩道通行可能などという、現実的でない規定を残しておくことは、40年前に緊急避難的に歩道通行させた間違いを根本的に正すことにならないばかりか、国民を勘違いさせ、自転車での通行を混乱させる元凶となっています。自転車でスピードを出すなということに、ある種の無理があります。

1970年までの、日本も欧米と変わらず、自転車が車道走行していた状態に戻さなければなりません。いまだに自転車が歩道を暴走していることの異常さに気づくべきです。歩道を徐行させようというのではなく、車道走行という、世界ではごく当たり前の状態に、一刻も早く戻すべきではないでしょうか。




利益至上主義と言うよりも、なんでそこまでして利益を見せかけなくてはならなかったのかが問題なのでは?

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この記事へのコメント
車を運転している身からは目の前の自転車は鬱陶しくてしょうがない。下手に追い抜こうとして、ぶつかりそうになることもしばしば。
Posted by なななな at July 22, 2015 21:27
 地方では、車道が怖いので歩道を走るスクーター、信号で止まるのが嫌なので歩道を走って交差点を曲がる軽自動車、店の前に停車するのに、Uターンするのが面倒なので右側を走行して来る自動車など、よく見かけますね。こんなところでは、歩行者が路肩を歩いています。
 北風(取締り)と太陽(インフラの整備)のうちの、北風が先にはなりますが、東京オリンピックに向け、自転車の歩道走行を禁止状態に戻すべきです。40年前に比べると、道路のほとんどが舗装され、自転車もふらつかずに走れる環境が整ってきています。ある意味、自転車インフラの整備は終わっているのです。行政が自転車の走行空間を作ろうとしないのも、歩道走行を認めているから。いまこそ、自転車を車道に戻すべき時です。
 自動車側にも、ある程度の制約が掛かるのは仕方ないでしょう。たとえば、自転車を安全に追い越すことが出来ないような道路は、それなりに道幅が狭いわけで、自動車も徐行とは言わないまでも、それなりに低速で走る必要があるはず。自転車が左側通行さえしていれば、追従していても時速10km程度では前進できるので、安全に追い越せるところまで待てばよいだけの話。現在は、安全速度を無視して走っているだけなので、これを改める必要がありますね。
Posted by ひでさん at July 23, 2015 10:53
自転車のインフラが進んでいる欧米出身者が、日本でどこを走るかというと、歩道を走っている人を良く見かけます。
一度歩道を走る理由を聞いたところ、「危ないから」という理由だった。

行政とかサイクリストで“車道走行”を声高く叫ぶ人に聞きたいことは、自身の幼児や小学生にも車道走行を徹底させられるかということ。

私は、自分では車道走行を基本にしていますが、自身の子供には恐ろしくて歩道を走るように言っています。

子供が安全に走れない道、それはそもそもインフラが整っていいないということ。自動車のドライバーの安全運転の欠如していること。

自転車は歩道を走るなというは、もちろん正論でしょう。しかし、インフラや現在の状況が変わらないまま自転車の車道走行が進むと、自転車だけが危険のリスクを一手に負う不合理さを感じます。

Posted by たつみ at July 23, 2015 12:24
ひでさんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
確かに、整備より規制を先行させるという考え方もありますね。
ニワトリと卵ではないですが、おっしゃる通り、歩道走行を認めているうちは、インフラ整備も進まないだろうというのは、核心をついているかも知れません。
警察庁と国交省の連携ということもありそうです。縦割り行政の弊害と見ることもできます。
いずれにせよ、行政のリーダーシップが必要ということかも知れません。
Posted by cycleroad at July 23, 2015 23:03
たつみさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
外国人に関しては、郷に入れば郷に従えということでしょうね。ある意味当然の対処だと思います。
幼児はスピードを出すわけでもないですし、歩道でも問題ないでしょう。
ただ、諸外国では子供も車道を走っています。車道を走れない年齢の場合は、走れるようになるまでは道路を走らないということでしょう。
生まれた時から車道走行が当たり前であれば、何の疑問もなく車道を走りますし、走れるようになるまでは走らないだけということだと思います。
もちろん、日本ではそのようになっていないわけで、ある程度車道を安全に走行できるようなインフラの整備が求められますね。
Posted by cycleroad at July 23, 2015 23:12
 幼児、小学生の自転車による歩道通行ですが、10歳くらいまでは、徐行の徹底を条件に、歩道通行も可と思います。以前どこかで読んだドイツの例では、(1)8歳までは歩道(車道禁止)、(2)10歳を超えると車道(歩道は禁止)となっているようです。(8歳から10歳は技量に応じて選択)しかし、中学以上では歩道はあり得ないと思います。

 私の子供の場合、自転車に乗れるようになってしばらくは、私が付き合って歩道を徐行していました。しかし、8歳くらいでそれなりに乗れるようになってくると、(1)必ず徐行,(2)歩道の切れ目では必ず一時停止、(3)横断歩道は下りて歩いて渡る という条件に我慢できなくなり、以後、車道のみ通行し、どうしても危険という場合は歩道を歩いています。

 子供の自転車を考えると、(公道走行の練習に使える)自転車道がわずかしかない日本では、引率する親の歩道走行も認めないといけないかもしれません。
Posted by ひでさん at July 24, 2015 23:55
ひでさんさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
スピードのおそい、補助輪をつけた自転車とか、幼児用の自転車が歩道を通るのはいいと思いますが、子供であってもスピードを出せば衝撃力も大きいですし、危険だと思います。
おっしゃるように徐行が徹底されればいいですが、子供もスピードを出したくなるでしょうし、徹底されないと問題になりそうです。
補助輪の有無などならわかりやすいですが、年齢での区別だと、それが徹底されるかという懸念もありそうです。
国によっても違うでしょうが、車道走行に、ある程度安全性が確保されている場合なら、子供の車道走行は、それほど危険視されないのだろうと思います。
そうなることが前提ですが、子供の乗る自転車をどのように分けていくかというのは、広く議論される必要があるでしょうね。
Posted by cycleroad at July 25, 2015 23:45
日本の自動車ドライバーは、歩道のない通学路でさえも制限速度をオーバーした速度超過違反行為を繰り返しており、横断歩行者等妨害等違反も9割以上ものドライバーが日常的に犯しているほどの劣悪な状況にあります。
色付けだけの自転車レーンを整備しても、日本の自動車運転手が、身勝手な路上駐停車、違法駐車によって機能不全に追い込むという、行政の施策を無にする反社会的行為が行われてきた歴史もあります。
車道と自転車レーンの間に路上駐停車を防ぐためのゴムポールを設置して、やっと自転車通行空間として機能させられるというような恥ずべき自動車運転手らのモラルなのです。
自動車の違法駐車行為に対しては、このような判決があるのですが、自動車企業とタッグを組んでいるテレビや新聞などのマスメディアは、こういった、自動車が売れなくなりそうな事実をほとんど国民に伝えないところも遺憾を覚えますね。

事故を誘発した違法駐車行為に6千万円の賠償命令 消防車や救急車の行く手を阻む違法駐車 緊急事態現場への到着、未だ遠く
http://www.city.minokamo.gifu.jp/home/kouhou/IHAN/1.html
路上駐車の運転手が女児死亡事故を誘発したとして車庫法違反で約3400万円
http://www.47news.jp/CN/200408/CN2004080601003709.html

その割に自転車に対しては、あらゆる報道において、さも自転車だけが悪者のように仕立てあげ、自転車インフラ整備を先進諸国比較でもっとも怠慢してきた道路行政や、自転車を歩道に追いやるような危険運転や違法駐車をしている自動車を責めない偏向報道も目立ちます。ひどいものですよ。
弾圧、迫害の類を訴えることができるレベルです。
Posted by GreenTopTube at July 26, 2015 23:17
この辺りの偏向メディアの問題と自動車運転手のモラルハザードの実態が元凶にあるということを、もっと積極的に広めてして正していきましょう。道路の安全を引き上げ、日本のイメージ悪化を防ぐためにも。
車道を走る自転車利用者からは、プロ中のプロであるはずのでバスからも幅寄せ(暴行罪として懲役二年以下等)という被害を受けたといった報告は珍しくありません。一般の自動車ドライバーのモラルともなれば、相当低劣と言えるでしょう。
自転車利用者は、ナンバープレートのナンバーを覚えて、遠慮なく警察に被害届を出したり、自動車運転手への啓発強化、規制取り締まりの強化を要請しつづけて道路を安全にしていく権利があります。交通の鉄則は弱者保護優先であり、自動車はそれをないがしろにしているのですから。

自転車レーンすら整備せず、オランダ等先進地域がこれからの定番にしようとしている
http://blog.livedoor.jp/ashitanoplatform/archives/15187456.html
このような構造分離型自転車通行空間整備すらもせず、自動車運転手らのモラルハザードを規制取り締まり強化、罰則の強化、移動式オービス等でろくに正してもいない段階で、自転車車道走行推進など、どこの先進諸国でもやらないのではないでしょうか?
まずはインフラ整備と、道路をもっとも危険にしている自動車の徹底抑制が先決です。この順番を誤れば、また交通戦争時代の悪夢の再来にしかならないでしょう。
道路上の事故で追突は案外多いものです。車道を現行法である原則車道というルールに従って走る自転車を守るためにも、自動車と自転車の通行分離は大前提でしょう。
Posted by GreenTopTube at July 26, 2015 23:28
特に、自動車運転手が煽り運転=安全車間距離保持義務違反、クラクション=警音器使用制限違反、危険なスレスレ追い抜きや幅寄せ=暴行罪として懲役二年以下等が蔓延している今の惨状を見れば痛感するものです。
だからこそ自転車利用者の多くは、いまだ歩道を走るのです。自転車の警察官でさえも! それほどまでに車道を危険にしている存在は何か?自動車に他なりません。危険な自動車の通行を野放しにしている行政にも責任があります。
自転車警察官でさえ道交法中の"例外"であるはずの自転車歩道通行を、あらゆるすべての道路で続けています。そして、それは、自転車での歩道通行は、道交法でも認められている、警察官公認の自転車利用方法です。

また、現実的に、車道において、自動車が自転車と接触すれば容易に重大事故に至りますが、歩道において歩行者と自転車がぶつかっても、統計的に見ても明らかな通り、重大事故は自動車と比較してほとんど起きていない状況にあります。

歩道上でも圧倒的殺人王なのは自動車 - 大阪交通news
http://d.hatena.ne.jp/delalte/20111021/1319158025

電柱等地中化を進めてでも、悪名高き植樹帯を撤去してでも、歩道を削ってでも、車道を削ってでも、先進国なら当たり前のようにある自転車用の通行空間は整備されるべきです。車道を削って自動車を不便にしてでも、です。
渋滞が起きても、それは一時的なもの。渋滞している車道の自動車運転手らは、横にある自転車用通行空間をスイスイ快速で走る自転車を見れば、次々と自転車へと乗り換えていくでしょうからね。
Posted by GreenTopTube at July 26, 2015 23:29
先進諸国の都市部において、自転車通行空間を広域ネットワーク整備が進めば進むほど、自転車利用者が増えていったというデータも私は見たことがありますし、自転車利用者が増えていった、ということは、悪名高き自動車乱用も減り、渋滞も軽減されていったことは間違いないでしょう。
日本もそれに続けばよいのです。日本の人々も、遠慮なく自転車が安心安全に、子供を乗せた自転車でも、自動車に怯えず安心安全に走れる自転車活用環境の整備を遠慮なく議員や行政、警察、知事等に要請続けてよいのです。
道路から重量のある乗り物が減れば、道路はどんどん安全になっていきます。つまり、自動車を減らし、自転車を増やせばよいのです。

交通安全根本対策は自動車抑制にあり
http://greentoptube.hatenablog.com/
Posted by GreenTopTube at July 26, 2015 23:29
GreenTopTubeさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
車道走行の前提となるインフラ整備やクルマのドライバーに対する啓発が必要になるのも確かでしょうね。
いろいろ情報をありがとうございます。

Posted by cycleroad at July 27, 2015 23:00
過去、日本は外圧なしに社会体制を変えることができなかった歴史を顧みるに、外国から徹底的に置いてけぼりを食らって指をさされて笑われないかぎり、現状は良くならないのかなぁと最近思います。

日本人には道徳心(他人の目を気にして自分を律する)はあっても公徳心(公共の福祉のために自発的に道徳を守る)はない、といったような意味の話をどこかで聞いたことがありますが、自転車の歩道走行もその類なのかもしれません。国内では未だ「自転車が車道を走るなんてありえない!」が多数派なので違法だろうが交通弱者を危険に晒そうが、自分が多数派に属しているだけで安心して思考停止してしまうようです。そんな中で自動車と自転車の共存を図ろうとしている自工会の公式見解は非常に先進的だと思います。知らない人はぜひ読んで欲しい。
Posted by 銀河眼 at August 05, 2015 19:45
銀河眼さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
いわゆる外圧というのは、非関税障壁とか排他的な商慣行といった外国の利害の関わる部分について、かけてくるものとするなら、自転車の歩道走行には、かかってこなかったし、今後もかかってこないのではないでしょうか。
日本独自の文化や慣行などで、外国人が驚くようなものは、たくさんあるわけですから、案外、笑われても平気なのかも知れません。
道徳心と公徳心については、その通りかも知れませんね。ただ、それ以前に、日本人の多くは、自転車の歩道走行以外の環境を知らないわけですし、生まれた時から、それが当たり前のように過ごしてきたことも大きいのでしょう。
大多数が今でも歩道走行しているわけですし、知らなければ、公徳心も発揮しようがありません。
自工会については、以前とりあげたことがありますが、もっと全面に押し出すことで、日本の交通環境の改善をリードしてもらいたいものです。

Posted by cycleroad at August 05, 2015 23:20
 
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