September 01, 2015

自転車乗りのダイバーシティ

自転車乗りには、いろいろな人がいます。


ママチャリからロードバイクまで、乗る自転車もさまざまですし、自転車の乗り方や使い道、乗る頻度や距離なども千差万別でしょう。自転車に対して求めるものも違えば、考え方もそれぞれだと思います。日本だけでなく、世界となれば、もっと違いは大きいに違いありません。

自分の周囲の友達ならば、おそらく考え方や好みは似通っていると思いますし、乗り方とか求めるものも、ある程度共通していて、だいたい想像がつきます。しかし、それはごく狭い範囲の傾向であり、世代や男女差から住んでいる地域や環境などによっても、ずいぶん違うのだろうと思います。

最近は、クラウドファンディングサイトに、自転車関連のプロジェクトが多数登場しますが、その内容を見ても、いろいろなことを考える人がいるものだと関心します。また、そのアイディアが、どのくらい支持されているかによっても、自転車乗りの考え方が見えてきます。

go-e ONwheelgo-e ONwheel

こちら、“go-e ONwheel”は、わずか数分で、自分の愛車を電動アシスト自転車にすることが出来るというアイテムです。普通の自転車を、後付けで電動アシスト自転車にする機器は、すでに多数存在しますが、簡単に装着できて、あっという間に変えられるというところが特徴です。

機器自体も目立たないですし、バッテリーはボトル型で、多少大きいですが、言われなければ気づかないでしょう。アタッチメントを取り付けるのも数分で済みますが、それさえ付けておけば、重い部品、モーターとバッテリーの装着はワンタッチで出来ます。



ただ、電動アシスト自転車がラクでいいという人は、最初から電動にするでしょう。逆に電動アシストなんて邪道だ、重くなるだけだ、運動やトレーニングにならないという人には、全く興味の無いアイテムということになるでしょう。わざわざ後付けするニーズは少ないものと思っていました。

ところが、まだ期間を10日以上残して、すでに目標額の4倍以上の資金を集める人気ぶりです。電動アシスト派からも、アンチ電動アシスト派からも、評価されないのかと思えば、こうした後付けタイプ、しかもワンタッチで取り付けられるキットは、意外とニーズがあるのかも知れません。

go-e ONwheel

最初から電動アシスト自転車にせず、今所有している自転車を電動アシストに変えたいという需要でもありません。必要な時だけ、簡単に電動アシストにしたいというニーズと思われます。ふだんはスポーツバイクがいいけれど、場合によっては電動アシストでラクをしたいという人が、意外に多いのでしょうか。

一方、こちらは、“Kickstand Pump”という便利アイテムです。キックスタンドが、タイヤに空気を入れるポンプになっており、同時にテールランプの役割も果たします。さらに、タイヤレバーにもなるという、一台四役というアイディア商品です。

Kickstand PumpKickstand Pump

それぞれのアイテムを足したよりも重量が軽いというのもウリです。ふだんはキックスタンドとして取り付けられていますから、邪魔になったり、かさばることもなく、それぞれのアイテムを携行するために、別途サドルバックなどを用意する必要もありません。

なるほど、これはユニークなアイディア、目のつけどころです。ポンプとしても、ある程度ストロークがあるので、空気も入れやすそうです。テールランプを兼ねているのも便利ですし、イザという時はタイヤレバーとして使えるというのも、よく考えたと思います。



しかし、こちらは目標額の3分の2ほどしか応募がなく、資金調達に失敗しています。4in1で携行にも便利だと評価されてもよさそうですが、あまり人気が無かったようです。何でも兼用にすればいい、一つにまとめればいいというものではない、ということなのでしょうか。

もっとも、個人的には、スタンドを取り付けたくないので、欲しいとは思いません。ポンプにしても、滅多に使わないものですし、他にいろいろ選択肢があります。テールランプとしても目立たなそうですし、視認性的には、あまり役に立たないように見えます。タイヤレバーが金属というのも、どうなのでしょう。

Kickstand Pump

いくら一つにまとめても、スタンドが不要な人にとっては、逆に無駄なものを取り付けることになります。ポンプは使ってみないとわかりませんが、テールライトとタイヤレバーについては中途半端なぶん、かえって無駄なような気もします。

評価については、人それぞれだと思いますが、少なくとも、スタンドがついていない多くのスポーツバイクに乗る人には、あまり支持されないように思えます。一方で、キックスタンドのついた自転車、あるいはスタンドを取り付けている人には、評価されてもよさそうに思えたので、少し意外な気もします。

Kickstand Pump

もちろん、個人的には欲しいとは思わないというだけで、この“Kickstand Pump”のアイディアを否定するものではありません。ただ、なかなか自転車乗りの誰もが評価、支持するようなアイテムを作るのは簡単ではないということなのでしょう。

ひと口に自転車乗りと言っても、共通するのは自転車に乗るというだけです。考え方から何から、かなりの幅があります。とても、ひとくくりには出来ません。でも、だからこそ、多様なアイディアが絶えず生まれてきますし、いろいろな人がいて面白いということなのかも知れません。




新国立競技場に続いてエンブレムまで白紙撤回ですか。五輪自体が白紙撤回にならないといいですけど(笑)。

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