September 07, 2015

前車の覆るを後車の戒めとす

秋雨前線が停滞しています。


先月下旬から、全国的に日照時間が少なくなっているようです。台風も二つ近づいているようですし、ぐずついた天気がしばらく続きそうな気配です。さて、そんな折ですが、最近の自転車関連のニュースをチェックしておきたいと思います。


「自転車無料で整備します」全国ワーストに危機感、大阪府警がキャンペーン

大阪府内の自転車事故が全国ワーストに陥っていることを受け、大阪府警は今月、府自転車軽自動車商業協同組合と協力し、「自転車無料点検キャンペーン」を始めた。同組合に加盟する店舗のうち府内の広い範囲にわたる84店の自転車ショップで実施。期間は最も長い店舗で今月末までで自転車事故防止を目指す。

自転車無料点検府警によると、今年1月から7月末までに府内で発生した自転車事故は7092件、死者は36人に上り、いずれも全国ワーストだった。同組合は交通安全運動期間中に無料点検に取り組んだことはあるが、今回は府警が主導して1日から始めた。無料点検の項目はブレーキ、フレーム、ハンドル、ペダルなど。

大阪市東成区大今里南の交差点では4日、府警の警察官や地元ボランティアら約40人がビラを配り、無料点検を呼びかけた。自転車に乗って通行していた主婦や学生らが点検に応じ、近くの自転車ショップでタイヤの空気を入れたり、チェーンに油を差したりした。

府警自転車対策室の吉川恭子室長は「ブレーキの効き方一つで防げる事故もある。この機会にぜひ近くの自転車ショップで点検してほしい」と話した。無料点検できる店舗は府警のホームページで公開している。

自転車の運転をめぐっては改正道路交通法が6月に施行され、飲酒運転や信号無視などの危険な行為を繰り返した運転者に安全講習を義務づけることになっている。(2015.9.6 産経新聞)


事故がワーストという状況を受けたら、普通だと取締り強化ということになりそうですが、点検を進めるとは少し意外な展開です。違反行為が事故の要因になることは多いと思いますが、整備不良が、果たして事故が増える要因となっているのでしょうか。

もちろん、点検を促し、整備をすることは悪いことではありません。ブレーキの効きが明らかに悪く、事故になりかねなければ、さすがに自転車屋さんに行って修理すると思いますが、後から考えれば、ブレーキがもう少し効いたならば、事故にならなかったという状況はありえるのかも知れません。


自転車指導警告票の情報を活用した交通安全教育の推進について(依頼) 

学校における交通安全教育の推進については、各学校設置者においてこれまでも御尽力いただいているところですが、警察庁の統計によると、昨年、自転車が関係する交通事故は全体の約2割を占め、これらの交通事故に関与した自転車運転者の6割以上に何らかの法令違反が認められました。

警察では、自転車の交通違反に対し、交通切符を適用した検挙措置をとらない場合、当該行為が道路交通法に違反し刑罰の対象となることを自転車運転者に認識させるとともに、「車両」として自転車が従うべき基本的な交通ルール等を現場で指導することにより、自転車の交通違反の再犯防止を目的として、自転車指導警告票による指導警告が行われています。このような中、本年4月24日に、総務省から自転車交通安全対策に関する行政評価・監視結果が公表され、自転車指導警告票に係る情報の適切な活用について勧告されました。これらを踏まえ、文部科学省では、自転車指導警告票に係る情報を活用することは、各学校における効果的な交通安全教育の実施に資するものと考えます。

ついては、各都道府県・指定都市教育委員会等におかれては、自転車による交通事故の未然防止に資するため、例えば、各都道府県警察等との間で交通安全教育に関する協定を締結するなど、警察との連携を強化し、自転車指導警告票に係る情報を含めた交通安全に係る情報の適切な共有及び活用を図るようお願いします。(なお、自転車指導警告票に係る情報の共有等に当たっては、各都道府県等の個人情報保護条例の範囲内で適切に行うよう御配慮をお願いします。)また、文部科学省では、自転車の交通ルール遵守の徹底を図るため、警察庁からの依頼を受けて、平成27年6月22日付け事務連絡で「自転車の運転による交通の危険を防止するための講習制度の通知について」(別添参照)を通知したところです。自転車指導警告票の情報の活用とともに、登下校時をはじめとする自転車の安全利用推進について、学校における交通安全教育を一層推進されるよう、併せて御配慮をお願いします。

各都道府県教育委員会におかれてはその設置する学校及び域内の市町村教育委員会に対し、各指定都市教育委員会におかれてはその設置する学校に対し、各都道府県におかれては所轄の私立学校に対し、附属学校を置く各国立大学法人におかれては管下の附属学校に対し、構造改革特別区域法第12条第1項の認定を受けた各地方公共団体におかれては所轄の学校に対し、それぞれ周知くださるよう重ねてお願いします。なお、本件については、警察庁交通局と調整済みであることを申し添えます。(平成27年8月31日 文部科学省スポーツ・青少年局 学校健康教育課)


適当なニュース記事がなかったので、文部科学省のスポーツ・青少年局、学校健康教育課からの通達をそのまま載せました。各都道府県の教育委員会や学校の管理関係者などに宛てたものです。独特の言い回しの文章ですが、文科省が管轄する学校関係者に対し、警察との連携を依頼するものです。

警察の取り締まりで止められても、必ずしも赤キップが切られるわけではありません。最近は講習制度などもありますが、軽微な違反については、警察官から口頭で注意され、「自転車指導警告票」という紙切れをもらうだけの場合も多いと思います。

ただ、この指導票、もらっても特に罰則が課されるわけではありません。文字通り指導であり、違反行為に対して今回は容赦するけれど、違反は違反であり、守るようにと警告するだけです。指導票自体は、丸めて捨てようが、炊きつけにしようが問題ありません。

初めてもらえば、罰則が課せられずによかった、次から気をつけようと思うかも知れませんが、慣れたら何とも思わなくなる人も多いに違いありません。つまり、常習犯だと全く意味をなさない状態です。これでは、せっかくの指導票も警察官の指導も無駄というものです。

そこで、学校に対し、指導票が交付されたという情報を、何らかの形で安全教育に役立てるように依頼しているわけです。今後、学生に関しては、指導警告票をもらった場合に、学校から何らかのアクションがある可能性が出てきたことになります。

全部一緒に論ずるわけではありませんが、往々にして、中高生の違反行為は、単なる違反にとどまらず、傍若無人で危険で迷惑な行為も少なくないと思います。当然ながら事故につながる可能性も高いわけで、本人のためでもあります。学校で、しかるべき指導の強化に使うのは有意義と言えるのではないでしょうか。


自転車ヘルメットの着用推進へ 愛媛県が36のモデル事業所を指定

自転車による地域振興に力を入れている愛媛県は、自転車のヘルメット着用など安全利用を推進している県内の36の事業所を「モデル事業所」に指定した。

自転車で通学する県立高校のすべての生徒に7月からヘルメット着用を義務化するなど、愛媛県はヘルメット着用の普及に取り組んでいる。モデル事業所の指定もその一環で、36の事業所が応募。今後は従業員へのヘルメット着用や自転車の安全利用の取り組みに力を入れていく。

県庁で指定書の交付式があり、岡田清隆・県防災安全統括部長は「地域住民にも着用を呼びかけ、輪を広げていく役割を担ってほしい」とあいさつ。事業所を代表して指定書を受け取った伊予鉄道の清水一郎社長は「県内では自転車に乗るときはヘルメットが当たり前になるよう頑張りたい」と述べた。 (2015/09/06 産経新聞)


関連するニュースは、過去にもありましたが、愛媛県はヘルメットの着用推進に力を入れています。地味な取り組みですが、着用する人が増えていけば、ヘルメットが当たり前にならないとも限りません。果たして、そうなるのか、どこまで広がるのか、長い目で見て、注目しておきたいと思います。



ニュースではありませんが、話題になっていた動画です。自転車レーンでも平気で駐車するドライバーは、掃いて捨てるほどいますが、そのクルマを素手でどけてしまう人は、そうはいないはずです。周囲の人が歓声をあげるのもわかります。


自転車運転、警告3割減…改正道交法施行後

危険な運転を繰り返す自転車の運転者に講習を義務づける改正道路交通法が施行された6月以降の2か月間で、県警が自転車運転者に行った警告件数は前年同期より3割、自転車が絡む人身事故は2割減っていたことがわかった。ただ、自転車が原因となる事故は前年より増加しており、県警は街頭指導などを強化する方針だ。

改正道交法では、信号無視や酒酔い運転など14項目を危険行為と規定。3年以内に2回以上、危険行為として摘発された14歳以上に対して、安全講習(3時間、5700円)の受講が義務づけられる。

県警は改正後、危険運転の監視を強化。危険行為に至らないが、事故を招く恐れがある2人乗りや無灯火などに対する警告件数は6〜7月の2か月間で、前年同期比28%減の3815件、自転車が絡む人身事故も同19%減の204件と減少していた。県警は「改正道交法の周知が進んでいることの一つの表れ」とみる。

改正道交法施行後自転車通学する東北学院高3年の佐藤正宗さん(18)は「法改正を知り、イヤホンで音楽を聴きながら乗るのをやめた。雨の日はカッパを着るなど、自分が加害者にならないよう気をつけるようになった」と話す。

ただ、同期間で自転車が原因となった事故は前年同期比4件増の11件。7月には、仙台市の歩道で少年(19)の自転車と女性(63)が衝突し、女性が右足骨折の重傷を負った。前方不注意だった少年は「安全運転義務違反」の危険行為として摘発されたうえ、過失傷害容疑で書類送検された。

県内で危険行為として摘発されたのは8月30日現在、仙台市の事故を含めて9件。内訳は安全運転義務違反が4件、酒酔い運転が3件、信号無視が2件だった。2回以上摘発されたケースはない。

県警交通企画課は「東日本大震災後に自転車を利用する人が増えたうえ、スマートフォンを使いながら運転する人も増えたこともあって、悪質な運転がなかなか減らない」と話す。

県警は毎月15日に学校と協力して街頭指導をしているほか、改正道交法のパンフレットを県内すべての小中学・高校に配布しているが、「悪質な運転を減らすには、これまで以上に指導の強化が必要」としている。(2015年09月01日 読売新聞)


宮城県警では、改正道交法の効果が上がっているとあります。しかし、この手のニュースは、割り引いて聞く必要があります。なぜなら、詳しい根拠や割合の比較などの前提が示されていません。極端なことを言えば、警告が減ったのは、他の捜査などに手をとられたからかも知れません。

事故が減ったのも、猛暑のせいだったり、何か他の要因が関係していないとも限りません。あくまで、宮城県警の見方でしかありません。本来であれば、警告や事故の減少の理由が何なのか、詳しく分析して、統計的にも適切に処理し、有意の数字であることを示す必要があります。それで、初めて発表する価値があります。

そもそも、この手のニュースは、県警が記者クラブのポストに配布したものを、そのまま各紙が自動的に載せるタイプのニュースです。言ってみれば、県警の宣伝であり、自画自賛ということになります。安全性が向上したのであれば喜ばしいことですが、まだこの段階で鵜呑みにするべきではないと思います。


自転車タイヤの充填ガス装う「危険ドラッグ」流通 和歌山県が知事監視製品に指定

自転車タイヤへ充填(じゅうてん)するガスを装った従来の危険ドラッグとは異なる形状の製品がネットショップなどで出回っていることが、和歌山県への取材で分かった。県は、ガスを吸引すると健康被害を引き起こす恐れがあるとして、購入する際に誓約書提出などを義務付ける「知事監視製品」に8月21日付で指定した。

危険ドラッグ和歌山県薬務課によると、新たに知事監視製品に指定されたのは「SIVAGUS」と容器に書かれた製品。自転車タイヤのガス充填用の器具としてネット上で販売されているが、容器の中には麻酔などで用いられる「亜酸化窒素」が詰められており、吸引すると興奮したりするなどの作用を及ぼすという。

県は、7月ごろにこの製品について把握。ネットショップでは「自転車タイヤの空気圧調整やパンク修理に便利な交換用の高級携帯ポンプ」「海外で話題の自転車用の純窒素ガスカートリッジ」などの紹介で売られている。しかし、調査の結果、ガスを吸い込むことで呼吸困難などの健康被害が引き起こされると判断。海外では死亡例もあることから、監視製品に指定した。

指定に伴い、購入者は吸引するなど身体へ使用しないとの誓約書の提出が必要となり、販売業者も県への届け出や使用方法の説明などが義務づけられる。和歌山での使用は確認されていないというが、同課は「通常の危険ドラッグとは異なる形状で新たに広まる可能性がある。決して身体に摂取したり使用したりしないでほしい」と呼びかけている。(産経新聞和歌山版より 2015/08/31)


危険ドラッグが、自転車のタイヤの空気の充填に使うボンベに入れて流通しているとは驚きです。知らないで買って、間違って吸うことはないと思いますが、危険ドラッグの常習者や密売人と疑われるのも馬鹿馬鹿しい話です。変な製品を買わないように気をつけましょう。


自転車走行、ドライバーに戸惑い 歩車分離式信号

交差点で同一方向に進む歩行者と車両の青信号を別々にした歩車(ほしゃ)分離式信号が増えている。歩行者の巻き込み事故を防ぐのが目的で、今年3月末までに導入されたのは全国約8500カ所。ただ、車道を走る自転車は車両の信号に従って進むが、ドライバーは「歩行者信号が赤だから自転車は止まる」と勘違いしやすく、注意が必要だ。

「車で左折しようとしたとき、自転車が急に出てきたのでひやりとした」

名古屋市の女性(43)は六月、自家用車で家族を駅に送っていく際、巻き込み事故を起こしそうになった。坂道を登り切った所にある歩車分離式信号の交差点。車両用が青信号に変わり、アクセルを踏みかけた時、サイドミラーに道路左端を近づいてくる自転車が映ったのに気付いた。歩行者用は赤信号。あわててブレーキをかけたので事故にはならず、自転車は車の左側をすり抜けるように交差点を直進していった。

歩車分離式信号「歩行者の赤信号が目に入ったので、自転車が止まるものと思った。他の自転車は歩行者信号に従っているのに」と首をひねり、「歩車分離式信号は車と歩行者との事故が減ると思うけど、今後は自転車には気をつけないといけない」と気を引き締める。

歩車分離式での問題は、自転車が車道走行も歩道走行もできることが背景にある。道交法では、自転車は原則車道通行と決められている。しかし▽「自転車通行可」の標識がある▽十三歳未満の子どもや高齢者、障害者の運転▽自動車の交通量が多かったり、道路工事があったりしてやむを得ない場合−は歩道走行ができる。

このため、同方向の車両用と歩行者専用の信号が同時に青信号にならない歩車分離式信号の交差点では、矛盾するような二通りの自転車通行が起こる=図参照。警察庁交通局は「導入の効果等を総合的に勘案し、事故多発交差点や通学路を中心に適切な導入に努める」としている。

一方、交通問題に詳しい安井一彦・日本大理工学部准教授(交通信号制御)は「歩車分離式の交通ルールは広く知られているとはいえない。注意を促すために、警察は広報や免許の講習などでPRに努めるべきだ」と話している。(後略 2015年8月26日 中日新聞)


左折しようとしているクルマの左をすり抜けるのは、信号が歩車分離かどうかに関わらず危険だと思います。歩車分離式でなくても、歩行者と同じように横断歩道を優先で渡れる感覚で、左側をすり抜けて直進するということがあるのだろうと思います。

それで普段は問題なく、クルマも譲ってくれるかも知れませんが、そう思いこんで左側をすり抜けようとすると、ドライバーの死角になって見えていないこともあります。左折巻き込みの事故になる典型的な形です。交差点での左側のすり抜けには、危険が隠れていることに注意すべきでしょう。

もちろん、この記事にあるような、クルマのドライバーに、自転車が車両という意識が希薄という問題もあると思います。歩道走行という根本的な問題が根っこにあります。また、スポーツバイクに乗る人でも、場面に応じて車道と歩道を使い分けるような行為が仇となっている側面があるのかも知れません。


自転車に衝突され警察官重体 過失傷害容疑で高校生逮捕

自転車で警察官に衝突し、けがを負わせたとして、高知南署は14日、過失傷害容疑で高知市内の男子高校生(17)を現行犯逮捕した。衝突された高知南署地域課の川村直史巡査部長(25)は救急搬送されたが、後頭部を強く打ち、意識不明の重体。

逮捕容疑は14日午後9時10分ごろ、高知市長浜蒔絵台1丁目の歩道で、無灯火で自転車を運転。付近で別件の職務質問をしていた川村巡査部長に停止を求められたが、そのまま衝突し、けがをさせた疑い。

高知南署によると、高校生は衝突する直前、巡回中のパトカーにも停止を求められていた。衝突の際に転倒し、額を打つなど軽傷を負った。(2015.8.15 産経新聞)


一番の要因は、警察官の停止要請に応じようとしなかったことだと思われます。無灯火で指導票をもらっても、よしんば赤キップを切られたとしても、人を意識不明の重態にさせてしまうより、よっぽどいいはずです。道義的責任や刑事罰だけでなく、損害賠償も多額になる可能性があります。

自転車でぶつかっただけでも、かなりの衝撃力があり、その衝撃は大の大人を転倒させるのに十分なほど大きなものです。警察官が受身をとれないほどの大きな衝撃力です。このことを改めて肝に銘じるとともに、間違っても逃げようなどと思わないようにしたいものです。


音楽聴きながら自転車運転、女性にぶつかり死なせる 千葉市の大学生を書類送検

音楽聴きながら千葉西署は6日、自転車で歩行者の女性にぶつかり死なせたとして、重過失致死の疑いで、千葉市稲毛区の男子大学生(19)を書類送検した。

千葉西署によると、大学生はイヤホンで音楽を聴きながら走行。自転車は変速機付きのスポーツタイプで、時速約25キロのスピードが出ていたとみている。調べに対し「下を向いて運転していた」と供述している。

書類送検容疑は6月10日夜、稲毛区の県道を自転車で走行中、横断歩道を歩いて渡っていた東京都の女性=当時(77)=に衝突、転倒させ、くも膜下出血で約2時間後に死亡させたとしている。大学生は信号を無視して横断歩道を通過しようとしたという。女性は千葉市内に住む娘に会った帰りだった。(2015.8.6 産経新聞)


こちらは死亡させてしまっています。下を向いたとしても、普通だったら前方に注意が向くはずです。やはり、音楽に気を取られ、注意が散漫になっていた可能性が高いと思われます。イヤホンをしながらの走行は禁止されていますが、相変わらず違反している人を大勢見かけます。

イヤホンしていたって関係ないだろうと思っている人も多いと思いますが、これこそ、イヤホンやヘッドフォンをして走行することのリスクです。誰かを死亡させてしまい、加害者になってから、後悔しても遅いということを、よく考えてみるべきでしょう。


艦長が側溝で死亡、飲酒で転落か 海自3佐、自転車またがったまま

2日午前4時15分ごろ、広島県尾道市瀬戸田町沢の県道で「溝に男性が倒れている」と通行人から119番があった。因島署などによると、男性は、海上自衛隊呉地方隊佐伯基地分遣隊(大分県佐伯市)の多用途支援艦「げんかい」艦長の3等海佐(48)=同市。県道沿いの側溝で自転車にまたがったまま見つかり、頭などを打ち、既に死亡していた。

因島署によると、3佐は1日夜に飲酒していたとみられる。同署は誤って転落したとみて事故原因を調べる。海自呉地方総監部(広島県呉市)によると、げんかいは尾道市の造船所のドックに入っていた。(2015年9月2日 共同通信)


自転車だったら、少しくらい飲酒しても構わないだろうと考えている人は多いはずです。しかし、自転車であっても飲酒運転は人を死傷させる可能性があるだけでなく、このような自爆事故の危険性を秘めていることを、改めて思い知らされます。自分ではわかりませんが、平衡感覚も危機回避能力も大幅に落ちており、非常に危険です。

非常にお気の毒ではありますが、飲酒運転が原因だったとすれば、自業自得と言わざるを得ません。このような悲惨な結果になる可能性が十分にあることを、私たちは、ふだんどれほど意識しているでしょうか。自転車だからなどと考えるのは、軽率どころか致命的なミスとなることに十分留意すべきでしょう。

◇ ◇ ◇

今回は、事件や事故、違反や安全に関連するニュースが目立ちました。悲惨な事故についても、あえて取り上げたのは、自転車乗りとして、貴重な教訓にすべきだと思うからです。運悪く事故を起こしてしまった人、またその被害にあってしまった人は、まことにお気の毒としか言いようがありません。

せめて私たちは、その事故の報道を見て、教訓として活かしたいものです。ふだん、甘く見ていたり、慣れてしまって軽率になっていることはないでしょうか。「前車の覆るは後車の戒め」という言葉もあります。改めて自戒するとともに、くれぐれも気をつけたいものです。





昨日は千葉で竜巻も起きていますし、激しい雨が多い感じがします。何だか秋雨というイメージではないですね。

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