April 04, 2016

自転車環境改善に向けた変化

新しい年度が始まりました。


各地で続々と桜が満開となっています。陽気もよくなってきました。今月から新しい生活が始まるという人も多いでしょう。自転車通勤を始める人もあるかも知れません。まさに春の訪れですが、例によって自転車関連のニュースをチェックしておきたいと思います。


道路の安全、自転車目線で 愛知県警に専従部隊

自転車目線年間の交通事故死者数が13年連続で全国最多の愛知県で、県警第1交通機動隊が1日、自転車に乗って街頭パトロールをする専従部隊「B−Force」を新設し、名古屋市中心部の栄で出発式を開いた。

県警によると、専従部隊の設置は全国初。県内の昨年1年間の交通事故死者数は213人で、うち47人が自転車利用中だった。自転車部隊は8人で構成。パトカーより身軽に行動でき、違反している利用者に声を掛けやすいとしている。.

雨の中で行われた出発式後、部隊は市街を巡回し、傘を差して自転車に乗っている人に「危ないので押して歩いてください」と指導していた。巡回中に反則切符を切ることもある。.毎日約10キロを自転車で通勤するという小隊長の白石誠警部補(50)は「自転車は気軽な乗り物というイメージだが、ルールを知らない人も多い。改善を呼び掛け、事故を減らしたい」と話した。(2016.4.1 産経新聞)


確か埼玉県などでも自転車に乗った警察官の専門部隊を組織していたと思いますが、今後は各地で増えていくのかも知れません。自転車で走行していれば、対クルマも含め、路上の危険も実感するはずです。自転車利用者に対する指導だけでなく、道路の通行状況の改善や、クルマに対する啓発も考えて欲しいものです。


自転車トラブル防止に条例 大阪の自治体で制定の動き広がる

自転車が絡む事故が多発していることなどを受け、自転車の安全利用に関する条例を定める動きが大阪府内の自治体でも広がっている。堺、高槻、門真、寝屋川など9市ですでに施行。府内でも特に自転車利用者が多い門真市では、盗難などのトラブル防止に向けた規定も盛り込んだ。罰則はないものの、条例によって安全意識の向上と、事故やトラブルを未然に防ぐのが狙いだ。(後略)(2016.3.17 産経新聞)

自転車による加害に備え 和歌山県が保険加入啓発強化 高額賠償事案受け注目

自転車事故に備え、独自条例を定める自治体が出る中、県は2016年度、自転車による加害事故に対応する自転車保険への加入を促す。自転車運転者が歩行者を負傷させ、高額賠償を負うケースを受けたもので、4月6日(水)からの春の交通安全運動を皮切りにPRの機会を増やす方針だ。一方、自転車整備と一体となった「TSマーク付帯保険」が注目されるほか、専門家のもとには自転車に関する保険の問い合わせが増えており、一般の関心も高まっている。(後略)(ニュース和歌山 2016年4月2日)

保険加入啓発強化自転車安全に乗って 徳島市で周知キャンペーン

自転車安全に乗って 徳島市で周知キャンペーン

徳島県は1日、「自転車の安全で適正な利用に関する条例」を施行する。ヘルメット着用、損害賠償保険の加入促進などを努力義務として定め、安全運転意識の高揚や事故防止につなげる。施行を控えた31日、徳島市では徳島西署が条例を周知するキャンペーンを行った。(後略)( 2016/4/1 徳島新聞)

NHK大阪 NMBで自転車事故ストップ

昨年1年間で事故件数が1万2,000件を突破、全国ワースト1位となった大阪府の自転車事故。そんな状況を変えるべく、「NHK大阪放送局」が「STOP!危ない自転車キャンペーン」を3月28日からスタートした。(後略)( 2016/3/28 エルマガ)

NHK大阪絶対やめて

内閣府が自転車のマナーとルール呼びかけ 「傘さし」「ヘッドホン」は「絶対やめて」

通勤や通学、ちょっとしたお出かけに、自転車に乗るのが快適になってくるこの季節。自転車は手軽さが魅力ですが、年間10万件以上の事故が起きています。内閣府では自転車に関係した交通事故を防止するため、「自転車安全利用の五則」の徹底と「ながら運転」をやめるよう、あらためて呼びかけています。(後略)( 2016/3/26 ねとらぼ)

交通事故死ゼロを目指す日春の全国交通安全運動


この時期、4月6日からは春の全国交通安全運動が始まります。4月10日は交通事故死ゼロを目指す日でもあります。また、内閣府をはじめ、各自治体が自転車の安全に向けた、さまざまな取り組みを始めています。NHK大阪なども、キャンペーンを展開しています。


女子高生自転車にGPS=ストーカー容疑で45歳男逮捕−警視庁

東京都内の高校に通う女子生徒(17)の自転車に全地球測位システム(GPS)の発信器を取り付け、行動を見張ったなどとして、警視庁巣鴨署は1日までに、ストーカー規制法違反容疑で、自称会社員の三浦邦匡容疑者(45)=埼玉県三芳町藤久保=を逮捕した。容疑を認め、女子生徒に好意を持っていたとの趣旨の話をしているという。

逮捕容疑は2015年5〜8月ごろ、3回にわたり豊島区内の路上で女子生徒を待ち伏せした上、自転車のサドル裏にテープでGPS発信器を取り付け、ストーカー行為をした疑い。巣鴨署によると、2人はツイッター上で知り合った。ライブのチケットを購入するため三浦容疑者と数回会った後、待ち伏せなどのストーカー行為が始まった。女子生徒は「もう来ないでください」と拒否していたという。(2016/04/01 時事通信)


GPSは盗難された自転車の発見などに役立つ可能性がありますが、悪用することも出来ることが明らかになった形です。折りしも、女子中学生の監禁事件の容疑者逮捕が話題となっていますが、ストーカーや誘拐などの事件につながる危険性を認識する必要がありそうです。

以前は、自転車に住所や名前を書いておく人もいました。尾行されてプレートを確認されれば、名前や住所がわかり、犯罪につながりかねません。個人情報の保護の観点からも近年は見なくなっていると思いますが、まだまだ無頓着な人もいるでしょう。

住所や氏名が書いてなくても、駐輪している間にGPSを仕掛けられたら住所が突き止められ、郵便物を盗み見るなどして氏名も知られてしまう可能性があるわけです。ちょうど誘拐事件の手口が話題になっていますが、ストーカーも含めて、そのような危険性があることは頭に入れておく必要があるでしょう。


特定の人が頻繁に…市の自転車無料レンタル廃止

無料レンタル廃止富山市は31日、放置自転車を再利用して観光客や市民などに無料で貸し出すレンタルサイクルを廃止する。2002年から無料レンタルサイクルを始めたが、有料で自転車を貸し出す「アヴィレ」の整備が進み、役割を終えたと判断した。

無料レンタルサイクルは、富山駅南や富山市民プラザなど3か所のステーションに計31台が配置されている。午前9時から午後6時まで利用でき、15年4月〜11月の利用者は5125人。特定の人が通勤や日常の買い物などで頻繁に利用するケースがあることも、市は廃止の理由にしている。

アヴィレは、市内20か所の貸し出しステーションに自転車計220台を配備している。事前登録した場合、ICカードでロックを解除することで24時間利用できる。料金は日数によって異なる。事前登録の必要がない1日パスは申込時に500円支払い、カード返却時に350円が返金される。1日の利用料金は150円。(2016年03月31日 読売新聞)


無料のレンタサイクルが役割を終えたという言い方をしていますが、明らかに失敗だったということでしょう。無料だと、私物のように使われるだけでなく、乱暴に使ったり、乗り捨てや勝手に遺棄されて台数が減るなど、過去に多くの場所で、ことごとく失敗している事実があります。

無料だとメンテナンスも行き届かず、そもそも放置自転車の再利用では、自転車の質的な部分が問題です。そのことが乱暴な扱いを誘発し、返却率の低下につながることも、各地で証明されています。他の地域の事例を参考にせず、各地で何度も失敗が繰り返されるのは、行政の担当者が何も考えていないということなのでしょう。


豊田市内初の自転車レーン 2カ所完成、事故防止に期待

自転車レーン豊田市初の自転車の専用通行レーンが、愛知環状鉄道三河豊田駅(トヨタ町)前など二カ所に完成した。車道脇に青色の矢印が連続する形で示されており、通路を歩行者と分けることで、歩道上の事故を防ぐ。市などは今後二年間かけ、約三十キロの整備を進める。

 二カ所は、同市緑ケ丘から三河豊田駅までの市道・豊田今本線の一・一キロと、市道・大林豊栄線(大林町、豊栄町)の一・五キロ。車線左側に設けられ、幅七十五センチで、自動車と同じ方向への一方通行となっている。

近くに駅やトヨタ自動車の工場があり、周辺は自転車通勤・通学者が多い。過去五年間、外環状線内側の市中心地の道路一キロ当たりであった自転車事故は平均五・六件。豊田今本線では、平均を上回る約十三件発生したことを踏まえ、他地域に先行してレーンを整備した。

今後も、自転車は歩道を通行できるが、歩行者との衝突や交差点での出合い頭の事故を防ぐため、市はレーンの利用を促す。(後略)(2016年3月31日 中日新聞)



愛知)自転車事故削減狙い路上にペイント 豊田

路上にペイント自転車事故を減らし、歩行者の安全を確保しようと、豊田市は車道脇に矢印を記し、自転車用の「通行空間」とする取り組みを始めた。市街地で自転車の通勤・通学者が多い2路線計2・6キロから始め、2017年度末までに計30キロまで延長する予定だ。

27日から、緑ケ丘5丁目から愛知環状鉄道三河豊田駅前交差点までの1・1キロと、山之手10丁目から豊栄町6丁目までの1・5キロの2カ所で供用が始まった。車道の左端に青い矢印で「通行区間」を明示。歩道の走行もできるが、自転車はこの区間を車と同様の左側通行で走る。交差点も、車と同様な右折をすることができる。

左側通行など自転車側のルールの徹底とともに、車の運転者への周知も重要。このため市は道路脇に、車の運転者に注意を促す看板の設置や、チラシ配布などを行っている。(2016年3月30日 朝日新聞)


現場を見ておらず、写真でもよくわかりませんが、クルマと同様に右折できるというのは、どうなっているのでしょうか。写真のような交差点では、二段階右折が原則だと思いますが、もし例外が適用されているとしたら、他の場所との整合性の点で、問題が起きないのでしょうか。疑問が残ります。


自転車通行空間が一部完成 静清バイパス側道

自転車通行空間国土交通省静岡国道事務所が国道1号静清バイパスの鳥坂交差点(静岡市清水区)から千代田上土インターチェンジ(IC、同市葵区)までの側道2・4キロで整備を進めていた自転車通行空間が完成した。2014年度末に工事が完了した千代田上土IC−中央高校北交差点間(同市葵区)と合わせると、整備区間は計3・1キロになった。

青色で舗装した自転車通行空間の幅は1・5メートル。進行方向を矢印で示し、自転車のマークや文字を表示した。一目で自転車の通り道と分かるようにすることで、自動車や歩行者などとの接触事故を防ぐ狙い。自転車通行空間の利用と左側通行を呼び掛け、自転車のマナー向上も図る。

同区間の周辺は県立静岡東高や常葉学園橘高など学校が多く、特に朝の通学時間帯で自転車の利用が多い。静清バイパス側道は車の交通量が多いため、自転車が歩道を走行するケースが多く、歩行者との接触の危険が問題視されていた。

このため同国道事務所は15年1月から、清水IC西交差点(同市清水区)−池ケ谷西交差点(同市葵区)間(全長9・6キロ)の整備を始めた。来年度は鳥坂交差点から東に向け順次整備を進めるという。(2016/3/31  静岡新聞)


本来、自転車は車道走行が当然なわけですが、少しずつ改善が進む傾向があるようです。クルマとの危険もさることながら、歩行者の安全を考えて、自転車を分離するという考え方が広がっているのは、いい傾向と言えるでしょう。いまだに歩道上で分けようと考えるところもありますが、無意味だと知るべきです。


佐賀市の自転車レーン整備中、街路樹は復元 天神―新栄の市道

佐賀市中心部の市道で、歩道を拡幅して自転車レーンを設ける道路整備が進んでいる。市道沿いには佐賀工業高などの高校や公共施設があり、歩行者や自転車利用者の交通量が多いため、事故防止が懸案となっていた。工事では街路樹も一度伐採するが、整備完了時には間隔を広げてあらためて街路樹を植える。

整備されているのは、アバンセ南の天神橋交差点から新栄小学校前交差点までの市道大財町北島線(約1・8キロ)。沿線には佐賀工、佐賀北高、県立盲学校があり、歩行者や自転車の通学者が多い。市は2014年、道路整備の方針を1年かけて協議。車道や歩道上に自転車レーンを設置する社会実験も実施し、道幅8メートルを変えずに自転車、歩行者レーンを確保する方針を決めた。

自転車レーン自転車レーン

現在、幅3・5メートルの歩道を4・5メートルに拡幅し、2メートルを歩行者用、2・5メートルを自転車用として分離。これに伴い、幅1・5メートルの現行の停車帯を0・5メートルの路肩に狭める。工事のため街路樹は伐採されているが、整備完了までには間隔を広げて樹木を植える。現場は片側通行となっており、交通渋滞が起きやすくなっている。完成は数年後で、総事業費は4億4千万円を見込む。

市道路整備課は「街路樹をどうするか、歩道と自転車道をどうするか、地元と協議しながら決定した。安全確保のためご理解いただきたい」としている。(2016年03月27日 佐賀新聞)


果たして、この整備はどうなのでしょうか。わざわざ街路樹まで伐採するのに、完成イメージを見ると、歩道側に整備しています。ポールで分けても、意識せずに自転車側を通る歩行者がいるのは間違いないでしょう。ジョギングする人など、歩行者を避けて、あえて自転車側を通る人も少なくありません。

他の地域の事例を見ても、歩行者とセパレートされないのは容易に想像がつきます。相変わらずクルマからは見えにくいため、交差点などで左折巻き込みを誘発しかねません。わざわざ大きな工事費を使って、無駄なものをつくっているようにしか見えないのですが、どうなのでしょうか。


自転車で巡る島内観光 「島じてんしゃ」で宿泊型ツアー

島じてんしゃ30日から再開する中華航空(チャイナエアライン、本社・台北市)の台北?石垣直行便に合わせ、台湾の自転車メーカー「Joseph Kuosac」(ジョセフ・クゼ)(JKO、本社・新北市)が自社のハイスペック自転車「島じてんしゃ」で島内を巡る宿泊型観光ツアーをスタートする。同社石垣オフィス管理者の奈須なおきさん(42)は「石垣の自転車観光は国内外の観光客から需要があり、市場価値は高い。他社メーカーも参入を狙っている」と評価している。

JKO社は、昨年2月に自転車観光ツアーと日本での販路拡大を目的に石垣オフィスを国内で初めて開設。中華航空の運航再開で台湾からの観光客を取り込もうと、コース設定やツアー用自転車の開発・製造を進めてきた。

ツアーは市街地から川平、伊原間を2泊3日で巡る約120舛離魁璽后C聾汽イドが先導して各地を案内し、宿泊は地域の民宿を利用。受け入れ人数は最大20人で、価格は1人約7万円。

「島じてんしゃ」は、同社独自の理論に基づいた「Bike Fit System」を使い、身長に合わせたフレームやパーツで長時間乗っても疲れにくいミニベロタイプ5種類、計100台を用意した。

石垣仕様として、塩害対策や10段階ギア、前後輪にディスクブレーキなどを採用。一般販売価格は約25万円。30日の運航再開初日は、台湾人観光客11人が予約し、初年度は750人のツアー客を目指す。

新たな観光商品について、市観光交流協会の高倉大事務局長は「島内を自転車で散策するツアーは、増加傾向にある欧米からの観光客に人気となる。自転車観光の需要は高いので、今後はサイクルロードの整備が必要になる」と話した。

ナイトツアーや、大手旅行会社とタイアップした企画や売り込みを計画している奈須さんは「素晴らしい自然環境を持つ石垣で自転車観光をビジネスとして確立したい。今後はレンタサイクルも行い、国内外観光客に対応したい」と語った。(2016年03月30日 八重山毎日新聞)


私の記憶では、これまで石垣島でレンタルの自転車は、あまり見なかったような気がします。いつの間にか、自転車観光の需要は高いことになっていますが、潜在的に自転車観光の需要の高いところは、日本全国、まだまだあるのではないでしょうか。


<しまなみ海道>自転車無料通行 2年延長

県と本州四国連絡高速道路は、今治市と広島県尾道市を結ぶ「しまなみ海道」の自転車通行料の無料期間を2年間延長し、2018年3月31日までにすると発表した。自転車通行料の無料化は、サイクリングで観光振興を目指す県などが14年7月に開始。15年度に1年間延長され、16年3月31日までが期間だった。

県によると、昨年の8〜10月にしまなみ海道周辺の主な観光地を訪れた人は、無料化前の約1・4倍に増加。15か所で貸し出しているレンタサイクルの利用実績も約1・8倍に伸びるなど、誘客に一定の効果があるとみて、無料期間の再延長を決めた。

来島海峡大橋や伯方・大島大橋、多々羅大橋など六つの橋の通行料(50〜200円)が無料。自転車だけでミニバイクは対象外だ。県は「今後も自転車でしまなみ海道に親しんでもらえる環境を整えたい」としている。(2016年03月29日 読売新聞)


わざわざ遠隔地から行く場合は、有料でも渡ると思いますが、無料にすれば、近県のリピーターなどの再来を促す効果が見込めるでしょう。海の上のサイクリングロードという世界でも珍しい聖地として、これだけ有名になったのですから、いっそのこと、無期限に無料でもいいのではないかと思います。


「自転車観光、安房でも」 館山のセミナーに80人 瀬戸内海の成功例学ぶ /千葉

自転車ブームを活用した南房総地区のスポーツ観光のあり方を考えるセミナーが先月、館山市で開かれた。先進事例として、愛媛県今治市と広島県尾道市の瀬戸内海の島々を9本の橋で結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」を自転車で走破するイベントで観光客誘致に成功した今治市での活動が報告された。安房地区3市1町と南房総観光連盟、JR東日本の主催で、約80人の参加者から「安房地区でもできそう」と強い関心を寄せる声が上がった。

今治市観光課職員で「サイクルシティ」を推進する山本秀明氏は、愛媛・広島両県境をまたいでレンタサイクルの乗り捨てを可能にして、多くの自転車愛好家を誘致できた成功例を報告。また、今治市でNPO法人を運営する宇都宮一成氏は、地域住民と一体で休憩所やパンクの修理場を整備するなど自転車観光客の受け入れ態勢を築き上げた経験を報告した。

自転車専門誌「BiCYCLE CLUB」編集長の岩田淳雄氏は、自然が豊かで信号機が少ない安房地区のサイクルコースとしての長所を強調。愛好家の間で、兵庫・淡路島一周が「あわいち」、滋賀・琵琶湖一周が「びわいち」とブランド化された先例にならい、「ぼういち(房総一周)」の名でアピールしては、と提言した。(毎日新聞2016年4月2日)


本当は、川崎と木更津を結ぶアクアラインを自転車で通れたら、しまなみ海道に負けない聖地になると思うのですが、トンネル部分などもあって難しいでしょう。でも、南房総は、自転車で走るにもいい地域ですし、大きなポテンシャルを秘めていると思います。

認知度を高める意味で、ネーミングの問題もあるかも知れませんが、それよりも、いかに南房総までサイクリストを呼ぶか、行きたくさせるかという点が重要になると思います。しまなみ海道のように、安全で快適なインフラの整備もポイントになるのではないでしょうか。

◇ ◇ ◇

近年、警察や自治体などによる安全面での取り組み、インフラ整備、そして観光客誘致のムーブメントも含め、全般的に自転車環境の改善、向上が進んでいると思います。喜ばしい傾向ですが、まだまだ不足や逆行する部分もあります。さらに理解が進み、社会的なコンセンサスが形成されていくことを期待したいと思います。




昨日の新潟県内では、気温が25度まで上がって、早くも本州で今年初の夏日ですか。今年も暑くなりそうです。

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この記事へのコメント
「車と同様に右折できる交差点」・・・気になって調べてみました。
グーグルマップで見ると、特殊な交差点ですね。
https://www.google.co.jp/maps/@35.05805,137.144805,19z
右折しかできない交差点です。
Posted by トンサン at April 05, 2016 08:28
ちょっと訂正します。
ストリートビューで良く見てみたら、右折しかできないのは「自動車・原付」となっていました。
https://www.google.co.jp/maps/@35.0578509,137.1447929,3a,75y,194.29h,103.31t/data=!3m6!1e1!3m4!1sH8II4ZyRl32jvBUOf-lazA!2e0!7i13312!8i6656
だから自転車の場合は、右折も左折もできますね。
この交差点では「自動車・原付」は左折しないので、自転車も一緒に右折しても、巻き込み事故は起こりませんね。
Posted by トンサン at April 05, 2016 08:39
またまた訂正です。
元記事の朝日新聞では「豊田市山之手3丁目」となっていて、グーグルマップで表示させたら、一方通行の交差点が表示されたのですが、記事中の写真とは違いますね。
あの写真の交差点はどこだろう?
Posted by トンサン at April 05, 2016 08:48
「山之手3丁目」の交差点が分かりました。
航空写真などを見ても、どうして車と一緒に右折して良いのかわかりませんね。
https://www.google.co.jp/maps/@35.0579001,137.1499942,83m/data=!3m1!1e3
やはり、現地に行かないとその謎が解けないようです。
どなたか近くの人、右折できる理由を教えて!
Posted by トンサン at April 05, 2016 09:01
愛知県警のB-Forceは記事の感じだと自転車利用者に対して指導や取締りを行う想定なんでしょうね、サイクルロードさんの書かれているように、この部隊の運用が対自動車やインフラに対する改善に繋がれば良いのですが・・・

そして今回取り上げられた中で一番気になったのが佐賀市の記事です。
この整備方針は何ともひどいですね、歩道上の整備な上に予想図の時点で図の奥から手前へ向かって走る自転車用のレーンは街路樹によってほぼ塞がれていますね、街路樹込みの対面通行だと2.5mでは足りないのでは・・・
停車帯を削減してスペースを確保するようですが1.5mの停車帯を青く塗って自転車レーン(片側通行)にした方が安全で安上がりなんじゃ?
Posted by ta_iso at April 05, 2016 23:58
コストがかかるのを承知で歩道上に対面通行型自転車レーンを作るのは軽快車向けの配慮かと。
スポーツ自転車は構造上自動車と同じ道路を走ることで最大限の性能と速度を引き出して自動車との相対速度を減らすことで視認性と安全性を確保でき、道路をペイントするだけで済む低コストで財布にやさしいと主張してスポーツ自転車乗りは道路走行を声高に叫んでいるわけですから。
スポーツ自転車至上主義者からすれば軽快車は敵の認識ですから軽快車は滅んでしまえと思っていますよ。きっと
軽快車とスポーツ自転車の比率は7:3前後で揺れ動いているみたいですし、速度を犠牲にしてでも量的多数に当たる軽快車を自動車との死亡事故から保護しつつ安全な場所に誘導するのも大規模な現場検証で両面の道路封鎖が行われるほどの大事故を防ぐ事につながりますから
Posted by 都市部から来た通りすがり at April 06, 2016 10:58
鉄道がなく自動車がメインの移動手段である遠方の地では自動車の速度が相対的に高くなります。
夜は街灯も少なく視認性が悪化し追突による死亡事故が後を絶たないため、自転車を歩道から出さないほうが死亡事故が減る土地も少なくないんです。
通勤目的でスポーツ自転車を使用していない限り、夜に道路を走ることに対しての危険性は忘れさられがちですが追突事故による死亡率は夜のほうが高いです。
自動車に追突されたらへルメット被って頭部を保護できたとしても無防備な胴体周りがズタズタにされ多臓器損傷と出血性ショックで死亡するケースも実際多いです。
また夜だと目撃者が少ないなどの理由で発見が遅れるケースが多く治療が間に合わなくて助からないことが多いです。
特に速度を落とさなくて済みそうな緩やかなカーブにはご注意ください。
自動車側がルールを守るとは限らないわけですから。
自動車以外の交通手段がない場所でのもう一つの問題は
認知症、居眠り、病気で意識喪失、飲酒運転、悪質な幅寄せなどの自動車危険運転が多発することです。
彼らには昼夜問わず道路のペイント効果もありません。
なぜなら道路標識を無視している状態なんですから。
歩道と道路を仕切る柵は自動車の侵入を防ぐ盾となることで生身の歩行者や歩道を走行する自転車を保護する役割があることをお忘れなく
Posted by 都市部から来た通りすがり at April 06, 2016 11:32
トンサン、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も気になったのですが、どうして右折可にできるのか、交差点の形状がどうなっているのかなど、よくわからないというのが実際のところですね。
Posted by cycleroad at April 06, 2016 23:33
ta_isoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
佐賀市の整備については、私もそう思います。これまで他の地域で同様に整備された例を見ても、結果として、歩行者と分離できないのは明らかです。
歩行者も自転車も、道路の色を見ていませんし、避けるためにどちらでも通行してしまいます。
結局、歩道を走行することに変わりはないので、クルマからは死角となって、左折巻き込みなどを誘発します。佐賀市は、他の事例を参考にするという考え方がないのかと思いますね。

Posted by cycleroad at April 06, 2016 23:41
都市部から来た通りすがりさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
おっしゃっている内容は、私も理解していますし、これまでもさんざん取り上げてきた内容です。
あえて、ここで繰り返すことはしませんが、軽快車であっても、歩道通行させるべきとの結論に至ったからこそ、警察庁も国土交通省も、歩道走行から車道走行へと大転換をはかったわけです。
現状で、おっしゃるような危険性があるのは間違いないですし、そうした危険があり、利用者も危険を感じている中で、無理やり車道走行させろと言うつもりはありません。
ただ、歩道走行のために、交差点に進入した自転車が左折巻き込みなどの事故になっているのも事実です。

問題の場所は、佐賀市中心部の市道であり、歩道と自転車道をどうするかという観点から改良が行なわれていることを考えれば、事実上歩道の上を走らせる形では意味がないと指摘しているわけです。
歩行者と自転車を分けられるとは思えません。
スポーツ自転車至上主義者と軽快車とか、街灯の少ない場所とか、危険運転とか、道路標識の無視とかの問題があることは否定しませんが、ここでは全く論点がずれています。
おっしゃっていることが間違っているわけではありませんが、この記事にあるような論点について言えば、全く的外れになっています。
Posted by cycleroad at April 06, 2016 23:55
 
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