August 08, 2016

自転車の部品も進化していく

自転車には必要な部品があります。


構造的、機能的に必要な部品はもちろんですが、法令で装備を義務付けられている部品もあります。ライトやベルは、安全のために備えておくよう定められています。日本ではママチャリが市場の圧倒的多数を占めるため、あらかじめ装着されて売られているわけですが、スポーツバイク等では別売りとなっています。

ライトやベルの目的は決まっており、細かいスペックやデザインの違いはあるものの、どれも似たようなものでした。しかし、最近は、相変わらず従来通りの製品がある一方で、新しいタイプの製品が出てきました。これまでもいろいろ取り上げてきましたが、さまざまな機能を盛り込んだ、新しい提案をする製品です。

Shoka BellShoka Bell

Shoka BellShoka Bell

こちらはベル、“Shoka Bell”です。しかし、単なるベルではありません。最近の傾向にもれず、たくさんの機能が盛り込まれています。見た目は比較的シンプルで、複雑な電子機器のようには見えません。マイクか何かのようにも見える外観ですが、実は、さまざまな機能を有しています。

まず、さまざまな電子音を鳴らせるベルです。音色を時と場所によって使い分けることが出来ます。普通のベルだと、警笛として使われる音なわけですが、むやみに警笛を鳴らすのは法令違反です。警笛としてではなく、控えめに接近を知らせたい場合などには便利でしょう。

Shoka BellShoka Bell

Shoka BellShoka Bell

ボタンがジョイスティック状になっており、8種類の音を選んで出せます。ネットからダウンロードして、オリジナルの音を使うことも可能です。周囲のノイズによって調整するなど、物理的なベルには出来ない、電子ベルならではの機能が搭載されています。

ナビゲーション機能もあります。スマホと連動させて、シンプルな方向サインなどで知らせるタイプです。液晶画面があるようなタイプとは違いますが、地図を小さな画面で確認したり注視するのは、脇見になって危険です。シンプルな案内で、必要にして十分という考え方です。



盗難防止装置でもあります。ハンドルにマウントした部分のセンサーが、不規則な動きを検知し、取り外した本体に無線で通知するようになっています。ワイヤーロックなどと併用して、盗難されそうな事態に即座に対応することで、防犯効果のアップが期待できます。

フロントライトにもなります。200時間持つ充電池も搭載し、自動で周囲の暗さに対応する機能も備えています。現在、クラウドファンディングサイトで資金調達を目指していますが、早々に目標額をクリアしており、高く評価されていることがわかります。

BEAKORBEAKOR

こちらの“BEAKOR”はライトですが、これも単なるライトではありません。フロントライトだけでなく、ウィンカー機能、ブレーキライトも搭載されています。さらに、前方と後方の道路面に、レーザー光で自転車の形のサインや方向指示サインを投影します。夜間の走行時に周囲への視認性を高める機能です。

サイクルコンピュータのような機能もあります。スピードから消費カロリー、天気予報に至るまで、さまざまな情報を表示することが出来ます。それだけではなく、リアビューを表示させることが出来ます。つまり、バックミラーの役割も果たすのです。

BEAKORBEAKOR

手持ちのスマホと連動する、ナビゲーションシステムも搭載しています。ビデオカメラとしての機能も有しています。ハイビジョン映像を録画出来ます。走行時の景色などの動画撮影だけでなく、自転車用のドライブレコーダーのように使うことも想定されています。

事故やアクシデントが発生した時には、緊急通報装置としても働きます。緊急の自動救急通報だけでなく、あらかじめ指定しておいた人にメールなどのメッセージを送れるようにもなっています。自転車自体が揺れると反応する、盗難防止祖機能も搭載されています。

BEAKORBEAKOR

およそ、今考えられうる機能をほとんど搭載していると言っても過言ではないでしょう。ライトをベースに、さまざまな最新機能・便利な機能が実現しています。こちらは、これからクラウドファンディングサイトでの資金調達を始める予定になっています。

どちらも、単純なベル、ただのライトという枠を超えて、さまざまな機能を併せ持つ製品です。これに、近年進化が著しいサイクルコンピュータも含め、それぞれの境界はなくなり、自転車用の電子機器が融合していくかのように見えるのが、最近の傾向と言えるかも知れません。



ただ、サイクルコンピュータは、スポーツバイクに乗る人など、使う人が限られています。スマートフォンを直接ハンドルなどにマウントして乗っている人、専用のナビゲーションを使っている人もいると思いますが、一部の人に限られるでしょう。

一方、ベルやライトは、法令で定められた部品ですから誰もが使います。もちろん従来型の選択肢もありますし、電子化、高機能化を好む人ばかりではないと思います。でも、便利になったり、魅力的な機能があるならば、使ってみようかなと考える人もあるに違いありません。

これまで長年にわたって、ライトはライト、ベルはベルでしたが、ここへきて飛躍的に革新が進んでいると見ることも出来ます。利便性や安全性を向上させたり、情報やデータを活用したり、自転車のIoT化、自転車用電子デバイスの普及を促すのは、案外ライトやベルからなのかも知れません。




連日熱戦が続き、日本はメダルラッシュとなっています。時差12時間がきついですが楽しませてもらっています。

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