September 13, 2016

2人乗りなら可能性が広がる

日本では、自転車の2人乗りは禁止されています。


日本で使われている自転車のほとんどには、サドルは一つしか備わっておらず、幼児用を除けば、それ以外の座席や乗車装置はありません。道路交通法上、荷台などに人が乗ることは認められていません。サドルや座席以外の乗車装置ではないところに乗ってはいけないのです。

逆に言うと、タンデム自転車のように、サドルまたは座席などの乗車装置が2つ、あるいはそれ以上備わっている場合には、その数の分だけ人が乗ることが認められています。ただ、実際には都道府県ごとの規制によって、公道でのタンデム自転車の走行が認められていない地域が少なくありません。

結局、許されている場所に限って、さらにタンデム自転車を用意しなければ2人乗りは出来ないことになります。タンデム自転車を所有しているという人は稀れでしょうから、一部の観光地などを除いて、日本では一般的に自転車の2人乗りは現実的ではありません。

しかし、実は、それ以外にも方法があります。例えば、カーゴバイクです。カーゴバイクで、カーゴの部分に人が乗れる座席が備わっていれば、2人乗りが出来るのです。道路交通法上は、自転車ではなく、軽車両ということになりますが、堂々と公道を走ることが出来ます。

ただ、そうは言っても、実際にはカーゴバイクなんて、日本ではほとんど見ることがありません。特に人を乗せるためのものは、ほとんど売られていません。特注で製作するか、海外から輸入する手もありますが、そこまでして2人乗りをしようという人は少ないというのが実際のところでしょう。

もちろん、荷物の運搬にも使えますが、人も荷物も載せずに1人で乗るときにはカーゴバイクは大きくて邪魔です。当然ながら、歩道を走行することは出来ません。保管や駐輪するにも場所をとります。日本の道路事情・住宅事情では、カーゴバイクの使い勝手がいいとは言えません。

BikeBuddyBikeBuddy

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でも、こんな自転車だったらどうでしょう。もしかしたら、活用の可能性が広がるかも知れません。こちらは、組み立て式で、着脱可能な乗車装置を持つ、人を乗せるためのカーゴバイクです。サイドカー型のカーゴバイク、あるいは着脱可能な側車付き自転車です。

手持ちのマウンテンバイクやBMXなどに、人を乗せるためのサイドカーを取り付けることが可能になります。必要のない場合は、外して普通の自転車として使えます。サイドカー部分は、組み立て式になっており、コンパクトにたたんで保管しておくことも可能です。

BikeBuddyBikeBuddy

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これは、いろいろな用途に使えそうです。子供を乗せて送迎などに使うことも可能です。高齢者など足腰の弱った人や、身体の不自由な人を乗せることも考えられます。家族が足などを怪我した時、病院に連れて行ったり、必要な場所に送迎するような用途にも使えるでしょう。

もちろん、人を乗せずに荷物を載せることも出来ます。買い物をする際、大きなもの、たくさんの品物は運びにくい自転車の弱点を補うことが出来ます。必要に応じて、側車部分に屋根を取り付けるなど、拡張することも可能になっています。現在、クラウドファンディングサイトで資金調達中です。

BikeBuddyBikeBuddy

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これまでにも、側車付き自転車、サイドカー付き自転車は存在しましたが、サイドカー部分を着脱可能、組み立て可能にしたこと、手持ちの自転車を活用できるようにしたところが新しい点です。もちろん、爆発的に人気が出るようなアイテムではありませんが、自転車の新しい活用スタイルを切り開く可能性があります。

日本では、歩道走行をする人が多く、車道には自転車の通行スペースが乏しい場所も少なくありません。決して、側車付き自転車の使い勝手がいいとは言えない場所も多いですが、地域によっては十分に使える余地はあるでしょう。必要な時だけサイドカーとして使うならば、可能性も広がります。

BikeBuddyBikeBuddy

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日本で使われている、一般的な子供乗せ自転車は不安定で、停車時の子供の落下事故が絶えません。もし、経路となる道路に余裕があって、使えるという人ならば、子供乗せ用として検討する余地があるかも知れません。サイドカーなら3輪になって安定しますし、安全度は高いでしょう。

高齢化が進む昨今、介護をする人も増えています。高齢者や、身体が不自由で移動が困難な人がいる場合に、サイドカーが便利なツールとなる可能性があります。小回りも効きますし、クルマの運転が出来ない人、あるいはクルマを用意しなくても、サイドカーに乗せて、病院や必要な場所へ連れていけるかも知れません。

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日本では、普通の自転車の2人乗りは許されていません。そのように設計されていないため、大人が2人乗りをすれば、どうしてもフラつきますし、危険です。しかし、介護などのニーズがある場合には、もっと積極的に、自転車を2人乗りで使うという選択肢を考えてもいいのではないでしょうか。




ヒラリー氏に体調面で新たな懸念が浮上し、アメリカ大統領選は混沌としてきたようです。どうなるのでしょうか。

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この記事へのコメント
近所にはほとんど歩行者のいない
使われていない?幅3mの歩道があります

一方
車道には自転車レーンが無く路肩、縁石があるだけなので
素人考えだと歩道を削って
自転車レーンを幅1m確保するのは簡単に作れそうです。

1mの自転車専用レーンが出来れば自転車も自動車もお互いストレスにならないんですけどね。


Posted by ロードバイク初心者 at September 17, 2016 01:07
ロードバイク初心者さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私も、歩行者がほとんど通らない道路などに、無駄に広い歩道が整備されているところは少なくないと思います。
自転車も歩道を通させようと考える、従来からの間違った道路行政のなせるわざでしょう。
排水溝や電柱、標識などを移動させる必要がある場合もあるので、必ずしも歩道を削るのは簡単ではないと思いますが、最初から自転車の車道走行が当たり前との考え方に立てば、無駄に歩道を広げることはなかったでしょう。
国も明確に車道走行の原則に転換していますし、自治体も考え方を変えるべきだと思いますね。
Posted by cycleroad at September 18, 2016 23:15
 
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