September 25, 2016

使いこなすための自転車用品

自転車用品が進化しています。


素材や加工技術、デザイン、性能や使い勝手といった部分にも変化はありますが、最近はネットに接続したり、スマホのアプリと連動させるなど、自転車用品にもITの波が押し寄せています。ネットと接続して使うような機能を、新しく盛り込んだアクセサリーも目につきます。

そんな中で、自転車用のヘルメットも、頭部を守る以外の機能が盛り込まれていくのでしょう。普及するかどうかは別として、ヘルメットにもハイテク化の流れが及ぶのは当然のことと言えるのかも知れません。スマートヘルメットと呼ばれるような製品が登場しています。

Smart HelmetSmart Helmet

こちらの、“Sena Smart Cycling Helmet”は、外見こそ、従来の物とそれほど変わったようには見えませんが、これまでのヘルメットにはない機能が搭載されています。耳に近い部分にはスピーカーが内蔵されており、イヤホンなどで耳をふさぐことなく、音楽などを聞けるようになっています。

手持ちのスマホとブルートゥースで接続して、お気に入りのフィットネスアプリからの情報を耳から聞いたりすることも可能です。心拍数やケイデンス、スピードなどの情報を聞くことも出来ます。走行中に、スマホの画面の小さな文字を確認しなくてすみます。

Smart HelmetSmart Helmet

特徴的なのは、同じヘルメットを使っている仲間とグループで走行している場合、トランシーバーのように会話が出来るようになっていることです。自分を含めて4人で同時に会話することも出来ます。見通しで900メートルの距離までなら会話が可能だと言います。

例えば、何かの理由で一人が遅れた場合、即座に声をかけ、スピードを落としてもらったり、いったん止まるように伝えたりすることも可能になるわけです。途中で、脇道に入ったり、前方に見える店に入ろうなどと言った打ち合わせをするのも簡単です。

Smart Helmet

そのような用途で使う場合、黙っている間は雑音が入ったりして、耳障りだったりしますが、そのあたりの使い勝手も工夫されており、快適に使えるのが売りです。これは、友人とやチームで出かけることが多い人なら、便利な機能なのではないでしょうか。

そのほかに、FMラジオを聴いたり、誰かのスマホに入っている曲をシェアして、皆で聞くといった使い方も出来ます。会話などに使うマイクは、ヘルメットの前の部分に内蔵されており、しゃべる声を拾うようになっているので、別途マイクを装着する必要はありません。

Smart Helmet

さらに、前方部分には、カメラが内蔵されています。ほぼ自分の目線での走行動画を撮ることが可能です。よくあるような、アクションカメラをヘルメットのひさしに取り付けたりするのと比べてスマートであり、邪魔になることもありません。

これらの機能の操作ボタンは、ヘルメットの左右に配置されていますが、オプションで、ボタンをハンドルバーに取り付けることも出来ます。サイクリストに、極力無駄な動きをさせないよう、ぺダリングのリズムを崩させないような配慮がなされています。

Smart HelmetSmart Helmet

今まででも、トランシーバーを腰につけて、ヘッドセットを装着したり、アクションカメラを別途装着するなどすれば、似たような機能は実現できたわけですが、これは、いろいろな機能がすべてヘルメットに内蔵されているため、煩わしさがないというメリットがあります。

走行中、イヤホンやヘッドフォンで耳をふさぐのは危険であり、日本でも道交法で禁止されています。仮に耳をふさぐ形でなくても、注意が散漫になる危険性があるので、走行中に音楽を聴くのは好ましいとは言えませんが、イヤホンよりはマシと言えるでしょう。

自転車に乗りながらスマホを操作したり、手に持って電話をしたりするのは危険な行為であり、論外です。当然、法律違反でもあります。しかし、このヘルメットを使えば、スマホでの通話もハンズフリーで出来ますし、ナビゲーションの案内を耳で聞いたりすることも可能になるので、より安全になります。



安全ということから言えば、例えハンズフリーであっても、走行しながらの電話は好ましくありません。しかし、実際問題としては、どうしても電話に出る必要がある人もいるでしょうし、着信があった時に、すぐ停車出来るような場所を走行しているとも限りません。

そう考えれば、必ずしも好ましくないとしても、スマホを手で持って操作するよりは、安全性が高いのも確かです。現実問題として、今どきは、携帯電話やスマホを全く持って行かないわけにいかないという人も多いに違いありません。こうしたヘルメットは、現実的な選択と言えるのかも知れません。

Smart Helmet

日本では、子供にかぶせる努力義務は別として、ヘルメットの着用は義務付けられていません。ロードバイクに乗るような人なら、かぶっている人も多いですが、かぶらない人もいます。私は、安全の為に、ヘルメットをかぶりましょうなどと言うつもりはありません。

万一の時、かぶらないよりは、かぶっていたほうがベターなのは自明です。その上で、かぶるか、かぶらないかは個人の勝手です。走る場所やスピードなどによって、かぶったほうがいいと思えば、かぶるでしょうし、法令違反でもない以上、それについて他人がとやかく言うことでもないと思います。

ただ、現代人の身の回りには、デジタルアイテムが増える一方です。その便利さゆえに、生活の中で、欠くべからざるものになっているものも少なくありません。そうした電子機器を携行して使う際の必要に迫られて、ヘルメットをかぶる人が増えていくのかも知れません。




アメリカ航空宇宙局(NASA)の木星の衛星エウロパについて驚くべき発表を行うとの予告ですが、果たして..。

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