January 26, 2017

イザというとき何が出来るか

刑法犯罪が減少しています。


昨年、全国で起きた刑法犯罪は99万6000件余りと、戦後初めて100万件を下回り、これまでで最も少なくなったと報道されています。平成14年をピークに14年連続の減少だそうです。容疑者を検挙した割合を示す検挙率は33.8%と、この5年間で最も高くなっています。

警察関係者の努力だけでなく、防犯カメラの普及など、いろいろ要因があるようです。犯罪の減少は歓迎すべきことですが、実際に感じる印象としては犯罪が減っている実感はなく、むしろ増加しているように感じている人も多いのではないでしょうか。

全体の件数は減っているのに、テレビのニュースなどで大きく取り上げられるため、減っている実感がわかないということもあるでしょう。減ったとは言え、依然として年間100万件近くの刑法犯罪が起きているのも事実です。しかも、犯人が捕まるのは、3件に1件しかありません。

刑法犯全体として減っていても、例えばストーカー犯罪などは増加傾向にあります。私たち一般市民の身近な脅威については、必ずしも安全になっているとは限らないと言えるかも知れません。そして、3分の1しか検挙されず、残りの犯人は捕まっていないというのも不安な部分でしょう。

街中に設置される防犯カメラが増え、検挙率が上がったとは言っても、いったん犯罪被害者になれば、生命をはじめ、深刻な被害を受けます。その被害が回復されるとは限らないという現実があります。実際に、ひったくりや強制わいせつ、略取誘拐、暴行、恐喝、傷害といった犯罪が身近で起きています。

犯罪にまで至らない、立件されない事案もあります。近所に怪しい人物、変質者、不審者が目撃された、女性や子供が声をかけられた、被害に遭いそうになったといった情報が、役所や警察、町内会、学校などからもたらされたりします。女性や子供を持つ親など、漠然とした不安を感じている人も多いでしょう。

Nunchuck GripNunchuck Grip

その対策として、通勤や通学などで駅まで通う際、防犯のため自転車を使っている、使わせていると話す人もいます。夜が遅いと女性は心配なので、同じ夜道でも、徒歩よりも自転車に乗っていたほうが安全、より安心と感じている人もあるようです。しかし、果たして防犯になるでしょうか。

確かに、怪しい人に追いかけられた時、自転車のほうが逃げ切れる確率は高いでしょう。その点では役に立ちます。でも、走行中であっても、突然腕を掴まれて引き倒されたら、おそらく女性の力では太刀打ちできないと思われます。一時停止や徐行する場所で、物陰に隠れて待ち伏せされたら、防ぐのは困難です。

実際に、自転車で帰宅途中の女性が、何かの犯罪に巻き込まれた、被害に遭ったという事件を耳にします。当然ながら、自転車に乗っていたからといって安全とは限らないわけです。人通りの多い場所ならともかく、必ずしもそんな場所だけ通って帰れる人ばかりではないでしょう。

身に危険が迫った時のために、何か防犯グッズを持っている人もあるかも知れません。しかし、イザという時、防犯ブザーをカバンから出して..、などとやっている暇はありません。もちろん電話をかけるのも無理でしょう。大声を上げる訓練をしておくのは有効だと思いますが、犯人は近くに人がいない時を狙います。

現実的には、何とかして相手をひるませ、その隙に最寄りのコンビニに駆け込むなどして、助けを求めるしかないでしょう。捕まって、口をふさがれるなどしたら、女性は男性の力にかないません。よっぽど、護身術に自信でもない限り、逃げるが勝ちです。

では、どうしたら、一瞬でも、相手をひるませることが出来るでしょうか。犯人だって考えていますし、見ています。カバンから何かの護身用の道具を取り出して、というのは現実的ではありません。そんな、イザという時のためのアクセサリーがあります。

Nunchuck GripNunchuck Grip

Nunchuck GripNunchuck Grip

その名も“Nunchuck Grip”です。ただし、ヌンチャクを振り回して撃退しろというのではありません。自転車のハンドルのグリップの中に、催涙スプレーなどを潜ませておき、イザという時に取り出し、相手に吹きかけるのです。まさか、そんな場所から何か出てくるとは思わない犯人は、一瞬ひるむ可能性があります。

うまくスプレー出来れば、逃げ出す時間は十分に稼げるはずです。カバンの中に入れておいても、取り出せない可能性が高いと思われますが、グリップに潜ませておけば、ワンアクションで取り出せ、相手の虚をついて成功する可能性は高くなるでしょう。

Nunchuck GripNunchuck Grip

Nunchuck Grip

同じように取り出せるナイフもあります。しかし、女性が男性の犯人を相手にナイフを振りかざしても、あまり効果は期待できないと思われます。日本では、護身用に刃物を持ち歩くと、場合によっては銃刀法違反や軽犯罪法違反などに問われる可能性もあります。

こちらはアメリカの会社の製品です。一般的に、日本よりも治安が良くないとされるアメリカならではの発想と言えるかも知れません。これまでも、いろいろ新しいアクセサリーを取り上げてきましたが、護身用のアクセサリーというのは、あまり自転車用としては聞いたことがないカテゴリーです。

Nunchuck GripNunchuck Grip

Nunchuck GripNunchuck Grip

何かを入れられる、空の筒もあります。この中に、例えば防犯ブザーを仕込んでおく手も考えられます。形が合えば、スタンガンという手もあります。もちろん、アメリカであれば、例えば、ペン型の拳銃という選択肢も考えられるのかも知れません。ちなみに、傘の持ち手用や、トレッキングのポール用もあります。

この筒、必ずしも護身用の道具を入れる必要はありません。例えば、途中でサイフを落として困った時のために、少額のお金をいれておくことも考えられます。ただ、必ずしもここに入れる必要はないので、あえて隠しておきたいものということになるでしょう。

Nunchuck Grip

Nunchuck GripNunchuck Grip

Nunchuck GripNunchuck Grip

入れようと思えば、いろいろなものが仕込んでおけそうです。ハンドルのグリップの中に入れておく工具は見たことがありますが、一般的に、この場所は使われておらず、サイクリストでも、なかなか思いつかないかも知れません。何か隠しておくのにはピッタリです。

ひったくりに遭った時のため、中にカラーボールのようなものを入れておくのも考えられます。ただ、とっさに投げても間に合わない可能性が高いでしょう。ちなみに、カラーボールとは、銀行の窓口などに置いてあって、逃走する強盗に投げると、割れて特殊なインクが飛び散り、容易に落ちないので犯人特定になるものです。





今どきなら、自動で警察に通報し、GPSで位置情報も伝えてくれる装置なども考えられます。しかし、そうした機器なら、グリップの中でなくてもいいわけですし、ハンドルに隠しボタンをつけたほうが使いやすいでしょう。やはり、催涙スプレーのようなものが一番向いていそうです。

ふだん、犯罪に巻き込まれることを、あまり意識したり、想定していない人も多いでしょう。しかし、巻き込まれてからでは遅いわけで、イザという時のことを考えておくのは意味があります。防犯上、徒歩より自転車のほうが安全な気がしている人もあると思いますが、もう一歩進めて対策を考えておく必要がありそうです。




北京五輪のドーピングが明らかになり、400mリレーの日本が銀に繰り上がるそうです。今さらですが、技術の進歩で後からわかるのは仕方ないのでしょう。将来の出場停止など、もっと厳しくしてもいい気がします。

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