May 02, 2017

膨らませて使うという新発想

17050201さまざまなスタイルで自転車を楽しむ人がいます。


ゴールデンウィークで行楽地へ出かける方も多いでしょう。自転車に乗るにも絶好のシーズンですから、ツーリングに出かける方も多いと思います。連休は少し足を延ばして、ふだん出かけないような場所へ行こうと考えている方もあるのではないでしょうか。

いつもは、自宅から自転車に乗って出かけるけれど、休みの日には、クルマに自転車を積んで遠出しようという人もあると思います。自宅からだと、どうしても距離的に行ける範囲は限られます。クルマ&自転車ならば、行動範囲が広がり、ふだん行けない場所で自転車に乗ることが出来ます。

サイクルキャリアバイクラック

電車で行って、現地でレンタサイクルを借りたり、自転車を持って鉄道で移動する、輪行というスタイルもあります。同じように行動範囲は広がりますが、拠点は駅になります。クルマなら、駅でなくても好きな場所にクルマをとめて走り出せる点がメリットでしょう。

クルマのルーフや、後部にキャリアをつけ、自転車を積んでいる人を見ることもあります。車種によっては、車内にも積めるでしょう。スポーツバイクならタイヤを外せば、トランクなどにもある程度は積めます。なかには、フォールディングバイク、折りたたみ自転車を積む人もあると思います。

リアサイクルキャリアサイクルキャリア

遠くの川の河川敷までクルマで行って、自転車で川沿いのサイクリングロードを走るなんてプランも考えられます。行楽地の道が渋滞していても、自転車に乗り替えればスムーズに移動できたりします。どこか、大きな公園などに行って、自転車で散策するのもいいかも知れません。

自転車に乗るつもりがなくても、クルマに自転車が積んであると、何かと便利なことがあります。渋滞を回避したり、河川敷などのクルマで入っていけない道を移動出来たりします。駐車場が見つからない時に、少し離れた場所にとめて、自転車で移動するなんて手も使えます。

自転車キャリアサイクルキャリア

そう考えると、クルマで出かける時、予定がなくても自転車を積んでおきたいくらいです。しかし、使う予定もないのに、ルーフやリアキャリアに積んでおくのは邪魔になったり、不都合もあります。室内やトランクに積めば、乗る人数が限られたり、他の荷物が積めなかったりもするでしょう。

Fordところで、世界的なクルマメーカーとして知られるフォード社は、以前から、クルマに自転車を積むスタイルを、比較的積極的に提案してきたメーカーだと思います。このブログでも、過去にフォードオリジナルのフォールディングバイクや、クルマに積むための電動アシスト自転車などを何度か取り上げました。

クルマと自転車を併用する、俗にいう6輪スタイルによって、クルマの便利さも広がります。都市部に乗り入れる手前で駐車して渋滞を回避したり、乗り入れ出来ない場所、ラスト1マイルの足として便利だったりもします。SUVを活かす提案として、オリジナルの自転車を開発するなどもしています。

クルマに自転車を積んで置くと便利なのは間違いありませんが、かさばる、邪魔になるのが難点です。折りたたみ自転車でも、それなりに場所をとります。目的地で自転車に乗る時以外に、なかなか常に載せておくというのは現実的ではないかも知れません。

Ford Inflatable Bike

そこでフォードは、新しいタイプの自転車を構想しています。なんと、折りたたみ自転車ならぬ、膨らませる自転車、空気を入れて使う自転車です。フレーム部分が特殊な素材で出来ており、空気を入れて膨らませて使うのです。空気を抜いた状態でクルマに収納し、常備しておくことが出来る自転車です。

ゴムボートや浮き輪など、膨らませて使うレジャー用品もあるわけで、言われてみれば、同様に小さくする一つの方法ではあります。でも自転車にこの発想は、なかなか浮かばないのではないでしょうか。このインフレータブル自転車、冗談のような発想にも見えますが大真面目、特許も取得しています。



膨らませるためのポンプは、クルマに専用の装置を装備したり、CO2のカートリッジを使うことを想定しているようです。工具を使わず、ワンタッチで折りたためるようなフォールディングと比べると、何らかのインフレーターが必要になるぶん、頻繁にたたむのには不利でしょう。

ただ、クルマのトランクの底に常備しておき、イザという時に膨らませて使うような用途にはいいかも知れません。特に、従来型の折りたたみ自転車と比べて、よりコンパクトに出来るのであれば、メリットはあります。まだ商品化されてはいませんが、なかなかユニークな発想と言えそうです。

Ford Inflatable Bike

膨らませる時に空気圧を加減することで、フレームの「しなり」を調整するようなことも想定されているようです。走行する場所によって、クッション性を増したり、振動吸収性を高めたりできます。フレームの剛性を調整できる自転車というのも斬新なアイディアかも知れません。

膨らむフレーム部分は特殊な素材、独特の構造が採用されるので、タイヤのようにパンクする心配はないようです。クルマのルーフやリヤにラックを取り付ける必要がなくなるため、邪魔にもなりませんし、空気抵抗を減らし、燃費の向上にもなると説明されています。

Ford Inflatable Bike

おそらく、近年の素材技術などの進歩により、実用に耐えうるレベルのものが視野に入ってきたのだろうと思います。製造コストやニーズ、従来型との比較などもあるでしょうから、実際に製品化されるかどうかは不明です。しかし、これまでの常識を覆すアイディアなのは間違いないでしょう。

自転車の楽しみ方は、いろいろあります。それに応じてさまざまなタイプの自転車が開発されてきました。既にたくさんの種類がありますが、出尽くしたわけではないようです。これからも、まだまだ今までにない新しい発想による自転車、そして楽しみ方が生まれてくるのかも知れません。




昨日は大気が不安定になったようですが、全国的に好天に恵まれているようです。日焼けし過ぎに注意ですね。

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