October 05, 2017

電子化ばかりが進化ではない

自転車用のアクセサリーも進化します。


アクセサリーにも、いろいろなものがありますが、安全のためのアイテムの一つに、バックミラーがあります。自転車に乗る際は安全確認が欠かせません。前方は言うに及ばず、左右、そして後方の確認も重要です。後方を確認するために、バックミラーを使っているという人もあるでしょう。

バーエンドミラーCAT EYE

街を走っていると、後方を確認せずに歩道から車道へ飛び出したり、進路を変更するような人が少なくありません。クルマのドライバーも見ていなかったり、不意を突かれることもあるわけで非常に危険な行為です。もちろん、バックミラーで確認しているわけでもありません。

個人的には、後方を確認せずに進路変更するなんて、怖くてとても出来ません。後方のクルマなんて考えていないのかも知れませんが、よく平気で出来るものだと驚きます。おそらく、徒歩の延長のような感覚で自転車に乗っているため、後方を確認する必要性に思いが及ばず、その動作も身についていないのでしょう。

イージーミラーTANAX

中には、いちいち振り返るのが面倒という人もあるのかも知れません。そんな時、バックミラーを使うという方法もあります。ただ、小さなミラーでは死角も大きく、ミラーの角度によっては確認できないケースもあります。やはり、後方確認は振り返って目視するのが基本であり、安全のためには必須と言えるでしょう。

右折や進路変更などの場合には後方を振り返って目視するとして、それ以外の時、例えば、交通量の多い車道を直進している時でも、後方から追い抜くクルマの存在と挙動を確認しながら走行するのは意義があります。そうした用途にバックミラーは大いに役立つでしょう。

アームミラーREARVIZ

腕に装着するタイプなどもありますが、フレームやハンドルなどに取り付けるタイプのバックミラーを使っている人が多いと思います。自転車本体に装着するバックミラーが一般的だと思いますが、ヘルメットやサングラスなどのアイウェアに装着して使うバックミラーもあります。視線の移動が少ないのが利点でしょう。

私は、このタイプのバックミラーを使ったことがないので、その良さや欠点がよくわかりません。しかし、バックミラーが揺れやすく、鏡面が安定せず、後方が見づらいという弱点があるようです。舗装道路でも細かい振動を拾うことはあるでしょうし、風の影響などもあるかも知れません。

SehenSehen

SehenSehen

さて、そんな弱点を解消するべく登場したのが、“Sehen”です。眼鏡やサングラス、ヘルメットやキャップに取り付けて使うバックミラーですが、振動でブレない、ブレにくいことが特徴です。アーム部分の形状や素材の工夫により、今までと比べ大幅にブレなくなっていると言います。

振動を素早く吸収する素材、構造にすることで、ブレて見えにくいというストレスを解消しています。ミラー部分もガラスではなくアクリル製なので、全体の重量も軽くなっています。眼鏡やサングラスに取り付けても、その重さをなるべく負担にしないための配慮です。

SehenSehen

SehenSehen

ミラー部がガラスのように割れない点も、製品としての安全性のポイントです。取り付け部の形状等を工夫することで、取り付けるアイウェアに傷をつけないような工夫もされています。折れたり曲がったりしない材質なので、例えばポケットに入れておいても壊れないと言います。

以前の、この手のバックミラーは、歯医者が口の中を見るデンタルミラーのような形状が多かったと思います。この、“Sehen”では、その形状も進化し、クルマのバックミラーのように洗練されています。また、ガラスのミラーの、94%の反射率に劣らない、90%の反射率があり、クリアに見えるそうです。

SehenSehen

SehenSehen

なるほど、説明を見る限り、なかなか便利そうです。少なくとも従来製品よりは進化しているようです。ちなみに写真は欧米の右側通行用なので、顔の左に取り付ける形ですが、日本やイギリスなどのように左側通行用の右側に取り付けるタイプを選択することも出来ます。

自転車本体に取り付けるタイプではないので、自転車に乗っていない時、徒歩での使用も出来ます。怪しい人物に尾行されていないか、いちいち振り返らずに確認できます。女性が暗い夜道を帰る際などに、これを装着しておけば安心かも知れません。



建設現場等で作業する人とか、警備員なども使えるでしょう。キョロキョロ周囲を見渡さなくて済むわけです。実際に、歩きながら眼鏡や帽子などにバックミラーを装着している人は見たことはありませんが(笑)、場合によっては、確かに便利かも知れません。

Kickstarter”“Indiegogo”の2つのクラウドファンディングサイトで資金調達し、どちらも目標額を大きく上回ってクリアしています。資金調達というより、販売型のクラウドファンディングです。この調達額を見ると、なかなか大きな支持を得たようです。



最近は、バックミラーの進化型として、動画撮影用のカメラを後方に向けて設置し、ハンドルにマウントしたスマホで確認するような製品もあります。同様の機能を搭載したヘルメットも開発されています。今どきの進化なのでしょうが、必ずしもハイテク化がいいとは限りません。

重量が重くなったり、かさばったり、電子部品で壊れやすかったりもするでしょう。バッテリーなので充電の管理なども必要になります。一方、この“Sehen”のような製品ならば、そのような面倒はありません。ある意味、ローテクですが、それで十分に機能を果たせるならば、シンプルなほうがベターと考える人も多いはずです。



いろいろアクセサリーが増えていけば、どうしても重くなりますし、煩雑になります。クルマのバックミラーも将来は、カメラとモニターになっていくと言います。現在でもリアビューモニターは一般的ですし、クルマならば、重量の許容度も大きいのでいいでしょう。でも、自転車の場合はやはり軽くてシンプルが重要です。

ナビゲーションや、ネット接続やコミュニケーションなど、機能が増えれば、確かに便利かも知れません。最近の自転車アクセサリーの変化の傾向としてはハイテク化です。しかし、何でも電子化するのではなく、知恵と工夫によって使い勝手を向上させていくような、アナログな進化も歓迎されるのではないでしょうか。



まだ公示前ですが、総選挙の構図が変わり情勢は刻々と変化しています。さて、どんな結果になるのでしょうか。

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