May 06, 2018

西洋スタイルと日本式の違い

日本に入ってきた西洋文化はいろいろあります。


それこそ挙げればキリがありません。私たちの生活の中に西洋のスタイルが定着しているものはたくさんあります。洋服とか洋食とか、元々は西洋のものだったけれど、もはやその区別を意識していないものもあります。日本古来のものと、西洋から入ってきたものと、使い分けているものも数多くあります。

結婚式もその一つでしょう。神前式とか仏前式もありますが、今は教会式の西洋スタイルの結婚式のほうが、むしろポピュラーだと思います。白無垢や色打掛、ウェディングドレスと、どちらも着たいということで、お色直しをする、和風と洋風のミックスになった結婚式が一般的かも知れません。

ウェディングドレスを着てチャペルなどで挙げる、いわゆる教会式の結婚式は、キリスト教のスタイル式なので、当然ながら西洋のキリスト教国から入ってきました。しかし、これが西洋のスタイルで、欧米でも同じように結婚式をしているかと言えば、必ずしもそうとは言えません。

日本で結婚式に出席したことのある外国人などに聞くと、日本独特の部分がたくさんあると言います。外国人から見ると、あくまで日本式であり、驚くことも多いそうです。西洋と言っても国によって違いますから、一概には言えませんが、欧米の国と日本の結婚式事情は異なっているようです。

Photo by Shinichi Sugiyama,licensed under the Creative Commons Attribution ShareAlike 3.0 Unported.Photo by Paul Williams,licensed under the Creative Commons Attribution ShareAlike 3.0 Unported.

日本では、いわゆる結婚式場で行われることが多いですが、日本ではどこにでもあるような、「結婚式場」が無い国も多いと言います。私は結婚式事情に詳しいわけではありませんが、専用の商業施設としての結婚式場があるのは日本独特のことのようです。

一つの場所にチャペルがあって、披露宴会場があって、全て一か所で済んで便利ですが、欧米ではそうではありません。日本の結婚式場にあるチャペルは、言ってみればニセの教会であり、神父さんや牧師さんも本職でなかったりすることに、当然ながら西洋人は驚きます。

キリスト教の国の人でも、その教会の信者でないと結婚式は挙げられないのが一般的だそうです。キリスト教徒同士の結婚でも、必ずしも教会で結婚式を挙げられるとは限らないわけです。むしろ入籍が重要視される国もあり、市役所などで結婚式を挙げる場合も多いと言います。

レストランやホールなどでパーティーを行ったりしますが、屋外で行われることが多いのが特徴でしょうか。たしかに、映画などに出て来る欧米の結婚式と言うと、屋外で行われるシーンをよく見ます。とくに専用の結婚式場というのはなく、ガーデン、どこかの庭などが使われることが多いのでしょう。

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日本の一般的な結婚式が、筋書き通りに進むことも驚きのようです。欧米では、DJがいることはありますが、司会進行はいません。スピーチの順番が決まっていたり、ケーキ入刀があったり、すべて一連のプログラムとして決まっているのは独特だと感じるわけです。

向こうでは、家族親族や親しい友人を中心に祝うので、日本のように会社の上司のスピーチなんてありえません。欧米では、ダンスパーティーになることが多いそうですが、日本のように綿密に順序や演出が決まった「式」ではなく、もっとアットホームで打ち解けたパーティーが多いと言います。

日本では参加者が祝う形ですが、欧米では当人達がゲストをもてなします。参加者の服装もラフだったりしますし、花嫁も着替えたりしません。最初のウェディングドレスのままです。ウェディングドレスのレンタルというのも日本独特で、欧米では作るか親から受け継いだりするのが普通だという話も聞いたことがあります。

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ところで、日本での結婚式に自転車が使われるなんてことは考えられません。およそ見たことも聞いたこともありません。場合によっては、新郎新婦の共通の趣味として、演出のテーマに使われるケースはあるかも知れませんが、新郎新婦がドレスのまま自転車に乗るなんてことはあり得ないでしょう。

欧米でも、一般的だとは言いません。でも、あり得ないことではないようです。実際に結婚式で自転車が使われたりしています。わざわざ結婚パーティーで使うために、雰囲気のあるレトロなタンデムの自転車を貸してくれるところもあります。少なくとも、それほど驚かれるようなことではないようです。

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前述したように、屋外で行われることが多いことも、自転車が使われる背景にありそうです。一か所で済む結婚式場ではないため、教会や市役所などから、パーティー会場へ移動しなければならないケースもあるのでしょう。新郎新婦の好みによっては、移動にクルマでなく自転車を使っても不思議ではありません。

日本では、一般的には自転車と言うとママチャリを連想する人が多く、決してカッコいいとか、いいイメージではありません。しかし、欧米では自転車レースが盛んでサッカーと並ぶ人気があります。競技のイメージから、自転車をカッコいいと感じる人も多いのです。

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また最近は、地球環境への負荷を減らすという観点から、サスティナブルな移動手段として自転車は人気があります。運動好きでスマートだったり、健康的なイメージもあり、日本とは違って、自転車そのものに対する印象がいいということもあるのかも知れません。

特にヨーロッパの自転車先進都市に住むような人は、自転車が生活の一部となっていたり、そのようなスタイルに意義や満足を感じている人が少なくありません。スポーツや趣味として自転車に乗る人も多いため、結婚パーティーの演出やテーマに使われることもあるのは不思議ではありません。

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実際に、結婚パーティーのために、自転車をモチーフにした演出や、そのためのアイテムを提供するサービスを展開する会社もあります。あえて言うならば、自転車が使われてもおかしくないか、考えられないかも、欧米と日本の結婚式の違いと言えるかも知れません。

決して、結婚生活がサスティナブルになるようにとのゲン担ぎではないようですが(笑)、日本とは自転車に対するイメージが違うのは確かでしょう。自転車も明治時代に西洋から入ってきたことで普及したわけですが、日本では日本独自の進化をしたと言えそうです。

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日本人は、西洋のものを取り入れて、日本に従来からあるものと融合させる和洋折衷が得意です。教会式で西洋スタイルだと思っていた結婚式が、実は日本独特なのも驚くことではありません。よく知られているようにクリスマスも、バレンタインも、ハロウィンも日本では、日本独特の行事になっています。

海外から取り入れ、それを消化して独特の文化にしてきたのが日本のスタイルですし、それを否定するつもりはありません。ただ、結婚式にせよ、自転車にせよ、日本では欧米とは違う見方やスタイルになっていることがあるのは知っておいても良さそうです。




大型連休も最終日です。一部雷雨や突風もあったようですが、比較的天気にも恵まれたのではないでしょうか。

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