May 21, 2018

屋外での食事が美味しい理由

風薫る5月、いい陽気になってきました。


自転車に乗るにもいい季節ですが、そうでなくても外に出かけたくなる時期でしょう。アウトドアのスポーツで汗を流すもよし、ピクニックやハイキングに出かけたくなる人もあると思います。どこかでバーベキューでもしたいなという人もあるに違いありません。

私のインドア派の友人の中には、バーベキューなんて、何故わざわざ外でホコリをかぶった肉を食べなきゃならないの?などと言う人がいます。日焼けするし、いろいろ準備が面倒だし、足りないものがあったりして何かと不便だと言うのです。たしかに屋外で活動するのが嫌いな人もいますが、私は同意できません。

スーパーで買った普通の肉や野菜なのに、野外で食べるだけで、なぜあんなに美味しいのでしょうか。いつものおにぎりだって、外で食べるだけで美味しく感じます。青空の下でコーヒーを入れて飲むだけでも、格別の一杯を味わえたりします。そんな経験のある人は多いのではないでしょうか。

Knister GrillKnister Grill

ただ、いざBBQをやるとなると、たしかに準備に面倒な部分があるのは否めません。設備の揃ったバーベキュー場を予約する手もありますが、いい時期はどこも予約でいっぱいです。ちょっとした広場のある公園とか、近くの河原や海岸などでやるためには、必要な機材や食材などを自分で持って行く必要があります。

もちろん、クルマを使えば運搬は可能ですが、駐車場など制約も出てきます。気が向いたら、さっと出かけて、いつでも気軽にバーベキューが楽しめたら、と思う人もあるでしょう。自転車で近所に行くなら手軽ですが、バーベキューコンロや燃料、食材などをどう運ぶかという問題があります。

何とか、もっと気軽にバーベキューを楽しめないものかと考えた人たちがいます。バーベキューが目的ならば、わざわざ遠くへ出かける必要はありません。自転車で行けるくらいの場所でも十分です。それならば、自転車でもっと簡単に道具を運べるようにすればいいという結論に至りました。

Knister GrillKnister Grill

出来たのが、“Knister Grill”、自転車で運べるバーベキューコンロです。専用の金具を使って、自転車のハンドルバーに取り付けることが出来ます。コンパクトなグリルなので、ロードバイクのドロップハンドルも含め、ほとんどのハンドルバーに取り付け可能、しっかり固定されます。

スポーツバイクの場合、後部に荷台がない場合がほとんどなので、荷台に取り付けるよりも汎用性は高いでしょう。開発者の人たちは、もし普通の市販のハンドルで適合しないものがあったら、適切な取り付け金具を無料で作成するか、全額返金すると明言しています。

Knister GrillKnister Grill

Knister GrillKnister Grill

この“Knister Grill”、移動する際には、中に炭や食材を入れて運ぶことが出来ます。そして、バーベキューをやる場所に到着し、取り外して、実際に焼く段になると、グリルが倍に近い大きさにまで拡張出来るようになっています。49x23cmの大きさにまでなるので、数人で囲んでも充分でしょう。

ピクニック・バスケットのような持ち手は、コンロの足になります。左右には別に取っ手もついています。食材を載せて焼く網、ラックの部分はステンレス製で、肉用と野菜用に、隙間の幅が違うものが用意されています。カットしたチェリートマトやズッキーニ、オニオンなどが中に落ちてしまうことはありません。

Knister GrillKnister Grill

Knister GrillKnister Grill

もちろん、自転車でなくても使うことは可能です。電車やバスで出かける時は、ピクニックへ行くバスケットのように持ち運ぶことが出来ます。そして、グリルには特殊なコーティングをして、汚れを落ちやすくすることにこだわりました。プレートは食洗器に入れることも可能です。

グリルには1袋、炭のパックがついています。グリルの中に納まる大きさですが、拡張して使っても足りるだけの炭が入っています。パッケージの袋は特殊なリサイクルダンボールで出来ており、着火剤がなくても炭に火がつきやすいように工夫されています。

Knister GrillKnister Grill

Knister GrillKnister Grill

この炭のパックは消耗品ですが、オンラインショップで追加購入できます。もちろん市販の炭を使っても構いません。バーベキューが終わり、消火したら、グリルの本体は4分以内に冷えるので、持ち帰るために、すぐハンドルに取り付け可能です。従来の携帯用グリルの使いにくいところは、いろいろ改良してあります。

今年7月の発売に向け、クラウドファンディングサイトでもキャンペーン中です。ドイツとポーランドで、可能な限り、環境負荷の小さい材料と少ないエネルギーで製造されることになっています。全ての部品は分解してリサイクル可能です。自然の中で楽しむものですから、なるべく自然に負荷をかけたくないのです。

Knister GrillKnister Grill

Knister GrillKnister Grill

このグリルを開発した、Carolin Kunert さんらのグループは、ミュンヘンの大学で工業デザインなどを学んだ友人たちです。Justus Rudolf さんはマーケティングを専攻しました。彼女たちは、“Knister”を立ち上げ、それぞれ得意分野を生かして仕事を分担しています。

“Knister Grill”は、デンマークのオーデンセで行われた、スタートアップのコンペで優勝したアイディアでもあります。自転車用のバーベキューグリルと言うと意外で、ジョークか奇をてらった製品かと思ってしまいますが、そうではありません。彼女たちが生活の中で、とても不便に感じていた部分なのです。

Knister GrillKnister Grill

Knister GrillKnister Grill

既存のグリルは重くて大きく、クルマはともかく、自転車で運ぶのには全く向いていませんでした。もっと気軽にバーベキューを楽しみたい人はたくさんいるのに、いい方法がありませんでした。そして、彼女たちはサイクリングが大好きで、いつも自転車に乗っています。

こうした条件が重なれば、“Knister Grill”の誕生は必然だったのかも知れません。、Carolin Kunert さんによるポータブル・グリルのアイディアを聞いて、Justus Rudolf さんらがすぐ熱狂的に支持したのも、同じ不満を感じていたからなのです。



屋外で食事をするのは、たしかに準備が面倒だったりする面はあります。しかし、準備してわざわざ野外に出かける、ちょっとした非日常性が食事を美味しくするのでしょう。仲間とやるバーベキューは楽しいですし、輝く太陽や爽やかな風は最高の調味料です。この季節、野外に出かけない手はないと思います。




藤井6段は7段昇格しました。大谷選手は4勝目ですか。将棋もメジャーリーグも痛快ですが、日大アメフトは..。

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